2018年10月30日火曜日

やってよかった!社会のフォロー

元々、社会が好きではなかったなおだが、6年生で歴史が始まって、興味の低下が甚だしかった(テストの点数も)。

織田信長と豊臣秀吉と徳川家康をごっちゃにするレベル、というとどれだけひどいか分かっていただけるだろうか。

長所を伸ばす、短所は気にしない、というのが我が家の教育方針だが、これでは中学校に入ってからちょっと苦労するかもしれない、と思って介入することにした

何もないとやりづらいので、適当な教科書準拠のワークブックを購入。字を書くのは面倒くさがるし必要ないので、口頭で答えさせるスタイルをとる。

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小学校では単元ごとにテストがあるのに、テストをいつやるかは予告がなく、テストに向けての勉強ができない、という不可解なシステムになっている(まあ、授業の進み具合から予測はできるが)。

ちなみに、アメリカの小学校では、ちゃんと「来週の火曜日にテストなのでこのリストを覚えてくるように」と指示があった。テストをやる目的のひとつが勉強させること、と考えるなら、こうしてきちんと指示をするほうが合理的だ。

日本の場合、小学校から中学校へ進学した際におきる小中接続問題、いわゆる中1プロブレムがあるが、定期試験に対応できない子どもが出るのは、小学校と中学校でテストそのものへの考え方が違う、という構造的な問題ではないだろうか。

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テストをいつやるかはわからないが、とりあえずは現在進行中の章をしっかり理解させることにした。

歴史の学習で大切なのは、大きな流れの中で各史実の意味を捉えること。

ちょうど10月にやっていたのは明治維新なので、歴史上の意味も重要性も分かりやすくて教えやすい。

ポイントとしてはこんな感じだろうか。
  • 世襲制度からメリトクラシーへ
  • 封建制度から民主主義へ
  • 学校制度の整備
  • 西洋の学問・思想の導入
  • 産業革命
毎日5分弱、一日1ページ。最初は上に書いたようなポイントを口頭で説明し、2巡目からは暗記を目標に。

始めて3週間だが最初のころのような嫌そうな顔を見せなくなった。それなりに興味が持てているのではないかと思う。

さらに、なおに言わせると授業にも効果あり!今までは社会の授業がつまらなくて仕方がなかったそうだが、最近は少し興味が持てるようになったようだ。

ちょうどこの前、明治維新の章のテストが終わったそうなので、このまま引き続き続けよう。

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