2010年3月31日水曜日

ワールドワイドキッズは順調にステージ6レベル4に&幼稚園の面接

ワールドワイドキッズはステージ6レベル4に突入した!これが終わったら,後はステップアップが一枚あるだけだ。もう最終段階だ。「ミミの見たことないのあるけど見る?」と聞くと、喜んだ。いつものように、最初から最後までビデオに集中してみる。全体の印象は今までのステージ6と同様だ。内容紹介は後ほど。

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昨日は幼稚園の面接だった。午後からなので、なおままから「午前中はあまり疲れる遊びをしないように」との指示を受け(疲れたら寝てしまうから)、映画鑑賞会になった。

前よりも微妙に狭いリビングでそこそこのサイズのテレビがあるので、結構な迫力がある。見たのはDUMBO。「改めて考えるとひどい名前だよね」となおままがつぶやいた。確かに。

なぜ最初DUMBOがいじめられるのか、というところまでは分っていないはずだが、なおはいじめられるシーン、危ないシーンでは奇声をあげてテレビから逃げ惑う。そして空を飛ぶシーンでは喝采。それなりに映画を楽しめる年齢になってきた。

引っ越し直前には"Alice in Wonderland"を見せた。特に男爵夫人が出てくるあたりが怖いようだが、楽しんでみていた。

どうしても映画は一本が1時間を超えてしまうので、しばらくは週末や特別な機会に限定しておこうと思う。ディズニーのクラッシックの定番に、親子英語ブログのみなさんが良く見せておられるサウンド・オブ・ミュージックやメアリー・ポピンズなどのミュージカルなどが候補だろうか。

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午後は、公園でちょっと遊んだ後、幼稚園の面接へ3人で行った。モンテッソーリの幼稚園ということで、ある意味オールタナティブというか、マニアな幼稚園だ。つまり、普通にありがちな幼稚園のカリキュラムではない。おそらく、それと無関係ではないと思うが、面接をしてくれた園長先生・副園長先生のキャラクターが濃いのなんのって。

うちは4歳を目前にして恥ずかしながら未だにトイレトレーニングが終わってない、というか常におむつ状態なのだが、まずこれが「駄目」だそうだ。入園日に向けてトイレトレの猛特訓の日々が始まることになった。

もう一つ言われたのが、ビデオの視聴についてだ。なおが「何で遊ぶのが好きですか」と聞かれて、まず「ブロック」と答え、向こうの先生方は「あら」という感じで嬉しそうだった。だが、その後、「他に何が好きですか」と聞かれたときに、なんと「びでお」と答えてしまう!(正確にはvideoと答え、聞き取ってもらえず)。「ビデオはいいことありません。駄目です。止めましょう」とお説教を食らった。

や、止めろというのは厳しい注文だ。この幼稚園に通う何十人かの園児はみなテレビをまったく見ないのだろうか。

などと反論したくなったが、とりあえず黙って聞いておいた。統計を見ると、テレビの視聴がゼロ時間の家庭というのは存在することはするのだが、非常に少ない。しかも、別にそれで言語の力が特に伸びたりするわけでもない。一番言語の発達に良いのはだいたい1日の視聴時間が30分ぐらいの家庭だ。厳選された番組をちょっと見せるけれども、しっかりコントロールという家庭が一番良い。

ともあれ、トイレトレは頑張り、ビデオに関しては知らんぷりをする方針で行く。

面接中、なおままと先生方が話し始めると、なおは集中力が切れ、部屋の中をぶらぶらと歩き回ってしまう。親としては恥ずかしいが、そんなお子さんは別に珍しくはないようだ。

その後、制服の採寸と申し込み、細々したグッズの購入を済ませたので、別にトイレトレが理由で断られるということはないのだろう。

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帰宅後は、なおままは買い物に、我々はしまじろうの4月号が札幌から転送されてきたので、それで遊んだ。絵本雑誌の次号予告を見ては「これほしい」と言っていた、「ひらがなはっけんマシーン」だが、届いたマシーンを10分ほど遊んでぽい。今月号についてきたゲームカードはどうも手順がややこしい。同時に見ながら進めてやれば良かったのだが、そのときちょうど同封の資料を見ていた。再挑戦できるだろうか。

面接で「おむつはかっこわるい」と言われたのがこたえたのか、ビデオが駄目と言われたのが分ったのか、なおは"I don't want to go to school."を連発する。どうして、と聞くと"Teacher is scary."だそうだ。確かに(笑)。でも、あれは副園長先生で、なおの先生ではないことを強調しておいた。

すでに面接の最後、疲れていたせいで、帰宅後のしまじろうの絵本もあまり進まない。どれも、適当に投げ出してしまう。

その後、歯磨きの時にいつもどおりビデオを見て、いつものようにブロックで遊んで就寝。しかし、ブロックの他に、プレイモービルの船とか、粘土とか、プラレールで遊ぶのに、どうしてそういうおもちゃを面接時に言ってくれないのか…。Wii Fitとか言わなかっただけでもよしとすべきだろうか。

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2010年3月30日火曜日

ここ数日のなおの英語の発話

新しい職場での勤務は4月1日からなので、今は半分休暇状態で、自宅で引っ越し関係の雑用をしている。

この数日、自宅の整理をなおままに任せて私が子守をしているせいか、なおの英語の発話の比率が極端に上がってきた。私といるときはおそらく、95%以上英語だ。

発話という意味でのなおの英語の進み具合はそういう意味では順調だ。最近は、"I think"だの、"Something to tell you, Mom,"だの、"I need to tell you,"だのを使い始めた。普段、私がなおに使う表現ではないので、どのビデオかは分らないが、見て学んだのだと思う。

「はにゃはにゃ」は消えたかなと思ったころにまた出る。自分で上手く表現できないときに現れるようだ。

ただし、なんというか、英語が優位になりすぎているきらいがある。実は今日は新幼稚園の面接日。事前の電話での相談では、英語がポンポン口から飛び出るからといって落とされることはなさそうだが、なおままはナーバスになっている。

おそらく、私が仕事に行き始め、なおが幼稚園に毎日通い始めたら、あっという間に日本語優位になるだろうと思うので、今だけのことだし、とりあえずは気にしないことにする。

だが、なおままになるべく意識的に日本語を使ってもらい、図書館から日本語の本を借り、しまじろうで日本語の教材を進めてもらうようにお願いしてみた。

なおままとしては、私にも日本語教育をやって欲しいらしいのだが、英語も日本語も、となるとちょっとバランスが悪い。パパと話すときとママと話すときで言語をスイッチすることを学ぶと後々楽なので、使い分けを学ばせるという意味でも私はしばらく英語だけでいきたい。

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明日は新しい幼稚園に行ってご挨拶だよ、というようなことをなおに言っていたら、なおは前の幼稚園が良いのだという。新しい幼稚園で、園長先生と先生に会うんだよ、というと(実際に誰に会うのかはよく分らないが)、前の幼稚園で懐いていた「吉田先生(仮名)は?」と聞いてくる。なかなか厳しいところをついてくる(^^;

すごく不安そうなので、ひさびさに"D.W.'s Guide To Preschool"の登場だ。なおをひざの上にのせて読み聞かせ。これはすでに細かいところまで分っている本なので、なおはリラックスして聞くことができる。読み終わった頃には、心なしか、不安が和らいだような気がする。

やんちゃできかん坊で、いつもトラブルを起こしてばかりの双子の男の子、Tibble Twinsが出てくる。ちょうど、なおの行動パターンと似ているし、なおはとても共感が持てるようだ。おもちゃは譲れないし、なんでも一番がいいし、でもすぐ寂しがって泣いてしまったり。主人公はD.W.だけど、なおのような子は多いらしく、このシリーズではTibble Twins、結構な人気だ。

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サイトワード・リーダーズは地道に活躍している。あまり試しているようになるといけないので、サイトワードを覚えているかどうかの確認は最低限に抑えている。まだ、「自分で読める」ことが嬉しいとは感じないようなので、しばらくはノロノロ運転で様子見をしたい。

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2010年3月29日月曜日

引っ越し後の日常

3月中旬、引っ越し前の話だが、Spring Greensさんの洋書リユース企画に申し込んで、見事当選!絵本が20冊ほど、段ボールに詰められて送られてきた。

一番簡単なレベルのセットを申し込んだので、数や色のスライド絵本など初歩的なものも入っていたが、それらも含めてなおは大喜び。絵本を楽しんでいる。中でもヒットしたものは後から、ちょっとずつ紹介したい。

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ショックなことに、テレビ東京系で放映されていた「ドーラ」が終了のようだ。4月からは何が始まるのだろう。録画した番組は大切に保存しておこう。

今は録り溜めた番組のストックからちょっとずつ見せている。ちょうど今のお気に入りは「新くまのプーさん」と「プーさんと一緒」。前はあまり見たがらなかったのに、今は喜んで見ている。理解力が向上したのか、はたまた飽きの問題か。

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WKEは念願のワークショップに申し込んだ!5月末の開催分だ。とりあえずはステージ1にしてみた。ワークショップに備えて、少しずつステージ1の復習をしよう。

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この2日ほど晴れたので、なおを近くの公園に連れて行っている。かなり多彩な遊具があるので、なおは大喜び。ただ、パパといるせいか、どうしても発話が英語になり、まるで外国人の親子のようだった。

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2010年3月28日日曜日

片付けは一段落&サイトワードリーダーズ、再度活躍

土曜日は搬入から3日目、なんとか片付けも一段落してきた。

午前中には石油を買いに行ったのだが、車がないので、自転車で当てもなくふらふらとガソリンスタンドを探す旅にでた。結局、30分ほど走って見つけることができた。

石油ストーブの威力はすばらしい!狭い居間なので、比較的すぐに暖まり、すぐにコートを脱ぐことができた。これでだいぶ、文化的な生活に近づいてきた。

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なおは京都のおじいちゃん・おばあちゃんの家にいたときはそうでもなかったが、新居に移ってきてからは、フラストレーションを溜めているのか、かんしゃくっぽい行動を示すことが多くなってきた。ご飯を食べながらも、ふと"I like my old house."などと言う。どうして引っ越しをしなくてはならなかったのか、分らないようだ。

前に住んでいたところは42㎡という狭さだったが、何でもほとんど動かずに届くし、何より家族がどこにいるのか一目で見える、という良さがあった。今度は一軒家を借りたので、どうしても家族が分断されて目の届かないところに行ってしまう。

私もなおままも一軒家で育ったので、なんとなく一軒家にしてみたが、実はマンションにはマンションの良さがあるなあ、と改めて感じた。子どもが思春期に入ると違うのだろうか。

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早速貸出券を作った図書館で借りてきたのは、エリック・カールのThe Grouchy Ladybug。私が読む間、一応横で聞いていたけれど、反応は今ひとつ。

The Grouchy LadybugThe Grouchy Ladybug



引っ越し後は、夜のストーリータイムに久しぶりに出してきたSight Word Readersで読み聞かせというパターンが続いている。どこまで覚えているのかは謎だが、それぞれの絵本でサイト・ワードとして指定されている単語は、少なくともその場で教えられれば、どれがその単語か分るようになったようだ。

それぞれの絵本には覚えるべき2個のサイト・ワードがあり、最後のページには表にランダムにこの2つの単語が並んでいて、どちらがどちらか当てましょう、というアクティビティがあるのだが、これもできるようになった。

ただし、ふざけて、わざとすべて間違えてみせる。が、完璧に間違えるので、きっと分っているのだろう(^^;

このサイトワードが定着するようになってくれば、読みへと進むのもそのうちだろう。

なおは、特に言われたことをそのままやらない、ふざけて遊んでしまうので、ワークブックなどを進めるのがすごく難しい。面白い遊びだと思えばやるので、さじ加減が難しい。

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2010年3月27日土曜日

大阪は寒い…

札幌では室内は常に20度をキープしていたのだが、こちらにきて、厳寒の厳しさを味わっている。

現在、室温は8.5度。コートを着ても手がかじかむよ、おっかさん…。

もちろん、色々と下準備が足りなかったのが悪い。札幌では作り付けのガス暖房を使っていたので、我々は何も暖房器具をもっていなかった。そして、初日は荷物の搬入を自宅と職場で行って過ぎ、何も買うチャンスがなかった。そして、昨日、2日目は役場の手続きに行った後、近くの電気屋を覗いてみたが、電気ファンヒーターのたぐいは全滅だった。エアコンはもう少しゆっくりと選びたいので、展示品特価の石油ファンヒーターを何とか買ってみた。

ホームセンターでまだポリタンクとポンプが売っていたのを確保して、ここで体力と時間が切れた…。

最初は家の中でコート類を着るのを嫌がっていたなおだが、最後はあきらめて自分も着ていた。外並みに寒いものなあ。

明日こそは灯油を買って、人並みの生活をしたい…。

だが、近くの大きめの図書館には大満足。実は英語絵本の量自体は札幌には負けるが、手にとって選べるほど近いというのは嬉しい。さっそくカードを作って絵本を借りてきた(こんなことしている暇があったら灯油を買え、という意見もあるが)。

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新居にインターネット回線が来るのは一ヶ月後!今は従量制のワイヤレス回線でほそぼそ繋いでいる。ネットは最低限になりそうだ。

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2010年3月24日水曜日

義理の実家で一休み

明日の搬入まで、京都の義理の両親の家で一休みさせてもらっている。やはりホテルとは疲れのとれかたが違うので、大感謝だ。

ついでにネット回線も借りてブログの更新もしたりして(^^)

札幌からの旅では、なおは比較的大人しくよい子だった。空港行きのバスでは外を眺めて、飛行機前半は空港で買ったディズニーの雑誌、後半はノートパソコンで見るビデオ(DWEを)、空港から奈良行きのバスは爆睡、奈良からの電車では元気に歩き回って、運転手さん見学、と特にトラブルもなかった。

飛行機に乗るといつも楽しいことが起こるせいか、ホテルに泊って、次は飛行機に乗るよ、と言われたあたりからかなり上機嫌になっていた。空港でも走り回って元気いっぱい。

とはいえ、やはり子どもを連れての飛行機旅行は疲れた。朝8時半にホテルを出て、到着は4時。もうくたくただ。

なおには、おばあちゃん家スペシャルで、録画ではない番組を生でテレビで見せた。NHKの「クインテット」や「えいごであそぼ」、「えいごルーキーGABBY」など。スペシャルとかいいながら、英語番組が多めなのは趣味だ。「えいごルーキーGABBY」、使われている英語は、なおにちょうど良い感じだ。小学校5,6年生向けということだが、もうちょっと幼いような印象があり、なおでもそこそこ楽しめるようだ。

BSフジも映るので、ちょうどやっていた"GO!GO!EIGO!"なる番組も見た。とてもチープな感じの番組だ。英会話学校のECCがスポンサーで制作にも関わっているようだが、逆に行かせたくなくなった(^^;

なおの英語に関しては、義理の母は非常に好意的にとらえてくれているようで、それも助かった。まだ日本語と英語の使い分けができないので、ぽんぽん英語が飛び出て向こうは面食らってしまうようだが、長年のエスペランチストなだけあって、外国語教育への理解は深く、「英語ができていいねえ」という感じ。

さて、明日はいよいよ搬入だ。

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2010年3月23日火曜日

引っ越し狂想曲

一昨日は引っ越し業者の方々がきて、梱包の下準備、昨日は搬出の作業を行った。引っ越しが何か今ひとつわかっていないのか、なおがテンパって大変だった。

一昨日は、"Don't take my toys!""My toys are gone!""I miss my toys!"と、梱包されていくおもちゃ類を見ながら嘆きまくり。しまいには、両手を広げて、作業をする方々の前で「ぼくのおもちゃとらないで~」「やめて~」"Stop!"などと叫んでいる。

外にはまだ雪があるし、私は職場の引っ越しに向かわなくてはならず、時間つぶしに遊びにつれていける状況ではなかったので、なおは仕方なくテレビを見まくり。その結果、異様に英語モードになっていた。

何度説明しても、「引っ越す」ということがどんなことか分らず、不安を感じているようだった。

一昨日はとうとうテレビも運び出され、家具類も分解されるなか、少しずつ落ち着いてきた。さいご、部屋が空っぽになったころには、ホテルに泊る、飛行機に乗る、京都のおばあちゃんの家に行くということが納得できたようだった。

現在は、ビジネスホテルの無料LANからアクセス中。しばらく、英語育児とは無縁のエントリが続くので、あしからず。

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2010年3月21日日曜日

Treasury of 100 Storybook Classics その4:Chicka Chicka 1 2 3

いよいよ、引っ越しも秒読み段階で、ネットに向かう時間もほとんどとれなくなってきた。
ブログの更新も毎日はできず、滞ってしまうことになるだろう。

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以前から紹介している、スカラのTreasury of 100 Storybook Classicsで、"Chicka Chicka 1 2 3"のDVDを見せてみた。"Chicka Chicka Boom Boom"ほどではないが、それなりに喜んでいた。一緒に入っている、"How much is a million?"は、100万という数字がどれぐらい大きいか、というのを感覚的に理解させようというもので、子どもが100万人上に積み重なるとどれぐらい高くなるの?といった内容だ。"If you made a million"は、ペニー、ニッケル、といったところから始まって、利息にいたるまで、お金の仕組みを教えながら、どれだけお金を稼いだら何に使えるのか、ということを考えさせる。どちらも、なおにはおそらくさっぱりわかっていないはずだが、ひとつひとつのシーンは楽しいようで、それなりに集中してみている。

WKEのビデオで見て以来、hundred、thousand、といった数が大好きなのでちょうど良かった。もうひとつ"Emily's First 100 Days of School"というクリップが入っているが、これはちょっと長めで30分ほどあるので、また別の時に見せる予定だ。

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2010年3月20日土曜日

語りかけ、是か非か~ワールドワイドキッズ派から

mashyaままさんのブログ、「楽しく親子で英語できるかな? ~WKE始めてみました~」に「親が子供に英語で語りかけること」という記事があって、色々考えていた。

結論を先に言ってしまえば、私は語りかけは肯定派、でも、すべての会話を英語でしようというのではなく、場面や状況を限って、使うのが良いと思う。そして、おそらく英語での語りかけはいつまでも続くものではなく、小学校に入るまでぐらいが適切だと思う。

もっと具体的に言えば、ワールドワイドキッズの各ステージで導入されるような、限られた語彙でもできる遊び、さらに加えるなら、お風呂、着替え、食事ぐらいだろうか。

日本語が母国語のママ(1日で一番長く一緒にいる人)が、まったく日本語を使わずに育てようとすると色々と弊害があるので勧めない。

幼稚園を出るまで(もしくはママ・パパの英会話力に応じて)、かつ場面を限定した使い方をすれば、語りかけは、英語での発話をとても効率良く引き出してくれる。

もちろん、プリスクールに行ったり、ネイティブのプライベートレッスンを受けられれば、必要なくなるのかもしれないが、そういう環境にいる人ばかりでもないと思う。

うちの経験でも、1年間ほど英語のビデオを毎日見せ続けても(教材ビデオではなかったが)、英語で喋ったのは"This way"だけだった。ところが、ワールドワイドキッズで英語遊びを始めてから、爆発的に量と質が向上していった。

まだまだ荒っぽいし、文法はおかしいし、日本語は混じるし、ハニャハニャだし、ネイティブの年齢相当にはもちろん達していないが、それでも、方向性は間違っていないと感じられる。

だいぶ雪の溶けてきた札幌、この前は引っ越しに備えて自転車を出したのだが、なおがママに"If snow melts, we can ride all together."と言ったそうだ(細部は違うかもしれない)。とうとう、複文を使えるようになってきた。

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最終的に読むことにつなげないと日本にいてそこそこの英語力をつけるのは難しい。だが、読み書きの能力の根っこには、必ず聞いて話す能力がある。

受験英語で使う、一度日本語に訳して使う英語の学力の場合には、さほど重要視されないのだけれど、実際に英語を「使う」ためには、「聞く」「話す」能力が不可欠になってくる。

ここで「使う」というのは、仕事や勉強で必要になり、ネイティブも含め、海外の人と英語で意思疎通をする、そして大量の英文を読んで、場合によっては書く、ということだ。

私自身は、大学受験時にヒヤリングはなかったけれど、個人的興味でそこそこヒヤリングを鍛えていたので、スムーズな英語の学習につながった。そして、その後地道な(長い)学習で、英語を訳さずにそのまま理解するようになった。

受験英語は、実際には英語力ではなく、「英語の学力」を測っており、この学力にはもちろん、国語の力も含まれているから、単純に早期英語教育で鍛えておけばどんな問題でも満点というわけにはいかないが(もっと率直に言うと、いわゆる地頭の良さも大きく影響する)、他の条件をまったく一緒にして、早期(からの)英語教育ありとなしで比べれば、ありの方が有利だろうと思う。

問題は、英語を続けることにかかる費用・時間を、他に使えたかもしれない、ということだろう。まあ、それは別に学ばせたいことがでてきたら(または受験を意識し始めたら)考えるしかない。

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2010年3月19日金曜日

なおの肉声をちらっと公開&なおの発音について考える

なおの普段の英語の発話をときどき録音しようと試みていたのだが、ハニャハニャが混じってしまったり、日本語が混じっていたり、はたまた何を言っているかわからないところがあったりすることが多くて、恥ずかしくて公開できるようなものがうまく録れなかった。

この前の出張中になおままがiPhoneで録音した音声で、私に聞かせたいものがある、というのでもらってみたら、結構クリアにとれているので、せっかくだからたまには公開するか、ということで色々準備をしてみた。

iPhoneでボイスメモとして録音したファイルは、iTunesで同期されて自動的にパソコンにAACオーディオファイルとして保存される。それをMP3に変換して、下にアップしてみた。公開しても恥ずかしくない部分だけ切り取っているので、あしからず。

2010年3月16日録音(音量注意!)
"I like my daddy."
"I am going to miss him."

普段は、何かというとなおは"I don't like you!"と私に向かって叫んでは「イシシ」と嬉しそうにしているので、私が嘆いているのだが、「パパのいないときはこんなに慕っているのよ」ということで記録しておいてくれたらしい。

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音声ファイルを聞いてもらうと分かるが、私ほど強くはないものの、なおの発音には結構日本人なまりがある。母音が入らないはずのところでカタカナっぽく発音してしまったり、ということもある。親のパーフェクトではない発音を聞かせているから、と考える人もいるだろうか、私はあまり気にしていない。

別に語りかけがなくとも、DWEでビデオ・CDからのインプットだけでも、最初はそれなりに日本人らしいアクセントがついてしまうことも多いし(身近にそんなケースを見た)、3歳は、発声ということに関してもまだまだ発達途中だからだ。日本語の発音もすべての音が問題なくできるようになってきたら、やはりちょっとネイティブに頼んで矯正してもらった方がいいのだろうか、と考えないこともない。が、おそらく、そんな些細なことよりも、小学生卒業までずっと続けていくことの方が大変になってくるから、そちらに労力を注がないといけないだろう、とも思う。

***

昨日はなおの幼稚園の退会式だった(まだ、年少さんの下、プレ保育なので、正式に入園するまえにサークルを退会するらしい)。土曜出勤&引っ越し準備、かつ日曜も現在の学校での最後のおつとめということで出勤、今週末は休みがとれないので、せっかくだから休んでビデオ係として参加してみた。退会式は、これから幼稚園にそのまま入ろうという方がほとんどだし、よく分かっていない3歳児ばかりなので、湿っぽくはならないが、みんな成長したねえ、という実感が親・先生たちからにじみ出る、ほのぼのした会だった。

30分ぐらいのはずの会がなんやかんやで1時間ぐらいになってしまったのだが、最後3歳児たちが次から次へときちんと座っていられなって最後はなんだかぐちゃぐちゃになっていたのがご愛敬だった。

退会式でのなおはこんな感じで、楽しそうでほのぼの。



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2010年3月18日木曜日

どんどん進む、ワールドワイドキッズ、ステージ6レベル3

引っ越し前でどたばたしているが、そろそろ1週間経ったかな、ということで、ステージ6レベル3に進んでみた。

"Let's Walk around the town!"というクリップでは、実写で"bridge", "hospital", "movie theater", "firehouse"がでてくる。"Firehouse" と"bridge"はおなじみの単語、"hospital"は最近覚えた単語、"movie theater"は行ったことがないし、説明が難しいので、夏にでも体験させるまでは未知の単語、という感じでそれなりにバランスがとれている。

なお的には、"bridge"で長~い船が出てくるところが嬉しいらしい。



ステージ6のカリキュラムのひとつ、"Stripes"や"polka dots"といった模様の語彙を学ぶクリップはこんな感じ。すでになおは身につけているが、それでも楽しそうに見ている。「模様」と「色」という2通りの方法で分類する、というのは、知能の発達から考えると幼児にはそれなりに難しいことで、そのあたりを理解させよう、という工夫はステージ1からずっと感じられる。さすがベネッセ。



後は20までの数や、erの発音など。

やはりステージ6は食いつきが良く、2度続けてレベル3を見たがるほどだった。これが終わったらDVDは後2枚。寂しくなるなあ。

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エモーショナルトイでは、ひさびさにステージ4のトイ、Food & Clothingで遊んだ。人形をもって"Ohhh I'm cold! I'm cold!"などとやっていた。最初にこのおもちゃで遊んでいたころはこういう「いかにも」な遊び方はしてくれなかったのだが、しばらく経って新鮮に感じられたのだろうか。やはりsweaterだのsweat shirtだのあたりの区別が(私にとって)難しい。こういうの、興味ないからなあ。

ステージ2のトイ、アニマルマットはもはや生活の一部になっており、ほぼ毎日のように箱から出されて色々な使われ方をしている。単に放り投げるような遊びというか、鬱憤晴らしに使われることもあるが、それにしても愛されている。最初は全然遊ばないかと思ったが、本当に意外だった。別に英語に役立つわけではなくても、これだけ遊んでいるのを見ると、満足感が高い。

すべてのDVDを見終わっても、こうしておもちゃで遊びつつ、復習としてDVDを好きに選ばせて見せていこう。

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2010年3月17日水曜日

図書館から英語絵本:The Wolf and the Seven Little Kids

昨日、無事東京出張から帰宅した。

なおままとなおは、近所の仲良しさんたちのところに遊びに行ったりして、楽しいながらもしんみりした時間を過ごしたらしい。"Did you miss me?"となおに聞いたら、"I miss my friend."だそうだ。

お友達の家では、アンパンマンや「いないいないばぁ」のビデオを大量に見て、最後は帰りたくない、もっとビデオを見たいとごねたそうだ。それでも、家では別にアンパンマンが見たい、とはもう言い出さない(昔はそんなことをなおままに言ったことがあるらしい)。長い間、英語だけのビデオを続けてきて、そういうものだと理解したのだろう。

夏には、映画館に行って劇場版のアンパンマンを一緒に見ようと思う。

帰宅後は、とことんまとわりついてくるので、夜のストーリータイムまできっちりお相手した(いつものことだが)。我が家の英語育児は、限られた時間で父親が全力投球する、というメリハリの良さがウリだ。

***

今、ストーリータイムで読むのは、図書館から借りてきた「オオカミと7匹の子ヤギ」だ。残念ながら、1957年出版、Felix Hoffmannイラストのこの本は、アマゾンでは見つからず。これはグリム童話なのだが、面白いことに、他のバージョンもなかなか見つからない。かろうじて見つかったのが、これ。買うとすれば、このペーパーバック版だろう(今は売り切れ)。

The Wolf and the Seven Little KidsThe Wolf and the Seven Little Kids



日本では非常にポピュラーなお話で、絵本も色々なものが出ているのだが、アマゾンではまともに見つからないということは、おそらく英語圏では受けが悪いのだろう。きっと、親の留守中に子どもが侵入者に食べられてしまう、というのが何か違うものを連想させるからだろうか。アメリカ人は寛容に「昔話は昔話」と割り切ることができないし。でも、赤ずきんちゃんは大丈夫なのか。そのあたり、不思議だ。

「食べられちゃう」系なので、なおはだいすき。最後、怖いところはページを早くめくってしまう。もう引っ越しが間近なので、図書館にも本をすべて返さねば。引っ越し先の図書館に行くのが楽しみ!

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2010年3月16日火曜日

Treasury of 100 Storybook Classics その3:Where the Wild Things Areとセンダックの作品

スカラ社の古典絵本の映像化DVDセット、Treasury of 100 Storybook Classics 、お買い得だったと悦に入りながら、なおに少しずつ見せている。Classicというだけあって、古くさい映像も多いが、今のところ、なおは喜んで見ている。何度も見るヒットもあれば、一度でもう見ない、という場合もある。


今回見せたのは、一枚まるごとモーリス・センダックで、コンセプトがわかりやすい。

まずは、「かいじゅうたちのいるところ」を映像化したもの。誰でも知っている名作で、うちでも図書館で借りてきたことがある。そのときは、かなり気に入っていたようだったが、映像化されたものは「ふーん」という程度。

Where the Wild Things Are (Caldecott Collection)Where the Wild Things Are (Caldecott Collection)




次に、これもセンダックの代表作の一つ、「まよなかのだいどころ」。テンポの良い、歌うような朗読とともに画面が展開する。ちょっと薄気味悪さもあり、なおが微妙に怖がっていた。

In the Night Kitchen (Caldecott Collection)In the Night Kitchen (Caldecott Collection)



そして、Nutshell Libraryという名前の豆本セットに含まれる4冊の本、 "Alligators All Around"、"Chicken Soup with Rice"、"One Was Johnny"、"Pierre"の短いクリップが含まれている。どれも軽快な音楽に合わせた歌に映像がついていて、内容も楽しい。個人的には"Pierre"が気に入った。この豆本セット、欲しいけど、買うとしたら英語育児のためというより、完全に私の趣味になるなあ…。

Nutshell Library (Caldecott Collection)Nutshell Library (Caldecott Collection)



アマゾンで、朗読CDを見つけた(書影は絵本だけれど)。上に挙げた絵本すべてに加え、"Outside Over There"、"The Sign on Rosie's Door"、"Very Far Away"といった絵本の朗読が入っているようだ。DVDを見ていても思ったのだけれど、どれも歌の出来がかなり良いし、絵本の文章も歌詞のようなので、音楽がつくと楽しさが全然違う。DVDは買わないけれど、というセンダックファンの方にはCDが良いだろう。

Where the Wild Things Are CD: In the Night Kitchen,Outside Over There, Nutshell Library,Sign on Rosie's Door, Very Far AwayWhere the Wild Things Are CD: In the Night Kitchen,Outside Over There, Nutshell Library,Sign on Rosie's Door, Very Far Away



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2010年3月15日月曜日

TBTLBFPその2:「読み」につながる5つの要素

引っ越し直前だが、何の因果か東京出張に来ている。次から、東京に来るなら新幹線だ。出張で飛行機に乗ることもそう頻繁ではなくなるかと思うと、ちょっと感慨深い。

***

"The Between the Lions Book for Parents"(TBTLBFP)からのメモその2は、まず、「読む」ことの重要性についてだ。実は、読む能力というのは、幼児期に単に活字を言葉として理解する能力というだけでなく、小学校から大学に至るまで、様々な水準で鍛え続ける必要のある重要な能力だ、という話から始まる。

まあ、これは日本で「国語」が主要な教科として教えられ、大学入試でも欠かせない科目である、ということと同じだ。つまり、「読む」というのは(そして、それに関連して「書く」ことも)、幼児期に身につけることがその後の学校での成功に重要な役割を果たす、というだけではなく、長い目で高い水準まで身につける必要があることを理解しておかないといけない。

それを踏まえた上で、幼児期に「読み」につながる5つの要素が紹介されている。

・音素の認識(Phonemic Awareness)

フォネミック・アウェアネスとも言われるが、話し言葉がどのような音素で成り立っているかを押韻(rhyming)などを通じて感じ取る。ビデオ教材では、ワールドワイドキッズや、リープフロッグのDVD、SuperWHYなどに出てくる(ワールドワイドキッズでどのように取り入れられているかは、ケイさんの記事に詳しい)。

・フォニックス

これは皆さんおなじみ、英語のアルファベットの綴りがどのように発音と対応するかというルールだ。英語は同じaでもアと読んだりエイと読んだりしてややこしいのだが、ある程度は規則がある。それを意識的に学ぶことによって、見たことのない新しい単語に対処できるようになる(完璧な規則ではないが)。

・流ちょうさ

活字を読む際に、なめらかに続けて読むことができる能力であり、これがないと、音素や単語がばらばらで、言葉として理解されない。日本語でも、あいうえおが読めても、「さかな」が「さ」「か」「な」で魚にならない、という時期があるが、それはこの能力がまだ足りないから。

・語彙

フォニックスをいくら習得しても、単語の意味が分らないと読むことができない。年齢相応の語彙力を身につけることによって、読むことのできる素材が増えていき、楽しむことができる。

・理解

書かれた内容を理解する能力。なおにいろいろなビデオを見せて実感するのだが、経験や知的な発達段階がまだ達していないため、いくら英語が簡単でも内容が理解できない、ということが起こりうる。活字を「読んだ」という段階に達するには、最終的には内容が理解できないといけない。そのためには、単なる英語の能力だけでなく、自分を取り巻く世界、社会や文化の知識が不可欠だ。

英語育児では、この5つの要素をどう鍛えるか。まず、音素の認識とフォニックスはビデオやワークなどだろう。「ライオンたちとイングリッシュ」が特に役に立つのもこの分野だ。マザーグースなどの歌・チャンツやDr.Suessの絵本など、rhymingで定評のある絵本も効果的だろう。流ちょうさは、暗唱・音読で鍛えるのが一番だと思う。語彙は、数多くの絵本、ビデオ類、絵辞典、トーキングカード、フラッシュカード、語りかけなどで地道に鍛えるしかない。

最後の理解力は、幼児としての生活、たとえば幼稚園に通うなどを通じて自然と身につくが、たとえば博物館や動物園、水族館、文化的な催し、などに積極的に通わせているご家庭が多いと思う。クリスマスやバレンタインなど、英語圏独特の文化的行事の知識も、絵本や遊びを通じて体験しておけば、関連する内容を読んだ時の理解が楽になる。

絵本の表現や内容と、実生活での出来事をリンクさせてあげるのが、理解につながる一番の近道だと思う。

ということで、結局、親子英語・英語育児の諸先輩方の活動はやはり英語力の育成に効果的なのだな、と再認識することができた。

***

最近、全力投球で遊んでいるせいか、はたまた甘やかしすぎなのか、私が仕事に出かけるときのなおの悲嘆ぶりがすごい。なおまま曰く、でかけてしまえばケロリとしているそうだが、毎朝のように、"I want to play Dad!"と叫びながら足にしがみついてくる始末。

寂しいという感情もわかるようになり、「さびしいからいかないで」などと言われるとほろりと来る。そして、出張後は「パパとお風呂入りたかったの」などと言ってくれるようになった(普段はパパなので)。いつまで続くかわからないが、この時期を楽しむことにしよう。

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2010年3月14日日曜日

TBTLBFPその1:テレビ番組の見せ方

"The Between the Lions Book for Parents"という本を手に入れて、ちょっと目を通している。

The Between the Lions (R) Book for Parents: Everything You Need to Know to Help Your Child Learn to ReadThe Between the Lions (R) Book for Parents: Everything You Need to Know to Help Your Child Learn to Read



これは、以前も紹介した「ライオンたちとイングリッシュ」(Between the Lions)というPBSの子ども向け番組の背景にある、設計図というか目的を紹介したもので、「ライオンたちとイングリッシュ」のそれぞれの構成要素が字を読むという目標にどう役に立つのか、親は子どもの読書を促すためにどんな工夫ができるのか、といったことについて書いてある。

この番組は、セサミ・ストリートと違って、単に幼稚園児や保育園児だけが対象ではなく、「読み」が課題となる小学生低学年にも対応するようになっている。この本でも、プリスクーラー(3歳)から3年生(10歳)になるまで章が分けられていて、それぞれ自分に関係するところだけ選んで読むことができる。

この本をちまちまと読み進めつつ、ときどき役に立ちそうなことをメモしていこうと思う。

まずは、"Mama, Watch with me!"というコラム。テレビをうまく、知育に使いましょうという話だ(基本的に、この本はテレビ視聴に前向きだ)。

・テレビで見た内容で親子で会話できる。
・「次、何が起こると思う?」「誰が一番好き?」といったように、状態の理解や、物語の要素につながるような質問をする。
・終わった後は、何が楽しかったか、ということを話したり、「どうしたら良かったかな」といったことについて考えさせる。
・番組で良くないと思ったことについては子どもにそう伝える。単に受動的に番組を見て受け入れるのではなく、自分で考えることを教えよう。
・歌、踊り、活動があれば一緒にやろう。画面にテキストが出てくればそれを読もう。

ということで、「ドーラ」や「リトル・アインシュタイン」など、どんな幼児向け番組にも使えるテクニックで、どこの家庭でもそこそこやっていると思う。

なおとも、ようやくテレビの内容について会話、とか何が楽しかったか、というようなことについて話せるようになってきた。

***

先週、なおがなおぱぱとなおままの古い写真を見つけた時のことだ。どれぐらい古いかというと、二人でサンアントニオの観光名所の前に豆粒のように写っており、1997年とか書いてあるぐらい古い。「これだれ?」と聞くので「パパとママだよ」と答えると、当然のように「なおちゃんは?」と聞いてくる。彼の中では、常に我々と一緒にいるのが当然らしいのだが、「まだ生まれてないねえ~」と言われても納得できない様子。

しばらく考えていたが、"I know!"と何かひらめいた模様。写真を床において、"Blue's Skidoo~"と言いながら、その上に飛び乗った!

これは、ブルーズ・クルーズで毎回出てくる、スティーブやジョーが"Blue's Skidoo~"などと歌いながら絵の中に飛び込んで冒険する、というシーンの真似、というか本気でやろうとしていた(^^;

残念、それはできないよ。

セサミストリートの時代からあるらしいのだが、3歳児ぐらいだとテレビと現実の区別がつかない、だからテレビは教育に悪い、という議論がある。たしかに、まだまだどれがリアルでどれがファンタジーなのか、はっきりとは理解していないようだ。

でも、それはなおがたとえば写真に飛び込んで試したりして、自分で少しずつ理解していくしかないのだろうと思う。

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2010年3月13日土曜日

テレビ東京系「ディズニータイム」の迷走

「ドーラ」と並んで、我が家では安定した人気を誇っている「ミッキーマウス・クラブハウス」は、あまりにカットされている部分が多いところを除けば、2、3歳から理解できるストーリーで、子どもが単にキラキラ動く映像と音楽だけに興味をそそられているわけではない、と思えるし、暴力は出ないし(あまり悪いことをするものもない)、そういう意味でとても安心できてお勧めだ。

これはテレビ東京系の木曜・金曜朝7:30~8:00の「ディズニータイム」内の番組で、15分弱がアニメーション番組、残りがCMと芸能人がやるディズニーランドの宣伝となっている(宣伝の方は当然見せない)。

金曜日はずっと「ミッキーマウス・クラブハウス」なのだが、木曜日の番組が微妙に迷走中だ。

4月に見始めたのだけれど、秋までは、CG映像でクリストファー・ロビンがでてこない(代わりに女の子ダービーがでてくる)「プーさんといっしょ」だった。その後、10月~12月は1988年頃の古いアニメーション「新くまのプーさん」だった。ちなみに、この「新くまのプーさん」、結構乱暴なことをするシーンがある(まあ、小学生向けぐらいが対象だからというのもある)。そして、スペイン語が混じる番組、「おたすけマニー」が1月・2月、これぐらいまではまだなおに見せられたのだけれど、3月からはなんと「キム・ポッシブル」。もうここまでくるとだめ。

しかし、この迷走ぶりはなんなんだろう。「新くまのプーさん」は映像が古くて受けなかったし、「おたすけマニー」もDIYが盛んなアメリカではともかく、日本の幼児にはなじみのない内容で駄目だったのではないか、と推測している。どうせなら、また「リトル・アインシュタイン」やってくれないかなあ(13分にカットされると思うと大喜びもできないが)。

「ミッキーマウス・クラブハウス」は3歳でもOKなのだけれど、「プーさんといっしょ」や「新くまのプーさん」は4,5歳向けなのでちょっと難しく、いくつか見て映像と音声のパターンに慣れると飽きてしまって見たがらなくなる。

最近は内容が分かって見ている部分が大きいので、やはり年齢相応の番組、「ドーラ」や「ブルーズ・クルーズ」、「ミッキーマウス・クラブハウス」が楽しいらしい。

ちなみに、NHKでやっている「スポンジ・ボブ」がちょっと気になる。一応録画はしているが対象年齢も合わないし、見せてはいない。別にナンセンスものは嫌いではないので、いつか、ちょうど良い年齢になったら見せるかな。それとも、そんなときまでとっておくのは馬鹿らしいかな。

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2010年3月12日金曜日

3月の英語絵本:ドーラとブルーの絵本パックがお買い得

相変わらず、「ドーラ」が大好きで録画したビデオを毎週必ず見るなおのために、新しい絵本セットを買ってみた。

Storytime with Dora and Blue! (Nick Jr. Carry-Along Boxed Set)Storytime with Dora and Blue! (Nick Jr. Carry-Along Boxed Set)



ドーラが4冊、ブルーズ・クルーズが2冊、計6冊入って、今900円を切っている。これだけなら、「なんだ、フォニックス本より割高なのか」と感じるかもしれない。

が、このセットに含まれている本は、どれも$4で売っているものとまったく同じサイズ・内容だ。ほぼ20cxX20cmのサイズで24ページ。フォニックス本に入っている、読み始めの幼児向けの内容ではなく、テレビで放映した回を絵本化した、読み聞かせ用の絵本になる。クリフォードのシリーズやリトル・クリッターのシリーズも同じサイズ・形でほぼ同じ値段でアマゾン(日)ではだいたい525円なので、私は525円本と呼んでいる。

たとえば、こんなのを去年の夏、ハワイに行った時に買ってきた。

It's Sharing Day! (Dora the Explorer)It's Sharing Day! (Dora the Explorer)



唯一の違いは綴じ方で、単体で売っているものは薄いなりに背表紙があるが、セット本の方はホッチキスで中綴じになっている。

ということで、500円相当の本が6冊入って1000円しない、非常にお得なパックになっている。

が、ちょっと注意すべきなのが、含まれているタイトル。

ブルーズ・クルーズがこの2冊。
・Joe Moves In
・Blue's Big Parade!

ドーラはこの4冊。
・Dora's Backpack
・Little Star
・Meet Diego!
・At the Carnival

ブルーズ・クルーズの方はともかく、ドーラの4冊のうち3冊が、以前買った合本に入っているタイトルと被っている!

Dora's Storytime Collection (Dora the Explorer)Dora's Storytime Collection (Dora the Explorer)



ということで、合本を持っている人には微妙かも(うちは勢いで買ったが)。

合本は7冊セットでドーラだけ。セット本は6冊セットでブルーズ・クルーズも入っていて子どもにも扱いやすい。どちらも持っていない場合、どちらを買うか悩ましいかもしれない。

それぞれ24ページでちょっと長めなので、寝る前のストーリー・タイムには適さないことが分かった。昼間に読み聞かせた方が良さそうだ。

***

ドーラを見(せ)ているママ・パパならご存じだと思うが、番組の最後に必ずドーラが「どこが楽しかった?」と聞いてくる。最近、特に私と一緒に見ているとき、"My favorite part is..."とたどたどしくも答えるようになってきた。9ヶ月前、ドーラを見せ始めたときは明らかに質問の意味すら分かっていなかったので、ここまで来たかと思うと非常に感慨深い。

親子英語を始めたばかりの頃に「テレビはなるべく一緒に見よう!」というような主旨のことを書いたが、だいぶ手抜きになってきた今も、やはり一緒に見るのは大切だな、と思うのは、こういう瞬間だ。最近見せている、スカラのTreasuryでもそうだけれど、一緒に見ていると「あそこが面白いね」「これは楽しいね」と共感できる。なおの語彙は限られていて、"That's funny!"だの"It's fun."だのばっかりだが、ああ、これが楽しいのか、これを喜ぶのか、と感じながら日々を過ごすのは、単に早期英語教育ということではなく、なおとなおぱぱの親子関係にも大きなプラスになってくれている。

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2010年3月11日木曜日

WKEはステージ6レベル2のDVDに

昨日は、職場の送別会だった。が、1次会の後、飲み屋街からタクシーに押し込められてVIP待遇で帰宅したので、さほど遅くない時間に帰宅することができた。

***

何回かDVDを見て一週間ほど経ったので、ステージ6レベル2に進んでみた。

今のなおに特に教育効果が高いな、と感じたのはfirst second thirdといった順序数がでてくるシーン。



ちょうど、最近順序数を使い始めたところだったので、タイミングがばっちり。今でも毎週、新エピソードを必ず一回は見る「ドーラ」で、ドーラがfirst, second, thirdという表現を使うのを真似するようになってきたところだ。

ドーラもワールドワイドキッズも、割と幼児の知能発達の最新の学術的成果(というほどすごくもないが)を参考にしているので、教える内容がかぶることが多い。

***

普段の会話では、やはりまだハニャハニャ系でごまかすことも多く、流ちょうになってきた、という印象はうけない。が、細かくみると進歩があり、we, usといった代名詞をうまく使いわけるようになってきた。一人でなおままを追いかけるときは"Wait for me!"だが、私と二人でなおままを追いかけるときは、ちゃんと"Wait for us!"になる。

また、複数形、過去形もちゃんと使えることが増えてきた。それなりに積み重ねているものはあるようだ。

とうとう、「えいご」とは何かをしっかり把握したらしく、この前は夕食時に皿の上のキノコを指さして"It's a mushroom."と教えたら、「えいごすきくない」と返されてしまった。でも、その直後に英語で発話してたりもする。なおはまだまだ日本語と英語が充分に分離していないのだ。

普通は4歳に来るという「壁」、おそらくうちでは4歳の終わり頃か、下手したら5歳ぐらいで来るのではないか、と思う。それだけなおはニブチンだ(^^; 日本語と英語の使い分けが上手になるのと同時ではないだろうか。

***

最近、寝る前のstory timeは不発。最近買った歌の絵本系は夜にベッドで読むには向いていない。たまに、以前買ったPiggy and Dad Playを読むとうまくいくのだが、長めの絵本を読もうとして途中で気が散ってしまうことが多い。ベッドに行く時間が最近遅めだからだろうか。

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2010年3月10日水曜日

3月の英語絵本:Animal Boogie

2月に購入したCD付絵本、Walking Through the Jungleが良かったので、シリーズもののこれを購入してみた。

同じ著者による絵本で、同じアーティストによるテンポの良い歌が収録されたCDが入っている。そういう意味では期待通りだった。

The Animal Boogie (Sing Along With Fred Penner)The Animal Boogie (Sing Along With Fred Penner)



なおも喜んだ。

のだが…。割と飽きるのも早かった?まあ、Chicka Chicka Boom Boomのブームがあったせいで、気が散ってしまったのかもしれない。それと、Walking Through the Jungleとタイプが似ているから、余計飽きやすいのかもしれない。

もうちょっと、1冊、1冊の間をあけたりして計画的に絵本を導入しないともったいなかったかな、とも思うが、まあまた忘れた頃に楽しんでくれるのではないか、と思う。

一応路線としてはうちは多読多(視)聴になるので、一冊一冊の絵本がそれほど長続きしないのは仕方ないのかな。

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2010年3月9日火曜日

まだまだ使えるraz-kids.com

このところ、1日おきに送別会が入り、深夜の帰宅になってなおと時間を過ごすことができないことが多い。

そんなとき、なおは"I miss Dad. I want to play Dad."などと言っているらしい(いまだにwithがつかない)。

昨日はなんと、"We lost him!"と言ってなおままの失笑を買ったらしい。不吉なことを言わないで欲しいと思うのであった。

***

本題はRaz-kids.comの話だ。去年の年末に猛烈な勢いで一通りみて、その後ご無沙汰だった。費用も数百円だし、まあこれはこれでいいかな、という程度に考えていたのだが、先週ふと思いついて1,2冊見せたり、歌を聞いたりしたら、ブームが再燃というほどではないが、また関心をそそられたらしい。帰宅したらなおままに、今日はRaz-kids.comをたくさんやった、という報告を受けた。

なんでも、ルーペに加え、エマージェンシースイッチも手に入れたとか!ということで、初公開、なおのRaz-Rocket roomだ。



お金(ポイント)を貯めることができずに、すぐに使ってしまうので、どうしても安い商品ばかりになる。そして、椅子でもなんでも新しいものを欲しがるので、細かいものにすぐ使ってしまう。のだが、aaレベルの本をすべて読む、とかできないのでレベルがずっとaaのままだから、点が貯まりやすいというトレードオフもある。

今は、音読はいっさいせず、一通りストーリーを見て聞いた後、クイズをやるという形式で通している。レベルBぐらいまでのクイズはそこそこできるようだ。どうしても難しい問題は、終わりの音を聞くもの(batの最後の音は何?とか)、真ん中の音を聞くもののタイプで、これらは苦戦する。また、"opposite"が分かっていないようだったので、今後教えていこうと思う。

クイズに答えている様子を見ると、なおが英語の本を読んで分かっていること、分かっていないことの区別がついて面白い。思わぬ質問に間違えたり、逆に関心させられたり。もっと数多くのレパートリーの中からランダムで質問を選ぶような形式だと良いのだが、それは高望みか。

Raz-kids.comは、今のなおの場合、だいたい2,3ヶ月に一度忘れた頃に、こうして適当に開いて好きな本を読ませ、クイズをさせる程度で良いかなと思う。単語が読めるようになってくると、また違った楽しみかたがあるのかもしれないが、それまではこんな感じでゆるゆると。

今一番重視したいのが、数多くの英語に触れること、そしてそれを楽しめる素地を作るということだ。Raz-kids.comは、充分貢献してくれていると思う。

来年12月、また更新をしないといけないのだが、我が家では更新する方向で考えている。11月頃、まずはすでに利用していただいている方々に継続の確認をして、その上で空きスロットに新規の方がいれば参加希望を募っていこうと思う。

まだまだずいぶん先の話だけれど、前回締め切り後に希望していただいたため、参加していただけなかった方々で、もしまだ希望されているのなら、是非次回こそは参加してもらえればと考えている。

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2010年3月8日月曜日

Treasury of 100 Storybook Classics その後:Curious George Rides a Bike・The Aristocats

"Treasury of 100 Storybook Classics"の2枚目を見せてみて、いくつか気がついたことがある。

ひとつには、さすがバーゲン価格なだけあって、結構古い映像が多いことだ。うちのなおはテレビっ子なので、子ども向けならたいていの番組は集中して見てしまうのだが、映像好きではないお子さんだと、片っ端から見せるのではなくて、選んで見せたほうがいいかもしれない。

2枚目のディスクはおさるのジョージのイラストのもので、"Curious George Rides a Bike"が入ったもの。一枚のディスクが長いので、2回に分けて見せた。一番大喜びしたのが、この"Here Comes the Cat!"だ。

Here Comes the Cat (A Blue Ribbon Book)Here Comes the Cat (A Blue Ribbon Book)



残念ながら、日本のアマゾンでは品切れ&プレミアム付。米Amazonなら、中古が安いので、一冊だけ送料払って買ってもそっちの方が安い。ちょっと意外なオチがあって、幸せな気分になれる。文章は"Here comes the cat!"しかないので、英語の習得に役立つかはちょっと(^^;

もう一つ、"Fourteen rats and a rat-catcher"も気に入ったのだが、アマゾン(日)では検索に引っかからず、Amazon(米)でもプレミアム状態。ねずみと人間、立場が違うと物の見え方も違う、ということをわかりやすく表現していて、良い本なのだけれど。

このDVDボックスの購入時の紹介はこちら
***

日曜日はムービーデイ(親の手抜きとも言う)で、長編映画を一本一緒にみた。親の買い物につきあわせたので、そのご褒美(というか、親が疲れて休憩したかった)。見たのは、ディズニーの「おしゃれキャット」、英語のタイトルが"The Aristocats"、1970年制作のクラッシックディズニーだ。最初、"What's aristocat?"と聞かれて答えに窮した(^^;

おしゃれキャット スペシャル・エディション [DVD]おしゃれキャット スペシャル・エディション [DVD]



80分もあるので、途中、会話だけのシーンなどでは気が散っていたが、最後のクライマックスでディズニーお約束のどたばたに入ると大喜び。街の猫たち、Scat Catsの音楽もたいそうな気に入りようで、見終わった後も興奮冷めやらず、もう一度コール連発。長いだけに、週末しか見せるつもりはないし、ましてや1日に2度などもっての他(すでに他のビデオも見ていたし)、このあたりが長編ものは難しい。

終わった後は、"Everybody wants to be a cat."の歌を親子でエンドレス・リピート。

***

ちなみに、ディズニー映画は半年ほど前にダンボを見せたときは、途中で「怖い」となって終わり。ダンボがいじめられるところがいやだったらしい。その後、「くまのプーさん」では途中で飽きて終わり。最後までそれなりに通して見られたのは今回初めてだった。改めて考えると、やはり幼稚園に入ったぐらいからがターゲットだと思う。

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2010年3月7日日曜日

3月の英語絵本:Chicka Chicka Boom Boom

3月の英語絵本第1弾は、昨日紹介したDVDで大喜びしたChicka Chicka Boom Boomの実物。色々なバージョンの音声・音楽が入っている、ということでCD付にしてみた。CD付で1,000円。

Chicka Chicka Boom Boom: Book & CDChicka Chicka Boom Boom: Book & CD



内容はといえば、アルファベットたちが次々と木に登っていき、いっぱいになったところでドーンと皆落ちてきて、というたわいもないものだ。DVDに入っている映像(YouTubeのものと同じ)では、異様に耳に残るメロディと歌詞がなおと私のハートをストライク。

昼間仕事をしながら、このChicka Chicka Boom Boomのメロディが私の頭の中に一日中流れていたぐらい、病みつきになる。

アルファベットは小文字なので、小文字を覚えるのにも良い。うちのなおも、小文字はほぼすべて覚えたようだが(なんか、知らない間に自動的に!)、まだ大文字のIと小文字のLがどちらも同じように見えるけれども違うものだ、ということに完全に納得がいってないようなので、まだまだアルファベットは「学ぶ」必要がある。

付属のCDには、朗読、朗読+ページめくりビープ音、さまざまな種類のチャンツなどが含まれている。アメリカ人でもこのCD付を買うのがなぜか納得。プロが表現すると、詩そのものが美しい音楽のようだ。

絵本を見たら、奪い取るように手にとって"It's a great book."と言い、CDの音声を再生したら、一応自分で合わせてページをめくる。確かに偉大な本だ。

***

余談だが、最近、ようやくrhymeの楽しさを感じるようになってきた。なおにつきあって子ども用のrhymeに数多く触れているためだと思うが、理屈抜きに韻を踏んでいる表現が「嬉しい」。なんとも言葉にしがたいこの感じ、不思議だ。

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2010年3月6日土曜日

Treasury of 100 Storybook Classics DVDセット:Chicka Chicka Boom Boom

英語育児の老舗(?)、Spring Greensさんの掲示板で紹介されていたので、ついぽちっとしたのが、このDVDボックスセット。

Sst Treasury of 100 Storybook [DVD] [Import]Sst Treasury of 100 Storybook [DVD] [Import]



100冊の絵本を映像化したビデオが詰められたDVD16本のセット。一つの絵本がだいたい5分~10分といったところだ。日本のAmazon.co.jpなら1万円弱なので、一冊100円ほど?(というか、60分のDVD1本625円という方が妥当か)。どう考えても安い。ただし、例によってリージョン1(のディスクも含まれる)ので、リージョンフリーのDVDプレイヤーか、何か別の対策を練る必要がある)。

さらに、"Treasury"と謳うだけあって、名作絵本がずらり。米Amazon.comのレビューにすべての絵本のリストがあったが、中でも私が知っているものを挙げると

Chicka Chicka Boom Boom
Curious George Rides a Bike
Harry the Dirty Dog
How Do Dinosaurs Say Good Night?
The Three Billy Goats Gruff
The Ugly Duckling
Where the Wild Things are

私が知らないだけで、有名な絵本がまだまだ入ってそうだ。

映像のタイプは、フルアニメーションもあれば、絵本の映像を使ってズームをうまく利用したものもあるが、美しい音楽と相まって、チープさはみじんもない。

まず、"Chicka Chicka Boom Boom"の入ったディスクのうち、古い2本を除いて"Chicka Chicka Boom Boom"、"Inch By Inch"、"Five Creatures"、"Wild About Books"をまとめて見せているのだが、そうしたら…。

すごい。

猛烈にはまった(爆)。その日だけで3回ぐらいこのビデオを見させられ、すぐにMP3の音声ファイルを作らされた。その後、音声だけも含めて、3日間で10回ほど見聞きした。

特に気に入ったのが"Chicka Chicka Boom Boom"だ。独特のリズムで私の耳にもこびりついて離れない。気を抜くと仕事中も頭の中でChicka Chickaいっている。

YouTubeにそのままアップロードされている。


"Inch by Inch"はLeo Lionniのものだが、私は知らなかった。最初、「虫」と「鳥」が画面に出てきただけで、すでに虫が食べられると判断したなおの成長ぶりにも感動したが(親ばか)、なおはちょっと怖がっていた。

後の二つのうち、"Five Creatures"はともかく、"Wild About Books"にはなおにはかなり難しい表現がでてくるが、テンポが良いからか、最初の2,3回は喜んで見ていた。

後、ディスクは15枚。残りのディスクにもこれだけ食いついてくれるかどうかは分からないが、すでに元を取った気分満載だ。

ちなみに、"Chicka Chicka Boom Boom"、絵本の方も買った(笑)。"Wild About Books"や"Five Creatures"も欲しくなった(親が)。DVDは安いけれど、連鎖的に散財につながりそうだ。

届いた絵本、"Chicka Chicka Boom Boom"は、なお曰く"It's a great book."だそうだ。分かって言っているんだかさっぱり。

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2010年3月5日金曜日

ワールドワイドキッズ Stage 6 Level 1の感想

ステージ5とは印象ががらりと変わるステージ6,2日間で3回の視聴でまずまずの食いつき具合だ。

個人的に感銘を受けたのが、このクリップ。



様々な人種・文化の人が現れては"Hi","Hello"と言って消えていく。同じHiでもこれだけ表現の方法があり、人によって様々だ、ということが伝わる印象的なシーンだ。

また、このクリップでは、幼児の知育の定番、パターンの認識をさせる。赤、黄色、青の鳥が順番に飛び立つのを繰り返して、パターンを理解させた上で、赤、黄色、と鳥が飛び、次にポーズがかかって"What's Next?"とやる。



これは、「こどもちゃれんじ」でも良くやるし、Jump StartやReader Rabbitなどの知育パソコンソフトなどでもおなじみなので、なおは初めて見るクリップでも"Blue!"と自信満々に叫んでいた。

違うパターンで3回ほどこのタイプのクリップがあるが、難易度も変えてあって、最初の2回は分かるなおも、最後の1回では間違え、???となっていた。良くできている。

毎度おなじみ、有名曲のシュールなアレンジはこれ。



もうひとつ、こっちもとりわけシュール。NHKのパクパクさんを思い出させる。



この2つの曲と映像はなおもかなり気に入ったようだ。Level 2が待ち遠しい。


***

ドーラのミニ本セットで新しいものがでていた。このタイプは小さくて安いのにボードブックなので、小さいお子さんでも安心。ページ数も少なく、短い文や単語で構成されていて、英語絵本の導入にぴったりだ。

Dora's New Adventures: Little Library (Dora the Explorer)Dora's New Adventures: Little Library (Dora the Explorer)



すでに、似たようなコンセプトの本を持っているので、うちでは買わないが、良さそうなセットだ。うちにあるのは、こっち。

Dora's Little Library (Dora the Explorer)Dora's Little Library (Dora the Explorer)



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