・映像
1日3回見るビデオのうち、1回は日本語にするようにしたのが大きな変化だ。
英語の方では、ディズニー・チャンネルを契約し、まずは"Special Agent Oso"を見せていた。その後、iTunesで"Go Diego Go!"を2シーズン分購入して視聴。
5月はほとんどこの2つを中心に交互に見せていた。途中、親子英語界でブームになったフルハウスをレンタルで視聴。一時はまったが、レンタルなので新しいものを借りずにそのままフェードアウト。
他には、ディズニー・チャンネルでやっていた"Tinker Bell"を見せたら最初は怖がったが、最後は大喜び。音声ファイルを作成して繰り返し聞いていた。楽しい音楽が魅力的なのだろうか。
最近は新しいビデオを見ることにあまり抵抗を示さなくなってきているような。"Hi-5"は6月のメインになれるだろうか。
・絵本
毎晩、15分-30分の時間をとって寝室のベッドの上で読み聞かせをするのが習慣になっているのはそのまま。最近は自力読みに興味を示さないため、すべて読み聞かせ。
でも、それなりにサイトワードが獲得できているようなので、あまり気にしないでいこう。
・発話
あいかわらず、文法ミスは多い。一番目立つのが"goed"。"went"の意味は分かるのだが、自分が話すときは"goed"になってしまうようだ。逆に言うと、現在形・過去形の使い分けはずいぶんしっかりしてきた。
3人称単数で動詞にsをつけるのもだいぶ定着してきた。もう少しだろうか。
途中で詰まって単語や表現を探すのはあまり変わらない。言語が2つあるせいで、使いたい語彙の検索に時間がかかる感じだ。小学校に入るまで後2年でもっとスムーズになって欲しいものだ。
***
この前FBCから注文したポスターもしばらく前に無事届いて、家中にぺたぺた貼ってある。
買ったのは"Kindergarten More Basic Skills - Set of 7 Charts"で、1,280円(+送料)。"Weather"や"Senses"、"Seasons"といったポスターではあまり新しい単語はないと思うけれど、すでに知っているであろう言葉も、日常的に単語として見ることによって、「話す・聞く」と「読む・書く」のリンクが強くなってくれるんじゃないかな、と期待している。英語が母国語の国に住んでいれば、生活に英語の活字があふれているのだが、日本ではそうではないため、なるべく環境に補ってやる必要がある。
"Feelings"のポスターには"embarrassed"がある。これは最近私が使うようにしている、なおにとっては割と新しい表現なので良かった。次は"proud"あたりを理解させたい。
かなり良かったのが、"Getting Along"というタイトルで、色々と道徳的なことがリストしてあるポスター。"Be Kind"とか、"Use polite words"とか。物珍しいのか、なおがじろじろ見ていて、私に聞いてきたのが、'What is "respect"?'。
ぐっと説明に詰まって、"Merriam-Webster's Primary Dictionary" (紹介記事)を見たが載ってないため、この前買ったやはりM-Wの電子辞書で確認(学習用の辞書だけあって、なおに英語で説明するにちょうど良く、軽くて便利なので最近はこればかり使っている)。
私がなおに説明をするときにはだいたいこの順序で辞書を引いている。"Primary Dictionary"に載っていればそれが一番良いのだが、調べる必要があるような単語は載っていないことが多い。
辞書には"a feeling of admiring someone or something that is good, valuable, important, etc"とある。この時はこれだけみて、あ、これでは分からないな、と直感し、なおには「みんな良いところも悪いところもある。良いところを認めてあげることだ」と説明した(ブロークンな英語で)。
そこで、クラスメイトで仲の悪い男の子の話になり(いつも意地悪なことを言われたり、ちょっかいを出されたりするらしい)、でも、その男の子の良いところって何かな、という話にシフトしていった。ちなみに、なおはなおで他の子がちょっとでも悪いことをすると先生に言いつけたりするので、決して一方的な被害者というわけではない(^^;
今、この電子辞書を見てみると、2番目の意味として"a feeling or understanding that someone or something is important, serious, etc. and should be treated in an appropriate way"だそうだ。こちらの意味がこの場合は正しい。ちょっとアレンジすれば説明に使えそうだ。
その後、また別の日に"believe"とは何かと聞かれ、答えに窮することに(^^;
だんだん抽象的な思考回路が発達してきたのが分かる。私となおの会話は英語!と決めているので、ここは踏ん張って、なおに英語での抽象的な思考能力を身につけてもらわねば。
ちなみに、多くの親子英語の家庭では日本語の発達が遙かに先行するので、日本語で抽象的な思考能力を身につけて、それを後から英語に応用していくのが効率的、かつトラブルが少ないと思う。
私が英語で接するのと同時に、昼間はなおままに日本語で接してもらって、同時進行で発達させるのが我が家での目標だ。
***
昨日は、ひさびさに再開したORT Read at Homeの4a "Arctic Adventure"と、昨日のリクエストの山から"May I please have a cookie?"、"Too Noisy"。そして"Mary Clare Likes to Share"をもう一度。
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5 件のコメント:
そっかー。
日常会話的なことができるようになってくると、徐々に抽象的な概念の理解を・・・っていう段階がくるんですね。
日本語でも説明に窮するようなこと。
でも、外国語でも同じように理解できないといけないのか~。
respectって、欧米だと結構重要で小さい頃から出てくる言葉なんだな~と思いました。
日本だと、espectを日本語で説明しても、ピンと来ない子供が多いだろうな~と思ったりします。
言葉の意味を聞いて確認するところは男の子特有なのかしら、と興味深く感じました。うちの娘は何とな~く感覚だけで習得していくタイプなので、日本語でも英語でも抽象語彙が出てきたのはなおくんの年齢よりももっと後だったかもしれません。7歳前の今は、respect, believe, be proud of, missなどの抽象語彙は何とな~く理解して使っています。
でも、英語での思考能力のほうが発達しがちだと、やっぱり日本語で苦労しますね。日本語環境にいながら、英語で考えていることをうまく日本語で伝えられないときのストレスというのはかなり強く感じるようです。
2言語間のバランスが難しいです……。
そのせいか、小学生になっても日英ともまだまだどもりがちですよ~。
けれども、小1くらいだとまだ、モノリンガルの子でもすんなり言葉が出てこない子はわりといますね。バイリンガル教育をしているから、という理由だけではないかもしれませんね。
>Cassisさん
日本語でもまだまだなので、焦る必要はないんですが、「何?」と聞かれたときに答えられるようにしておきたいなあ、と思っています。
"respect"って、日本では出てこないですよね。友達には「親切に」「仲良く」「意地悪しない」ぐらいでしょうか。
>マンゴーさん
うちは海外に滞在していたわけではないので、日本語寄りになるんじゃないかと思います。が、2言語のバランスは難しいですね、ほんと。
ただ、すべてが英語育児のせいではないとは私もそう思います。1歳半の検診でも言葉の発達もぎりぎりぐらいでしたし。
うちは確か、Respectは「accepting that someone is great」って説明したような気がします。
believeは例を出して説明しました。「If you tell me a truth, I can believe you, and if you tell me a lie, I can't believe you.」って言ったらなんか理解したような感じでした。
自分の子どものわかる範囲の語句で説明するって難しいですよね。
後ちなみに前にも書いたかもしれないんですが、「goed」はネイティブでも文法理解するころに間違えだす子がいるって聞きましたよ^^
>Noryさん
うちも"believe"は例を出したんですけど、分かってくれたかどうか(^^; ネイティブじゃないぶん、辞書を活用するしかないですね。
"goed"、ネイティブでもやる子がいるという話、聞いたことあります。そろそろ過去形に注意し始めたということなんでしょうね。
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