2016年10月31日月曜日

なおの英語が聞き取れない?

アメリカに滞在して7ヶ月、なおの喋る英語が聞き取れなくて、聞き返すことが増えてきた。

もともと、会話というのは、相手が何を期待しているか予測して喋らないと理解してもらえないのだが、なおはそのあたりの理解が弱く、考えていることを脈絡もなく、ぽんぽんと喋ってくる。

今までは、なおが見ているビデオ、読んでいる本を共有することで、だいたい何を話しているか瞬時に判断することができたのだが、最近はビデオですら一緒に見ないことが多いので、分からなくなってきてもしかたがない。

使っている語彙が進化してきた、という側面もある。

なおが読んでいる本も、ブックレベルが5.0以上、つまり5年生向け以上のものがほとんどになってきた。このレベルだと、私が読んでいても知らない単語が出てくることがある。

さらに、日本にいたときと違って、小学校や習い事など、私の見ていないところでずっと英語に触れているのだから、当然といえば当然。

喋るスピードも速くなってきた。お友達にも喋るのが速いと言われることがあるそうだ。発音がはっきりとせずわかりにくいまま、速く喋るので、あまり良いことではない。が、このあたりになってくると、私が指導できる範囲を超えてしまっているのが、悩みどころ。

私が聞き取れないとみると、日本語で繰り返してくれるようになって、微妙な気分だ(笑)

日本に帰ったらオンライン英会話でも始めて、矯正する必要がありそうだ。

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2016年10月29日土曜日

なお、クラスメイトに日本を紹介する

5年生の担任の先生が日本びいきだったのは本当にラッキーだったと思う。

この前は、授業中に日本を紹介する時間を作ってもらったそうだ。"extra credit"をあげる、とご褒美に釣られて、なおはホクホクとしながらスライドを作っていた。私はハードディスクのフォルダを漁って、使えそうな写真や動画を発掘する羽目に。

"extra credit"というのは、必須の課題とは別に何かやることにより、追加点がもらえるというもの。留学中に良く聞いていたので大学でありがちなのは知っていたが、小学校でもあるとは思わなかった。

どの科目に何点プラス、とか具体的に言われたわけではないようだが、「ただ」で何かやらされるというよりは、ご褒美があった方が、それは熱が入るというものだ。

なおは、自分の(短い)半生を、住んでいた地域とともに紹介していた。日本語の文字についてや、お祭りなどについても。

2歳ぐらいのヨチヨチした動画を見せたら、主に女子が「カワイー」という歓声を上げたので、なおは「ここに立っている人間と同一人物ですよ!」と言って笑いをとったとか。

そして、定番の折り紙を配って、色々と作って見せたりしてクラスメイトに感心され、鼻高々。

折り紙関係では、日本から持ってきたこちらが大活躍。こちらでは折り紙があまり安く売っていないので(クラフト系のお店にあるが、高い)、これでコピー用紙から折り紙を作って、さらに自分で色をつけましょう、といったことをしているようだ。

おりがみ工場 ブルーおりがみ工場 ブルー




また、ワークが早く終わってしまった子のために、先生が配ったプリントがローマ字のもので、なおは先生役を務めているらしい。

なおのクラスでは、朝教室に入ったらまずワークをやることになっている。筆記体の英文をなぞって、単語を何回か書いて練習するといったもの。すぐ終わってしまう子がいるので、まあ暇つぶしとしてこういったプリントを配るのだろう。



元々、クラスで1人だけ日本人、とかそういった特別な立場が好きなので、こうした機会を与えられると大喜び。

毎日かなりの時間を使う小学校で楽しい時間を過ごしていると、やはり家にいるときもムードが全然違う。このまま帰国まで楽しく過ごせれば、アメリカ滞在は楽しかった、と言ってもらえそうだ。

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2016年10月28日金曜日

週間読書記録(10/17-10/23)

この前、なおの読んでいる本が把握しきれなくなってきた、と書いたが、記録自体のモチベーションが微妙に下がっている(週間読書記録の記事は閲覧数が少ない)。

後で参考にしてくれる人は絶対いるはず、と思いつつも、高学年まで親子英語を続けて、しかも男の子で多読を中心に、というケースばかりではないので、どんどんニッチになっていく。本の好みも、男子といっても千差万別だし。

最近は、なおの読む本を私が読まないので、内容についての紹介がほとんどないのも良くないのかもしれないが、読む速度がまったく追いつかない。

ともあれ、この週は"The 8th Continent"というシリーズを開拓した。

図書館から1巻目を借りたら、読んだ後続きをねだられた。まとめて借りてきたら、1冊あたりの語数が少なくて軽めで読みやすいらしく、すべて読破。

男の子の兄弟が活躍する、スラップスティックな物語っぽい。なおによると、4つ星評価!バトルがあって、コメディチックで楽しいとか。

The 8th ContinentThe 8th Continent
BL 5.2
49,182語


Welcome to the Jungle (The 8th Continent)Welcome to the Jungle (The 8th Continent)
BL 5.1
48,514語


Born to Be Wild (The 8th Continent)Born to Be Wild (The 8th Continent)
BL 5.2
37,152語


We Built This City (The 8th Continent)We Built This City (The 8th Continent)
BL 5.1
39,784語


もうひとつ、このシリーズも読んだ。が、なおの評価は今ひとつ。お勧めできないそう。

Galaxy's Most WantedGalaxy's Most Wanted
BL 5.2
28,190語


Galaxy's Most Wanted #2: Into the DorknessGalaxy's Most Wanted #2: Into the Dorkness
BL 5.2
29,520語


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2016年10月27日木曜日

4年生にもなって、幼児絵本?

最近、Netflixでなおがはまっていたのが、こちらのビデオ。

リロイ&スティッチ [DVD]リロイ&スティッチ [DVD]


さらに元の「リロ&スティッチ」なども見た後、突然スティッチのイトコたち「試作品」の図鑑が欲しいと言い出した。

色々探して、見つかったのがこちら。絶版になっているが、Kindle版なら入手可能。

エイリアンがいっぱい! スティッチ 全キャラクター大事典 (ディズニー幼児絵本(書籍))エイリアンがいっぱい! スティッチ 全キャラクター大事典 (ディズニー幼児絵本(書籍))


幼児絵本だが、珍しく日本語の本が欲しいと言い出したので、買ってやった。あっという間に読み終わってしまったが、よしとしよう。

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2016年10月26日水曜日

10月の家庭学習まとめ

アメリカ滞在7ヶ月目もほぼ終わり!家族でも、帰国後の話をするようになってきた。

朝の勉強:30分ぐらい

 漢字:5年生の書き (JAKKA)
 国語:グレードアップ問題集 小4国語 漢字・言葉 (終了)
     グレードアップ問題集 小4国語 読解(New!)
     10才までに覚えておきたいちょっと難しい1000のことば ジュニア版 (継続)
 算数:予習シリーズ算数 演習問題集(下) (継続)
 英語:Wordly Wise 3000 Grade 5 (継続)

グレードアップ問題集の「漢字・言葉」は、漢字の箇所を飛ばして(また別の機会にまとめてやる)、語句問題だけ終わらせた。次は「読解」へ。難易度的には予習シリーズの基礎演習問題集よりもぐっと簡単で、問題も解きやすい。かといって、なおの場合、すべて簡単に正解!というわけにはいかないので、悪くない。

Z会グレードアップ問題集 小学4年 国語 読解 (Z会小学生わくわくワーク)Z会グレードアップ問題集 小学4年 国語 読解 (Z会小学生わくわくワーク)


グレードアップ問題集は、教科書レベルよりちょっと上、という難易度と、的を外した問題や奇問が少なくて気に入っている。5年生向けも出たようだ。



午後の勉強:10分ぐらい
時間があるとき、これらのうち、どれかをやる。スタディサプリは退屈だといって見るのを嫌がることが多いので、あまり進まず。それでも、地道に続けて、理科の基礎編は24単元のうち残り3つ。年度内に応用編を終わらせるのは無理かな。



不定期: 
一昨日記事にしたが、異様に易しい。公文はマイクロステップで簡単なところから始めるが、その最初の部分をドリルにした感じ。



夜の勉強:20~30分ぐらい

 漢字:6年生の読み (JAKKA) &
     4年生の書き (JAKKA)
 算数:英語で分数 (終了)
     スタディサプリ 5年生 算数 応用 (継続)
 国語:予習シリーズ国語4年 基本演習問題集(下) (終了)
     スタディサプリ 5年生 国語 基礎 (New!)

スタディサプリの算数応用は中学受験向けの算数をベースにしているが、難易度が低め。四谷大塚の予習シリーズとはちょっとカリキュラムが違って、一部違う内容になっているのが面白い。

そして、とうとう予習シリーズ国語の基本演習問題集が上下とも終わった!メインテキストよりも取っつきやすいので助かった。次は、難易度がぐっと下がるが、スタディサプリの国語へ。解説ビデオは見ず、問題を解くだけ。

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2016年10月25日火曜日

イギリスの優秀な子ども達は何を読んでいるのか

ひょんなことで発見したイギリスの子ども達の読書についての報告書、"What Kids Are Reading"がなかなかに面白かった。

このレポート、協賛しているのはルネッサンス社で、ここで本を紹介しているときに添えている数字、Book Level (BL)は、前回の米国滞在のとき小学校で使っていたシステム、"Accelerated Reader"の開発・運営元だ。そのため、この報告書で使われている本の難易度の指標はBLと同じものでわかりやすい。

優秀な子ども達(実学年より2学年以上のものを読んでいる)の読んでいる本がリストされていて、これがなかなかに気になる。

Year 5の場合、トップ5はこんな感じだ。
  1. Awful Auntie 5.0
  2. Diary of a Wimpy Kid: The Long Haul 5.4
  3. Harry Potter and the Philosopher’s Stone 6.0
  4. Diary of a Wimpy Kid 5.2
  5. Harry Potter and the Chamber of Secrets 6.7
1位は聞いたことがなかったが、イギリスでのヒット作なのだろう。

Awful AuntieAwful Auntie


しかし、1位を除いて見事にWimpy Kidとハリポタが占めている。ハリポタは映画もあるし何よりも知名度が高く、Wimpy Kidは難易度の割に短くて読みやすいのが良いのだろう。

10位まで見てもWimpy Kidとハリポタばかりで、1冊だけ上の本の作者、David Walliamsによるものがある。

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2016年10月24日月曜日

このワークブックは駄目だった。あまりにも…

日本では小4の1年間を丸ごとアメリカで過ごすことになるので、少しでも学校の勉強のサポートに、と問題集をいくつも持ってきた。

ふだん、朝晩の勉強で使っているワークブックとは別に、時間があるときにやるために追加で持ってきたものがいくつかある。

暇をもてあましたとくに、ちょっと特別なご褒美(追加でビデオゲームとか)と引き換えにやるもので、今月はこちらを使い始めた。

4年生の文章の読解 (くもんの小学ドリル 国語 文章の読解 4)4年生の文章の読解 (くもんの小学ドリル 国語 文章の読解 4)


この「くもんの小学ドリル」にびっくり!

なんというか、驚くほど難易度が低い。教科書レベルよりもさらに下!

たとえば、「けんじが、お父さんをむかえに駅へ行きました。」という例文に対して、設問が「『だれ』が、お父さんをむかえに行きましたか。」というもの。解答欄には「(   )が行きました。」とあって、答えは「けんじ」。

今まで多くのワークをやらせてきたが、これは異次元(笑)

出発前にネットで適当に国語のワークを探していて、見つけて注文したのだが、大失敗だった。

以前やった「毎日のドリル」も簡単だとは思ったが、これは次元が違う。

市販の問題集には難易度にかなりばらつきがあって、しっかり問題集を選ばないといけない、という当然のことを思い知らされた。

まあ、これはあくまでもメインではなく、追加でやる分だったのが不幸中の幸いか。

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2016年10月23日日曜日

なお、swim meetでがんばる

秋から、なおはYMCAのスイミングチームに参加して、週に2回練習している。一応参加資格としては50ヤード、つまり約45メール止まらずに泳げること。

参加するまでまったく知らなかったのだが、チームに参加すると週2回の練習だけでなく、swim meetなるイベントに参加しなくてはならない。

どんなものなのかさっぱり分からないまま参加したが、要は記録会のようなものらしい(全米水泳協会の解説)。

なおの所属するYMCAの場合、地域のYMCA3カ所が合同で共同で競泳し、タイムを競うというもの。

一応、春から夏までYMCAの普通の水泳レッスンに参加してきて、50ヤードのチェックもクリアしてからチームに参加しているのだが、練習を見ていると途中でへりに捉まったりして泳ぎ切らないことがかなり多く、正直この会へ参加させるのは気が進まなかった。

だが、義務は義務、ということで昨日参加してきた!

なおは50ヤードフリースタイル、200ヤードメドレー(背泳ぎ)、50ヤード背泳ぎ、200ヤードリレー(フリースタイル)の4種目に参加となった。

そう、まだクロールと背泳ぎしかできない(^^; 日本だと、このレベルの子がタイムを競うというのはあり得ないと思うのだが、さすがアメリカ。

親としては正直はらはらだったが、結果、すべてきちんと泳ぎ切った!

メドレーでの背泳ぎこそ、他の選手に大差をつけられてのゴールだったが、他はそこそこ勝負になっていた(勝ったとは言っていない)。



レースの待ち時間が結構長く、子ども達の多くがタブレットやスマホで遊んでいたのが非常に印象的だった。本を読んでいる子もいたが、ほんの一部。

なおにはKindleを渡して、読書で暇つぶしをしてもらった。こういうとき、ゲームのできない端末であるKindleは助かる。

今学期のswim meetは後2回。次はさほどハラハラせず見ることができそうだ。

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2016年10月22日土曜日

最近のビデオ視聴

アメリカに来てからというもの、ナルトに始まり、ワンピースやコナンといった日本のアニメを中心に見てきた。

最近は、一応親のアドバイスというか、お勧めが効果がないわけではないのだけれど、基本、自分の好みのものしか見ない。

Netflixで見ることもあれば、アメリカ向けの無料ストリーミングサイト、viz.comで見ることもある(CMがかなり入る)。

ワンパンマン、フェアリーテイル、さらにはソードアートオンラインやアクセルワールドといったアニメを見てきた。

日本語への接触を増やすためには、日本のアニメは有効なので、こちらとしては願ったりかなったりという感じ。後5ヶ月ほど、これを続けよう。

英語の方もまったく見ていないわけではない。

最近、はまっていたのが、フィニアスとファーブ。

ものすごく集中してみていたのが6歳のころ。会話のスピードが速いし、内容的にも、完全に理解するには10歳の今が適齢期かもしれない。

そして、もう一つはまったのが、"Mr. Peabody & Sherman"の新TVアニメ。

2014年版の映画についてブログで紹介したのが1年前で、この前cottonさんからコメントをいただいていることに気がついた。最近、CSで放送されていたそうだ。劇場公開はなかったが、日本でもDVDが発売されている。

天才犬ピーボ博士のタイムトラベル(特別編) [DVD]天才犬ピーボ博士のタイムトラベル(特別編) [DVD]


色々調べてみたら、なんと新しいテレビアニメ"The Mr. Peabody & Sherman Show"が2015年に制作されていて、しかもNetflixで見られる!

毎回タイムマシンを駆使するので、親としてはちょっと歴史的なことに触れてもらえるという期待があるし、なおとしては毎回しょーもないダジャレをMr. Peabodyが連発するという楽しさが。

この前、シーズン1を一気に見ていた。



それにしても、もう少し教育的なものにも誘導せねば、と思わないこともない。まあ少しでもがんばってみよう。

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なお、セーフティ・パトロール隊に志願する

Wimpy Kidファンなら知っているであろうアメリカの学校でのセーフティ・パトロール。

小学校で募集があったらしく、なおも応募して、無事選ばれた!(一応、「選ばれました」という手紙が届いたが、落ちた人がいたのかどうかは謎)。

ただ、仕事は割と単純で、校内でたすきをかけて立って、走っている子がいたら注意するだけ。

まあ、Gregが通っていたのは中学校だし、学校・学区によっても違うだろう。

初日はなおのたっての願いで少し早く学校に行き、ちょうど学校の前に立っていた校長先生に話を聞いた。

すると、特に早く登校する必要はなく、普通にバスで行けば良いとのこと。

スクール・バスに乗らなくてもすむと思っていたなおは、がっかり。

なおはスクール・バスに乗りたがらず、学校に車で送ってもらって欲しがっている。別にバスの中で嫌な思いをするとかそういうことではなく、単にバスが遠回りをするのが嫌なようだ。また、早く学校に着いたら格好いい、とかそういう良く分からないことを言っている。

実際には、バスに拾ってもらうのが8時43分、着くのが9時5分。車で行くと、8時45分に家を出て8時55分に到着。9時ジャストまで車の中で並んで待機して、なおが車を降りるのが9時2分。実のところ、そんなに時間に差はない。

先学期は毎日バスで行ってきたが、今学期からは大きなドラムセットを持って行く必要のある木曜日だけ送っている。一応、ドラムセットを持ってバス通学ができないわけではないのだが(ドライバーの方が乗り降りを手伝ってくれる)、まあ少しだけなおの希望を叶えることにした。

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2016年10月21日金曜日

ロゼッタストーンがなんと半額!

ロゼッタストーンというのは、20年前からある定番の言語学習ソフトで、昔北米行きの飛行機に乗ると、必ずといっていいほど機内誌に宣伝があったものだ。特徴は、スタンドアローンで自学でき、他の教材を基本的に必要としないこと。

レベル的にはまったくゼロの状態から、最終的には英検でいえば3級~2級ぐらいまでの語学力を身につけることができる。

最近は「ロゼッタ・ワールド」と称して、オンラインレッスンも含めたサービスを展開しているようだけれど、ここではオリジナルのソフト(レベル5までのフルバージョン)の話をしよう。


このロゼッタストーン、数年前、私が買ったときは5万円で売られていたが、じわじわと安くなってきている。

2014年にアメリカに来たときは、セールで$200、つまり2万円強だった。現在は米Amazonでは定価レベルで$170まで落ちている。

そして今、ソースネクストが販売しているダウンロード版のロゼッタストーンが23日まで13,796円!英語も含めて全24言語、すべてこの値段らしい。

こういったコンテンツは一度作ってしまえば、後は売れば売るほど儲かるので、時間が経つほど安くなっていくのは当然の話だ。



ちなみに、使い勝手はどうかというと、これだけで新しい言語をゼロから学ぶためにはかなりの忍耐力を要求する。

我が家で使っているのはフランス語版で、親子で挑戦中だ。

親子といっても、私はレベル2の途中でちょっと休憩中(^^; 完全になおに抜かれてしまった。なおは、私を追い越してしまったので、今は復習に時間を使っている。

毎日5分ぐらいしかしないので、実のところ、何か意味があるのか最近悩んでいるほど。

本当は、私がもっと先に進んで、なおに発破をかけるか、別の起爆剤を用意して、密度の高い学習をしないと、新しい言語は身に付かないのでは、と思わないこともない。



なおの様子を見ていて感じるのは、本来、大人を想定して開発されたこのソフトを十分に使いこなすには、だいたい10歳ぐらいにならないと難しいのではないか、ということ。

ソフトの設定で、なおは話す・聞く・読むだけで、書くレッスンはスキップするようにしているが、それでも大変そうだ。

レベル1ならまだいいのだが、レベル2になってくると、かなり長い文章をリピートしなくてはならなかったりする。これが小学校低学年だと厳しい。

発音に関しても、「子どもは発音の天才」などと言われることもあるが、すくなくともなおを見ている限りでは、ぱっと聞いた外国語を真似して繰り返すというのは低学年の頃はかなり難しそうだった。

ようやく最近、私と同じ水準でリピートができるようになってきた。



また、出来が良いとはいっても所詮はソフトなので、発話の聞き取りの精度には限界がある。こちらがいくら上手く発音できていると思っても、どうしても認識してもらえないことも。もちろん、フランス人が回りにいないので、発音を矯正してもらうこともできない。

そのあたり、妥協して学習できないといけないので、そういう意味でも子ども向けではない。



学習者をかなり選ぶものの、やる気のある大人がまったく新しい言語をゼロから習得しよう、という際には、非常に有力な教材だと思う。

私自身、なんとか続けてロゼッタストーンだけでどこまでいけるのか試してみなければ。

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2016年10月20日木曜日

現地校での英語の勉強

授業を受けている様子を見たことはないので、必ずしもすべてを把握しているわけではないのだが、英語の授業について書いておこう。

英語の授業は毎日2コマ、"Reading"と"Language Arts"がある。

持って帰ってくるプリントを見ていると、"Reading"では図書館などで本を借りて、"Main Characters"や"Setting"について考えさせたり、理解を問う一般的な問題に答えたり(「誰の視点で書かれていますか」「タイトルはどこから来ていますか」)、分析させたり(「この物語で起きたことが現実でも起こりえますか」)している。

"Language Arts"の方は、今は文法ではなく、ボキャブラリーのワークブックをやっている。先生からコピーしたプリントが渡されるのでどのワークかわからないが、毎週15個の単語があって、これに関連した文章を読んだり、問題を解いたりする。

単語はさすがに難しくなってきていて、先週はannual, billowy, breathtaking, convenient, dense, distant, ebony, genuine, luminous, perilous, sincere, spectacular, spotless, unique, wondrousの15個。レベル的には"Wordly Wise 3000"のレベル5より少し易しいだろうか。

毎日1枚ずつぐらいワークをして、金曜日にはスペリングのテストがある。自宅ではまったく勉強していかないが、スペリングは得意なようで、だいたい間違えても一つぐらい。

また、決められた題で作文を書いたりしているようだ。

ずば抜けてできる優等生!という感じではないが、可も無く不可も無く、お気楽にやっているようなので、これでいいのだろう。

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2016年10月19日水曜日

最近読んでいる本が把握しきれない&週間読書記録(10/10-10/16)

ふだん図書館からなおが好きそうな本を借りてきて部屋においておくのだけれど、ヒット率はそう高くなく、そのまま返却してしまうことも多い。

ただ、先週から今週にかけてはヒットすることが多かった。もう少し雑食系の読書に目覚めてくれるといいのだけれど。

今週読んでいたのはこちら。

Galaxy's Most WantedGalaxy's Most Wanted
BL: 5.2
28,190語


Galaxy's Most Wanted #2: Into the DorknessGalaxy's Most Wanted #2: Into the Dorkness
BL: 5.5
29,520語


タイトルといい、表紙のイラストといい、いかにもなおに受けそう。実際に読んでみたところ、「まあまあ」だそうだ。

他にも学校で適当に読んだりしているようだが、あまり把握できていない。

それから、空き時間があるとKindleで再読をしていることが多い(パーシー・ジャクソンが多い)が、これも把握できず。

そのうち、自分で本を探して読むようになっていくと、この週間読書記録もさらに難しくなっていきそうだ。

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2016年10月18日火曜日

早くもFun Friday参加の危機…

まだ月末まで2週間も残っているのに、後2回クリップダウンされたらFun Fridayに参加できなくなってしまう、という状態で迎えた今週。

月曜日、いきなり提出物を忘れて、クリップダウン!

小学校でやったテストの類いは、持って帰ってきたら親が確認し、「見ました」と署名して先生に提出しなくてはならないのだが、それを忘れた。

これはいつも私がサインしてリュックに放り込んでいるのだが、今回は忘れていた(^^;

言い訳をすると、どのテストに親がサインする欄があるのか、少し分かりづらいのだ。何枚も持って帰るが、サインをして提出するのは、単元毎のまとめテストだけ。

のび太のようにテストが返ってきても隠して親に見せない子のための対策だろうが、正直面倒くさい。しかも、今の学校ではオンラインシステムにログインすることによって、各単元でのテスト結果をすべて見ることができるようになっているので、余計不要に感じる。

今月の後2週間、クリップダウンなしで過ごすのは至難の業だ。

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2016年10月16日日曜日

小学校のFun Friday

なおのクラスだけかどうかわからないが、新学年が始まってから、クラスで"Fun Friday"なるものがあるそうだ。

月末にある"Fun Friday"に参加できると、外でキックボールで遊んだり、コンピューターゲームをしたり、映画を見たりできるらしい。

丸一日ではなく、最大2時間程度。

参加資格というのがあって、これは宿題を忘れたり、不適切な行動をしたりするともらう"clip down"が3つ以内であること("clip chart"で画像検索をすると具体的に分かるが、ここで出てくるものとクラスで使われているのはまったく同じではないらしい)。

3つを超えると、"Fun Friday"に参加できず、"Red room"に送られるらしい。まあ、単に読書をするだけらしいが。

なおは9月、いきなり3つまで"clipped down"されてギリギリ(笑) でも、ぎりぎりなんとか参加できたようだ。

今月ももう2つもらっているようなので、正直最後まで生き残れるか怪しい…。

だいたい、クラスで何人かは"Red Room"行きになるらしい。



これとは別に、クラス単独でミニ・ファンフライデーもあり、休み時間が余計にもらえたり、なんでも本を読んで良い時間があったりする。このとき、毛布を持って行ってくるまって読んだりもできるそうだから、なんとも自由だ。

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2016年10月15日土曜日

Rick Riordanの新刊:週間読書記録(10/3-10/9)

最近は週間読書記録の記事の閲覧数が他の記事よりも、閲覧数がかなり低くて、読んでくださるみなさんの関心が薄いのが分かる(^^;

まあ、成長するにしたがって読書の好みは細分化していくので、小学校中学年ともなると、幼かったころのように、あの家庭で使ったから、うちでも使ってみよう!と思ってもうまくいかなくなってくる。

なおの好みはファンタジー系、ギャグ系で、この狭いジャンルから外れると読まないことが多い。

そんななおの一番のお気に入り作家は、やはりRick Riordan。この週、Magnus Chaseのシリーズの新刊が発売された!

ずっと前からなおが楽しみにしていたので、Kindle版を予約購入しておいた。

Magnus Chase and the Gods of Asgard, Book 2 The Hammer of Thor (International Edition)Magnus Chase and the Gods of Asgard, Book 2 The Hammer of Thor (International Edition)
BL 5.1
111,544語


これは瞬殺、という感じで一瞬で読んでしまった。

Rick Riordanのパーシー・ジャクソンシリーズは、今過去記事を見ると1年前に読み始めたようだが、かなり再読している。Kindleで読むものがないと、かならず決まって、パーシー・ジャクソンのどれかを読んでいる。

好きな本に出会うというのは素敵なことだ。



ふと気がついたのだが、読んでいる本のBL(ブックレベル)を見ていると、3, 4年生の頃は5.0(5年生相当)とか、しばらく前までは少し早いんじゃないかな、と思われる本を読んでいたが、最近はだいたい5.0前後が多い。この新刊もBL5.1なのでちょうどぴったりだ。

おそらく、児童文学のターゲットとして、小学生高学年(5年生まで)で読めるもの、というのを想定しているからだろう。なおが現在楽しく読めるのは、だいたいこれぐらいのブックレベルにおさまることが多い。

ふと気になって、Grade 6向けのお勧め図書をぐぐってみたら、"Popular 6th Grade Books"を紹介しているページを見つけた。

単純に読んでいる人が多いというだけでランキングされているようだが、なおは最初のページの50冊のうち、22冊読んでいる。Rick Riordan率が異様に高いのと、Wimpy Kidもまだまだ人気だ。

このリスト、なおの好みとかなり合っているので(単になおの好みが一般的だともいう)、次の1冊に困ったらこのリストの上から順に読んでないものを借りてくるのも良さそうだ。

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2016年10月13日木曜日

アマゾンのプライム会員向けサービスがだんだん複雑に

この前、日本のアマゾンで始まった、一部の電子書籍が読み放題になる"Kindle Unlimited"は、米Amazonでも以前から存在する(1年ぐらい前に試してみた)。

米Amazonでは、さらに新しいサービスとして、"Prime Reading"なるものが始まった。

これは同じような読み放題サービスだが、プライム会員であれば追加料金なしで利用できる。同時に10冊までダウンロード出来るのはKindle Unlimitedと同様。

ただし!本のセレクションはさらに限定されている。

さっそく、どんな本があるのか調べてみたが、かなーりいまひとつ。ひとつ、これは!と思って見つけたのがこちら。

Darth Vader and SonDarth Vader and Son


一時、親子英語ブログでも話題になっていたが、そのとき手を出し損ねたので、ちょうど良いということで読んでみたら、やはり面白い。娘ちゃんバージョンも読める。

ただ、なおに読ませるという視点で考えるとあまり良さそうな本がなかった。

一応アメフト関係とか、ジョーク関係もなくはないが、図書館でいくらでも良質な洋書が手に入る現在はあまり必要のないサービスだ。

日本に帰ったら少しは役立つかもしれないが、でもそうなるとPrime会員に入る必要性がなくなる。

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2016年10月11日火曜日

夢破れて…

この前書いた児童会長への立候補だが、予備選の結果、見事に砕け散ったらしい(^^;

上位3人に残れなかった立候補者達は、それぞれ何票獲得したか公開されないので(その方がそりゃいいだろう)、惜しかったのかどうかもわからない。

なおはクラスメイトに聞いて回って「何票獲得したからいける!」みたいなことを言っていたが、読みが甘かったようだ。

そもそも、なおは人を率いたりするタイプでも、慕われるタイプでもない。学業こそそこそこだけれど、立ち位置は大将ではなく「面白い子」なので、さすがに会長は無理だろう(^^;

なおはあまり詳しく話してくれないが、この選挙絡みでクラスでも色々なドラマがあったようだ。

さすがに結果が分かった直後はかなり落ち込んでいたが、すぐに立ち直って何より。次からも、無理かもと思っても、チャレンジする精神は持ち続けてほしいものだ。

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2016年10月9日日曜日

中学年向けのコミカルなイラスト満載の本を発見!週間読書記録(9/26-10/2)

コミックと小説の融合というのは、なかなか読みの進まない子ども、特に男児に有効な技で、とにかく子どもの注意を引きつけて読ませよう、というシリーズがいくつかある。

代表的なのは、低学年向けでは"Captain Underpants"、中~高学年向けとしては"Diary of a Wimpy Kid"だろうか。

Captain Underpantsは明らかに幼稚な一方で、Wimpy Kidは主人公が中学生というのもあって、語彙レベルが意外と高い(実はGrade 5向け)。小学3,4年生にならないとしっかりとした理解は難しい。

その間の年齢の子どもに良さそうなシリーズを発見した。PBSに同じ名前の番組があるが、まったく関係ない別物。

Odd Squad,The Bully Bait (An Odd Squad Book)Odd Squad,The Bully Bait (An Odd Squad Book)
BL 3.5
19,968語


The Odd Squad: Zero Tolerance (An Odd Squad Book)The Odd Squad: Zero Tolerance (An Odd Squad Book)
BL 3.5
21,313語


The Odd Squad: King KarlThe Odd Squad: King Karl
BL 3.3
19,188語


だいたい各ページ半分ぐらいはイラストやマンガになっていて、読みやすいことこの上ない。語数はWimpy Kidと同じぐらい。

図書館から借りたら、なおはあっという間に読んでしまった。

ハードカバーで買いたいか、と聞かれると難しいが、1巻目はKindle版ならなぜか500円もしない値段で売られているので、手を出しやすい(米Amazonでは$10なのでなぜ日本で安いのか謎)。ただ、フォーマットの関係でタブレットで読む方がいい。

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2016年10月8日土曜日

お勧めの図鑑本

7,8歳の頃は図鑑が大好きで、かなり買い集めていたものだが、最近は食いつきが悪くなってきていた。

それでも、と図書館で借りてきたこちらは、ひさびさにヒット!

Think Again!: False Facts Attacked and Myths BustedThink Again!: False Facts Attacked and Myths Busted


特定のテーマに沿って何かが紹介してあるわけではないので、図鑑というよりは大判でイラスト・写真がたっぷりのグラフィック本というべきかもしれない。

「死後も爪と髪は伸びる」とか、「パンは時間が経つと乾燥して固くなる」とか、「チューリップはオランダからきた」といった一般的に信じられているが、正しくないことを紹介している本だ。

良くある図鑑サイズの本で、160ページ。1ページに3、4個トピックがあって、ひとつひとつは短いので読みやすい。

こういう知識は「知ってた~?」と友だちと話すときに使えるので、なおは好きなようだ。

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2016年10月7日金曜日

なお、児童会長に立候補するの巻

日本にいたとき、5年生になったら生徒会に立候補しようかなあ、という話をなおがしたときがあった。そのときは、良いと思うよ、お父さんとしてはお勧めだ、と返しておいた。

そして、今。

Student counsel、つまり児童会の役員選挙があり、President(会長)に立候補する、と言い出した。残り半年しかいないので学年の途中で引っ越すことになるが、先生に確認したら問題ないという。

なおの小学校は最高学年が5年生で、会長、Secretary(書記)、Treasurer(会計)の3役がある。よりによって会長を選んだようだ。

申込用紙には親の署名も必要なのは、課外活動で遅くなった場合、親のピックアップが必要だから、というのもあるだろう。

仲の良い友達("one of best friends"と表現)が相棒(election buddy)でtreasurerに立候補しているらしい。なおの口から"best friend"という言葉を聞いて、父親としては感涙だ。

申し込みの締め切りは火曜日で、木曜日にはPrimary(予備選挙)があったらしい。予備選挙では、選挙活動などは一切なく、書類だけを見て5年生が投票し、まずは3人に絞り込む。

もう学年が始まってから1ヶ月経っているというのもあって、なかなかに迅速だ(笑)。

書類を選んで投票する際、名前は見ることができず、公約だけ見て判断するのだそうだが、みんな筆跡を見て誰の物か見分けようと工夫していたらしい。

会長には19人が申し込んでいるらしく、本選挙の3人に残るのはかなり厳しい状況だが、なおはかなり楽観的だ。数少ない外国人、それも来たばかりなのに自分が選ばれると思えるその楽観性は我が子ながらすごい。

そして、5年生は130人ぐらいのはずなので、そのうち19人も会長に立候補しているのもすごい。3つの役を合わせると、3人にひとりはどれかに申し込んでいることになる。

こういったものは挑戦することに価値があるので、親としてはできることは何もないが、こっそり応援してやろう(そして落ちたときに慰めてやろう)。

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2016年10月6日木曜日

アマゾンの激安スマホを買ってみた

現在、我が家では携帯電話の回線を2つ契約している。

引っ越してすぐにスーパーで購入したTracFone(日本でいうところの格安SIM)は、あまりに回線の質が悪くて電話すらできないぐらいだが、来たばかりの頃に色々なところに登録した電話番号がこれなので、とりあえずそのまま維持している。3ヶ月で20ドルと格安だし、まあ仕方ない。

このTracFoneで使っていたスマホは、日本から持ってきた廉価なものだったが、(ポケGoで持ち歩いているときに落としたせいか)本体の裏面に微妙なひびが入り、ちょっとGPSの調子がおかしくなってきた。

まあ、GPSの調子がおかしくなっても通常の利用には問題ないとはいえ、せっかくだから(GPSが効かないとポケGoができない)と新しい携帯を新調することにした。

ここで選んだのはとにかく安く(ポケGoができるもの)、ということでアマゾンで売っているBLU R1 HDの広告付きモデル。

本来は$110だが、ロック画面に広告が出ることによって、メモリ2G、ストレージ16GBでもなんと$60!日本円にして6000円ちょい。


届いてみてびっくり。

6000円のくせに、調子が悪くなってきた方の携帯(3万円ぐらいした)よりも高級感がある。操作感もよく、メインで使っているNexus 5Xと比べても遜色ないぐらい。アプリ(要はポケGo)を使ったときも前の機種のようなもったり感がない。

しかも、デュアルSIMなので、通話用SIMとデータ通信用SIMを2枚差せる。

ただ、より高額なスマホと比べると明らかな差はあって、その一つは対応周波数。BLU R1 HDは明らかにアメリカ限定で、しかもデータ通信の周波数対応が完璧ではなかったりする。

指紋認証もないし、ジャイロもついていないが、私の用途には必要十分。これが6000円とは、なかなかに時代の変化というのはすごい。

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2016年10月5日水曜日

サイエンスのプロジェクトはどうなった?

この前書いたサイエンスのプロジェクト、"Rock Project"は無事レポートと模型の提出、発表が終わった。

なおが選んだのはラピスラズリ。

レポートは様式があって、一枚の用紙に決められたことを書く簡単なもの。これはウェブサイトを見ながら、勝手に仕上げていた。

私が少し関与したのは発表と模型。

発表の準備は、まず図書館の地学のセクションにいって、ラピスラズリについて書いてある本を7,8冊借りてきた。最近はネットでほとんど用が足りてしまうが、このあたりは経験させておいたほうがいい。

後は本を一つ一つ見ながら、発表に加えたいことをメモしていく。

発表そのものはパワーポイントでやりたい、というので(春学期にお友達がやっていて羨ましかったそうだ)、スライド作成。スライド作りそのものは学校でやったのか、自力でやっていた。ウィキペディアから写真を張り込みまくり(^^;

スライド作りは1時間ぐらいだろうか。作成したのは発表の前日で、一応一度だけ、ごく簡単に練習させておしまい。スライドを読み上げるのではなく、自分の言葉で説明する、ということだけ気をつけるように注意した。

図書館に連れて行って本を選ぶところまでは手伝ったが、後は自力。一番力を入れていたのは、次のスライドに行く際のアニメーション(^^;

模型は、こちらで安く買えるオーブンで焼くタイプの粘土に、やはり安く買えるアクリル絵の具でペイント。重ね塗りをちょっと指導した。



発表は「フツー」だったそうで、多くの子がパワーポイントを使ったため、これで目立つことはなかったそうだ。さすがデジタル・ネイティブ。

評価は、レポート、発表、模型それぞれ5段階の5で、結果、A+!まあ、普通にやっていればこうなるのだと思うが、しっかり時間をかけてやっていったかいがあって良かった。

成績よりも大切なのは、準備をすることと努力すること。

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2016年10月4日火曜日

苦手な社会にちょっと対策を

社会が苦手、というのは、私自身で、小学生の頃から社会はぱっとしなかった。

とにかく、興味のないことを暗記するのが苦手で、都道府県の位置と名前などは、結局いつまでたっても覚えなかった。

ふだん勉強を教えていると、なおも似たようなタイプなのがわかる。英単語のスペルは特に勉強せずとも覚えるし、漢字も割と覚えるのが早いが(すぐ忘れるし、細部が曖昧だけど)、理科や社会の記憶に頼る箇所は出来がよくない。

まあ、都道府県ぐらい覚えなくても人生困らないような気もしないでもないが、まったく何もやらないで日本に帰ると、きっと本人が社会の授業で困る。

ちょっとした工夫が助けになるのなら、ということで、こちらでできることを少しだけやっていくことにした。

まずは、NHKの番組「見えるぞ!ニッポン」。都道府県をひとつずつ10分ほどの番組にしてくれる。これで、各都道府県の大まかな特徴に印象を持ってもらう。

番組のウェブサイトの「勉強どうぐばこ」のページにプリントがあるので、これを使って毎日ではないが、たまにチェックして記憶の定着を狙う。都道府県名を書かせると本人の負担感が増すので、口頭で確認するだけ。

一応、スタディサプリの社会でも都道府県を扱っているのでそちらも見せている。ただ、確認問題がマニアックすぎて、ほとんど役に立たない。

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2016年10月3日月曜日

あのユーモアカードゲームの低年齢向け版!

前回の海外滞在のときに購入して、家族で楽しんだマンチキンというカードゲームがある。一度、英語で遊ぶ会に持っていって、それなりに好評だった(「キッズ英語の会でゲーム大会」)。

ユーモアたっぷりのカード・デザインが特徴で、自由度が高くてプレイヤー同士の交流を盛り上げてくれるようなルールになっている。

ただ、本来は対象年齢がちょっと高め(10歳以上)なので、遊ぶ会ではプレイ出来る子が限られている。

もうちょっと簡単な方がとっつきやすいな、と思っていて見つけたのがこちら。

Munchkin Treasure HuntMunchkin Treasure Hunt


コンセプトは一緒だが、ファミリーで遊べるように、ルールが簡略化してあり、年齢も6歳から!

6歳からとはいえ、結構カードには難しい単語も使ってある(participation、protectionなど)。1人は大人が参加して、ちょっと難しいときには読んであげれば、大丈夫。

なおと2人でプレイしてみたら、結構楽しくて、なおも喜んでいた。

真面目に勝とうとがんばるというよりは、みんなでワイワイプレイして、変なカードの表現を見て笑う、という遊び方が正しいパーティゲームだ。

肩の力を抜いてプレイできるのがいい。

本来は3000円もしないゲームなので、日本で安く買えるところがあったら、お勧めだ。

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2016年10月2日日曜日

半年のアメリカ滞在、おおまかなところを

アメリカ滞在ももう半年!折り返し地点に来たので、簡単に状況を整理して記録しておこう。

1.なおの日本語・英語

最初の予想とは180度違って、自宅でのなおと私の会話に、日本語が混じってきた。異国で日本人としてのアイデンティティを守ろうとしているのかな、とも思うが、自然と会話に日本語を混ぜるようになり、現在はなんと80%ぐらいは日本語だ。

私自身はもちろん英語よりも日本語の方が遙かに楽なので、最近は難しいことを説明しようとするとつい日本語になってしまう。

2.なおの小学校生活

2年前の現地校とは違って、今回は意外とスムーズに溶け込んでいるようだ。すごく優しい気の良い友人が全学年からずっと同じクラスだというのも助かっている様子。

実は、5年生になってからクラスに日本人がいるということが判明(新学期が始まってから3週間経って、昨日初めて聞いた)。ただ、アメリカ人とのハーフで、日本で生まれたものの、アメリカで育っているので、日本人というよりはジャパニーズ・アメリカン。さらに、日本語は話せないそうだ。

なおはクラスでひとりの日本人という立場が良かったそうなので、少し残念だそうだ。詳しくは話してくれないが、別に仲が良くなったということはまったくなく、接点がなさそう。

3.なおの課外活動

週に2回のスイミングのレッスン以外はまだ特になし。週末のエンジニアリング・ワークショップは昨日は行かず。そろそろ飽きてきたかな?

音楽の授業で吹奏楽を始め、自宅で毎日15分ほど練習をするように、という指示が来た。毎日練習した時間を書いて、親がサインして毎週提出しないといけない。これが学校の成績に影響するというのだから真剣だ。

来週ぐらいから放課後のクラブが2つ始まる。ブリッジクラブとキックボールクラブの両方に無事参加できることになった。

4.読書やビデオなど

読書は英語の小説が中心で、毎日20分読書をすることが宿題ということもあって、きっちり読んでいる。

日本語での読書はマンガばかり。9月まではKindle Unlimitedでギャグマンガばかり読んでいた。10月からどうしようか、検討中。また、マンガばかりでなく本も読んだ方がいいのだが、これもどうしたらいいか、思案中。

ビデオは朝と午後に時間が許す限り見ている。色々とやらなくてはいけないことがあるが、それでも計2時間ぐらいは見ているのではないだろうか。Netflixなどで日本語のものやら英語のものやら色々。比率としては、今は日本語のものが圧倒的に多い。

日本語で見ているのは、Naruto、ワンピース、Hunter x Hunterといったアニメ。英語でも色々見ているが、娯楽ものばかりでわざわざブログで紹介しなくても、というものが多い。小学校で映画を一部だけ見せてもらう、ということが結構あって、そういうときは続きを家で見ることになる。

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2016年10月1日土曜日

分数のかけ算・割り算はひとつの壁:乗り越える策は?

現在、算数は、予習シリーズを使っている。ちょっと変則的だが、メインテキスト(上)、演習問題集(上)、メインテキスト(下)、演習問題集(下)という順番でやってきた。

ここで、またしても分数のかけ算・割り算の壁が!

以前、「予習シリーズが予習すぎ」という記事で書いた話だが、6年生でやるはずの分数のかけ算・割り算が4年生の後半でいきなり出てくる。

なおは割と分数自体は理解がスムーズで困ることはなかったようだけれど、さすがに割り算のコンセプトを問題演習のみで理解しよう、というのは無理があったようだ。

以前の記事で書いた後、「さんすうプリモン」で練習してみたところ、計算自体はできるようになった。

ただし、それは「分数の割り算は上下を逆さまにしてかける」というルールを表面的に覚えていただけ。

あれから4ヶ月、予習シリーズの演習問題集で分数のかけ算・割り算のところまできたので、再度やらせてみたら忘れている(爆)



本当は、「ひとりで学べる算数 小学6年生」の分数の箇所をやるのが一番いいのだが、日本に置いてきてしまった。

あまり先取りするよりも、予習シリーズを使って難易度の高い問題に挑戦する方がいいか、と考えたのだが、まさか予習シリーズで先取りがでてくるとは、という感じだ。

プリモンのプリントは以前やったが、どちらかというとドリルで反復練習するような感じで、理解を深めるにはあまり適していない。

なんとか自習できる教材がないかな、と考えていたときに、これがあった!

McGraw-Hill Math Grade 5McGraw-Hill Math Grade 5


小学校での算数用語の勉強のために、と買っておいたものだが、分数のかけ算・割り算が扱われている。

しかも、分数÷整数から始まって、図解入りで分数の割り算は何を表しているのか、詳しく説明してくれている。

英語で分数を勉強すると、日本語とは読み方が違うという問題はあるが(分子から先に言うので、3/4はthree quarters)、小学校での勉強の予習にもなってよかった。

時間が限られているので、少しずつ少しずつ進めている。

2学年上の先取り内容なので、あまり焦らず、少しずつ分数そのものの理解を深めていきつつ、定着を期待しよう。

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