2017年度から大阪府立高校の入試制度が変わって、英検準一級があれば英語の試験が満点になるという方針が報道されたのが10月。
今度は「TOEICや英検などの英語資格試験を大学入試センター試験に活用する特例措置」を文科省が検討している、というニュースが!
元々、平成30年度以降の大学入試を大きく改革するという方針があり、センター試験そのものがなくなる予定だが、その前に、英語の資格試験の級が点数があれば、英語を満点にしましょう、ということらしい。
府立高校の入試制度は大阪府教育委員会の公式な発表なので確定だが、こちらの方は、あくまで文科省が検討(?)していてこれから中教審で議論される、というだけ。
中教審そのものは文科省の役人によって構成されているわけではないので、文科省が検討しているからといって、そのまま決定されるというわけではないはず。が、だいたいにおいて、文科省(というか、そのときの政府)の方針が色濃く反映されるのは間違いなく、そういう意味では可能性が高そうだ。
センター試験の英語の難易度がどんなものだったか忘れてしまったが、準一級だともともとほぼ満点がとれるだろう。
だが、高校入試の時にも書いたが、「ほぼ満点」が取れるのと、100点が保証されているのとでは、大きな違いがある。
まあ、こちらはあくまでもセンター試験だけで、国立大学の入試では二次試験があるし、そもそも、なおが大学入試を迎える頃にはセンター試験そのものがなくなっているから、うちにはあまり関係のない話のような気もする。
とはいえ、この制度、もし導入されたとしたら、センター試験後に導入される試験でも、資格試験の級ないし点数で、英語の試験が免除される方向に進むのは間違いない。
そのとき、国立大の二次試験はどうなっているのだろう。
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高校入試にせよ大学入試にせよ、まだまだ先の話なので、急いで英検を受ける必要はない。まあ、アメリカから帰って来た後、3、4年生になったら受ければよいか。それぐらいの年齢にならないと、英検の意義が理解してもらえなさそうだ。
いずれにせよ、特別な対策をするつもりはなく、話す・聞く・読む・書くの四技能を普通に育てていって、そのときに受かりそうな級を受けていこう。
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