とりあえず、急いでやる必要があるのが予防接種の準備で、現地の小学校に入学するためには英文で証明書が必要になる。
アメリカでの小学校で求められる予防接種の種類は、日本よりもはるかに多く、とりあえず今わかっている範囲では、なおの場合、B型肝炎とヒブの予防接種を追加で受ける必要がある。
しかも、B型肝炎は計3回摂取が必要で、最初と最後を半年空ける必要がある、ということがわかって、英文の証明書がでるところを探し、サタデースクールを休んでまで、なんとか2回受けたところだ。
残るはヒブ、そして今まで受けた予防接種もすべて英文の翻訳を入手する必要がある。これは私が翻訳したのでは駄目で、公的機関や病院じゃなければ駄目だろう。
うーん、どうしようか、と思っていたときに、なおままが空手の送迎でちょうどアメリカから一週間帰ってきている男の子のご家族に遭遇!
そういえば、一年前にこれからアメリカに行くというご家族が空手にいるという話を聞いたような。
そこで、無事翻訳してくれる病院についても聞くことができた。
実はそこなら夕方まで診療しているから、B型肝炎の接種もそこに行っておけばサタデーを休まなくてもよかったのでは、ということも判明したが(^^;
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今は一週間帰ってきているだけで、またすぐにアメリカに戻られ、後1年滞在ということらしい。
このお母さんに「英語、準備しているの?」と聞かれ、なおままが「はい」と答えたところ、返ってきたのがこの記事のタイトル、「どうせESLに入るから、英語を準備しても意味がない」という台詞らしい。
なんでも、ESLが4クラスも設置してあって、問答無用にESLに入れられ、そこには日本人がいっぱい!日本人しかいないクラスもある、とか。クラスでは日本語を話してしまう、とも。日本人が多い都市ならでは、だ。
ちなみに、ESLとは"English as Second Language"の略で、英語圏に留学するときに英語が不十分ではないということで入れられる準備クラスだ。
これは個人的な感想だが、日本人が多いというのはちょっと安心でもある。海外への移住は、言語の問題に加えて、異なる価値観や人間関係のルールにいきなり放り込まれて、混乱するというカルチャーショックの問題も大きい。
一方で、非常に疑問なのだが、4クラスあって能力別に振り分けられるそうなので、事前に準備していくのといかないのでは、大きな違いがでるはずなのだが、そのあたりはどうなのだろう?
追記:なおままによると、「意味がない」と言われたのではなく、「まったく準備していなくても大丈夫、なんとかなる」と言われたとのこと。全然ニュアンスが違ってくる(^^; 私となおままの間でのミス・コミュニケーションだった。失礼。
そのあたり、なおが実際にアメリカに行ってどうなるのか、率直なところをレポートしたい。全然英語のできない子どもと初歩の初歩からやる、ということにはならないと思うのだが。
ただ、駐在などで短期間アメリカに行く場合に、子どもにぎっちり英語を習得させてから行くケースというのはあまりないのも事実。
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なおは、アメリカから返ってきたお友達ということで、英語で話しかけてみたりしたらしいのだが、相手の機嫌が悪く、あまり相手にしてもらえなかったらしい。
この話を聞いて、なおままは、お友達は久々に日本に帰ってきたのだから日本語が喋りたいはず。英語も話せるだろうけれど、日本語で話しかけるべきです、と諭していた。その通り。そのあたりの気遣いができるようになるのは、年齢的にまだ先だろうか。
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習い事の曜日がちょっと代わって、木曜日はスポーツクラブとピアノの2本立て。帰宅もちょっと遅くて、ご飯を食べてお風呂に入って、そして微妙にだらだらしていたら、ワークの時間が就寝時間に食い込んでしまった。
ふだんよりずいぶん長くワークに時間がかかったのは、スペリングのワークのせい。
G2からは辞書を引くという活動が入ってくる。昨日のワークは、動詞の過去形や進行形を元の形に直して(played > play)、辞書を引いて単語を探しましょう、という課題だった。
使った辞書は以前購入したこちら。
小学生向けの辞書で、写真やイラストがたくさん。あまり難しすぎる単語がなくて、低学年でもなんとか単語が探せる。意味の説明も小学校低学年でもわかるようになっている。かなり巨大で、置き場所に困るのが玉に瑕。
探す単語は10個ぐらい、辞書に載っている形に戻す、というのは一瞬でできたのだが、探すのに時間がかかる。そして、途中で何か気になった単語があったら読んでしまう。
そして、私にクイズを出す…。この単語の意味は?とか。
ここで「さっさと単語を探して!」と言うのは本末転倒なので、つきあって自由にさせていたら、時間が(^^;
ふだん、辞書だけをポンと置いておいても開くわけではないが(当然か)、きっかけがあって開いたらそれなりに楽しいようだ。
ちゃんと何らかの課題に絡めて辞書を使っていこう。
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