英語を話せるようになるには、何時間触れる必要がある？

Multilingual Children's Associationというサイトを以前紹介してもらった。英語育児ガイドの国際版、とでもいうべきサイトで、特にバイリンガル・マルチリンガル環境についての各種学術的資料を参考にしており（文献のリスト）、非常にしっかりした内容だ。

２カ国語育児に興味を持った人がまずは読むべき項目、"10 Steps to Raising a Multilingual Child"を読んでいて、面白い情報を見つけた。それは、"3. How many languages?"での、言語の数に上限があるのではなく、実践していく上で自然と上限が決まってくる、という話だった。

「能動的に」喋れるようになるには、起きている時間の30%はその言語に触れている必要がある、と主張する研究者がいるそうだ。この理論に基づけば、理想的に言語に触れている時間を分割しても、せいぜい３つまでしか同時には入力できないことになる。

この30%という数字を1つの目安として考えると、我が家での英語への接触時間はどうなるか。

うちの子はだいたい10時間睡眠なので、14時間起きている。すると、30%で約4時間強という数字が出てくる。うーん、敷居が高い。

改めて典型的な我が家の一日におけるなおの英語への接触時間を考えると、こんな感じで、なんとか4時間ぎりぎり確保できているだろうか。

朝：ビデオ20分 会話1時間
昼：ビデオ20分
夜：ビデオ20分 会話2時間

会話の時間には読書をしていたり、一緒に遊んだり、といった時間が含まれる。この時間には、なおままと日本語で話す時間も含まれるし、そもそも私の単純な英語への接触なので、理想的なインプットからはほど遠いが(^^;

日本語と英語、それぞれに使う時間のバランスという意味では、我が家的には今がちょうど良いと感じる。後は時間ではなくて内容だろう。

このうち読書の時間が増えていき、できれば朗読音声のみを聞く時間なども増えていけば、もう少しインプットの質をあげることができそうだ。

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一泊の出張もようやく終わってほっとした。たいした負荷はない出張だったが、やはり計一週間も家を空けると疲れがたまる。次は8月末のインドネシアまでゆっくりできる。

寂しくない、といいながら、私が帰るとキャッキャとまとわりついて、しがみついて離れなかったりするので、まだまだかわいいところが残っている。ふだんの体操教室がなかったということもあって、帰宅してから夜寝るまでべったりだった。

インドネシアといえば、以前、出張した時は空港で安いDVDを大量に売っている店を発見して興奮したのだが（安いものは1枚200円だった）、今もまだあるのだろうか。2年前と比べて、映像に関する知識が増えたので、お買い得品や貴重な品があれば是非いろいろと購入したい。なおは見ない可能性が高いが(^^;

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留守にすることが多いので私が家にいるときぐらい、インプットをがんばらねば、と昨日出したのがこちら。これもお借りしたものだ（ありがとうございます）。

The Berenstain Bears and the Tic-Tac-Toe Mystery (Step into Reading)


SIRのStep 3だとずいぶん簡単に感じるようになった。慣れというのは恐ろしい。おなじみの熊たちが登場するお話で、ミステリーというだけあって、話の展開がちょっと面白い。マーケットプレイスしかなく、送料の分割高になるのが残念。

寝る前はWayside Schoolのシリーズから、Wayside School Gets a Little Strangerの1章を。自分で読むんだ、と言い張って、ときどき黙読、ときどき音読でクスクス笑いながら読んでしまった。私は横にいて、あれが面白いこれが面白いと言うなおに相槌を打つ役目(^^;

ビデオは私が出張中にThe Electric Companyのディスク１をすべて見てしまったということで、なぜか、爆丸。ただし、もう何度見たか忘れたエピソード１。教育的なものを見続けると、娯楽系の映像が見たくなるらしい。

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