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2021年6月22日火曜日

塾(東進)の話


数学の講座に限定して無料で受けられる数学特退制度というのを使っており、映像授業だから決まった曜日に授業を受けるわけでもないので、かなり適当に使っている。

2月から新年度ということで一度面談をした。担当の方が交代したのもあって、積極的になり、春休みは、週に3回は来ましょう!みたいなことを言われて、なおもうなずいていたが、ふたを開けてみれば結局週に1回程度しか通わず。5月になったら、定期試験もあって、週に1回行くかどうかも怪しい始末。

ただ、数ⅠAのころと違って、さすがに映像授業は見ながら進めている。一応数ⅡBの勉強は自宅と並行して進めており、三角関数まで来たので、なんとか年度内に終わるかな、というペースだ。

6月からは、定期的にアドバイザーの人と面談を、ということになったのだが時間が合わず(いつもは帰宅中に寄っている)。それでも、昨年よりもぐっと向こうの対応が良い。

6月には全国統一高校生テストを受けた(高1部門)。去年の10月と比べると、大幅に偏差値が上がっているのは、成長したのか、同時に受けている生徒たちが一学年下になったからか、はたまた偶然か。

英語は共通テスト予測偏差値とやらで79.6が91.8に。実偏差値ではないが、すさまじい数字がでている。それでも、リーディングもリスニングも満点ではない。どうせなら満点を取ってきてほしいのだが…。数学も偏差値が10ほど上がった。テストから帰ってきたときに手ごたえがあった、と言っていた通り。

国語は、なんと偏差値20アップ!でもまだ50に届いていない。前回がどれだけ悪かったのか伺えるだろう。

東進は、おそらく高1までは今の制度で通い続けるはず。やる気が継続すれば高1で数ⅢCまで終わるかな。どうだろう。

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2020年10月22日木曜日

大学入学共通テスト、2025年からの再編

まだ検討案の段階だけれど、2025年からの大学入試がどう変更されるのか、発表された。2022年度から高校のカリキュラムが変わるので、それに対応したものだ。

なおの高校入学はこのカリキュラム変更の年度で、大学入試も、この再編と同時になるので、かなり気になる。

理科の4つの「基礎」科目が、ひとつに統合されることになっている。が、基礎的内容とはいえ、物理・化学・地学・生物のすべてを一科目にしてしまうと、まともに出題ができるのか、怪しい。むちゃくちゃな話なので、実際には、基礎は入試には使われなくなる可能性もある。

なおは理系入試の予定で、「物理」と「化学」選択になるから、これはほとんど影響がないだろう。

社会は、「地理総合、地理探究」「歴史総合、日本史探究」「歴史総合、世界史探究」「公共、倫理」「公共、政治・経済」「地理総合、歴史総合、公共」の6科目になるそうだ。案とはいえ、科目名がどれも無駄に長い。要は「地理」、「日本史」、「世界史」という3つの主たる科目に加え、「倫理」と「政経」の2つ、さらに理科の場合のようにすべての基礎を集めた科目ひとつ、という構成になる。まあ、実質的には今と変わらない。が、日本史と世界史のそれぞれで、総合という地域を越えた出題がされるのかどうかが焦点となる。

なおの場合、理系入試で定番の「政経」かなと思っていたのだが、最近、学校の社会の授業で学ぶ世界史パートが楽しそうなので(日本史パートはまったく興味が持てないそうで、落差がすさまじい)、もしかしたら世界史をやりたがるかもしれない。

実は私自身も高校では世界史選択で、日本史も地理もやっていないので、なおの気持ちは良くわかる。

再編の年度とぶつかると、受験勉強がやりづらいのだが、実施1年前ぐらいには予行としてサンプルが出るので、それを参考にしていくことになるだろう。

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2020年3月11日水曜日

大学入試の戦略を練る(3) 推薦入試の可能性

今回は推薦入試の可能性について。

なおの場合、学校の成績があまりよろしくないので、推薦入試は分が悪いと思っているのだが、一応可能性について考えておく必要がある。

昔は、推薦入試というのは私立大学ばかりで、国公立大学はすべて一般入試だったのだが、時代は変わりつつある。現状でも定員の3割程度らしいが、国の方針で、将来的には、つまりなおが受験する頃には5割に引き上げられる。

推薦入試で必要なのは、まずは学校の成績。難関大学の場合、評定平均4.0が必要になってくるし、出願できても評定平均で上位にこないと合格できない、ということもあり得る。

国公立大学の場合、推薦入試でも学力試験を受けることもある。私立大学の指定校推薦などと違って、受験勉強も欠かせない。

さらに、何か「売り」になること、特記事項が必要になる。「普通の」高校生ではできないようなことがあると良い。

もちろん、志願する大学のレベルによって、何がどれだけ求められるかが変わってくる。東大などになると数学オリンピックだの物理オリンピックだので世界的に活躍する必要があるが、下位の大学になればなるほど、求められる基準が下がってくるのは当然だ。

***

さて、なおの場合、まず評定平均4.0がかなり無理(笑) 適当にやるので提出物のクオリティが低くなりがちだし、忘れてしまうことも。定期試験に向けて、必死に勉強するということもない。

数学や理科なら問題ないが、他の科目は3はとれても4は確実ではない。筆記の学力では学年1番に近いはずの英語ですら、成績は3だったりする。

副教科はさらに悪い。

公立中学に行っていたら評定平均がどうなったのか謎だが、今の中学ではこんなものだろう。

中学時代の評定平均は関係ないので、今のうちはあまり神経質になることはない。

学校の成績は重要だ、ということを伝えつつ(海外の大学に出願することがあれば余計重要)、それなりに頑張ってもらおう。

なおの場合、学力や学校の成績以外の「何か」を考えると、英語かコンピュータ系だろうか。現状では、どちらもそんなに突き抜けているわけではなく、それだけで売りになるようなものにはならなさそうだ。

いずれにせよ、可能性は念頭に入れておこう。

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2020年3月5日木曜日

大学入試の戦略を練る(2) 一般入試対策

今回は、大学受験で一般入試、つまり一発勝負の学力試験を受けることを想定して、中学生の今から何ができるか、という話になる。

一応、理系受験を想定して話を進めよう。

まずは、効率化のために科目を選ぶ。

これは当然、大学で何を学ぶかによって変わってくるが、なおの現在の希望のコンピュータ・サイエンスの場合、理科は物理と化学で、選ぶ余地がない。ちなみに、医療系やバイオなら生物と化学になるが、なおは現時点でこちらへの興味はほぼゼロ。

数学は最終的に数3Cまですべてで考える必要なし。

国語と社会は、共通テスト(今のセンター試験)のみ。国立上位を想定すると、国語は古文・漢文が必要だが、このあたりは最終的に志望校がどうなるかで変わる。

社会は汎用性を考えると「倫理、政治・経済」だろうか。まあ、このあたりは高校に入ってからなおの好み次第でいくらでも変わりそう。

国公立を最終的に断念する場合、理系であれば国社の対策がどれだけできるかによるので、少しでも早めに対策を考える必要がある。

***

という想定で、中学生のうちにやっておくことを考えてみる。

まず最重要科目は数学。ということで、なおには家庭学習でも数学を中心に頑張ってもらっている。中高一貫校で高校受験がない一方で、学校の授業は教科書レベルなので、独自の進路で予習を進めている。とはいえ、1日2問程度しかやらないので、たかがしれている。

できれば、進学校のカリキュラムのように、高2までで教科書の内容はすべて学習を終え、最後の1年間は入試対策にあてたい。

理科は中学生のうちは物理と化学の分野をしっかりやっておこう。少し予習もしているが、自宅での家庭学習でどれだけ独学できるかは不明。

社会に関しては、なおの中学で公民分野をやるのは3年生になってからのようなので、今からできることは特にない。

国語は、1年生の最初の頃は、中学受験の読解問題をやったりしていたが、今やるべきことではないと考えて、中断している。

なおの学力のレベルを考えて、今は漢字に注力したい。国語の授業で小学校の漢字の復習をしているので、覚え間違えているものや、熟語として知らなかったものをしっかり復習させている。教科書の新出漢字も、授業で扱わなかったものを自宅で補って抜けのないように。

国文法も学校で配布された問題集を使って、繰り返しやろう。

古文・漢文も苦手意識がでないように気をつける必要があるが、中学校の間は教科書に出てくるものをしっかり学習しておけばいいだろう。中3ぐらいから、何か対策を考えるかもしれない。

英語は、最終的には英文和訳の練習をする必要があるが、高校入学後ぐらいでも良い。国語力がどれだけ伸びるかによるだろう。

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2020年2月25日火曜日

大学入試の戦略を練る(1)

非常に大きなテーマなので、少しずつ書いていこう。

まずは大きな方針から。

理系か文系か、国公立か私立か、推薦か一般か。

なおの場合、コンピュータ・サイエンスが現在の希望なので、理系。すると、やはり国公立の方が良い。

ここまではあまり考える余地がない。

問題は推薦か一般か。

ちょっと前であれば、国公立といえば当然のように一般試験で、センター試験をがっつり受けた上で2次試験となるのが当然だった。

ただ、最近は国公立でも推薦入試やAO入試が増えてきた。

なおの場合、真面目に学校の課題に取り組んで良い成績を取ることにあまり興味がないし、体育などの副教科も苦手なものが多い(真面目にやらないし)ので、通知表の成績がよろしくない。

成績が進学に直接関係してくるのは高校に入ってからだが、あまり期待が持てない。

おそらくは一般試験で学力勝負、ということになるだろう。

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2020年1月28日火曜日

数学の学習、急ぎすぎた弊害は

それはすばり、計算力の不足!

実のところ、この傾向は中学受験のときからあって、一番簡単なはずの最初の計算問題でポロポロ点を落としていた。

決して良い傾向ではないのだが、限られた勉強時間を他のことに使っていたため、なんともならず。

そして、中学数学の勉強を促成栽培のごとく1年ほどで走りきった現在。

計算力不足が痛い!

この前始めた東京出版の「レベルアップ演習」は入試問題としては基本的なものを集めているのだけれど、それでも計算問題がボロボロ。

まあ、半年ぐらいかけてしっかり基礎力を育成しよう。

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2020年1月3日金曜日

中学校での学習に対する考え方その1

以前、なおは理系だ、というような話を書いた。そのときに、文系・理系という分け方は日本ではよく使われるが、あまり実質的ではないのではないか、といったようなご指摘をいただいた。

私もそのとおりだと思う。文系・理系というのは、大学入試で必要とされる科目群を考える時のガイドであって、大学に入ってから、さらにはその後の人生で必要とされる能力ではないし、さらにいうと、個人の性質でもない。

理系の科目設定をされている学部でも、当然のように日本語運用能力や社会に関する理解が必要だし、文系科目で受験する学部でも、論理的理解や数的処理が必要となることがほとんどだ。



という大前提を踏まえた上で、大学入試を視野に中学生の間の家庭学習の方針について考えてみる。

中高一貫校の長所は、高校受験がないことだ、と言われるし、逆にそれが短所だ、と言われることもある。

高校受験がないから、中3でもしっかり部活動や課外活動に熱中できる。または、中高の6年間が大学入試の準備期間だと考えて効率を最優先して、受験科目に専念して勉強することもできる(実際には中学生の時点で学びたいことがはっきりしていないかもしれないし、後で変わる可能性も大きいので、あまり決め打ちは良くないのだが)。

なおの場合、興味があるのはコンピュータ・サイエンス。

工学部系統になり、国公立であれば、共通テストで英、数、国、理科2、社会1。2次試験で英、数、理科2となる(もちろん、例外もある)。

理科2科目は、物理と化学。社会1科目はなんでもいいのだが、個人的には一般常識を強化するという意味で、倫理・政経を推したい。

なおの学校はのんびりしたもので、カリキュラムの進度は公立中学校と同じ。難関中高一貫校にありがちな、中学生のカリキュラムを2年で終わらせて、高3の1年間は受験勉強に専念するとか、そんなことはまったくない。

やるとしたら、家庭学習だけで対応することになる。とりあえず数学だけはしっかり予習している。理科に関しては、すべてやるのは無理なので、とりあえずは物理分野だけ予習させてみるつもりだ。

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2019年11月12日火曜日

2022年度からの高校の学習指導要領の改訂について

将来の大学入試がどうなるか不透明な今、2022年度、つまりなおが進学する年から高校の学習指導要領が変わる、という話を改めて調べている。

NHKのこの解説記事が分かりやすい。

大きな変化があるのは社会で、公民分野では、「公共」なる科目が必修になるそうだ。また、現在は世界史と、日本史か地理のどちらかが必修だが、これが「地理総合」「歴史総合」という2科目の必修に代わる。日本と世界、歴史と地理、網羅的、かつ基礎的に学ぶことになる、ということだろう。

大学入試を視野に入れると、文系入試の社会科は「日本史」「世界史」「地理」という枠組みが維持されそう。国公立の理系入試の場合でも、共通テストでは「倫理・政経」か、この3つのどれかを選ぶことになりそうだ。

これを念頭に入れて、家で何かやるかというと、特にはなく、中学校での社会の授業を粛々と受けて、定期テストの対策をするだけだろう。

中高一貫校の場合、ともすれば復習がおろそかになって、高校進学時には、中1でやった世界地理や日本地理を忘れてしまう、ということがありそうだ。高校受験はないが、理科と社会に関しては、しっかり学んだことを復習する機会を作ったほうがいいだろう。

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2019年11月2日土曜日

「共通テストへの英語民間試験の導入と数年後の大学入試」を下書きしていたら

なんと、2021年度入試で予定されていた、大学共通テストでの英語民間試験の利用が中止になる、というニュースが飛び込んできた!

近いうちに記事にしよう、と下書きしていた内容が、だいぶ無駄に!(笑)

何度か書いてきたように、私自身は大学入試での英語民間試験の必須化には反対で、特にこの数年の「4技能」の推進はやりすぎだと思っているので、正直安心した。

ただ、なおの大学入試を考えると、民間試験の利用は非常に有利に働くのがジレンマだ。

要は、「4技能」対策には、子どもが育ってきた環境の格差が大きく働くし、このブログでずっと書いてきた親子英語環境は、この格差そのもの、ということだろう。

報道によると、2024年度の実施を目指して検討する、とのことなので、なおが大学進学する年度に導入される可能性は残っている。

***

現在の大学入試、特に3~5教科の入試科目の得点で査定される試験では英語の比重が大きい。これは、大学入学後・卒業後に英語が必要になるから、というよりは、努力の要素が大きく(学習量が増えると学力が上がる)、文理両方の科目と相関が高く受験生の学力を表していると考えられる、という面が大きい。

つまり、英語ができる生徒は、真面目でしっかり勉強し、国語や数学もできる傾向になる、ということになる。言語能力、論理力、記憶力といった能力の目安になる。

親子英語的な英語力は、実際に役に立つ、実践的な英語力である一方で、こつこつ勉強して身につけた力ではないので、他の科目との関連性は低いかもしれない。

***

現在の政府の考え方としては、大学入試(さらには高校から小学校まで)における、旧来の筆記試験による「学力」の選抜は時代遅れで、現代のニーズに合った「人材」を育成できない、ということのようだ。

「1点刻み」が不毛であるとされたり、マーク式が丸暗記で解ける、と揶揄されたり。センター試験に代わる共通テストで記述式が導入されるのも同じ理屈だ。

こうした動きは、何年も前からあって、意外と知られていないことだが、今は国公立大学でも学科試験を受ける一般試験だけでなく、推薦入試やAO入試が増えてきている。このあたりの記事によると、定員ベースで20%ぐらいになるようだ。

全体的な傾向としては、偏差値の高い大学ほど推薦・AOの割合が小さい。

この割合は、今後、増え続けていくだろう。学業に励んで立身出世、といった価値観が薄れていくのかもしれない。

***

なおの場合、学校の成績が良いわけではないので、推薦入試やAO入試を使えるわけでもなさそうなのが難しいところだ。

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2019年4月7日日曜日

中学入学後の家庭学習について考える

合格通知と入学手続きの案内が来てから、進学先の中学校からは何の連絡もなく、ちゃんと手続きが行われたのか不安に思っていた。

が、4月に入ってから3回ほど登校日があり、ちゃんと入学者として数えられていることがわかって、一安心。

宿題がまったく出ていないし、中学校からも何もしなくてよい、的な案内が来ていたので、春休み中はかなりのんびりモードだったが、このところ一日おきに登校日があり、ドタバタ。

今のところ、なおは非常に上機嫌で、中学校を気に入っている様子。授業が始まったらどうなるかわからないが、このままいって中学校生活を楽しんでくれたら、と願っている。

***

登校日で中1で学ぶ内容が分かったので、本格的に中学校での家庭学習について考え始めた。

中高一貫校なので、高校受験については考えなくて良いので、考えるのはその先。

大学ではコンピュータ系に進む、と想定して大学進学後も役に立つ学力を身につける、というのが中高6年間での目標になる。

力を入れて勉強するのは、数学と理科(物理と化学)が中心になる。

とはいえ、中学校が始まったら、電車通学ということもあり、小学校の頃のように家庭学習に時間をとることができない。

さらに、中学校に入ると学ぶ内容が高度になり、自宅でプラスアルファの勉強をする、というより、授業内容をしっかり理解したうえで、定期試験で良い成績をとる、というのが目標になる。

それに加えて家庭学習をするとすれば、とりあえずは数学!

今は「基礎からの」チャート式で中学校での学習内容を予習しているので、中1の間はこれを続けよう。

理科に関しては、なおのやる気次第だが、長期休み中に物理・科学の中学範囲の予習を進めるつもりだ。

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2019年3月10日日曜日

「2月の勝者」についてつらつらと(2)

次は2巻目。

二月の勝者 ー絶対合格の教室ー (2) (ビッグコミックス)二月の勝者 ー絶対合格の教室ー (2) (ビッグコミックス)


予定されている「大学受験改革」について説明がある。2021年度、つまり現在高2の学園が受験するときから段階的に導入される「大学入学共通テスト」のことだ。

国語と数学で記述問題を取り入れて、思考力・記述力を測るのが目的だという。作中の問題は、大学入試センターが2017年に公表したモデル問題の一つだ。

作中では公立高校2年生の生徒のセリフとして「今の学校の授業だけではこの問題は解けない」とあるが、実際には、高校で国語の授業を受けなくても、受験勉強をしなくても、この問題は解ける、と考えるべき。そもそも「国語」の学力を測定しているとは言えない。

これはあくまでもコンセプトモデルのようなもので、私の感想のような批判も含めて、多くの問題点が指摘された。その後2017年と2018年に試行問題が作成され、実施されている。

詳しい分析としては予備校によるもの(こちらとか)が参考になる。

いずれにせよ、思考力(それが何を意味するにせよ)を測定しよう!と斬新な問題を作ると、正解率が異様に下がり、みんな解けなくて、入試に使えない、ということになり、現在のセンター試験の内容と形式、レベルに回帰していくことになる。

この共通テストを受けるのはトップ大学の受験生だけでなく、私立大学受験生も含めて幅広い層が受験する。それも考慮して、2018年版の記述問題はぐっと易しく(解きやすく)なったようだ。難易度はこれから調整が続くだろう。それにしても、2021年度から数年は受験生(の進路)が実験台のようなものだ。受験生をないがしろにしている、と感じるが国の方針なので、仕方がない。

記述問題の配点が大きすぎると国語の学力が点数に反映されづらくなるし、かといって試験時間を大幅に増やすのも無理。結果として、記述問題は比較的平易な問題が続くのではないだろうか。

特定の教科の勉強が役に立たない、(私は嫌いな言葉だが)「地頭」勝負の問題に戻るのか、高校入試での国語の記述問題に毛が生えた程度のものにするのか、2019年度の試行問題で結論が出るはず。

中学入試との絡みで言うと、我が家で使っていた準難関までがボリュームゾーンとなる四谷大塚の予習シリーズの国語で出てくる記述問題などはかなりハードで(特に6年生)、対策としては申し分ない。中学入試の勉強が6年後の大学入試に役立つ、というのは的外れではない。

ちょっと書きすぎたので、2巻の後半は別の記事にしよう。

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