2014年12月5日金曜日

LEGOのWeDoで遊ぶ-その3:STEMとは

前回の記事から一ヶ月近く経ってしまったが、「LEGOのWeDoで遊ぶ その3」として、追加で購入した拡張セットをどう使ってきたか、報告しておこう。

この拡張セットに含まれるピースはこんな感じだ(写真は公式LEGOショップから拝借)。気になるお値段は$55+送料。

別売りで、"LEGO Education WeDo STEM Expansion Activity Pack"として、6つのモデルのデザイン説明書+指導書が売っている($99もする…)。パーツだけ買ってもあまり意味がないので、必然的にこちらのパックも買うことになる。

このパックで作れる6つのモデルというのは、レースゲーム、観覧車、メリーゴーランド、跳ね橋、フォークリフト、タワークレーンで、どれもなかなかに見た目が派手だし、格好良い。

この一ヶ月ほどで作ってみたのはレースゲーム、観覧車、フォークリフト、タワークレーンの4つ。

説明書はすべてPDFでCD-ROMに入っているので、印刷しなくてはならない。だいたい、説明書を印刷して適当に居間の目につくところにおいておき、なおが興味を示して組み立て始めるのを待つというパターンで進めた。

アクティビティに"STEM"とあるが、これは以前も書いたがScience、Technology、Engineering、Mathの4つの頭文字を併せた略語だ。それぞれのモデルを作りながら、こうした理系の勉強をしていこう、という目的で作られたカリキュラムらしい。

実際に試して見ると、理想はわかるのだが、LEGOのモデルで幅を広げるのは正直厳しいと思う。

結局どのモデルでも、モーターを使うところから、エネルギーの変換(電気エネルギーから運動エネルギーへ)、力の伝達、Simple Machines (ギア、てこ、滑車)が学習範囲になる。算数を途中でちょっと無理矢理組み込んでいて、ブロックを題材に面積を求めさせたり、使うブロックの数で計算させたり、といった感じだ。

実際になおと取り組む際には、私も手を抜くようになってきて、説明書を元になおに作らせ、プログラムをなおに挑戦させる。

だいたい、一応動くことは動くが、最適ではないプログラムを作るが、とりあえず動けばなおは満足するので、褒めてやっておしまい。

カリキュラムに従った活動をするだけでは、教師役である私が手を抜いているというのもあって、お値段分の価値はないような気もする。が、本来は教室などで複数の生徒対象に何度も使うものなので、学校用の値段がついているからしかたがない。

ただ、拡張セットに含まれるブロック類を使って、色々組み合わせて雑多なものを作っているので、そういう意味では買ってよかったかなと思う。

このWeDoセットの魅力は、LEGOが発売している説明書のモデルを作るだけでなく、自分でいろいろなモデルを作って動かしてみるところにある。

もちろん、初心者には難しいのだが、そういうときは先人がいろいろなものを公開してくれているので、それを参考にする、というというかそのまま作ればよい。

たとえば、こちらではオリジナルのケーブルカーが紹介されている。他にもいくつか、興味深いオリジナルモデルを紹介してくれているサイトがあるので、活用していかねば。そのあたりの報告はまた次回に。

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