英語圏で、子どもにどのように読み書きを教えていくべきかという親のためのガイドブック、"Between the Lions Book for Parents"という本をもう2年ほど前から読んでいる(
過去ログへのリンクはここからたどれる)。
今までは「プリスクール」の章と「キンダー」の章を読んできた。プリスクールは3~5歳で、この年齢の子どもは文字があるということ、文字と音の対応が少し分かればOK。キンダーは5~6歳で、そろそろしっかりとフォニックスとサイトワードの基礎を身につけ始める時期だ。
きちんとした形で読み書きを学び始めるのは、6~7歳、小学校(エレメンタリースクール)に上がってから、ということになる。記事にはまだ書いていないが、1年生の章も読んでみた。
アメリカでは、なおは9月から小学校に上がる年になり、そろそろ本格的に読み書きのトレーニングを始める時期に入ってきた。
昨日、Cassisさんに「自力読みは自然に進むのか」という質問をいただいて、この本を読んで学んだこと、そして今まで考えてきたことをここでまとめておこうと思う。
基本的に英語の読み書きの練習というのは、日本語の読み書きの練習と変わらない。日本でひらがなを自然と覚えてしまう子どもが多いように、英語圏でもアルファベット、そして単語の読みを自然と覚えてしまう子どもが多い。
ただし、これは会話力が十分な場合に限る。基本的に子どもはある言語がまず話せるようになり、流ちょうに言語が使えるようになった後、読みを覚える。
英語圏でネイティブが両親の場合、幼稚園時代までの取り組みはアルファベットと音の対応について、遊びの中に学びを混ぜていくのが良いのだが(詳しくは上の過去ログリンクを参照)、日本で第2言語として英語を習得しようという場合は、たとえばオンラインレッスンやワークブックなどを通じてもっと早めに意識して行っていく必要がある。読みが十分に発達すれば、インプットとして不十分な会話を補ってやる効果が見込めるのが大きい。
基本的には、サイトワードとフォニックスの2本立てというのは変わらないし、さんざん語り尽くされているのでここでは省略する(一応、上の過去ログリンクにも書いた)。
だから、「自然と読むようになる」かは、英語圏で暮らせばイエス、でも日本で親子英語をしている場合は微妙だ。
とはいえ、ネイティブでも小学校一年生からしっかりとトレーニングを始めるので、幼稚園時代は焦る必要はなく、読み聞かせ、かけ流し、映像を中心とした音声のインプットに専念しても良いと思う。
中学校から書かれた文章を読むことばかり学んできた日本人には意外だが、どんな言語も必ず音声ベースが基本となる。もちろん、大量の読書を通じて「喋る」ための基礎を身につけることもできるが、せっかく耳から言語を学べる年齢に英語を始めるのだから、幼児期は英語の音に慣れるのが最優先で良い。
年長さんぐらいからサイトワードとフォニックスを導入し始め、小学校一年生ぐらいから"I CAN READ"や"STEP INTO READING"の最初のレベルが自分で読めるように、という進み方なら、どこでも無理なく進められるはず。
もっとすごく早くからガンガン読んでいる子どももいるが、どの子どもも同じように発達するわけではないし、そもそもの出来不出来もある。日本語と英語のバランスもある。あくまでも自分の子どもの英語習得を無理なく進めていくにあたって、上のラインが目安になるはずだ。
むしろ、英語そのもの(英語のビデオ、絵本、本、ゲームなど)にどれだけ魅力を感じられるような環境作りをしていくか、という方が大切ではないかと思う。
英語を中学校まで続けていくことに成功したほとんどの家庭では、情報のアンテナを張り巡らせて、流行りのアニメやドラマをDVDで輸入したり、マンガにも手を広げたり、ということをしている。子どもにとって、英語を娯楽にするというのが、不可欠なのだろう。
とか色々偉そうなことを書いたが、なおが今無理なく読めるのは、"STEP INTO READING"のステップ1ぐらい(^^; 同じ年齢でもっと読める子はたくさんいるが、人は人、自分は自分。焦らず行こう。
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ビデオは、またスカパーで録画した
「スカイキッドブラック魔王」とDVDを購入した「チキチキマシン猛レース」("Wacky Races")を喜んで見ている(
去年の紹介記事)。
食事時に、なおに突然"mutiny"とは何か、と聞かれ、てっきり"mute"の名詞形だと思って、そう言ったら、なんとも名状しがたい表情をし、納得がいかない様子。なおはてっきり単語を言い間違えたのだと思って、いくつかバリエーションを言っていたが、そこで私が不安を感じ、辞書を調べてみたら、私の間違いだと判明。やってしまった(^^;
OALDによれば、mutinyとは、"the act of refusing to obey the orders of sb in authority, especially by soldiers or sailors"のこと。「スカイキッドブラック魔王」で、部下たちがブラック大魔王に反乱を起こしたエピソードでもあったのだろう。
私の知らない単語についてなおが聞いてくる、というのはこれからもあると思うが、出来る限り英語に関しては私が我が家での権威である必要があるので、もう少し勉強しないと駄目かもしれない。
こういう分からない単語を映像から拾ってきて、しつこく覚えている、というのは私にはできない芸当なので、これはやはり早期英語教育のたまものではないかな、と思う。
ただし、この古いカートゥーン系の映像は会話も早口だし、そもそもまともなことも話さないし、教材としてはまったくお勧めしない。この映像を見て"You idiot!"とかいう表現を覚えてしまった…。面白がって私に使ったのでひっぱたいておいた。
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寝る前、なおがなおままと算数の問題をやっていたので、生温かく眺めていたら、プレイすると約束したゲームができず、なおが号泣(というか、アピール泣き)。しかたないので、5分ほど、就寝時間ぎりぎりまでトランプで遊んで、読み聞かせはなし!
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