2013年4月7日日曜日

最近、会話力が落ち気味?ちょっと反省してみる

小学校の入学式も無事済んだ。このところ感じるのは、ずいぶんと日本語が優勢になってきた、ということ。一応私との会話は基本まだすべて英語で通しているのだが、なおままとの会話で英語を使うことがほとんどなくなってきた(本来はこうあるべきだが)。

そして、同時に感じるのが、会話力が落ちているのではないか、ということ。


この前、幼児期にいかに会話力を伸ばすか、という記事を書いておいて、自分の子どもが今ひとつというのは情けないが、正直な感想だ。


今までも英語・日本語のどちらかが伸びるとどちらかが今ひとつ、と感じることがあったが、今回は伸びが日本語の方に傾いて、そのぶん英語が下がっているようだ。

読みに関してはこの前書いたように順調だと思うのだが、喋る方は良くて停滞、悪ければ下がっているのでは、と感じる。

ふだんの取り組みは変わらないはずだが、なおが見ているビデオを一緒に見ることが本当になくなった、というのが、すぐに思いつく反省点だ。

3~4歳代はほぼすべて、なおがビデオを見るときは一緒に見ていた。そうしないとなおの話すことが意味がわからなかったからだ(脈絡もなくビデオで見たことについて突然話し出したり)。最近では、「ビデオでこんなことを言っていた」的なことをきちんと説明してくれるようになったので、わざわざ一緒に見なくても良い、というか単に面倒くさがって、ビデオを見ているときはこれ幸いと放置していた。なお自身も、幼いときは「一緒に見よう!」とうるさかったのだが、最近はむしろ1人で見たがることも多い。

が、その結果、その内容がPMKのような科学的なものでも、もしくは純粋に娯楽のためのものでも、見た内容を一度自分の中で消化して、そして言葉にして表現するという訓練がとても減っていたように思う。

ここここを改めて意識しつつ、もう少し気をつけて一緒にビデオも視聴し、世界を共有するように心がけていこうと思う。

目標としているのは、「ネイティブのように」ペラペラと喋る能力ではなく、必要なことを的確に適切に言葉を選んで表現できる能力だ。

もちろん、文法的に正しく喋れるというのはその基礎となる。今のなおの課題は不規則動詞の変化が大きな課題だ。

しかし、読みや書きが伸びてきたなと思ったら、今度は話す方を鍛え直さないといけない、とかとにかく親子英語は気が揉める。

***

サタデースクールそばの図書館で借りてきたのがこちら。ずいぶん前に他でお借りして紹介してから、1年ちょっと、いろいろなブログで何度も紹介されているのでもう定番化しているが、再度借りてみたら、やはり素晴らしい食いつき具合だった。

National Geographic Little Kids First Big Book of Why (National Geographic Little Kids First Big Books)National Geographic Little Kids First Big Book of Why (National Geographic Little Kids First Big Books)


当然のようにこの本のことは覚えており、渡したらすぐに手に取った。20分ぐらいは眺めていただろうか(半分ぐらいは探しものパズルをしていたような)。

夜にはディズニー・マジカル・ストーリーズから「ダンボ」を出してみたところ、映画の方を見たいと言われ、ご飯やお風呂を挟みつつも通して映画鑑賞となった。

ダンボは4歳前の頃に良く見ていたが、最近見ていなかった。久々に見て、内容の理解度も上がっただろうか。

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5 件のコメント:

cotton さんのコメント...

>見た内容を一度自分の中で消化して、そして言葉にして表>現するという訓練
そうそう、一緒にDVDを見てこういうのしなくちゃなあとあらためて思い出しました>< わがやで会話伸ばすためにやれることはまだまだたくさんあるなあ。。。同じDVDを見ていても、内容の理解はできても会話につながらないというのはここの違いなんでしょうね。

わが家も今回ご紹介のナショジオの本はこれでもか〜ってくらいオンラインレッスンで大活躍しています。しばらくたってから見てもまだまだ楽しめそうですね。

Carriexxx さんのコメント...

ビデオを一緒にみて世界を共有する!!
これは我が家も4歳くらいまではずっとしてきました。
が同じく最近できてなく・・・><
何か言ってきてもそれを広げてやれない!
これって英語的にも親子関係的にも勿体無いですよね。
自分の怠惰を見てみぬフリしていましたが
なおぱぱさんのこの記事で気持ちを入れ替えました^^;

ビデオだけじゃなくこれからもいろんな世界を
共有して楽しんでいきたいです☆

Gorigorion さんのコメント...

もうすでに会話力が定着しているなお君でも、そう感じるのですね。
娘は会話力まだまだなのに、少しの期間でも英語をインプットできないとガクーンと下がるので、やはり毎日少しでも続けないとダメなのですねえ。。
ということは、小学生や中学生になっても親子で会話し続ける必要があるのですねえ(^^;)
大変だぁ。。

抹茶 さんのコメント...

英語に関しては話せる立場にないのですが、日本語・・・違うわ、教科としての「国語」に関しても同じことが言えると多々感じています。
語彙力を伸ばそうとすると読解力が停滞、または少し落ちる・・・など。
まんべんなく、日々のちょっとした親の工夫を継続することで子供の伸びが左右するところもあるのかとアセりますね。
何事も毎日のちょっとした積み重ねが大事なのだと再確認しています。

なおぱぱ さんのコメント...

>cottonさん

cottonさんのブログ記事を読んで、あ~あれをもう一度見せてみよう、と思い立ったんでした。7歳になると、自力で読んで楽しめる、という感じです。囲み記事を読んでは、これ知ってる~という感じで親が呼ばれます(^^;

>Cariexxxさん

だんだん1人で映像を楽しむようになるんですが、うちの場合は特に子どもとの会話のネタを確保して幅を広げるためにも、自分もみなきゃ、と改めて感じました。

ビデオだけでなく、いろいろな体験を一緒に!本当にそうですね。

>Gorigorionさん

会話力はそう消えることはありませんが、新しい表現を覚えていかないと進歩がなく、すると発達していく知性にすぐに追いつかなくなるだろうな、と思っています。

うちは時間と効率の都合で親子の英語にこだわりますが、ほとんどの家庭では英会話教室なりプライベートレッスンなりスカイプなりに移行すると思います。小学校以降続ける家庭は少数派でしょうね。

>抹茶さん

国語でもそうなんですね~。だとすると、外国語では当然ですね。

うちでは英語以外はあまりできていませんが、毎日の積み重ねは大切にしていきたいと思います。