今回は誰にとっても耳が痛い話だと思う。
英語、勉強、スポーツ、芸術、なんでもそうだが、多かれ少なかれ、親というのは子どもの成長を喜ぶだけでなく、それが自分の成果であると考えがちだ。
英語なんて、子どもが幼いときに親が決心して始めなければ中学校に入るまでほとんどゼロなのだから、喋れるようになった、読めるようになった、書けるようになった、こうした成長はほぼすべて親の(自分の!)力であり、成果なのだと感じがちだ。
世の中、そういう親がたくさんいることはわかっているし、私自身だってなおが褒められれば鼻高々なのだし、ましてや立派な結果を残したお子さんの親は、誇りたくてたまらないだろうとも思う。
いや、立派な結果を残したお子さんの場合はそれで良いと思う。
でも、それを逆に言うと、英語でも勉強でも習い事でも、ぱっとしない場合やうまくいかない場合、それも親のせいということになってしまう。が、決してそんなことはない、というのは論理的な考え方をすればすぐにわかるはず。
兄弟がいる家庭では、同じように育てたつもりでも全然違う、というのは良く聞く話だし、勉強も運動も、言語の獲得ですら、個人差が大きい(もちろん、その差のある程度は遺伝なので、広い意味で親の責任と言えないこともないが)。
子どもの可能性は無限大、という思想は、それ自体は夢があるものだが、すべての親の育て方のせいにしてしまうとすれば諸刃の刃だし、さほど正しくもない。
ということで結論は、子どもの成長を楽しみつつも、自分の及ぼせる力の影響を知るということ。ましてや自分のできなかったことを子どもにやらせよう、などと自分の身代わりにすることのないようにしようと思う。
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昨日の夜出した本はこちら。やはり大喜び。だが、私から奪って、一人で絵を眺めておしまい(^^; そのくせ、シリーズを全部そろえてくれ、などという。
前回紹介した5冊以外で、現在でも手に入れやすいものをリストアップしてみた。このあたりはそのうち買ってやろう。
小学校に入って2ヶ月弱、「学校」というものがどんなものだかわかってきたので、こうした学校ものがもっと楽しめるようになってきたのだろう。
低学年向けの読み物にはこうした学校ものが多いので、一気に選択肢が広がった感じがする。
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4 件のコメント:
はじめまして。
いつも拝見させて頂いております。
我が家にもなおくんと同じ新1年生の娘がいます。3才から英語をスタートしたのも同じですが、うちの娘はまだまだ発話はほぼゼロ…私の英語に完全なる日本語で返してきます^_^;
おいおい~!と日々胸の中では思っていますが、本人にとって英語を話す必要性を感じない生活の中、もっとしゃべろうよ!と望むのはこちらの都合でしかない。と結果を追うことは早くにやめました。
なおパパさんのおっしゃる通り、親の都合・親の成果のための子どもの育児はしたくないものです。あくまで補助的役割…子どもが子どもの力で成長していくのを、最大限の努力をしてサポートしてやりたいと思います。
いつも参考になる記事をありがとうございます☆
>リンココママさん
コメントありがとうございます。私もリンココママさんのブログ拝見しています(^^)
子ども自身が成長するのを助ける、その通りだと思います!
こんにちは
本の紹介有難うございました。
こちらの本のYLは、どの位ですか?
教えて下さい。
>匿名さん
Black Lagoonシリーズは、YLは1.8~2.8となっています。語数が少ないので易しく感じますが。
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