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2017年2月28日火曜日

LEGO BOOSTの話

以前、紹介したLEGOの新製品、BOOSTについて、ちょっと詳しい記事を発見した。

私がずっと気になっていたのは、付属のモーターが3個なのか1個なのか、ということ。最初の頃の紹介記事では1個となっていて、少しがっかりしていた。1個では両輪で動く車両を作ることができなくて、面白みがぐっと減る。

が、今回の記事を読むと、 頭脳となるCPUが入っているメインユニットに2個のモーターが内蔵されていることがわかった("the Move Hub which has a built-in tilt sensor to detect movement, two built in motors, a button and a light.”)。

そうなると、手持ちのWeDo 2.0と比べるとおもちゃとしての楽しさが段違いになる。

カリキュラムなどは付いてこないが、仕組みとしてはWeDoを継承していて、なおはすでに基本はマスターしているので、我が家では要らない。

こ、これは欲しい(私が)。

ということで、帰国したらWeDo2.0は売り払って、BOOSTを買う足しにしよう。

気がかりなのは、日本での発売はまだ未定ということ。また、LEGOのロボティックス商品は日本に来ると値段が跳ね上がるので、こちらで$160だと2万5千円ぐらいになりそうな予感がする。EV3がすでにあるのだし、要らないような気もしないわけではない(^^;

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2017年2月25日土曜日

放課後クラブでロボティックス

先週から、小学校でのロボティックスクラブが始まった。毎週木曜日、放課後の4時から5時までで、申込者多数の場合は抽選だが、費用は無料。

申し込みの時点では、ロボティックスを学びましょう、というぐらいしかわからなかったのだが、先週、とうとう始まってなおが参加したところ、やはりWeDoを使うクラブなことがわかった。

WeDoのバージョンは初代で、我が家で小2のときに購入して散々遊んだバージョンだ。

クラブの様子は参観していないのでわからないが、なおに聞いてみたら、初回は正規のカリキュラムであるアクティビティの1つめ、アリゲーターを作ったとか。

LEGOを組み立てるのはパートナー、プログラムはなおが担当、と分担したとか。

2回目の今週のクラブでは、グループに分かれた後、自分達でお題を決め、組み立ててプログラミングして発表したとか。

なおたちは車を作ったそうだ。なお曰く、結局、ほとんど全部自分でやることになったというが、どうだろう。

すでに十分遊んだ教材ではあるけれど、お友達と一緒にグループで活動する、というのはなかなかに良い経験になっているのではないかと思おう。

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2017年1月12日木曜日

WeDO2.0のまとめ&LEGOの新製品、BOOST

STEM教育のために、というよりは親の趣味で、STEM教育に関連した教材や玩具を色々購入してきた。

昔から定番のロボティックス教材、MindStormは対象が10歳以上、実際には中高生以上で、小学生が一人で自力でなんとかするのは難しい(10歳以上なら、本人の興味と能力次第)。

LEGOのWeDoは小学生から使える教材で、まず初代のバージョンをなおが小学2年生のときに購入して散々遊んだ

その後、MindStormの玩具版、EV3も購入したが、これはおもちゃとしての遊び方以上には踏み込まず。

アメリカに来てからは、おもちゃが何もないことだし、と購入したWeDoの新版、WeDo2.0を購入

結局、購入した後、レポートできていなかったので、ここで簡単にまとめておこう。

まず、基本的には2.0は初代WeDoを置き換える商品なので、初代で拡張パックまで買って一通りこなした我が家では、あまり十分に活用できた、という感じではなかった。

初代からの進歩は、ワイヤレスで動くようになったこと。

ただ、プログラミングで出来ることに進歩がない(たぶん)上に、本体に接続できるモーターやセンサーが2個に減ってしまった(初代は3個)し、モーターがひとつしか付属しないので、逆に作れるモデルの機能は減ってしまった(あ、初代も1個だった)。

我が家では、初期購入特典としてアナウンスされていた、ダウンロード版の学習ガイド(カリキュラムパック)を使ってみた。

基本レッスン("Getting Started")とプロジェクト("Guided Project")があり、基本の方は1.0の経験者には不要。

なおは、ワイヤレスなだけで基本大して変わらないことが分かると、レッスンには大して興味を見せず。それでも、時間が余ったときに親子で適当に進めて、8個のプロジェクトのうち7個まで終了した。

プログラミングによる制御そのものはものすごく単純で、課題は簡単にクリアできてしまう。

他には、"Open Project"といって、「こんなことをしてみましょう」といったアイデア集のようなものもあるが、さらに詳細な教師向けガイドがない限り、このままでは家庭では使えず。

もし、子どもが本当に興味をもったらいくらでも遊べそうなので、本当に子ども次第だろう。

なおは、歯車や変わったパーツのあるLEGOとして、適当にブロックを組み合わせて遊んでいたので、一応おもちゃとしての役目は果たした。

***

こんな感じでロボティックス教材のマニアのようになっている私に気になる新商品が!

LEGOから"BOOST"なる商品が発表された(日本語での紹介記事)。

ぱっと見た感じ、WeDo2.0と同じようなハードウェア・ソフトウェアを使っている。

WeDo2.0は教材だが、こちらはおもちゃというのが一番の違いで、この製品を買えばロボットやローバーを含む5つのモデルを作ることができる。

また、プログラミング要素もかなり簡素化されていて(WeDoでも簡単だったけど)、それぞれのモデルに合わせて簡単に楽しめるようになっているようだ。

気になるロボティックス要素だが、オフィシャルなリリースを読むと本体に傾きセンサーが内蔵され、色&距離センサー、モーターが一つずつ付くらしい(最初モーターが3つかと思ったが、勘違いのようだ)。

モーターがひとつでどうやってロボットやローバーを旋回させるのかわからないが(スクリーンショットには右前方に進ませるコマンドが見える)、モーターユニットはひとつでも中に2つ内蔵しているとかだろうか。

オフィシャルによると、対象年齢は7歳から。10歳では物足りないかもしれない。

***

我が家の場合、帰国までまだ時間があるので、もう少しWeDo2.0で遊んでおきたい。

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2016年5月2日月曜日

LEGO Education WeDo 2.0を買ってみた

以前紹介したレゴ・エデュケーションのロボティックス教材の新商品、WeDo 2.0、予定通り購入してみた。おもちゃとしては高いが、教室に通わせるよりはこれを買って自宅で一緒に遊びながら取り組む方が楽しい。

ちなみに、送料と消費税込みで、$180ほど。今の為替レートだと2万円ほど(しかし、為替レートが今一気に円高に振れていて、ちょっと前にかなりまとまった金額を送金した私としては非常に悔しい)。

一昨年購入して遊んだ(学んだ)初代WeDoがどんなものだったかは過去記事を読んでもらうとして、ここではバージョンアップして変わった点をまとめておこう。

まず、ケースが立派になった。

これはささいなことのようで重要だ。

初代WeDoの最大の欠点は、細かいパーツが多すぎて、ちゃんと揃っているのか分からなくなり、気がついたら重要なパーツがなくなっている、ということだと思う。

また、欲しいパーツを探す、というのが大変で、6,7歳の子が取り組む際のネックになっていた。

この2.0では、どこにどのパーツを入れてしまうのか指示する紙がついてきて、仕分けトレイにパーツを分類して収納できる。

これが良く出来ていて、慣れてくると欲しいパーツをぱっと取り出せるようになる。


商品構成の大きな変化としては、グラフィカルな制御プログラムが別売りではなく付属になったことと、カリキュラム(指導案)も最初の4つの課題は無料でついてくるようになった。

ただ、この最初からついてくる課題は、非常に基礎的なもので、慣れにもよるが、あっという間に終わってしまう。

制御ユニットをBluetoothで繋いで、モーターを動かす、センサー(距離センサーと傾きセンサー)の入力を読む、というところだけ。

実質的に、別売りのカリキュラムパックがないと活用するのは素人には難しいだろう。

今回私が購入に踏み切ったのは、6月まではこの別売りパックが無料ダウンロードできる、というキャンペーンがあるからだ。

すでに初代で経験済みということもあって、最初の4つの基本課題は簡単すぎて、一応モデルを作って、軽くプログラムを作成しておしまい。

その後、なおはギアを組み合わせて、すごくゆっくり動く車とすごく速く動く車を作っていた。こちらは速く動く方。回転の方向を変えるパーツがあまりないので、不格好だが、平面ならきちんと動く。


その他、重要なアップグレードとしては、やはりパソコンから無線でコントロールできるのは楽しい。特に車の場合、走らせる距離がぐんと伸びるので、遊びの幅が広がる。

また、我が家ではまだ試してないが、iPadなどでもカリキュラムを見たり、プログラムを作ったりできるようになった。これは嬉しい家庭が多いだろう。

ただし、初代と比べるとはっきりとグレードダウンしているところもある。それは、同時にコントロールできるユニットの数。初代では3つのユニットを同時にコントロールすることができた。モーター+センサー2つ、ということができたが、新型ではモーターを使うとセンサーは一つだけ。

また、付属するモーターは一つなので実際にやる人は少ないかもしれないが、2つモーターを積んでセンサーをつけて迷路を解く自律ロボット、みたいこともできない。

まあ、そこまでがんばりたいなら、EV3でやれ、ということなのだろう。



なおの反応としては、欲しいかと聞かれたらYesだったものの、できることが初代と大差ないので、今のところは飛びつくというほどではない。

週末に親子で暇な時間ができたら、ちょっとずつ取り組んでいこう。

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2016年3月7日月曜日

LEGO EducationのEV3がソフトウェア付きに

我が家には、LEGOのマインドストームEV3がある。一昨年のクリスマスになおがサンタさんにもらったものだ。

EV3を使った我が家での取り組み、というか遊びはこちらの記事に。

帰国してからは、1度簡単なモデルを私が組み立ててから、リモコンで動くおもちゃとして遊ばれたが、それっきりだった。

一応、説明図通りに組み立てる、ぐらいまでは自力でやるが、その後はすでに完成されているプログラムをロードして動かすぐらい。

モーターとセンサーをプログラムでコントロールする、という基本的な概念までは理解しているが、WeDoよりもできることが細かすぎて、自分で何かを組もう、という気にはならないらしい。

我が家で購入したのは、そもそもリテール版、つまり玩具版で、基本的に説明書通りに組み上げて、プログラムをロードして動けば、それで十分という設計思想だから、まあそんなものかもしれない。

が、それではちょっと寂しい、という向きにうってつけなのがこちら。

The Lego Mindstorms EV3 Discovery Book: A Beginner's Guide to Building and Programming RobotsThe Lego Mindstorms EV3 Discovery Book: A Beginner's Guide to Building and Programming Robots


リテール版のEV3を使って、ロボティックスの基礎を学びましょう、というもの。

ただし、対象は大人なので、おそらく中学生以上じゃないと自力でこの本を片手に勉強するのは難しい。

我が家にもあるが、EV3とはこんなものか、というのを理解するためにとりあえずは私が使ったのみ。



WeDo2.0の発売に刺激されて色々調べていて発見したのだが、以前は別売りだったLEGO EducationのEV3、つまりエデュケーション版のソフトウェア(パソコンにインストールして、制御プログラムを作って送るのに使われる)が、なんと無料でダウンロードできるようになっている!

ただし、今までは部品だけのセットが45,000円だったのが、セットで買う必要があり、52,000円とちょっと値上がり。ソフトを合わせた値段よりは安いので、両方とも買おうと思っていた新規ユーザーには嬉しい話だ。

日本では今はリテール版は販売されておらず、エデュケーション版が唯一の選択肢になる。



そして、リテール版のEV3を持っている我が家にとってのビッグニュースは、なんとタブレット向けのアプリが利用可能になったこと!

もともと、リテール版ではソフトウェアは無料でダウンロードして使えたのだが、パソコン版だけだった。これがiPadでもできるようになったのは非常に嬉しい。

パソコンを立ち上げて繋げて、というのがなおにとっては敷居が高いので、気軽に試せるのは助かる。



とはいえ、現在のなおはプログラミングをして、ロボットをコントロールしよう、という意欲には乏しい。リモコンで完成されたモデルを動かして、なにやらストーリーを展開させたりするのがメインの遊び方だ。

もともと、エデュケーション版もリテール版も対象年齢も10歳から、となっている。

中学生になるぐらいで、プログラミングに興味をもってくれればいいな、と思っているがどうだろう。

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2016年3月4日金曜日

LEGOのロボティックス教材WeDoが新バージョンに!

LEGO Educationのロボティックス教材、WeDoは、始めて出会ったときから気になっていて(そのときの記事)、去年えいやっと購入して一通り楽しんだのだった(最初の記事)。

拡張セットのSTEMセットとアクティビティパックまで購入して、一通り遊んだが、その後、なおが1人で色々なモデルを自分で工夫して作った、ということはまったくなく。ギヤなどを適当に組み合わせて遊ぶことはあったようだが、パソコンに繋げてプログラミングというところまではいかず。

キットは部屋の片隅でほこりを被っている状態だが、なんと、新バージョン、2.0が4/1に発売になる!(公式のプレスリリース

これを見てすぐに気がつく大きな変化は、前のバージョンではパソコンに繋げる必要があったのが、2.0ではiPadなどのタブレットでプログラミング・コントロールできるということ。

また、ケーブルで繋ぐ必要もなくなり、無線(Bluetooth)でタブレットと接続することができるようになった。ずいぶんと使いやすくなるし、動くモデルでは自由度も格段に上がる。

新バージョンではソフトウェアが基本セットに付属になるが、値段は旧版とほぼ同等の25,920円。

パーツ数はかなり増えているので、お得になったような気がするが、基本セットに含まれるカリキュラムは4モデルだけ。

もっとしっかりやろうとすると別売りの「カリキュラムパック」を買わないといけなくて、これがなんと41,256円!Ver2.0のカリキュラムパックではロボティックスだけでなく、STEM(Science, Technology, Engineering, and Math)全般を扱った幅広い内容になるようで、旧版よりも充実している。

が、これは高すぎる。

と思ったが、代理店のアフレルさんではこの「カリキュラムパック」が期間限定で6/30まで無料ダウンロードができるという!これは大きい!

USサイトでは"E-Learning Program"と呼ばれていて、やはり無料ダウンロード・キャンペーンをやっている。

***

ほ、欲しい…。

我が家ではすでに初代WeDoを購入して十分に楽しんで、学べることはすべて学んだと思う。

が、次のセットではまた学べることが違う。

対象年齢が7歳~なので、学習内容がちょっと簡単すぎる可能性があって、ちょっと悩ましい。

EV3も買ってあるし…。

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2015年2月6日金曜日

マインドストーム、教材としてのコストパフォーマンスは、といわれると?

おもちゃ兼ロボティックス教材であるマインドストームについては、これからもレポートをしていくつもりだけれど、一応最初に書いておかなければ、と思うことがある。

それは、WeDoもそうなのだけれど、教材として考えた場合、必ずしもコストパフォーマンスが良くはない、ということ。

プログラミングを学ぶだけなら、Hour of Codeという無料で素晴らしいカリキュラムがあるし、Scratchという小学校低学年から使える環境もある。こうしたビジュアル系のプログラミング言語を馬鹿にして、プログラミングはコマンドを打ち込まなきゃ!という人がごくたまにいるが、そういう人はプログラミングの本質が分かっていないとしか思えない。鍛えるべきはロジカルな思考だ。

無料でとことんできるので、高学年なら興味さえあればどんどん自分でやってしまうだろう。

もっともロボティックスの良さは、実際に動くモノを自分で命令できるところにある。

プログラミングするのではなく、リモコンで動かすだけでいいなら、こんな商品があることを最近知った。大型書店のBarnes & Nobleにおいてあった商品だ。手頃な値段で、リモコンで動くモーターつきおもちゃを何種類も作ることができる。



値段が値段なので、レゴほどの精密さはなさそうだが、お値段なりに遊べて、歯車などの仕組みも体感できる。

では、WeDoやマインドストームの良さは何かというと、やはりセンサーの入力をプロセッサで受け、その入力にしたがってモーターに出力できる、というところ。

ただし、このおもしろさが分かるのは、低学年では無理かもしれない。なおの場合も、WeDoのプログラムであれば単純なので、大まかな処理の仕組みはわかっているが、細かい調整などをやる注意深さも興味もないようだ。

もちろん、自由に組んで遊べる、ブロックおもちゃとしてのLEGOとしても遊べる。

実際、WeDoもマインドストームもほとんどの時間はパーツを勝手に組んでいる。別に何か意味があるモデルばかりでなく、くっつくところを適当にくっつけてみた、みたいなモノが多い。

こうして遊べることを考えると、高かったけれど、家に置いておく価値はあるのかな、と思う。

が!

取り扱いが難しいのは、勝手に遊ばせておくとパーツが紛失してしまうこと。

幸運にもWeDoの方はひとつもなくならないで済んでいた。

ところが、昨日マインドストームの新しいモデルに挑戦していたところ(私が)、なんとパーツがひとつ足りないことに気がついた。

またややこしいことに、テクニックのちょっと珍しいパーツで手持ちのパーツでは代用が利かない。

Bricksetというサイトでは、パーツ番号で検索するとそのパーツが含まれているセットを検索出来るのだが、たった一つのパーツのためにセットを丸ごと買うのはばからしいし、現在販売中のセットとは限らない。

こういうときにどうするか。

BrickLinkというサイトが役に立つ。このサイトでは、パーツ番号で検索して、販売している業者(個人業者が多い)を探し出し、そのまま注文することができる。

ほとんどのパーツは1ドルもしないが、最低注文金額が2ドルとか5ドルなので、それに送料を加えると5~10ドルになる。

それでも、足りないパーツをピンポイントで注文できるのは役立つ。

しばらく私が忙しくて、マインドストームは休止中だったのだけれど、そろそろ次のモデルを完成させて、一緒に遊ぼう。

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2015年1月16日金曜日

レゴ・マインドストームでロボティックス:その1

我が家で購入したのはレゴ社のマインドストームというおもちゃ兼ロボティックス教材で、3世代目にあたる"EV3"になる。ちなみに、第2世代は"NXT"。

歯車と軸を使って動くモデルが作れるテクニック・シリーズをパーツとして使って、プログラミングできるロボットを組み立てようというもの。

ここでいうロボットというのは、2足歩行のアシモのようなものを意味するのではなく、インプット(センサー)とアウトプット(モーターやサウンド、光)があって、プログラムによって自立して動くもの。

EV3は主に教育用に使われる教育版と玩具版がある。違いはパーツの構成と作れるモデル、そしてソフトが別売りかどうかと、ロボティックス教育カリキュラムがついてくるかどうか。

玩具版は定価$350でソフトウェア込み。この写真にあるような、いかにもおもちゃ!という感じのモデルが作れる。日本でも販売されていたはずだが(HPに日本語の説明がある)、今は並行輸入品しかない。1ドル120円で計算すると42,000円ほどだが、送料も考えるとやはり割高になるのはしかたないか。

レゴ マインドストーム EV3 31313 LEGO Mindstorms EV3 並行輸入品レゴ マインドストーム EV3 31313 LEGO Mindstorms EV3 並行輸入品


基本の5つのモデルのうち、一番ベーシックなモデル"Track3r"はこんな感じ。戦車タイプのボディで前後左右に動くほか、前のハンマーを打ち下ろすことができる。



組み上がったら、付属の赤外線リモコンですぐに動かせる。

また、Bluetooth接続でiPhoneやiPadからもコントロールでき、これがかなり楽しい。ただし、出荷状態ではロボットのコントローラーに内蔵されているファームウェアが古いらしく、結局パソコンに繋いでアップデートする必要がある。

単なるおもちゃとして使う場合、5つのモデルをひとつひとつ作っては、リモコンやiPhoneでコントロールして遊ぶ、という遊び方になる。

組み立ての難易度自体はさほど高くなく、最初のモデルはなおでもほとんど一人でできた。ただし!モーターに軸を取り付ける場合だけ妙に接続が固い。これはなおの力ではできなかった。

また、"Track3r"以外のモデルの組み立ては結構長丁場になる。テクニックシリーズに慣れていないと辛いかもしれない。対象年齢の10歳以上であれば問題はないはず。



もちろん、おもちゃとして考えた場合には、いくら安く買っても4万円以上というお値段はいかにも高すぎる。

クリスマス・プレゼントとしてなおは他にもいろいろなものを欲しがったのだが、このマインドストームを選んだのは、私自身が高校生の時にパソコンを買ってもらったのを思い出したから。

当時、まだ高くておもちゃにしかすぎなかったパソコンだが、親としては将来に役立てば、という思いがあったようだ。

実際、絶大な効果があったと思う。

8割ぐらいの時間はゲームに費やしたが、その他にも、つたないなりにプログラミングをしたり、仕組みについて本を読んで学んだり。

コンピュータそのものを大学で学んだわけではなかったが、自由に使えるパソコンを通じてプログラミングについて興味を持ち、最終的には今の仕事でも役に立っている。

正直、まだ完成したロボットを操作して遊ぶのが精一杯で、プログラミングやロボティックスには興味が向かないようだが、今はそれでいいと思う。少しでも、科学・技術の世界を身近に感じてもらって、楽しいものと思ってくれれば、出したお金の価値があるというものだ。



もちろん、親の私が楽しめる、というのも選んだ理由の一つ。調べているうちに教育版も買いたくなってきて、非常にまずい(笑) 子どものおもちゃとして考えると高いが、大人の趣味として考えると、そうとんでもない金額でもないような。

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2014年12月26日金曜日

LEGOのWeDoで遊ぶ-その4:まとめ

STEM(科学・技術・数学)教育の教材として購入した、LEGO EducationのWeDo、今まで何回か報告記事を書いてきた。

その0:購入編
その1:最初のモデル
その2:基本のアクティビティ終了
その3:拡張セット紹介

今回は、拡張セットの6つのモデルを作り終えたので、総括をしてみよう。

その3の後、少しずつ拡張セットで作れるモデルを作っていったのだが、正直、最初の基本セットのときのような、なおの熱意は見られなかった。

おそらく、ぱっと見ただけでなんとなくモーターがどう回り、モデル自体がどう機能するのか理解できたからではないかと思う。

もちろん、どう動くか分かっただけで、同じものが組み立てられるわけではないし、プログラムの方も、なんとなくどう作るか分かっているものの、細かくパラメータを調整するなんてできないし、興味もない。

が、パソコンにモーターとセンサーを繋いで制御する、という大元を理解した後は、実際に設計図に従ってモデルを組み立て上げることへの意欲が、回を重ねるごとに減っていった(^^;

また、追加アクティビティに含まれる科学技術に関するアクティビティが、個人的にはあまりピンとこなかった。基本セットに入っているものと本質的に同じじゃないか、と感じることが多々あった。



だから結論としては、基本モデルとソフトウェアは非常に良かったと思うのだけれど、拡張セット+追加アクティビティはちょっと蛇足だったかもしれない。

拡張セットに含まれるパーツ自体はかなり使い勝手があるし、モーターとギアを使った「動くモデル」ではないものの、各種のユニークな物体を作っては壊すことを繰り返して遊んでいたので、拡張セット自体は良かったのかなと思う。

ちなみに、基本セットに含まれるモデルを作り終わった後は、ユーザーがオリジナルで作り上げたモデルを紹介しているサイトがいくつかあるので、それらを参考にしても良いと思う。

特に充実しているのが、WeDoBotさん。ほとんどの作品には作り方が紹介されているのがすごい。



なおはサンタさんからのクリスマスプレゼントとして、MindStorm EV3をもらった!

こんがらがるといけないので、落ち着くまで、WeDoの箱はしばらく閉まっておく予定。なおはEV3についてくるブロックとWeDoのブロックを組み合わせて色々作りたいようだが、少し待ってもらおう。

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2014年12月5日金曜日

LEGOのWeDoで遊ぶ-その3:STEMとは

前回の記事から一ヶ月近く経ってしまったが、「LEGOのWeDoで遊ぶ その3」として、追加で購入した拡張セットをどう使ってきたか、報告しておこう。

この拡張セットに含まれるピースはこんな感じだ(写真は公式LEGOショップから拝借)。気になるお値段は$55+送料。

別売りで、"LEGO Education WeDo STEM Expansion Activity Pack"として、6つのモデルのデザイン説明書+指導書が売っている($99もする…)。パーツだけ買ってもあまり意味がないので、必然的にこちらのパックも買うことになる。

このパックで作れる6つのモデルというのは、レースゲーム、観覧車、メリーゴーランド、跳ね橋、フォークリフト、タワークレーンで、どれもなかなかに見た目が派手だし、格好良い。

この一ヶ月ほどで作ってみたのはレースゲーム、観覧車、フォークリフト、タワークレーンの4つ。

説明書はすべてPDFでCD-ROMに入っているので、印刷しなくてはならない。だいたい、説明書を印刷して適当に居間の目につくところにおいておき、なおが興味を示して組み立て始めるのを待つというパターンで進めた。

アクティビティに"STEM"とあるが、これは以前も書いたがScience、Technology、Engineering、Mathの4つの頭文字を併せた略語だ。それぞれのモデルを作りながら、こうした理系の勉強をしていこう、という目的で作られたカリキュラムらしい。

実際に試して見ると、理想はわかるのだが、LEGOのモデルで幅を広げるのは正直厳しいと思う。

結局どのモデルでも、モーターを使うところから、エネルギーの変換(電気エネルギーから運動エネルギーへ)、力の伝達、Simple Machines (ギア、てこ、滑車)が学習範囲になる。算数を途中でちょっと無理矢理組み込んでいて、ブロックを題材に面積を求めさせたり、使うブロックの数で計算させたり、といった感じだ。

実際になおと取り組む際には、私も手を抜くようになってきて、説明書を元になおに作らせ、プログラムをなおに挑戦させる。

だいたい、一応動くことは動くが、最適ではないプログラムを作るが、とりあえず動けばなおは満足するので、褒めてやっておしまい。

カリキュラムに従った活動をするだけでは、教師役である私が手を抜いているというのもあって、お値段分の価値はないような気もする。が、本来は教室などで複数の生徒対象に何度も使うものなので、学校用の値段がついているからしかたがない。

ただ、拡張セットに含まれるブロック類を使って、色々組み合わせて雑多なものを作っているので、そういう意味では買ってよかったかなと思う。

このWeDoセットの魅力は、LEGOが発売している説明書のモデルを作るだけでなく、自分でいろいろなモデルを作って動かしてみるところにある。

もちろん、初心者には難しいのだが、そういうときは先人がいろいろなものを公開してくれているので、それを参考にする、というというかそのまま作ればよい。

たとえば、こちらではオリジナルのケーブルカーが紹介されている。他にもいくつか、興味深いオリジナルモデルを紹介してくれているサイトがあるので、活用していかねば。そのあたりの報告はまた次回に。

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2014年11月8日土曜日

LEGOのWeDoで遊ぶ-その2:基本セットのアクティビティを終了

以前、LEGOの初級ロボティックス教材WeDoを大枚はたいて購入した、という話を書いた。

最初に届いたのは、「9580 レゴ エデュケーション WeDo 組み立てセット」と「2000097 レゴ  エデュケーション WeDo ソフトウェア v1.2 アクティビティ付」のセットで、これで12回分のレッスンができる。

まあ、親子で遊びの延長でやっているので、レッスンといってもゆるゆるだ。

それぞれのレッスンで少しずつ少しずつ、モーターとギヤなどの部品を組み合わせる使い方と、ソフトウェアの各種パーツの使い方を学んでいく。

3回目のモデル作成の様子がこちら

セットが届いてから毎日新しいモデルを作りたがったので、結局12日でアクティビティは終了(^^; アクティビティガイドが100ドルもすることを考えるとあっけなさ過ぎる。

本来は教室などで何人もの生徒に繰り返し使うものなので仕方ないといえば仕方ないか(^^; コストパフォーマンスは考えず、親の趣味!と割り切ることにしよう。



期待通り、アクティビティが終わった後も、ギヤや軸で変なオブジェクトを作って遊んでいたので、2週間で終わったレッスンのためだけにこのキットを買った、ということにはならないで済んだ。

アメリカにはおもちゃはほとんど持ってこなかったので、メインのおもちゃとして活躍してくれている。そういう意味でも、買ってよかった。

ただ、制御のために使うノートパソコンは現在、私のを使っているので、一人で遊ぶときに自由に使わせるわけにはいかず、どうしても制御のプログラムを自由に作ろうというところまではいかない。

そのうち、モーターとセンサーの制御を色々一人で工夫して欲しいものだ。



その後、同時に注文していた「9585 レゴ エデュケーション WeDo 拡張セット」と"LEGO Education WeDo STEM Expansion Activity Pack"が届いた。

9585の拡張セットは、タイヤを初めとして、追加のブロックやギヤなどのセットで、アクティビティパックはそれを使った様々なモデル作成のガイドになる。

こちらは、また次の記事に。

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2014年10月27日月曜日

クリスマスとサンタと

超常現象的なものに関してはすべて「フィクション」ということで切り捨てている我が家では、超能力も妖精もいないことになっている。

だが、サンタクロースだけは別で、「クリスマスのプレゼント、サンタさんにもってきてもらうプレゼントは何?」と聞いたりして、暗黙裏に存在を肯定してきた。

魔法もドラゴンも想像上のものとわかっているなおだが、サンタクロースの存在だけは聖域らしく、疑っていないようだ。

だが、この前、あまりに次々と新しいおもちゃを欲しがるなおに、私が子どもの頃はクリスマスにはキャンディしかもらえなかった、とついお説教じみたことを言ってしまった。

すると、なぜサンタクロースがおもちゃを持ってこなかったのか、と非常に真面目な顔で問い詰められた。

明らかに失言だった(^^;

とっさに、なんとか「サンタクロースは信じている人のところにしか来ない」とか、「昔、日本ではクリスマスはお祝いしなかったんだよ」とか、なんとか色々とでっち上げて、誤魔化した。

と、とりあえずセーフかな?

今までも、サンタクロースはどうやってみんなの欲しいものがわかるのか、とかいろいろな疑問が来て、そのたびになんとかかわしてきたが、正直そろそろ厳しい。

というか、サンタクロースだけまだ信じているのが、妙に子どもっぽくて可愛い(笑)

***

ケーブルテレビを見ては、今が旬のおもちゃのCMに影響を受けて、あれが欲しい、これが欲しいとねだってくる中、なんとなく、「これがいいよね~」という感じで誘導してこちらに焦点を当てさせた。

レゴ マインドストーム EV3 31313 LEGO Mindstorms EV3 並行輸入品レゴ マインドストーム EV3 31313 LEGO Mindstorms EV3 並行輸入品


そして、これをこっそりアマゾンで確保!

値段はびっくり!という感じだが、日本でレゴ教室に通わせることを考えたら、お得だ(比べちゃいけないのはわかっているが)。

今までなおに買ってきたどんなおもちゃよりも高いが(カプラよりも!)、それだけ遊べると信じているし、学びの質も高いと期待している。

クリスマスプレゼントに渡してから日本に帰国するまで2ヶ月間、たっぷり一緒に遊んでやろうと思う。正直言って、払うお金の2/3ぐらいは自分の趣味のため。

本格的に自分でプログラミングして遊べるようになるのは小学校高学年なり中学生になってからなので、それまでパーツをなくさないで済むのか、が一番の心配だ。

上のリンクの31313は玩具版(retail)だが、マインドストームEV3には、教育版(education)もある。こちらは代理店からの購入になり、パーツ構成が違う他、ロボティックス講座がついてくる。どちらがいいか、かなり悩んだが、今のなおにはしっかりロボティックスを学ぶより、楽しく遊んでロボットに親しむだけで十分と思って玩具版にしてみた。

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2014年10月18日土曜日

なぜロボティックス&プログラミングなのか

今回、LEGOの低学年向けロボティックス教材、WeDoを大枚はたいて購入した背景には、我が家の教育方針がある。

まずは、大学受験までは数学を諦めず、できれば受験科目として勉強し続けてほしいと思っている。というのも、大学受験では数学を受験科目にできるかどうかで、学部選び、すなわち将来の進路の幅が大きく広がるからだ。

現在は不況を踏まえて、就職に有利な理系人気が高まっているらしい(東洋経済の記事)が、別に就職に有利かどうかということよりも、単純に選択肢が大きく広がる点を重視したい。

そして、現在の勉強が自分の進路に直接繋がるのだ、という意識を持ってもらうことによって、押しつけられたものとして義務的に勉強するのではなく、少しでも意義あるものとして能動的に机に向かえるのではないかな、と思う。

数学を勉強した先にある応用分野としての理系の学問として、なおが今すごく興味を持っているものにロボットがある。

もちろん今の興味は、ロボットがかっこいいとか、リモコンで動くようなロボットが欲しい、といった原始的な興味でしかない。本当のロボティックスに必要な、ロジカルな思考とはほど遠い。

以前、子ども向けのプログラミング言語Scratchの体験会に参加させたときも、なおの興味と、現在の論理的思考の限界の差が大きいことを実感した。

そして、WeDoこそがそのギャップを埋めてくれるものだと信じて今回購入してみた。

できることが単純だが、それだけに理解しやすい。コンピュータに指示して目の前の自分の組み立てたモデルを動かす。究極には、それだけを体感して、面白いと思ってくれればよい。



正直言うと、WeDoで学べることは、レゴ教室に通って何回か体験すれば済む話かもしれない。

が、現在の年齢では、教室に行って、もっと科学チックなことを学んできてもらうよりも、おもちゃとして教材を与えて、のびのび自由に触らせてやる方が、実りが多いのではないか、と考えた。

正直、レゴ教室のお月謝は高いし、通わせる手間を考えると、教材を買って自分で一緒に遊んだ方がてっとりばやい。



WeDoを操るLEGO公式のプログラミング言語はかなり単純で、ループはあるけれど分岐や変数の概念がない。

まあ低学年ではそれで十分のような気もするが、Scratchを使ってより高度な制御に挑戦することもできる。

ScratchはなんとWeDoを制御することにも使える。こんな本がでているほどだ。

スクラッチ+WeDoではじめる簡単ロボティクス―ゲームで遊ぶな、ゲームを作ろう!スクラッチ+WeDoではじめる簡単ロボティクス―ゲームで遊ぶな、ゲームを作ろう!


中身を見てみたことがあるが、使われている漢字や文章の表現を見ると、対象年齢は最低限小学校高学年からだと思う。ただ、内容はさほど高度ではないので、日本に帰ってからなおと二人で挑戦してみよう。

Scratchを使ってWeDoを動かす場合、LEGOの公式プログラミング言語が不要なので、1万円以上するソフトウェアを買わなくても済む。が、ソフトとセットになっている12個のモデルの指導案が良く出来ているので、我が家的には、これは欠かせなかった。

また、WeDoを応用して遊ぼう、というユーザーサイトもある。Dr. E's WeDo Challengesというサイトでは、お題を与えられて(たとえば、今の課題は「お宝を守るための警報装置を作ろう」)モデルを組んでプログラムを作成し、できたらビデオを撮影して投稿しよう、というもの。

過去のチャレンジの記録を見ると作品例なども見ることができて、なかなかに遊びの幅が広がりそうだ。

他にもWeDoを使った応用の遊びを提唱しているところがないか、いろいろ探してみよう。

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2014年10月15日水曜日

LEGOのWeDoで遊ぶ-その1

この前購入したLEGO EducationのWeDoが届いてからずっと、親子で夢中になって遊んでいる。

今使っているのは、日本の代理店(たとえばラーニングシステムさん)でいうところの、「9580 レゴ エデュケーション WeDo 組み立てセット」と「2000097 レゴ  エデュケーション WeDo ソフトウェア v1.2 アクティビティ付」の組み合わせ。

ちょっとわかりづらいのだが、組み立てセットはパーツのみの構成で、これだけでは遊べない。ソフトウェアとアクティビティを一緒に購入する必要がある。併せて購入すると税込みで3万円ほど(^^;

昨日は3つめのモデル、"Drumming Monkey"に挑戦。


写真の右側に見えるのが、組み立てたモデル。モーターがアームを動かして紙コップを叩き、リズムを刻む。

LEGOではおなじみ、文字のない組み立て説明書があるので、なおはLEGOに慣れているということもあって、一人で簡単に組み上げてしまう。そもそも難易度が低めというのもある。

ちなみに、この説明書はソフトウェア(写真でなおがノートパソコンで使っているもの)でも見ることができる。

制御するプログラムは、スクラッチのように画面上でブロックを組み合わせる直観的で単純なもの。スクラッチよりもパーツが少ないし、細かい制御ができないので、簡単。

基本、画面の上にサンプルがでるので、それを見ながらまったく同じようにすれば完成。

実行ボタンを押すと、期待通りにモデルが動けばOK。

だいたい、ここまでで20分ぐらいかな、というところ。

この後、Teacher's Guideを見ながら、簡単な質問をしてみる。本当はモデルを作る前に質問して考えさせたり、といったプロセスがあるのだが、教室でならともかく、なおと二人だと気が散ってしかたがないので、まずは作らせて動かしてみる。

このカリキュラムは対象年齢が7歳以上なので、質問はあまり難しくない。どうして猿の腕が動くんだろう?ドラムが音を出すのはなぜ?このように腕(棒)を上下に動かすメカニズムは現実ではどんなものがある?などなど。

簡単とはいえ、きちんと文章を組み立てて答えるのは良い練習になる。うちでは、あまりダラダラしないよう、質問リストから2,3選んで聞くだけにしている。

その後、組み立てた後は、モデルのどの部分をどう変えると動作がどのように変わるか、予想させた上で、実際に試してみる。このDrumming Monkeyでは結果を書き込むワークシートもある。

また、ちょっと複雑なバージョンのプログラムも用意されていて、モデルを作っていきながら、いろいろなプログラミングのパーツについて学んでいけるようになっている(基本、すべて単純だけれど)。



正直、カリキュラムを通じて学ぶこと自体は高度ではなく、何かを新しく吸収している!というほどではないが、それは今まで遊んできたレゴ・テクニックのモデル(Crazy Action Contraptionsも含めて)やスクラッチ体験、科学館での経験、図鑑などで十分学んできたからだろう。

それでも、テーマも小学校低学年の子どもの興味を引くように工夫されているし、説明書通りに作って動くのを確かめるだけでも十分に楽しいように、うまく設計されている。

なおは次から次へとどんどんやりたがるが、一日一個だけに限定している。ソフトウェアに含まれるアクティビティで作れるモデルは12個しかない。これだけで結構なお値段がしたので、ゆっくり学びながら進みたい。

英語でもそうだったけれど、小学生のうちは楽しく学べるのが一番!かなり高額なおもちゃだけれど、我が家のスタイルにはぴったりだと思う。



もちろん、LEGOなので説明書にあるモデル以外にも自由に作ることができる。

上の写真でパソコンの左手前にあるロボットのようなものは、Drumming Monkeyを作り上げた後に余ったパーツでなおがこしらえたもの。

また、すべてばらばらにした後で、なおがひとりで勝手に何かやっていた。何かと思ったら、こんな車を作っていた。


構造は凄く単純だが、モーターの回転方向を変えるギアをきちんと使っており、パソコンにつないだら、ばっちり走った。

***

ほんと、これでもっと(いや、かなり)安ければお勧めできる教材なのだが、正直、今は好事家向け。元々の値段設定も、学校などに導入して、何度も繰り返し使うことを想定されているのだろう。

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2014年10月11日土曜日

LEGO Educationでロボティックスの基礎!

ちょうどジャスト3年前に、「LEGO Educationで早期教育の夢を見る」という記事を書いた。

キッズプラザでLEGOの教材を使ったワークショップに参加し、これを家でも使いたい!と切望したときの記事だ。

なんと、もうあれから3年か、と思うと感慨深い。当時はまだ5歳、LEGOのブロックを組むのも苦労していた。

このとき体験した「WeDo」は、公式のレゴスクールでロボティックス教材として使われていたものであることも知った。当時は確か、7、8歳向けのカリキュラムで使われる教材だったと思う。

追記:今過去記事を見てみると、当時もWeDoじゃなく9686を使っていたようだ。

現在はレゴスクールのサイトを見ると、7、8歳向けでは別の教材(9686 Simple and Motorized Mechanisms Base Set)が使われている。これは、値段はほぼ同じだが、パソコンにつなげて制御するのではなく、バッテリーでモーターを駆動させるようだ。

プログラムで制御する、という意味ではWeDoはロボティックスの基礎を重視しているけれど、今使われている教材は、サイエンス&テクノロジーにより注力しているのだろう。

7、8歳ではこの教材を使って、物理の基礎を学ぶのだと思う。ロボティックスに関していえば、レゴスクールでは、8歳からEV3を使ったカリキュラムがある。



LEGO Educationの教材を個人が買う場合、日本の代理店から家庭向けにWeDoのシステムが市販されている。3年前と同じくラーニングシステムさんにて、ソフトウェアとのセットで3万円弱といったところだ。



レゴスクールでの教材は新しい世代のサイエンス&テクノロジーになってしまって、旧世代ではあるが、3年前にすごーく欲しくて仕方がなかったのが忘れられず、WeDoのセットを一式購入してしまった!

新しいセットの方が、より教育内容重視だが、ぱっと見た感じだと、低学年が遊びながら気軽に楽しむには、WeDoの方が適しているような気がしたからだ。

購入したのはUSの公式ショッピングサイトから。

日本の代理店でも取り扱いのある3点(9580 WeDo 組み立てセット、9585 WeDo 拡張セット、WeDoソフトウェア v1.2 アクティビティ付)と、STEM(Science, Technology, Engineering, & Math)教育で拡張させるカリキュラムである "WeDo STEM Expansion Activity Pack"。

定価ベースでは、アメリカの方が安いのだが、送料の関係で微妙にこちらで買う方が割高になってしまった…。

まあ、私がなおと一緒に遊ぶために是非英語で使いたかったので、アメリカで買うことで多少費用が余計にかかったのはしかたがない!



WeDoで遊ぶには、9580 組み立てセットとソフトウェア&アクティビティの2つが最低限必要になる。あわせて3万円弱、代理店ではセット販売をしている。

まず、この基本のアクティビティに含まれる12個のモデルの最初の一つをなおと一緒にやってみた。

本来は学校などで使うことを想定して開発された教材なので、単にモーターとギアを組み合わせて動くおもちゃを作りましょう、というだけではなく、ロジカルな思考を鍛えるように質疑応答がしっかり作られている。

組み合わせるギアの大小によって速度がどう変わるか、速度の変化はギアの歯の比によってどう決まるのか、といったあたりの基本を、モデルを作る前後で子どもに聞き、自分の予想が当たっているかどうか、実際に動かして知ることができる。



ただ、最初のモデルで学ぶこと(ゴムバンドのかけかたによる回転方向の変化、プーリーの大小による速度の変化)は、なおはすでに知っていた(^^;

まあ、何か新しいことを学ぶというよりも、ギアを組み合わせていろいろなおもちゃを作り、それを制御する楽しさを知ってもらえれば、それで十分かな、と思う。

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