2015年1月16日金曜日

レゴ・マインドストームでロボティックス:その1

我が家で購入したのはレゴ社のマインドストームというおもちゃ兼ロボティックス教材で、3世代目にあたる"EV3"になる。ちなみに、第2世代は"NXT"。

歯車と軸を使って動くモデルが作れるテクニック・シリーズをパーツとして使って、プログラミングできるロボットを組み立てようというもの。

ここでいうロボットというのは、2足歩行のアシモのようなものを意味するのではなく、インプット(センサー)とアウトプット(モーターやサウンド、光)があって、プログラムによって自立して動くもの。

EV3は主に教育用に使われる教育版と玩具版がある。違いはパーツの構成と作れるモデル、そしてソフトが別売りかどうかと、ロボティックス教育カリキュラムがついてくるかどうか。

玩具版は定価$350でソフトウェア込み。この写真にあるような、いかにもおもちゃ!という感じのモデルが作れる。日本でも販売されていたはずだが(HPに日本語の説明がある)、今は並行輸入品しかない。1ドル120円で計算すると42,000円ほどだが、送料も考えるとやはり割高になるのはしかたないか。

レゴ マインドストーム EV3 31313 LEGO Mindstorms EV3 並行輸入品レゴ マインドストーム EV3 31313 LEGO Mindstorms EV3 並行輸入品


基本の5つのモデルのうち、一番ベーシックなモデル"Track3r"はこんな感じ。戦車タイプのボディで前後左右に動くほか、前のハンマーを打ち下ろすことができる。



組み上がったら、付属の赤外線リモコンですぐに動かせる。

また、Bluetooth接続でiPhoneやiPadからもコントロールでき、これがかなり楽しい。ただし、出荷状態ではロボットのコントローラーに内蔵されているファームウェアが古いらしく、結局パソコンに繋いでアップデートする必要がある。

単なるおもちゃとして使う場合、5つのモデルをひとつひとつ作っては、リモコンやiPhoneでコントロールして遊ぶ、という遊び方になる。

組み立ての難易度自体はさほど高くなく、最初のモデルはなおでもほとんど一人でできた。ただし!モーターに軸を取り付ける場合だけ妙に接続が固い。これはなおの力ではできなかった。

また、"Track3r"以外のモデルの組み立ては結構長丁場になる。テクニックシリーズに慣れていないと辛いかもしれない。対象年齢の10歳以上であれば問題はないはず。



もちろん、おもちゃとして考えた場合には、いくら安く買っても4万円以上というお値段はいかにも高すぎる。

クリスマス・プレゼントとしてなおは他にもいろいろなものを欲しがったのだが、このマインドストームを選んだのは、私自身が高校生の時にパソコンを買ってもらったのを思い出したから。

当時、まだ高くておもちゃにしかすぎなかったパソコンだが、親としては将来に役立てば、という思いがあったようだ。

実際、絶大な効果があったと思う。

8割ぐらいの時間はゲームに費やしたが、その他にも、つたないなりにプログラミングをしたり、仕組みについて本を読んで学んだり。

コンピュータそのものを大学で学んだわけではなかったが、自由に使えるパソコンを通じてプログラミングについて興味を持ち、最終的には今の仕事でも役に立っている。

正直、まだ完成したロボットを操作して遊ぶのが精一杯で、プログラミングやロボティックスには興味が向かないようだが、今はそれでいいと思う。少しでも、科学・技術の世界を身近に感じてもらって、楽しいものと思ってくれれば、出したお金の価値があるというものだ。



もちろん、親の私が楽しめる、というのも選んだ理由の一つ。調べているうちに教育版も買いたくなってきて、非常にまずい(笑) 子どものおもちゃとして考えると高いが、大人の趣味として考えると、そうとんでもない金額でもないような。

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