2019年3月31日日曜日

スキー合宿に参加してきた

先週は親子で2泊3日の北海道スキー旅行に行ってきた。

これは職場の同好会主催の合宿で、親子でもいいですよ、お気軽にどうぞ、というお言葉に甘えて参加したもの。

申し込んだのはなおの手術が決まる前だったので、どうしようかと思ったが、手術後3週間は経っているし、大丈夫だろう、と判断した。

親子参加は私たちだけ。他の参加者は上級~中級なので、最初だけ一緒に滑って後は別行動。ツアーに相乗りしただけ、という感じだった。


春スキーは初めてだったが、気温は低いものの斜面はガチガチ。難易度アップで、スキー技術上達には不向きだろう。

なおは、というと術後ずっとゴロゴロしていたせいか、やはり疲れやすくなっており、スキーができた時間は短め。初日1時間、2日目は朝1時間、午後1時間。最終日はスキップした。なかなか技術的に次のステップに行けないが、スキー旅行についてきてくれるだけでもよしとしよう。

同好会の人たちは、ほとんどは普段顔も合わせない人たちばかりだが、3日間ご一緒して、ようやく顔と名前が一致するようになった。

来年の合宿に備えて、体力増強に努めよう。

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2019年3月26日火曜日

3月の家庭学習まとめ

3月前半は入院していて勉強どころではなかったが、退院後に少し勉強を進めることができた。基本的に2月の勉強をそのまま引き続き。

朝の勉強:20分ぐらい
夜の勉強:20分ぐらい
本当は小学校を休んだ分、学校の勉強を進めるべきなのかもしれないが、算数と理科は必要がないし、社会は学校の進度とは別に自宅学習でフォローしているので、あまり必要性を感じない。

基礎からのチャート式で進めている中学数学の予習はだいぶ進んで、基礎のレベルだけとはいえ、中2の部分ももうすぐ終わりそうだ。東進中学NETで中3の「式の計算」をやっているので、そちらに合わせて中3の基礎に進もう。

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2019年3月24日日曜日

東進中学NETの無料招待講習をお試し中

さんざんDMが届く東進中学NET(東進ゼミナールの中学生部門)が春休みに「特別招待」講習をやるというので、申し込んでみた。

もっと早く通い始めるつもりだったのだが、入院などもあり、初めて通えたのが昨日。

春休みにお試しできるのは、3講座分。システムがちょっと慣れないが、中1の数学であれば、1年間分の講義が8講座に分割されている。

英語を受講する必要はないので、とりあえず数学と国語にしてみた。

国語は、特に悩むことなく中1の現代文のパート1を選択した。
難しかったのは数学で、家庭学習で中1から中2の範囲を基礎だけだがやっている。同じことをやると飽きるので、少し無理しているかなと思いつつ、中3の基礎レベルの講座を選んでみた。

初日は数学の1回目。

東進はビデオ講義を見て自習するタイプの塾だというのは分かっていたが、細かいことは分かっていなかった。意外だったのは、塾に来て学習するのが基本だということ。モチベーション維持のためにはそのほうがいいのかもしれない。

90分講義を1.5倍速の60分で聞くのが基本。なおによると、それでも退屈なので10秒早送りを使いながらやったらしい。中3も最初は文字式なので、特に問題もなく、「簡単」だったそうだ。ビデオを視聴しながら解く練習問題も全部できたそうだ。

テキストを見ると、基礎からのチャート式の練習問題と同じぐらいだから、ちょうどいいのかもしれない。

チャート式を家庭学習のみで進めるのと比較すると、解く問題の数は東進中学NETの方がはるかに多い。まあ、自宅では1時間も数学に使ったりしないので、量が多くなるのは当然か。

我が家では完全に予習として進めているからシンプルだが、中学校の授業とどう並行して進めていくのか、不思議だ。

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2019年3月22日金曜日

大学入試への「4技能」導入、個人的には…

未だ実施の詳細については不透明なところもあるものの、英検やGTECなど民間の英語試験、それも「4技能」を測るものを大学入試に使うという変更は、もう目前まで迫っている。

実のところ、なお本人にとってはポジティブに働くだろう、と思われるこの変更に、私個人は賛成ではない。

「4技能」になるというのはどういうことかというと、現在、センター入試ではスピーキングは使われず、ライティングも語順問題ぐらいで限定的なのが、どちらもそれぞれ4分の1の比重を持つ、ということだ。

まず、この4等分という発想自体が筋が悪い。どれも同じように重要だ、ということなのだろうが、リーディングやリスニングに比べ、ライティングやスピーキングは低コストで測定するのが困難だ。

英検を見てみればわかるが、大学入試に使ってもらうために「4技能」均等にしたらどうなったか。ライティングのお題と採点者が「ガチャ」になり、運次第で点数が乱高下する。もともと、スピーキングはそれぞれの級にふさわしい程度話せているか、という基準だったのに、今は点数化する上に1/4の配点で、客観性が非常に怪しい。

昔は2級に受からなかったような生徒が、ライティングの点数が妙に高くて受かっちゃったとか、そういった体験談も多い。

英検以外でも、ライティングの配点が相当怪しい事例とか、スピーキングは教室で一斉にタブレットに話しかけるスタイルだから隣の学生の真似をして喋ればいいとか、そういう民間テストの妥当性を疑わせる事例がたくさん漏れ聞こえてくる。

さらにいうと、「4技能」化は、限られた高校生・中学生の英語の学習時間を、どう使うか、ということにもつながる。

リーディングの比重が減る、ということは、今まで単語を覚えて文法を学んできた時間がぐっと減って、その分、非常に単純な構文の文章を喋る練習に使う、ということになる。

小売店で外国人観光客の接客をするのが英語学習の目的なら、これで正しい。

が、大学入試の目的は、大学での勉強に必要な英語力を身につけているか測ること。そして、日本の大学では、30年前も今も、必要なのはまずは読む力だ。

日本の大学生は、受験勉強で英語を必死に学んでも全然喋れない、という側面は確かにある。でもそれは、ちょっと喋る練習をしたら、一気に上達するということでもある。個人的には、必要になったら、オンラインレッスンでもやって個人が頑張ればいい、と思うのだが…。

この変更のおかげで受験生は今までのリーディングのレベルを維持しつつ、スピーキングもライティングも伸びる!というのなら素晴らしいが、受験生の勉強時間が増えるわけではない。さらにいうと、英語の時間が増えるなら、他の科目の勉強時間が減ることになるが、それは日本の社会にとって、本当に望ましいことなのかどうか。

***

とはいっても文科省の、というより政府の方針なので、もう大学入試はそういうものになる、と考えて対策するしかないだろう。

我が家の場合は、もう何も考える必要がなく、現状維持のまま、高3になったら一番点数が高く出る民間試験を選ぶだけだ。理想を言えば、高2までに最低限、英検とGTECは両方何回か受けて、どれが自分に向いているか調べることになる。こんな数万円の追加の出費を日本全国の受験生に強いる変更にはため息がでる。

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2019年3月21日木曜日

入院と手術と術後経過と

実は、なおは3月上旬から計画入院していた。記録のために書いておくと、流れはこんな感じだった。
  • 前日 入院、夕食なし
  • 当日 朝から手術、午後まで。その日は吐き気がひどく、麻酔が抜けるまでほぼ眠るだけ
  • 2日目 タブレットで動画(ネットフリックスのアニメ)
  • 3日目 点滴が外れて、相変わらずアニメ、そして電子書籍のコミック
  • 4日目 勉強も少しずつ始めた

手術は危険なものではないが、全身麻酔のリスクは常にある。無事に済んで本当によかった。

去年は5日間で退院だったが、今年は今年長引いてしまって、結果として小学校の卒業式も出られず。まあ、本人は非常に嫌がっていたので、喜んでいた。私としても、そこまで嫌なら出なくてもいいんじゃないかと思う程度。

6年間通った学校なら思い入れもあるのかもしれないが、途中転出もしたし、最後の2年間は良い思い出がほとんどなかったので(なおの主観)仕方がないだろう。

中学校からの宿題は何もないので、朝晩の家庭学習は続けながら、のんびり過ごしている。

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2019年3月18日月曜日

「2月の勝者」についてつらつらと(5)

意外と身内に評判の良いこのシリーズも5回目。今回は、今まで触れたトピックを少し深く考察してみよう。

まず、中学受験を「特急券」に例えるのは適切だろうか。

基本的には、授業料と通学時間・費用を無視すれば、私立の中学校は公立よりも望ましい環境を提供してくれるだろう。

「特急券」という表現で想定されているのは、目的地が大学合格ということ。この点に絞って考えると、高校受験でカリキュラムが分断されない中高一貫はその点有利だ。さらに中学受験で実質的に中1~中2の内容まで先取りしてしまっていることもあって、中学入学当初から授業をすごい進度で進めることで、高3では大学入試勉強に専念する、というような話を聞く。

中学受験を勧める本や雑誌記事などを見ると、こうしたことが中学受験の利点として語られることが多い。

ただし!

すべての中高一貫校でこうした取り組みをしているわけではない(進度が早いのはごく一部のトップ校だけのような気もする)。むしろ、高校受験がないがゆえの中だるみが指摘されることもある。

そういう意味では、必ずしも「特急券」とはいえないだろう。

私立中学校の魅力は、生徒が自分に合った学校を選べる、という点にある。地域の公立中学校に進学する場合、一切何も選べない。私立なら、大学受験に特化したカリキュラムを組んでいる学校もあれば、面倒見の良さを売っている学校、英語教育に力を入れている学校、エスカレーター式で上に上がれるから青春を謳歌できる学校も。

校風も、指導が厳しくてしつけがしっかりしている学校も、ゆるゆるで自由な学校もある。

また、私立中学進学は、子どもの特性的に、公立は避けたい、という場合もある。「2月の勝者」でも、そんな子が登場していて、本当に良くできた漫画だ。

日本の公教育は良くできていると思うが、均一化の圧力が過ぎるあまり、うちの子のようなタイプには向かない。もっとも、私立なら何とかなるかどうかは、これから体験することになるのだけれど。

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2019年3月16日土曜日

「2月の勝者」についてつらつらと(4):「断絶した崖道」

3巻目は基礎問題の重要性について。

誰でも「偏差値58」までは基礎問題を確実に解けるようになるだけで上がる、という話が出てくる。

ここでいう58という数値を厳密に考えなければ(話を聞いているクラスが受けている模試のモデルは、四谷大塚の合不合判定テスト)、特に算数の場合には、まさにその通りだと思う。

なおが受けた学校は、偏差値55~60の「断絶した崖道」の手前なので、どこも応用問題を解く必要がなかった。算数限定だが、過去問でも満点が可能なほど。

でも、実際には満点は取れない。かならずミスがある。どの学校の過去問も本番も、制限時間の半分~3/4の時間しか使わない。が、ミスがある。

テストの最初の計算問題も、最後の文章題も、すべて配点が同じ、というのが中学受験ではありがち。つまり、簡単な問題を落としてはいけない。

模試では、テストの点数はミスの数で簡単に15点ぐらい上下するし、すると偏差値も10変わってくる。

ちなみに、いわゆる「難関校」に行こうとすると、この「断絶した崖道」を超える必要がある。算数では応用問題が避けられず、国語であれば、小学校では学ばない常用漢字の問題が出る。

子どもの資質にもよるが、この「断絶した崖道」の手前が志望校であれば、通塾なしでのんびり中学受験が出来るのではないだろうか(両親の手間を考えると実際には難しいが)。

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2019年3月14日木曜日

さらにプログラミングで遊ぶ

「プログラミングで遊ぶ」という記事を書いてから2カ月ほど経った。

最近は、Pythonを使って何やらやっている。PythonはCode Combatというウェブサイトでなおが遊んでいたプログラミング言語で、最近は機械学習やディープラーニングに向いているというので人気があるようだ。

もちろん、なおがやっているのはもっと原始的なことで、お遊びだ。

プログラミングと数は相性がいいので、今見ている本はこちら。

Newtonライト『素数のきほん』 (ニュートンムック)Newtonライト『素数のきほん』 (ニュートンムック)


これを見ながら、いろいろな素数の計算の仕方をプログラミングして、思ったとおりの数字が出てくるかを試しているようだ。

別に夢中になって毎日触っている、というわけではなく、テレビを見る時間を使い果たしてしまったときに暇つぶし、といった感じだ。

ちなみに、以前も紹介したが、Newtonライトは他にもいくつかタイトルがあって、だいたいすべて揃えるようにしている。今回「素数のきほん」を見ている他はあまり読んでいる風ではないがこれも種まきだ。

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2019年3月12日火曜日

「2月の勝者」についてつらつらと(3)

2巻への感想の続きになる。

「難関私立大学合格者数大幅削減」という記述がある。これは2017年の話で、文科省の方針のせい。この傾向は2018年度も続いた。

全国的な少子化と首都圏集中の問題は今後も続くので、文科省の方針は今後も変わらないだろう。

一方、大学入試における競争率はどうなるか。

前々回に紹介したサピックスの記事によれば、今後6年で高3人口は近畿では13%減。一方で、大学の定員はそう簡単には減らない。前述の話はあくまで「合格者」であって、定員は変わらない。今までは定員を超えた入学者がいたのを、より定員に近づけましょう、という話であって、これ以上どんどん合格者が減るわけではない。

すると、単純に考えると競争率が下がる、つまりより良い大学に入りやすくなるような気がする。が、実際にはそう簡単な話ではないかもしれない。

私学ではすでに定員の半分ぐらいを占める「その他入試」、推薦入試やAO入試などが国立大学でもより多く使われるようになる。さらに、学力勝負の一般入試でも、高校入試でいうところの「内申」にあたるポートフォリオなるものが導入される可能性がある。

この「改革」の始まりには、現在の大学入試(一般入試限定)は一発勝負の筆記試験に頼りすぎ、21世紀に必要な人材を育てるのに適切ではない、という「世間」(というか政財界)の考えかたがある。わかりやすく言えば、昔から世間で言われてきた、勉強だけ出来るがり勉君なんて、社会に出ても役立たない!という発想だ。

じゃあどう変更するか。文科省の方針としては、前回紹介したような、既存の教科の勉強が役に立たないような試験や、高校生活における「主体的な学びの態度」、つまりは高校の先生による学習の「意欲」の評価を入試に使っていこう、ということになる。

このあたりは、文科省の予想通りに入試改革が進むかは不透明だ。特に、東大京大や早慶、旧帝大あたりのトップ校はそう簡単に入試スタイルを変えないだろう。



2巻のハイライトは中学受験は「課金ゲー」という話。中学受験で通塾すると、月謝に加えて、春夏冬の季節講習はもちろん、さらに日曜特訓やら志望校特訓やらのオプションが大量にある。

ほとんどの塾ではオプション扱いなので行かせない、という選択肢もないわけではない。が、季節講習は行かせない家庭はほとんどないと思われる。理由は、作中でも述べられているとおり、単純。単純に勉強時間だけを考えても、やれば学力は伸びる。他の子がみんな行っているのに自分の子が行かなければ取り残されてしまう。

ここで、作中のカリスマ講師は、中高一貫校を「特急券」に例えている。最終的な目的地が難関大学だとして、そこに行くために普通列車で行くこともできるが、お金を余計に払うことによって、より「確実」な道を用意するのだと。

別に公立中学から高校受験をしても、目的地に違いはないが、より確実に、効率良く着くことができるのが中学受験だ、という考え方には説得力がある。

実は中学受験ではさらに「重課金コース」があるのだが、これが登場するのはもっと後の巻だ。



このシリーズ記事を書いていて最近思うのだが、親子英語も、「特急券」に似たところがあると感じる。

中学校に入ってから英語を勉強しても、間に合うかもしれない。でも、現実的には、英語嫌いになったり、苦手になったり。中学校から始めて高度なレベルにまで達するのは、非常に限られたケースであって、それを確実にするのが親子英語だ。

さらにいうと、発音とかヒヤリングとか、中学生からでは間に合わない部分というのもあるのだが、そのあたりは親子英語でも不確実なので、あくまでもおまけ程度で。

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2019年3月10日日曜日

「2月の勝者」についてつらつらと(2)

次は2巻目。

二月の勝者 ー絶対合格の教室ー (2) (ビッグコミックス)二月の勝者 ー絶対合格の教室ー (2) (ビッグコミックス)


予定されている「大学受験改革」について説明がある。2021年度、つまり現在高2の学園が受験するときから段階的に導入される「大学入学共通テスト」のことだ。

国語と数学で記述問題を取り入れて、思考力・記述力を測るのが目的だという。作中の問題は、大学入試センターが2017年に公表したモデル問題の一つだ。

作中では公立高校2年生の生徒のセリフとして「今の学校の授業だけではこの問題は解けない」とあるが、実際には、高校で国語の授業を受けなくても、受験勉強をしなくても、この問題は解ける、と考えるべき。そもそも「国語」の学力を測定しているとは言えない。

これはあくまでもコンセプトモデルのようなもので、私の感想のような批判も含めて、多くの問題点が指摘された。その後2017年と2018年に試行問題が作成され、実施されている。

詳しい分析としては予備校によるもの(こちらとか)が参考になる。

いずれにせよ、思考力(それが何を意味するにせよ)を測定しよう!と斬新な問題を作ると、正解率が異様に下がり、みんな解けなくて、入試に使えない、ということになり、現在のセンター試験の内容と形式、レベルに回帰していくことになる。

この共通テストを受けるのはトップ大学の受験生だけでなく、私立大学受験生も含めて幅広い層が受験する。それも考慮して、2018年版の記述問題はぐっと易しく(解きやすく)なったようだ。難易度はこれから調整が続くだろう。それにしても、2021年度から数年は受験生(の進路)が実験台のようなものだ。受験生をないがしろにしている、と感じるが国の方針なので、仕方がない。

記述問題の配点が大きすぎると国語の学力が点数に反映されづらくなるし、かといって試験時間を大幅に増やすのも無理。結果として、記述問題は比較的平易な問題が続くのではないだろうか。

特定の教科の勉強が役に立たない、(私は嫌いな言葉だが)「地頭」勝負の問題に戻るのか、高校入試での国語の記述問題に毛が生えた程度のものにするのか、2019年度の試行問題で結論が出るはず。

中学入試との絡みで言うと、我が家で使っていた準難関までがボリュームゾーンとなる四谷大塚の予習シリーズの国語で出てくる記述問題などはかなりハードで(特に6年生)、対策としては申し分ない。中学入試の勉強が6年後の大学入試に役立つ、というのは的外れではない。

ちょっと書きすぎたので、2巻の後半は別の記事にしよう。

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2019年3月7日木曜日

「2月の勝者」についてつらつらと(1)

以前紹介したコミック「2月の勝者」の中で語られていた、子どもの教育を取り巻く現状について書いてみる。あくまでも個人の感想であって、なおの塾経験は模試を受けたぐらいで体験入塾すらしていないので、多少的外れになっているだろうと思われるので、ご了承を。

二月の勝者 ー絶対合格の教室ー (1) (ビッグコミックス)二月の勝者 ー絶対合格の教室ー (1) (ビッグコミックス)


まずは1巻から。

秀逸だと思うのは、「父親の『経済力』と母親の『狂気』」というフレーズ。6年生が年間に払う塾代が平均150万円。そして、受験しない子が宿題ぐらいしかしないのに、毎日何時間も受験勉強をさせる必要性。この2つが最難関受験には欠かせない。

まあ、実際には最難関を受けるだけが中学受験ではなく、うちみたいに費用も勉強量も少なく、目的とするレベルもぐっと低いケースも多い。さらにいうと、費用・勉強量と受験校のレベルは関連性はあるが、もちろんイコールではない。



スポーツや芸能と比べ、勉強の方が努力が結果(=将来にプラス)に結びつきやすい、だから特に才能のない子こそ勉強をすべき、というのは同感だ。

中高一貫校の多くが高校からは入れなくなっている、という指摘は、首都圏ではそうかもしれないが、関西では当てはまらないような。私立の中高一貫校に特にそうした変化はないし、大阪では公立高校が相変わらず強い。



「他に好きなことがある子ほど、受験をやめなくていい」というフレーズは、中高一貫校では高校受験がないため、学生生活に専念できる、という意味で使われている。

我が家では、なおの英語がこれにあたる。公立中学に行くと、英語の授業に不満が出るのが分かり切っていたので、避けたかった、というのが我が家の中学受験の動機の大きな部分を占める。



1巻には、東京都の受験人口と受験率について述べてある箇所がある。

関西の場合は、こんな記事を見つけた。現小6は17.5万人で受験率は10%弱だそうだ。大阪、兵庫、京都に奈良、滋賀、和歌山を加えた数値だそうで、都市部ではこの数字より高くなるだろう。

リンク先の記事を見ると分かるが、少子化とはいえ、今の小1が受験するまでの5年間は、児童数はほとんど減らない。

受験率は微増ぐらいだろうから、上位校における難易度や競争率といった環境は後5年ほどは変わらない。

ただ、下位校は、定員確保が困難な状態が続くので、英語入試や英検での加算なども含めて、「多様な入試」が増えていくだろう。

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2019年3月6日水曜日

読書は再読ばかり

以前、新しく購入したノベルシリーズの話を書いてから2週間ほど。あのシリーズはあっという間に読んでしまって、それからはKindleに入っている本を再読している。


なおが読んだ本はKindleでリストの上に上がってくるので、わかる。が、一瞬開いただけでも上に上がってくるので、どれだけ丁寧に読んだかは不明。

この数日はWarrior Catsをがんがん読んでいるようだ。このシリーズを再読するのは初めてではないだろうか。

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2019年3月2日土曜日

日々の家庭学習は何のために?2月の家庭学習まとめ

入試のことを考える必要がなくなって、日々の家庭学習の目的について考える必要が出てきた。

進学先の中学校からの宿題はゼロなので、そちらは考える必要なし。4月最初に学力診断テストのようなものがあるようだが、現在の素の学力を測るものなので、何の準備もいらない、とのこと。

同僚の娘さんが通われているので聞いてみたら、何もしなくていい、とのことだった。

とりあえずなおには、中学入学後も良好な成績をとるため、そして6年後の大学進学の準備と説明してみた。

入試直前でもさほど自分から勉強する感じではなかったが、入試後もあまり変わらず、まったりと勉強を続けている。

ただ、勉強時間は減って、朝晩20分程度だ。受験算数の難問ではなく中学数学の基本問題になったので、時間が減った(が、量を増やす気は本人にはない)。

朝の勉強:20分ぐらい
夜の勉強:20分ぐらい
受験勉強から解放されたので、国語の問題集としてこちらを再開してみた。

ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集〔小学生版〕ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集〔小学生版〕


この「ふくしま式」はいろいろあるが、5年生のときに「小学生版ベーシック」と「本当の語彙力」に取り組んだ。

その後、この〔小学生版〕を始めたのだが、受験国語に注力することにしたので(偏差値が上がらなかったし…)中断していた。

個人的には、この「ふくしま式」の構成はよく出来ていて、小学校での国語教育と受験勉強での国語学習を補うのにぴったりだと思う。さらにいうと、なおは自由作文が弱い(文法ミスが多いのは短いながらも海外滞在のせいか)ので、自宅でも文章を作る練習をしたかったのもある。

もともと国語が得意な子向けではなく、苦手な子におすすめのシリーズだ。

さらに、英語の勉強としてこちらのワークも。これは以前通っていた英語教室で作文の教材として使われていたもの。たまたまうちにあったので、再利用しているだけで、あまりこだわりはない。要は毎日少しでも作文に取り組もう、というだけの話だ。

Spectrum Writing, Grade 6Spectrum Writing, Grade 6


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