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2012年8月21日火曜日

親子英語での子どもの発音について考える:フォニックス編

今回は、個別の音、子音と母音の発音を矯正するにはどうしたらいいか考えてみる。

特に親に英語力やスキルがいらず、どの家庭でもできる「最初の一歩」は何か、というとそれは、フォニックスだと思う。

英語圏でネイティブがフォニックスを学ぶとき、それは綴りから発音の仕方を知り、また発音から綴りを思い出すのにも使える知識としてだ。

だが、第2言語として英語を学ぶ日本人の子どもには、英語独特の母音と子音を一つ一つくっきり区別して聞き分け、また発音する練習としてフォニックスを学ぶことをお勧めしたい。

フォニックスといっても、高度なルールではなく、単純にアルファベットと音の対応を学ぶごく初歩だけで良い。

まず最初の教材はこちら。アマゾンで買える激安DVDに慣れてしまうと、30分のDVDに1,000円以上払うのにためらいを感じるかもしれないが、これはフォニックスへの導入として最適の映像だ。

Letter Factory [DVD] [Import]Letter Factory [DVD] [Import]




対象年齢のお勧めは3~5歳。ストーリー部分はネイティブ向けのナチュラルな英語なので、完全には聞き取れないお子さんも多いだろうし、そもそも3歳ぐらいだと話自体もわからないと思うのだが、子どもが興味を持ってみてくれるのであれば問題ない。

多くの場合、主人公のTadの真似をしてアルファベットのそれぞれの音をリピートしてくれるのではないかと思う。

素晴らしいことに、この夏、このDVDと対応するタグ・ジュニアのカードも発売された(イングリッシュプレイグランドさんで買える)。タグ・ジュニアの絵本やカードはタグでも使えるということなので、個人的にはジュニアではなく、タグを購入することをお勧めする。

このリープフロッグのDVDシリーズ、最初の1巻はアマゾンで買えるのだが、日本のアマゾンで買えるのはこの1枚だけ。続きも買うつもりなら、こちらのセットがおすすめだ。



さらにさらに、他ではなかなか手に入らない、"Word Caper"も購入可能だ。

ここでのポイントは、日本語にはない、"cat"に含まれるAの音や、「イ」とは似ているようで違うIの音といった母音、日本人には区別のつけづらいL、R、V、B、F、Hといった子音を、映像に出てくる発音方法で真似して発音する練習が役に立つはず。

多くの子どもは自然とリピートしてくれるし、そうではない場合は上のタグ・ジュニアのカードなどを使って、遊びながら練習すると良い。

リープフロッグは完全にアメリカ発音なので、これを繰り返すと完全にアメリカ英語になるので、そこらへんはご了承いただきたい。

わが子には格調高いイギリス英語を身につけさせたい、という方にはこちらがおすすめ。BBCの制作なので、間違いなくイギリス英語だ(ここで紹介したもの)。


Fun with Phonics: Letters and Sounds Pack (Watch and Learn)Fun with Phonics: Letters and Sounds Pack (Watch and Learn)










Fun with Phonics: Reading Pack (Watch and Learn)Fun with Phonics: Reading Pack (Watch and Learn)










Fun with Phonics: Handwriting Pack (Watch and Learn)Fun with Phonics: Handwriting Pack (Watch and Learn)










こちら、以前はイギリスのアマゾンでしか取り扱っていなかったのだが、日本のアマゾンでも買えるようになっている。DVDと本がセットになって1,400円。アルファベットと音のつながりを覚える上のセットを最初に購入し、その後、真ん中のセット、下のセットへと進んでいくとよい。

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2 件のコメント:

  1. はじめまして。
    私もフォニックスの導入に大賛成です!

    私自身、イギリスの小学校で英語を母国語と
    しない子どもに英語を教えているのですが、
    フォニックスでどんどん子どもたちは正しい
    発音を習得していきます。
    また、イギリスの学校ではイギリス人も
    きちんとフォニックスを勉強しているのです。
    その後、ORTなどの本をキーワードと一緒に
    学んでいくので、日本でのみなさんの取り
    組みを拝見していると逆だな~なんて思って
    しまうこともあります・・・。
    ちなみにイギリスの小学校では
    Jolly Phonics を65%の学校で使用しています。
    綴りのルールも楽しく学べるので、これもいいですよ~。

    そうそう、私も発音は悪いのですが、Jolly Phonics で
    子どもと一緒に勉強して、最近はやっと
    聞き返されない英語を話せるように
    なりました(苦笑)!

    なおぱぱさんの影響力は大きいので、ぜひ
    どんどんフォニックスを宣伝してください!
    単語は暗記ではなく理解して覚える!という
    ことをたくさんの人に知ってほしいな~と
    思っています。

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  2. >haykichiさん

    はじめまして!コメントありがとうございます。

    英語を教えてらっしゃる方からそう言っていただけると嬉しいです(^^)

    Jolly Phonics、知りませんでした。調べてみたら、なんともイギリスっぽくて可愛らしいですね。

    うちの子、単語は今のところほとんどサイトワードで覚えてしまってますが、書くことが必要になってくると、フォニックスが不可欠ですね~。

    返信削除