この台詞がなおから飛び出してびっくりしたのは数日前。リープフロッグのWord FactoryのDVDを見ているときだった(これが、買ったときの話)。
この一週間ぐらいなおが喜んで見ているこのWord Factoryの筋書きは、主人公のTadがたまたまテレビで見たコンテスト、My Dad is the Best Dad in the Whole Wide Worldに応募するために、応募用紙に書きこむ単語を覚えていく、というものだ。
前作、Letter Factoryではアルファベットひとつひとつの読み方、フォニックスの基礎を教えてくれる。Aをアー、Bをブ、などと読むので(ひらがなにしたら全然印象が違うけれど)、アブクド読みなどと言われるらしい。このWord Factoryでは、子音が母音を挟む、という一般的な単語の構成を教えてくれ、Cat, Mat, Fat,と韻を踏ませてアブクド読みから単語の認識へとつなげる。
なおの「ぼくえいごやっているよ」の『えいご』が何を意味しているのか良くは分からないので、その場はとりあえず「そうだね」と返しておいた。我が家ではなおに「これはえいご」「これはにほんご」といった教え方はまだしていない。だが、普段の夫婦の会話で「これ、英語でなんだっけ?」みたいな表現は普通に使うので、別になおにまったく意識させないように工夫しているわけでもない。まあ、自然に、がモットーだ。
その後、「えいご」がまたもやでてきた。
やはり、Word Factoryを見た直後だと思う。なおぱぱが悪戯心を起こして、なおに"Do you think your dad is the best dad in the whole wide world?"と聞いたときのこと。なおは"No."ととてもそっけない(そもそも、best.. in the whole worldなんて理解していないと思われる)。そして、「えいごいやあ~」と一言。そういった直後に自分で英語で話していたりするので、何をもってイヤなのかわからない。英語で話しかけてもらいたくない、というときはあるのだが、そういうときは「えいごいやあ」とは言わない。
おそらくだが、なおは私の質問がそもそも分からずに、Word Factoryの内容であるフォニックスについて試されているのだと思って、No、そして「えいごいやあ」になったのだと思う。
というのも、ビデオの最後、主人公Tadが"I can read words!"というところで、なおぱぱが"Yeah, he can read words now."となおに言ったところ、なおは"I can't."と非常につれない返事だったからだ。
My First Brain Questを買ったときのそうだったけれど、なおはとにかく、何かができるかどうか試されるのが嫌い。失敗するのがイヤだからのようだ。
ということで、おそらく、なおの「えいご」というのはフォニックスの基礎を使って英単語を読む・作る(ことを学ぶ)ということではないか、と思う。
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Letter Factoryのときに、なおの喜びぐあいにびっくりしたのだけれど、Word Factoryに入っても、関心を失うことはないようだ。"What's your favorite video?"と聞くと"Word Factory"という答えが返ってきた(^^;
ちょうど、英語の単語そのものに興味を持ち始めたから、というのもあるのだろうけれど、鉛筆をもって画用紙に色々アルファベットを(むちゃくちゃな書き順で)書いたり、DADのような単純な単語を書いたりするようになってきた。
第1弾、Letter FactoryしかAmazon.co.jpで買えないのが残念(例によってリージョンフリーのプレイヤーが必要)だが、これだけでもとてもお勧め。ひとつひとつの音を非常に強調してくれるので、初歩からやる場合、小学生低学年ぐらいでもABCDの読み方の学習に使えるし、大人も母音・子音の練習になる。これ、どこかで字幕でもつけて学習用として売り出せば、良い線いくんじゃないのかな。
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