2020年1月3日金曜日

中学校での学習に対する考え方その1

以前、なおは理系だ、というような話を書いた。そのときに、文系・理系という分け方は日本ではよく使われるが、あまり実質的ではないのではないか、といったようなご指摘をいただいた。

私もそのとおりだと思う。文系・理系というのは、大学入試で必要とされる科目群を考える時のガイドであって、大学に入ってから、さらにはその後の人生で必要とされる能力ではないし、さらにいうと、個人の性質でもない。

理系の科目設定をされている学部でも、当然のように日本語運用能力や社会に関する理解が必要だし、文系科目で受験する学部でも、論理的理解や数的処理が必要となることがほとんどだ。



という大前提を踏まえた上で、大学入試を視野に中学生の間の家庭学習の方針について考えてみる。

中高一貫校の長所は、高校受験がないことだ、と言われるし、逆にそれが短所だ、と言われることもある。

高校受験がないから、中3でもしっかり部活動や課外活動に熱中できる。または、中高の6年間が大学入試の準備期間だと考えて効率を最優先して、受験科目に専念して勉強することもできる(実際には中学生の時点で学びたいことがはっきりしていないかもしれないし、後で変わる可能性も大きいので、あまり決め打ちは良くないのだが)。

なおの場合、興味があるのはコンピュータ・サイエンス。

工学部系統になり、国公立であれば、共通テストで英、数、国、理科2、社会1。2次試験で英、数、理科2となる(もちろん、例外もある)。

理科2科目は、物理と化学。社会1科目はなんでもいいのだが、個人的には一般常識を強化するという意味で、倫理・政経を推したい。

なおの学校はのんびりしたもので、カリキュラムの進度は公立中学校と同じ。難関中高一貫校にありがちな、中学生のカリキュラムを2年で終わらせて、高3の1年間は受験勉強に専念するとか、そんなことはまったくない。

やるとしたら、家庭学習だけで対応することになる。とりあえず数学だけはしっかり予習している。理科に関しては、すべてやるのは無理なので、とりあえずは物理分野だけ予習させてみるつもりだ。

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