2010年4月29日木曜日

TBTLBFPその4:年少さん~年中さん時代の読み書き1

いよいよ第3章"Emergent Literacy: Reading and Writing for Preschoolers"の紹介に入る。第1章は"What is reading"、読書の重要性、第2章は"The Between the Lions Carriculum"、番組内容がいかに学習に結びついているかの説明だったので、ここからがある意味本番になる。この章からは発達段階別のガイドになる。

この段階にいる子どもが身につけておきたいことは、以前紹介したリストの通り。

この段階の開始はだいたいちょうど4歳になったばかりぐらい(おお、今のなおの段階だ)。もちろん、アルファベットを学んだり、という意味でもっと前から始まるのだが、だいたいこれぐらいで「読み始める」らしい(あくまでネイティブの場合)。

この時期に、子どもは身の回りに活字がいっぱいあり、どれも何かを意味していること、大人は文字を使ってお互いにやりとりをしていること、いつか自分も使えるようになるだろう、ということを学ぶ。

ただし、この時期に重要なのは、活字だけでない。話し言葉、つまり話すこと・聞くことも同じように重要だ。話し言葉は活字の基礎になる。

したがって、この段階では子どもに言葉と活字に興味を持たせるような様々な活動を導入していくことになる。

子どもの発達には個人差があるので、この段階で勧められるようなこと(前回の「プリスクール時代に達成しておきたいこと」)をクリアしていると思えば次の年長さん時代のガイドへと進めばいいし、まだまだ準備ができていないと思えば、この章で紹介している活動をやってみよう。

***

・物語(storytelling)の重要性

子どもは「聞く」ことによって学ぶが、ここでいう「物語」とは、絵本だけでなく、その日に起こったことを親子で話したり、親が子ども時代のことを話したり、周りの人のことを話したり、など様々なものを含む。

まずは、親自身が自分はstorytellerなのだと理解することから始めよう。物語とは、ある体験を言葉で表現する、ということであり、物語には始め・真ん中・終わりがあり、何を伝えて何を伝えないか、を選ぶ必要があり、細かい描写も時には重要、普段使わない表現を使うこともあり、聞き手の注意をつかむような工夫を知らず知らずのうちにしている。

物語を聞くことによって、実体験から必要な情報だけを選び出して形にして考えるために言語が重要かということを子どもは学ぶのだ。

親は別に何か物語を創造したりする必要はない。知っている昔話や童話を自分の言葉で伝えたりするのでもよいし、子ども時代の思い出を話すのでもよい。

子どもにも自分の物語を作らせよう。一緒に何かをしたことについて子どもに語らせたり、その体験について子どもと順番に話したりしよう。「もし~だったら」と想像を巡らすのもよいし、写真を見て話すこともできる。

子どもと一緒に絵本を読むなら、誰か新しい登場人物がでてきたらどうなるのか、または違う話の展開を考えることができないか、子どもと一緒に考えてみよう。たとえば、白雪姫が7人のこびとではなくて、3匹の熊さんの家に着いたらどうなっただろう。こういったことについて考えることにより、子どもはstorytellerとしての考え方を学び、登場人物や出来事との関係について注意を向け始める。

もっと成長して、子どもが自分のお話を作り始めたら?それはすばらしい!子どもが詰まったら、「それからどうしたの?」といった合いの手をいれたり、して手助けしよう。子どもが語るのがすでに知っているお話のバリエーションでも、十分に役に立つ。子どもが物語を話すときは、「始まり、真ん中、終わり」について聞いてみよう。こうすることによって、子どもは物語のエッセンスが何なのか考えることができる。

物語はそれ自体が楽しいだけでなく、会話の構造と言語について、非常に深い理解を子どもに教え込む方法でもある。識字(literacy)とは、活字を言葉に直すというだけでなく、言語が意味を伝える際にどのように余計な情報を「そぎ落とす」かについて深く理解するということでもある。物語というのはそれを学ぶのに最適の素材なのだ。

***

正直言って、ネイティブではない親が英語でこういった活動を子どもとするのは無理に近い。が、日本語でやるのでも十分に効果があると思う。日本語で学ぶ、こうした言語への理解は、当然英語を身につける際にも役立つ。

テレビ番組だけでは駄目なのはなぜか、というとどうしても一方通行になってしまうからだ、というのもこの節の説明からわかる。逆に、テレビで見た「物語」について、ここで書かれているような会話を親子ですることによって、テレビで得た知識を十分に活かすことができる。

我が家での英語の活動でここにあてはまるのは、と言えば私が帰宅してから"What did you do at the school today?"と聞くぐらい。でも、"Nothing."と返ってきて終わり(^^; なおが一人で体験した話を自分でいきなり言葉にするのは難しいので、親子で体験した話を元に会話をする方が良いのだな、というのがわかった。

また、アニメももっと一緒に見て、それについて話す、という基本的なことをもっと徹底しなければ。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月28日水曜日

幼稚園の様子など、日常生活もろもろ

なおの幼稚園、先週までは、慣らしのために2日にいっぺんの登校だったのだが、今週からは毎日の登校になった。

基本的に幼稚園に行くのは嬉しくないらしく、朝になると毎日ごねている。もう純粋に"I don't like to go to school."とばっさり。しかたないので、毎朝、帰ってきたらヨーグルト食べよう、だのリンゴ食べよう、だのパイナップル食べよう、だのとおやつで機嫌を直しつつ、だましだましでかけている。

幼稚園までは大人の足で12分というところで、もちろん自転車での送り迎えもできるのだが、なおの体力養成も兼ねて行きは徒歩で送っている。

幼稚園そのものが嫌というのもあるのかもしれないし、20分歩いて行くというのが嫌なのかもしれない。大泣きするほどではないのだが、しぶしぶという感じだ。

お迎えのときに先生に聞いた話だと、一度幼稚園に着けば、それなりに適応してやっていっているらしい。好きな「お仕事」を集中してできる、というスタイルはなおにぴったりだ。

ありがたいことに、お漏らしはあの大騒動の日以来、ないらしい。自宅でも自分からトイレに行きたいときちんと言えている。

***

子どもの話からずれるが、転職してから初めて給与明細が出た。予想通り、前より少しあがっているのだが、前の職にそのままいた場合の昇給+予定されていた臨時昇給を考えると、ほとんど同額だ。住環境が良くなったものの家賃は大幅アップなので、それを考えると実質マイナス!厳しいなあ。

以前お試ししたアフタースクールも、レベルが合わないというだけではなく、月謝の面からもちょっと無理っぽい。その建物の前を通るたびになおが気がついて声を上げるので、行かせてやりたいとは思うのだが…。給料が倍ぐらいあったら可能だったかな。

職場がらみでは、良くなったところももちろん多いのだが、すべてというわけにもいかず、つい「前は良かったなあ」と考えてしまうことがある。もう戻れないので、比較はせずに与えられた環境を最大限に生かさねば。

***

ワールドワイドキッズは次のワークショップが近づいてきたらちょっと準備をする予定だが、それまではお休み状態にしている。なおはステージ6の街セットを自分で出してきて遊んだり、と勝手にやっているようだ。

日本語と英語の使い分けが早く上手になって欲しいので、なおままと過ごす昼間は意図的に英語での活動は避けるよう、方向転換してみた。英語で話しかけられるとつい英語で返してしまう、というのはあるようだが、「にほんごで!」と注意しているとか。英語の絵本を読んでくれ、ともってくることもあるらしいが、そのときは読み聞かせているそう。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月27日火曜日

Nick Jr.のReady-to-Readセット・子どもの個性に合わせた英語育児

先日、ちょうど仕事の関係で梅田まで出たので、紀伊国屋で洋書を漁ってみた。手元にはワールドワイドキッズの紹介でいただいた図書カードがあったので(ありがとうございます!)、せっかくなので買ってみたのがこれ。税込みで1,164円だった。

To the Rescue! (Nick Jr. Ready-to-Read Boxed Set)To the Rescue! (Nick Jr. Ready-to-Read Boxed Set)



毎度おなじみパック絵本。"The Backyardigans"が入っているのがポイント。6冊セットで、ドーラ、ディエゴ、"The Backyardigans"のReady-to-Read絵本がそれぞれ2冊ずつ入っている。含まれているのはもうおなじみアイコン(rebus icon)が入ったレベル1だ(一番初級はPre-Level1なので注意)。たぶん、3,4歳じゃないと楽しむのは難しい。

各ページに1文~2文程度が含まれていて、1冊22ページ。結構読み応えがある長さで、本来1冊$4ぐらいで売っているものと同じクオリティなので、お買い得感あり。

嬉しいことに、この前買ったready-to-readのドーラの合本とはタイトルがかぶらない。含まれているのは以下の6冊。

・The Backyardigans
Super Spies
Trouble on the Train
・Dora the explorer
Dora's Mystery of the Missing Shoes
Dora Helps Diego!
・Go Diego Go!
Prairie Dog Rescue
Diego Saves the Tree Frogs

まず、"Super Spies"を見せてみた。今喜んで見ている"The Backyardigans"の絵本だということがわかると、一瞬で花が咲いたような笑顔を見せた。買って良かった、と思う瞬間だ。そして、読み聞かせに突入。結構長いのに、「もう一度」コールの連続で計3度読み聞かせして、へとへとになった。

ちなみに、アマゾンでは恐ろしいことに900円ちょいで200円ほど安い。

***

大喜びの"The Backyardigans"だが、どうにも刺激が強すぎるらしく(どのママ・パパも安心する内容のはずなのに)、怖がって新しいエピソードを見ることができない。別にドキドキするような内容ではなくても、怖がって古いエピソードに切り替えることを要求する。

この前は、荒技で最初に音声ファイルを聞かせて見た。この作戦はうまくいき、音声だけを聞いた後は、映像を見たがった。

だが、その次のエピソードはなんと音声ファイルも怖がって聞くのを拒否…。でも"The Backyardigans"は大好きなのだから、困ったものだ。どうせなら、手元のエピソードをすべて見て欲しいのだが。なおの恐がりのツボはよくわからない。

なおまま曰く、彼女にとっても映像は「刺激が強すぎる」らしい。バラエティやドキュメンタリーはともかく、ドラマのたぐいは「きつい」らしく、映画などもほとんど好まない。遺伝かな。

***

いろいろな方の英語育児ブログ、親子英語ブログを見ていると、本当に子どもの個性はさまざまだというのがわかる。絵本の好みでいうと、なおは間違いなく物語派、かつ同じ絵本はすぐ飽きてしまい、新しい絵本を求めるタイプだ。

図書館のそばに引っ越して、読み聞かせという意味では日本語・英語とも本当に順調に動き出した。実は、私立中央図書館といっても英語絵本の蔵書はたいしたことがなく、あまり選べないこともはっきりしたが、日本語の絵本を頻繁に入れ替えることにより、本そのものへの興味が大幅アップした。

さらに、4月はパック本やペーパーバックの安い本を中心に買ったところ、どれも喜んでくれたので嬉しいかぎりだ。

一方で、暗唱系の取り組みはできない。なおは暗唱を求めてもやってくれないし、またへたくそなのだ(どんなに短い文章でも、そのまま丸暗記するということをほとんどしない)。ワーク系も本当に気まぐれにしかやらないし、ふざけて答えることもしばしば。

ということで、ポストワールドワイドキッズは、廉価本の積み重ねで行こうと思う。絵本選びが大変だが、なおが新しい絵本を見るたびに喜ぶうちは、なおへの負担がない。

ヒヤリングの方は、各種アニメーションで補う。これも見せないのが大変なぐらいなので、なおへの負担はまったくない。また、ネット環境が整ったら、Raz-kids.comも再開できるはず。

週に1回ぐらい、思い出したようにパソコンソフトも使っている。ワールドワイドキッズのAdvanced CD-ROMのこともあるが、たいていはReader RabbitやJump Startなどだ。フォニックスの基礎をやるアクティビティや、パターン認識などだ。

話す方は、親と一緒が基本になるので、私自身の英会話をもう少し磨かないといけない(^^; ワールドワイドキッズのワークショップ参加も軸になってもらわないと。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月26日月曜日

WKE、ワークショップの予定を立てる

せっかく関西に引っ越してきたのだし、少なくともしばらくは英会話学校に通うよりも、月に一回程度WKEのワークショップに通う方がいいかな、と思っている。

のだが、ワールドワイドキッズのワークショップ、6月~8月の予定を見るとどうも思うようにいかない。

最初に参加するのは5/29のステージ1。次はステージ2かな、と思ったが、6月の開催は週末は一回のみでステージ1/ステージ1/ステージ6という構成だ。まだステージ1を試していないのに、もう一回分参加申し込みをするのは気が引ける。7月の週末はステージ1/ステージ1/ステージ5で、これまたステージ2がない。8/21の予定で初めて、土曜日にステージ2の開催になる。これを狙っていくしかないかな。

まあ、ワークショップの目的は、英語の訓練というよりは、楽しいリトミックへの参加とワールドワイドキッズの雰囲気に浸る、というものなので、あまり焦って毎月参加しなくても良いのかもしれない。

しかし、妙にステージ1の開催が多いのは関西圏ではそれだけまだまだワークショップ未参加の家族が多いということだろうか。

***

なおの英語の発話では、過去形を使うことが増えてきたり、長い文章を表現できることが増えてきたりして、同年齢のネイティブとまではいかないが、それなりに言いたいことが表現できるようになった。面白いのは、過去形の使い方で、この前は"clean uped"と変な表現を使っていた。これは、以前、「ライオンたちとイングリッシュ ペアレンツガイド」に出てきた、「文法の過度の適用」と呼ばれるものに近い。"ed"を使うと過去形になるというルールを、変なところで使っている。逆に言うと、文法を意識し始めているということでもある。

一方、あまり「教える」ということをしていないので、彼・彼女のhe/sheを区別つけずに使っていたり、思わぬ落とし穴がある。このあたり、だんだんその場で修正して注意していこう。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月25日日曜日

今度はThe Backyardigansに夢中

りゅうママさんにお借りしている録画DVD第2弾、"The Backyardigans"に、なおがはまった。りゅうママさんからミュージカル仕立てでちょっと感動する、一押し!という推薦をいただいていたとおり、大人が見てもちょっと感心するできばえのアニメだった。

いろいろなところで名前とキャラだけは見ていたのだけれど、アニメそのものは私も初めて見た。裏庭がつながっている5軒の家の子どもたちが、そこを舞台に空想の物語を繰り広げる、という舞台設定はいかにもアメリカ的。内容は、いじわるも暴力もなく、親も安心して見せられる内容だ。

なのだが、なおは最初は怖がってしかたがない。刺激がきつすぎるようだ("Little Bill"のときもそうだった)。キャラクターが怖いのではなく、展開が怖いらしい(キャラクターに慣れて大喜びで見た後も、別の話の時は最初びびっている)。ドキドキ・ワクワクが激しすぎて耐えられない感じで、新しいエピソードは正視できない。

一度見て、展開がわかると、後は喜色満面という感じでかぶりつきで微動だにせず見る。同じエピソードを何度も(^^; このパターンで2話ほど見た。ミュージカル仕立てなので、キャラクターたちが歌に合わせて踊る(といっても、振りは同じパターンが多い)シーンがよく挿入されるのだけれど、この歌が聞き取りにくい!

これは(私が)字幕付きが欲しいので、輸入DVDを買おうかしら、と悩んでしまう。

Backyardigans: Cave Party (Full) [DVD] [Import]Backyardigans: Cave Party (Full) [DVD] [Import]



アマゾンにいくつかリストされていて、こんな感じだ。一本に4つエピソードが入ってだいたい1600円強、安いのは1200円ちょいぐらいらしい(リージョン1なので注意)。

今月はいろいろ買ってしまったので予算オーバーだけれど、来月はこのThe Backyardigansの絵本でも買おうかな。こんなフォニックス本もある。

Phonics: 12 Book Reading Program (Nick Jr. the Backyardigans)Phonics: 12 Book Reading Program (Nick Jr. the Backyardigans)



↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月24日土曜日

"BRAND NEW READERS"で数を稼ぐ:"Mouse Goes Out"と"Hey! Tabby Cat!"

以前、"Piggy and Dad Play"という絵本パックの購入報告をした。これは、8ページの薄っぺらい絵本が4冊入ったセットが600円ほどで買える、Candlewick Press社の"BRAND NEW READERS"シリーズだ。

各ページには1行の文章で、繰り返しを多くして、すごく読みやすく、かつ飽きないように工夫されている。パックには"Every Child CAN read BRAND NEW READERS."という謳い文句もあって、とにかく読みやすさに工夫を凝らしたシリーズのようだ。

"BRAND NEW READERS"にはBlueだのRedだの色の名前がついたセットもあるが、こっちの4冊パックは、登場人物が一緒でイラストも一緒、シリーズものの良さがある。

表現の繰り返しが多く、1ページに文章一つ、それなりにオチもついている、ということで印象としては、ORTのステージ1+~2に近い。が、1冊あたりにかけている手間暇は全然違うので、まともに比較したらかわいそう(値段も全然違うが)。

"Piggy and Dad Play"は、イラストが本当に可愛らしくて、内容も我が家にぴったり、なおはきゃっきゃっと大喜びした。本当は、自力で活字を追うの読みかたを導入するためにあるシリーズだが、うちでは気にせず読み聞かせに使っていた。

そこで、追加で2パック買ってみた。

"Mouse Goes Out"は、今なら515円!という安さが魅力。

Mouse Goes Out: Brand New ReadersMouse Goes Out: Brand New Readers



"Hey! Tabby Cat!"は649円。4冊パックと考えると悪くない値段。

Hey, Tabby Cat!: Brand New ReadersHey, Tabby Cat!: Brand New Readers



"Piggy and Dad Play"ほどではないが、どちらもそこそこ楽しく、数回読んで楽しめる。
どちらかというと、"Mouse Goes Out"の方がよく練られたオチで、"Hey! Tabby Cat!"のオチはぱっとしない。1パックを開けて4冊を読み聞かせると、その後数日ほど、夜のストーリータイムでお呼びがかかる。その後は、たまに昼間に絵本を出して眺める程度のようだ。3歳だとすぐに飽きてしまうが、その後は本来の目的である、読みの練習のためにちょっと寝かせておこうと思う。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月23日金曜日

"All Aboard Reading"シリーズが安い!Silly Willy

"All Aboard Reading"というのは、以前、ドーラの絵本で紹介した、文章の一部が絵になっているrebus iconと呼ばれるシステムが使われているシリーズだ。

もともと$4ぐらいで安い本なのだが、昨今の円高とアマゾンのアグレッシブな値段づけのおかげで400円を切っている!たとえば今回買ったこれはなんと343円(1ドル=90円と考えるとそんなものか、と思うかもしれないが、輸入本でこの値段というのがすごい)。この値段なら現地の本屋で買う必要がまったくない。

Silly Willy (All Aboard Reading)Silly Willy (All Aboard Reading)



ちなみに、このシリーズ、以前「外大卒ママの親子英語」のsa-chi21さんが紹介されていた、"Is That You, Santa?"もそのひとつ。

今はキャンペーン中なので1冊でも送料無料。もう利益を度外視して紀○国屋他のオンライン書店をつぶしにかかっているとしか思えない…。

今回はこの"Silly Willy"を含めて3冊買ってみた。このSilly Willyは"I can do it!"と言って、自分で服を着ようとするのだけれど、ついふざけてしまう男の子のお話。この"I can do it!"という口調がなおの口癖とまったく同じで笑ってしまう。つねにふざけているのも一緒、ということでなおにはかなり楽しい絵本だった。

今回は、あまり絵文字も含めて文字を目で追うのは好きではないようすで、そのまま読んでもらいたがる。"I can read it!"と言って本を奪って自分で読んでみせるのだが、かなり暗唱混じり(しかもいい加減)。

他の2冊も折りを見て出していこう。どの本を選んだのかはまたそのときに紹介したい。

***

たいして教えてないつもりだが、次第にサイトワードが増えてきた。このあたりは、ワールドワイドキッズではなく、日頃の地道な積み重ねのおかげだと思う。英語絵本の購入は、だいたい、月に2000円程度で抑えるようにしている(ORTのような臨時購入はのぞく)。

4月に入って図書館が近くなったせいで、昼間なおとなおままが二人で図書館に行くことが増えた。新しい絵本が「買える」のがうれしくてたまらないようで、ちょこちょこと自分で絵本を選んでは読んでもらっている状態だ。そうして日本語の絵本への接触が増えると、こんどは英語の絵本もまた思い出したように読んでほしがるようになってきた。

その時々の気分・ムードもあるのかもしれないが、このまま良い感じでもっていきたい。

***

なおままが「なおがだいぶ読めるようになってきた」というので、一瞬ひらがなのことかと思ったが、英語のほうらしい。ひらがなはまだからっきしのようだ。とりあえず部屋にポスターは貼ってあるので、しまじろうにペース配分をしてもらって、地道に行こう。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月22日木曜日

Treasury of 100 Storybook Classics その5:Harold and the Purple Crayon

飽きたら次のディスクを、という感じで見せ続けている"Treasury of 100 Storybook Classics"のDVDセットだが、私が買ったころは1万円弱、という感じだったのが、アメリカでの値段に合わせて7,300円まで値下がりした。これはお買い得だ。(と書いたらもう元の値段に戻っている!タイミングが悪くて失礼。)

Treasury of 100 Storybook Classics (16pc) [DVD] [Import]Treasury of 100 Storybook Classics (16pc) [DVD] [Import]



そろそろリトル・ビルのブームが去ったので、新しいディスクを出してみた。今回見たのは、この"Harold and the Purple Crayon"と他のHaroldの話が入ったディスクだ。制作がちょっと古いということもあって、ゆっくりとした音楽とともに、ナレーションのみで進んでいく映像になっている。

ハロルドという男の子が不思議なクレヨンでいろいろなものを描くとそれが形になって…、という感じのお話で、これが映像化にぴったりの内容!派手な内容ではないが、なおの横で見ながら、時々声をかけてやると楽しい。

Harold and the Purple Crayon 50th Anniversary Edition (Purple Crayon Books)Harold and the Purple Crayon 50th Anniversary Edition (Purple Crayon Books)



ただし、あまりにゆったりと進むので、夜、寝る前に見ていたらなおが寝てしまった(笑) さて、次はどのディスクにしようか。

このDVDボックスの購入時の紹介はこちら

***

ここでは紹介しなかったけれど、このDVDセットに入っている映像で、以前"Why Mosquitos Buzz in People's Ears "というものを見た。こんな感じの映像だ。

Why Mosquitos Buzz in People's Ears & More Stories [VHS] [Import]Why Mosquitos Buzz in People's Ears & More Stories [VHS] [Import]



くせのある絵のせいか、なおは2,3度しか見たがらず、そのままになっていた。ところが、この映像の元の絵本のしかも日本語版を図書館でなおが見つけてきたそうだ。「どうしてカはみみのそばでぶんぶんいうの」というタイトルだが、残念ながら今はアマゾンでも書影が見つからない。1976年コルデコット賞受賞作、ということらしい。

図書館でなおままに「びでおでみたのとおなじ!」と言ってもってきて、どんな内容の本だか説明してくれたそうだ。だんだん理解力も記憶力もあまり過小評価しないほうがいいのかもしれない、と思わせる出来事だった。

このシリーズ、ハロルドもそうだけれど、どれも有名な絵本だけあって(絶版はあるものの)日本語の絵本もあったりして、映像だけにとどまらず、絵本へと世界がつながるのが嬉しい。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月21日水曜日

話題の記事「早期教育効果は小学生で消える」を読んで

早期教育に関する雑誌「アエラ」の記事がオンラインで公開されているということで、読んでみた。

そういえば、以前似たような記事がやはりオンライン記事であったなあ、と思い出した。もう記事そのものは消えてしまったが、そのときの感想がこれだ。こっちは週刊朝日で、同じ朝日新聞系。

実は、似たような話は何度も聞いたことがある。現在、市場に出回っているほぼありとあらゆる種類の「早期教育」法は、すべて中期・長期的な検証をすると、効果がでない。その筆頭がドッツで有名なドーマン法だ。欧米の研究でも、早期教育を受けた子どもたちと受けていない子どもたちを比べると、ある一定の年齢で受けていない子たちの能力が追いついてしまう。

そういう意味では、記事の内容は別に驚きではなかった。教育投資額だけを見て議論しているので、ちまたの様々な教材・教室をすべてごっちゃにして分析しているのだろうが、長い目で見て「効果がある」と証明できた教材も教室もこの世にまだ存在しないので、現時点で幼児教育はほぼどれも効果がないと考えても良いだろう。

ただし、記事にもあるように、「養育態度」は効いてくる。このなかには、毎日ドリルをやらせることによって身につく学習態度とか、家庭における勉強の重要性かも含まれているはずだ。

***

今回の記事は、早期「英語」教育そのものとは直接関係ないものの、我が家の教育方針とは深く関係している。幼児期(幼稚園時代)は、遊びを通じて、子どもが想像力・創造性など様々な学力の基礎を身につける時代で、この時期にはとにかく子どもが自主的にやりたいことを重視してやりたいと思っている。親の仕事というのは、いろいろな「楽しいこと」があるということ、そしてその楽しいことを子どもが自分で発見していけるように誘導してやることだと思う。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月20日火曜日

"I like えいご a lot!"は良いけれど…

幼稚園に行くようになって、さらに私の通勤時間が長くなったせいで朝・晩の時間のやりくりが厳しくなった!

朝は7時に起こして8時過ぎにはもう送りに行かないといけないし、夕方は6時半~7時に帰宅して8時にはベッドで8時半に就寝なので、それぞれ1時間~1時間半しかない。この間に着替えやら食事やら、夜には風呂に歯磨きもやらないといけないから、ほとんど英語の時間のようなものはとれない。

転職してから、通勤時間が徒歩15分から徒歩30分+バス30分に伸びたのが辛い。通勤時間も帰宅時間もずいぶん恵まれている方だとはわかっているが、ちょっと寂しい。

***

幼稚園は慣れていないせいか、まだ楽しいところではないようだ。朝、"I don't like the Kindergarten."を繰り返す。友達がいない、というなおの不満の理由もちょっとわかった。外に遊びに行くときにはカラー帽子をかぶらなくてはならないのだが、年上の子たちが誘ってくれたときに帽子をつけるのがいや、と断ったらしい。すると、「そう」とあっさり他の子が遊びに行ってしまって、なおが取り残されたということらしい。

前の幼稚園では全体行動だったので、なおのわがままに関わらず、みなと一緒に行動させられていたのだが、今度の幼稚園ではどう振る舞うかによってやることが変わってしまう、それに戸惑っているようだ。

まだまだ、みんなと合わせて行動する、という社会性が身についていないので、なかなかに辛いのだろう。

***

ときどき、この前行ったお試し体験のプリスクールの名前を出しては、あそこに行きたいというので、こちらも誤魔化すのが難しい。そろそろ、自分でこれがやりたい、あれはやりたくない、と言えるようになってきたし、一回だけ行ってもうなぜ行かないのか、説明を求めるようになってきたからやりづらい(^^;

5月に行くワールドワイドキッズのワークショップもこれぐらい気に入ってくれると良いのだけれど。

***

相変わらず日常会話では英語が優位ななおに、なおままが「幼稚園では英語じゃなくて日本語でね」というようなことを言ったら、なおは"But I like えいご a lot!"と返していた。ワールドワイドキッズを開始してから、こちら基本的に英語では楽しいことしかしていないので、楽しい言語として完全に定着している。そういう意味では、ワールドワイドキッズは大成功だった。後は日本語との使い分けを身につけてもらうだけだ。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月19日月曜日

TBTLBFPその3:年少さん~年中さん時代の言語発達

このThe Between the Lions Book for Parentsの内容紹介、シリーズもののように期待させておいて、前回からもう一ヶ月…。引っ越しと転職でどたばたしていたので、勘弁していただきたい。

気を取り直して、その3。言語の発達段階のマイルストーン、ということで、プリスクール時代(年少~年中)に達成しておきたいことと、要注意のサインのリストを非常に適当に訳してみた。

プリスクール時代に達成しておきたいこと

・どんどんおしゃべりするようになり、言われていることもわかる。語彙も豊富になってくる。
・絵本を見たり、読み聞かせしてもらうのが好き。
・読み聞かせや、ごっこ遊び、簡単な言葉遊び、会話に参加する
・文字が何か意味がある、ということがわかる
・ABCの歌を歌ったり、アルファベットが言える
・自分の名前を書いたり、名前に入っている文字がわかる
・アルファベットの半分ぐらいがわかり、いくつかはどんな音だかわかる(特に子音)

4歳の終わりでこんな感じだったら要注意

・まだしゃべることができなかったり、4歳になっても言われていることがわからない
・単純な指示に従うことができない
・家族以外に伝わるようにはっきり話すことができない
・アルファベットにほとんど興味を示さなかったり、本を読むことが楽しいと思えない
・視覚・聴覚に何か問題がある(4歳になったら、毎年チェックすべき)

「要注意」というのは、つまり何らかの理由で言語の発達が阻害されている、ということで、その場合にはたとえば視覚や聴覚の障害も疑え、ということだ。

そして、次のリストは、言語の発達段階の概略を。なんだかかなりおおざっぱなので参考になるやらならないやら。

プリスクール時代(2歳~5歳、年中まで)

・順番こ(turn taking)を続けることができる
・文の構造と文法が単純なものからより複雑なものへ、段階を追って発達する
・否定形の表現をしたり、質問したりできる
・前置詞や接尾辞(-erとか)が使える
・teachedやmousesのように、文法を過度に適用する
・より社会的な状況に注意を払うようになる。会話におけるエチケットや自分の置かれた場で何が適切かわかるように

スクール時代(5歳以上、年長から)

・受け身表現が使えるようになる
・言語のすべての部分、接尾辞をマスターする
・ニュアンスや会話のエチケットをより理解する
・言語のさまざまな部分に対し、気がつき、自分でコントロールできる
・しゃべる相手・状況に応じて、コードスイッチング(友達か先生かで使う言葉を変えるなど)ができる。

受け身が結構後の段階だ、というのが知らなかった。

***

最近、秘密の内緒話がマイブームのなお、"I got a secret."とか言って、こっちの耳にこしょこしょ、と内緒話をしてくれることがある。ほとんどの場合、内緒でも何でもないのだが(^^; この前は、風呂の前に服を自分で着るのをいやがってごねたので、私が、秘密だよ、と言って、なおの耳に"I can help you a little bit."とささやいてみた(これは、なおままにばれると甘やかしている、と怒られるため)。すると、なおはとてもうれしそうに"I got a secret too."と言い、"You can help me a lot!"とささやき返してきた!ちゃっかりしているなあ。

上のリストで接尾辞の話がでてきたが、この前初めて、定型表現ではなく、erを使った。helperという表現は絵本ででてきたことがあるが(サイトワードリーダーだったかな)、carrierという表現をちょっと文脈は忘れたが使って、少しずつでも進歩するものだなあ、と感心した。

かと思えば、背の高い動物をリストしていたときに、giraffeが言えずに、"like キリン"と…。ちょっとしたすきにこれだけ慣れ親しんだ単語でも忘れるから恐ろしい。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月18日日曜日

近所の英語プリスクールで体験授業

英語プリスクールにもいろいろあるのだけど、今回試したのは、インターまで全部揃っているような、本格的なものではなく、一応全日制のプログラムもあるものの、日本の幼稚園に通っている子がアフタースクールとして通うのが中心のところだ。そういう意味では、英会話学校に近い。

このプリは狭くはないが広くもない、マンションのフロアまるごと、のようなところで運営していた。私がずっと一緒にいる、ということを伝えてあるので、なおは割とリラックス。

最初、幼稚園児担当の先生が交通機関のトラブルで遅れたり、そのせいもあって一人の女の子が「マママママママ-」と号泣しつづけていたり、と波乱含みの始まりだったが、なおは平気な顔で皆に交じって、ニコニコと参加していた。うちでは絶対やらないのだけれど、英語の手遊び歌なども一緒に楽しそうにやっている。

幼稚園児担当の先生がきてからは、10人ほどのクラスになり、本来の授業を見ることができた。内容は、非常に初歩的なもので、数、色、曜日、月の名前、などなど。先生は男性だが、かなり子どもの扱いのうまい人で、最初号泣していた女の子もこの先生がきたらぴたりと泣き止み、参加していた。

いすに座っている子どもがだれて立ち上がったりするときちんと誘導して戻したり、細かいところもしっかりした先生で、好感が持てた。

のだが、いかんせん、同時に受けている子どもたちが、おそらくほとんど自宅での英語環境などがないだろうと思われる、幼児英会話教室のレベル…。どうやら、会話という意味ではなおが一番良く喋り、理解するようだった。

レッスンでは、なおは自分がわかることをやっている、という気持ちが強いせいか、もう楽しくてしかたがない様子。最後はエキサイトして奇声をあげていた(^^;

スタッフの方には自宅で何をしているのか聞かれ、つい「ビデオを見せて、ちょっと英語で話しかけている程度」と答え(別に嘘ではない)、「英語で話しかけていると喋るようになるんですね…」と妙な感想をいただいた。

2時間のお試しの後は、少し先生と話すことができた。なおは思ったよりも英語が良くできる、とのことだった(まあ、他の生徒を見ていたらそうだろう…)。一応、平日の幼稚園後のコースでは、なおよりちょっと年齢が上のコース(年中・年長かな)に、かなりレベルの高いコースがあるそうで、そちらがいいのではないだろうか、ということだった。

この説明を受けている間はランチタイムだったのだが、最初号泣していた子が、先生がいなくなったのでまたもや泣きながら部屋から出てきた。なんとなくいたたまれなくなって、退散した。

気になるなおの感想は"It was fun!"、もう一度行きたいか、という問いには"Yes"、ということで、かなり楽しかったよう。最後、他の子たちがランチタイムに突入するとき、お試し修了で帰ることになったら「どうして?」「どうして?」を連発していたからなあ。

印象としては、非常にしっかりした幼児用スタッフのついた英会話教室だな、という感じだったが、改めて考えてみると、実は月謝もそんな感じだった。時間が長い分高くなるものの、そこら辺の外国人教師の英会話教室と時間あたりの単価は変わらない。今回試した土曜のコースでは、単価はむしろかなり安い!

***

という体験授業の結果を持ち帰ってなおままと相談してみた。結果は、もっとバランスをとった教育をしようということに…(イコール、英語にお金をかけすぎない)。今までのなおの英語教育のお金は私のポケットマネーからだからノーカウント、と言いたくなったが、確かに現状、英語に比重が偏りすぎている。

とりあえず、体操教室を始めるので、今のなおにはそれで精一杯ではないか、ということになった。そして、なおが成長して4歳の壁にぶちあたり、我々と英語で会話をしてくれなくなったら、もう一度再検討する、ということに。

とにかくなおが楽しそうでもう一度行きたいらしいので、ちょっと残念。レベルの高い子どもたちと一緒の授業を最初から試していたら、違った結論になっただろうか。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月17日土曜日

ワールドワイドキッズ総括!その2

ほぼ1年間で30枚すべてのDVDを見終えたワールドワイドキッズ、ペース配分は多少(かなり?)変化もあったものの、なおの英語力の発達にあわせて、フレキシブルに対応できたと思う。

あと1年間は復習の期間にあてよう。まだまだ使える教材だと思う。ましゅーママさんのブログを読んでそのとおりだな、と思った。頻度は落ちていくものの、WKEは、何らかの形で小学校入学までは利用していくことができると思う。

まずはワークショップへの参加!これは、一ヶ月に一回か、2ヶ月に一回か、とりあえず初回に参加してから決めようと思う。仮に2ヶ月に一回だとすると、ちょうど1年間でステージ6まで行く予定だ。毎月参加するなら、各ステージ2回で一年間かかる。

ワークショップへの参加に合わせて、ペアレンツ・ガイドやAdvanced CD-ROMの遊び方ガイドを見て、各ステージのエモーショナルトイを改めて遊び直すことを予定している(まあ、別にWKEのエモーショナルトイにこだわらなくても英語で遊べば良いのかもしれないが、せっかくなので)。4、5歳からのトイでの遊び方というのが各ステージにあるので、背伸びかもしれないが、それらにチャレンジしたい。

こうした遊び方ガイドには幼児の知育教材に詳しいベネッセの教材ならでは、の工夫が山盛りなので、自宅での知育補助としても役だってもらう。

また、なおはWKEの音楽CDを聞くのが好きなので(他のありとあらゆる英語音源のCDを拒否するのに、これだけはOKなのが不思議、アニメの音源と同じ扱いなのだろうか)、あまり厳密にスケジュールなどは考えず、思いついたら各ステージのCDをかけ流そうと思う。一応、ワークショップへの参加にあわせて、でもなおの気分にもあわせて臨機応変に。

そして、Advanced CD-ROMを使って、ワークシートを印刷してやってみようと思う。以前ちらっと見たときは、4歳向けぐらいの内容でちょっと早すぎた。

今からの一年間は、とりあえずWKEのDVDは見なくても良いかな、と思っている。でも、5歳になったらもう一度、通してではなく、ポイントを押さえて見せてみるつもりだ。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月16日金曜日

新しい環境と幼稚園

去年通っていたプレ保育では朝10時からだったが、幼稚園は朝9時から開始で、歩いて行く関係で8時20分頃には家を出ないといけない。

去年までは朝7時半~8時に起きて9時に寝るという生活だったのだが、とりあえずそれを30分早め、7時起床&8時半就寝にしている。これでなんとか10時間半の睡眠を確保できる。

昨日はとうとうお弁当も始まり、午後2時まで保育だった。帰宅後、なおに幼稚園の様子を聞いても、どうも要領を得ない。何をしたの?と聞いても"Nothing"。おまえは反抗期の中学生か!と突っ込みたくなるが我慢。

どうやらお漏らしをしてしまったらしく、しかもズボンから靴下から上靴までびしょ濡れになったようだ。そして、替えがないのでパンツだけになった時、制服の替えを借りて教室に入るのを断固拒否。他の先生たちが必死に乾かしたりしている間、廊下で待つことにこだわって、先生方がてんてこ舞いした模様。

とにかく自分でこうと決めたらてこでも動かないタイプなので、こんな話を聞いても驚かないが、先生方には申し訳ない。

歩いて幼稚園に行くとき、途中10分ぐらい歩いた後、だいぶぐだぐだモードになってだっこをねだってきたのだが、「だっこしているの見られたらお友達に笑われちゃうよ」と言うと、ぐだぐだになりながらも必死で歩く。なおままが「だっこしようか」などと悪魔の笑みを浮かべて何度か誘うも、拒否。もう、お友達にどう見られるか、というのが大切になってきているらしい。年少さんなりのプライドがある。

お漏らし対策としては、すべて替え一式を準備し(またお金が飛んでいく…)、しかも「自分のもの」とわかる袋に入れ、ぶら下げておくことになった。「自分の服」を着ることにこだわる頑固な3歳児(もうすぐ4歳児)を受け入れてくれる園と先生に感謝。

***

寝る前のストーリータイムではまた"D.W.'s Guide to Preschool"が復活した。幼稚園生活が不安になると、この本を見て安心するらしい。以前中身を紹介したときの記事はこちら。D.W.シリーズは他に2冊ほど買ったが、結局愛されたのはこの本だけだった。

ちょっと心配なのが、"I don't like kindergarten."というなおに、Whyと聞くと、"Because no one plays with me."とぼそっと言ったこと。縦割り保育なので、年少はともかく、年長は異質なものを排除する年頃、英語が口から飛び出すなおが仲間に入れてもらえなかったのではないか、とちょっと気になる。

まあ、心配しても仕方がない。お友達に英語が通じないなら日本語で話すことを学ばないといけない。しばらくしたらきっとなじむはず!

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月15日木曜日

やはり環境は重要:図書館そばに新居を構えてみて&4月の購入英語絵本"What's the Time, Mr. Wolf?"

札幌に住んでいたときは、図書館は徒歩圏内ではあるものおよそ20分、しかも起伏が激しい土地柄で、自転車を使っても10分以上かかる上にかなり疲労困憊してしまっていた。雪があるときももちろんバスになった。

そんな環境では、とても毎週図書館に行くなんてことは無理で、ネットで予約しては私が仕事帰りに取って帰る、という状況だった。

なおにとって、図書館というのは、我々が行くというとついて行かなければならないところで、必ずしも楽しいところではなかったように思う。帰りに寄るドーナツ屋を楽しみにしていた程度だった。

それが、引っ越してからおよそ3週間、大きく変わってきた。今度の家選びでは、ある程度の条件(駅から徒歩圏内、広さ、などなど)をクリアした上で重視したのが図書館からの距離だった、というだけあって、市の中央図書館まで徒歩10分程度でいける。平坦な地域なので、自転車でも楽々。

すると、まずなおままが頻繁に図書館に出かけるようになった。中央図書館だけあって、かなり充実した蔵書なので、選びがいもあるし、CDなどもそろっている。もともと本好きなので、一日置きぐらいになおを連れてでかけるようになった。

そして、なおも図書館で新しい本を借りる、ということの楽しさがわかってきたようだ。おととい、なおの口から初めて「としょかんにいこうよ」という言葉を聞いた。札幌ではむしろ「行かない」という返事ばかりだったので、驚き!「としょかんであたらしいほんかおう」などと言う(未だに借りるのと買うの区別があまりついていない)。

わざわざ図書館に近いところに居を構えるために、正直多少お家賃が高くなっていると思うのだが、なおが図書館通いを楽しんでくれるようになるなら、それぐらいなんでもない、と思えてくる。

***

ただし、図書館での英語絵本選びは割と不調に終わっている。週に何冊か借りてきているのだが、あまりなおが楽しいと思える本に出会えていない。そこそこ、英語絵本の数は多いのだけれど、割と名作系・日本の絵本の翻訳に偏ってしまっている。現代の子どもが楽しむような最近出た絵本が少ない。札幌は英米出身の在住者が多くて、彼らのリクエストを通じて良い絵本が揃っていたのだろうと思うが、こちらではそのあたりが弱いのだろうと想像している。

通勤時間が増えたというのもあって、私自身はあまり図書館の使い方をマスターできていないのだが、購入のリクエストを出すというのも考えてもいいかもしれない。

***

最近購入したのは、親子英語定番のこれ。時計の読み方に興味がでてきたようなので買ってみた。

What's the Time, Mr. Wolf?What's the Time, Mr. Wolf?



しかし、私が買った時は922円だったのに、今は746円。最近、アマゾンで買った本が軒並みすぐ安くなることばかり。嫌になるなあ。

気になるなおの反応は、といえば、やはり指を入れて遊ぶことのできるパペット部分に興味津々で、一度読んだ後はすぐに自分で手を入れて、さらにもう一度コール。肝心の物語のオチは、今ひとつわかっていない様子だった(ちょっとわかりづらい)。

ケイさんの「ひとこま絵日記*WKEで始める英語育児」で紹介されていたこの絵本、うちではちょっと節約して、絵本だけのバージョンを選んでみたが、音源付きの方が楽しめそうだ。

クリフォードやSight Word Readersなど、音源付きのものを買ってもどうも聞いてくれないことが多かったので、最近は音源なしのものを買っている。

ORTのステージ1~3をやっていたときは、CDの音声を聞きたがった。まず最初にCDの音声を聞きながら絵本を見る、というスタイルから始めたから良かったのだと思う。

名作絵本を映像化したDVDセット、Scholastic Treasury of 100 Storybook Classicsに含まれている本を買って、映像の音声部分だけを使ってかけ流しても良いかな、などとも考えている。が、結構ハードカバーが多くて敷居が高い…。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月14日水曜日

ビデオの見せ方、今更だけれど

改めて考えてみればある意味当然のことで、気がついていたといえば気がついていたのだが、よほど気に入ったものでない限り、なおはどんどん新しいビデオがあればそれを見たがり、新しいものがなければ、すでにあるものを見たがる。

単純なことだが、非常に強い効果がある。引っ越して毎週のように新しい「ドーラ」も「ミッキーマウス・クラブハウス」もない状態になって(今は録画できるようになったが)、新しいビデオがない状態である種の飢餓状態においてから、スカラ社の"Treasury of 100 Storybook Classics"を見せてみるとものすごい食いつきようだった。

"I STINK"の次に見せたのは、"Arnie the Doughnut"。猛烈に風刺が効いていて、大人にも楽しい映像だった。これもおそらく10回以上見た。

Arnie the DoughnutArnie the Doughnut



そして、今りゅうママさんからお借りしている"Little Bill"も、他に新しいものがないためか、何度も見る気に入りぶり。もし、次から次へと新しいDVDがでてくる状態だったら、こんなに喜んで見てくれなかったかもしれないな、と思う。

これをうまく使えば、当たり前のようだが、見てほしいビデオをかなり自然に見せることができる。もちろん、「ドーラ」も「ミッキーマウス・クラブハウス」も楽しいし、英語も吸収してくれるのだが、親としてはちょっと毛色の違うビデオも見てほしい、と思うのだ。

それに、同じ映像を何度も見る方が、より深く吸収してくれるような気がする。気のせいかもしれないが。ワールドワイドキッズのDVDをどんどん見せていたときも、もう少しうまくコントロールしてやればよかった…。

となると、ディズニーチャンネルを契約しようと思っていたのだが、悩んでしまう。録画だけして貯めておいて、うまくコントロールしながら見せる、というのが王道だと思うが、下手にDVDレコーダを操作しているところを見られると、他に見られるビデオが山ほどあることがばれて、台無しになってしまう。

ビデオを見せるときは、マックでリモコンを使ったメニューから選ぶことが多いのだが、最近はだいぶ文字が読めるようになって、あれが良い、これが良いだの言うようになってきたから侮れない。見たことがないビデオがリストにずらずら並んでいれば、もうすぐにばれてしまう。

ケーブルを契約してコントロールするか、それとも必要なだけ、見せたい番組のDVDを購入するか。さて、どっちにしようか。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月13日火曜日

なおの制服姿、そしてLittle Bill祭り

昨日はあいにくの雨で、幼稚園では入り口が異様に混雑しており、きちんとした記念写真がうまくとれなかったので、とりあえずこんな写真を紹介する。写真を撮るとき、ときどきニカッと笑顔を作って見せるようになった。まだ制服が大きくて、気を抜くとすぐ袖に手が隠れてしまう。



昨日の入園歓迎会では、子どもの可能性の伸ばし方についての園の方針などについてのお話が園長先生からあったのだが、そのときやはり「テレビはいけません」という注意があった(^^; まあ、「絶対にまったく見るな」という調子ではなかったのが救いだ。なおままの話では、他の家庭の話を聞いても、とてもテレビゼロになんかしていない・できないようなので、まああまり気にしないようにしよう(^^;

***

先日からりゅうママさんにお借りしているDVDのうち、とりあえず最初に見せたLittle Billになおがおおはまり。

割と日常的な出来事を淡々と綴ったものが多いのだけれど、なぜかなおはエキサイトしまくり、逃げまくりの視聴になる。

全部で8本あるのだけれど、お気に入りになるのは一部のようだ。気に入った回があると何度でも見たがり、なぜか新しい回は見たがらない。今のお気に入りは、"Little Bill's Adventure with Captain Brainstorm"で、この2,3日、朝、昼、晩、夜とこれを見る。もう話を覚えてしまっているだろうが、それでもいいらしい…。

あらすじは:

Little Billたちの好きなテレビ番組、Captain Brainstormは、宇宙探検士たちがスペースシップに乗って大活躍する番組。そのCaptain Brainstormが近くのショッピングセンターに来る、というのでみんなで会いに行くが、Little Billは怖くなってしまい、一緒に写真を撮ることができなかった。ランチをママやお友達と食べながら、Little Billは自分が作ったCaptain Brainstormの絵本をみんなに見せた。その絵本をみんなに読んで聞かせながら、勇気を出して新しいお友達と仲良くなることが大切だ、とわかったLittle Billはもう一度Captain Brainstormに会いに行き…。

という感じで、結局、なおが好きなのは、ロケットやCaptain Brainstorm、そして一つ目の宇宙人Maxなのだろう。

もう見たいならいいや、という感じで見せたいだけ見せるつもりだ。

***

日本語の絵本では、お化けブームがきている。Little Billに出てくる一つ目の宇宙人も、どうやらお化けの一種だから好きらしい。

お風呂用に買った魚釣りセット、タコとイカの目がそれぞれ一つずつ外れてしまってからは、魚の幼稚園ごっこをしていても、すぐにタコとイカは放り投げ、「お休み!」という。目がとれちゃったのでお休みらしい…。「なんで?」と聞くと、"Because…they have only one eye!"とすごく曰くありげに言う。治るまで、幼稚園ごっこに入れてあげないらしい。今のなおは、「物事はこうあるべき」という思い込みが強いので、それに外れてしまうとすごく動揺する年頃だ。

お化けというのは、たいてい、この「こうあるべき」をどこか外しているので、そのインパクトが強くて惹かれるのだろう。

今、ディズニーのトイ・ストーリーなど見せたら半狂乱になるに違いない。


↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月12日月曜日

今日は入園歓迎会!

他のモンテの幼稚園に行っているみなさんの報告を見ていたので驚きはなかったが、入園式という格式張ったものはなく、入園歓迎会という形で今日からなおの幼稚園が始まった。

今日はあいにくの雨で、幼児の足で歩いて20分ほど、とちょっと通園距離が長めなので余裕を持って出発した。途中、歩くのが嫌になりぐずるなおを見て、明日からが思いやられる。

入園歓迎会は、子どもが主人公という方針にぴったりの会で、同じクラスになる年長さんたちがメッセージや歌などでお迎えをしてくれた。

肝心のトイレトレは未だ進行中。2日間漏らさないでいけたかと思うと、突然「じょー」となるときもある。何かに夢中になるとやはりだめのようだ。正直なところ、歓迎会の途中、もう漏らさないかどうか心配で生きた心地がしなかった。

***

途中、英語の先生から入園歓迎のメッセージが届いたのだが、なおはそのとき"EIGO?"と謎の発音で反応した。「なおくんはえいごがとっても上手で…」とみんなの前で先生に言われて、妙にいたたまれない気分になった。

まあ、そのうち園では日本語しか話さなくなるはず。その後が、親子英語の試練の時となるはずだ。

***

入園歓迎会の後は、お祝いで近くのうどん屋さんでお昼ご飯。いつものようにお子様セットを食べておもちゃをゲットするなおを見て、こんな形で細かいおもちゃをあげたくないなあ、と微妙に悩む。なまじ、家から一番近いうどん屋なので難しい。

***

ちょっとずつ近所の英語関連のリソースの情報を集めている。まず、英語でのプリスクールが歩いて10分ほどの距離にある。費用の問題で通わせられないが、アフタースクールやサタデーのプログラムもあり、そそられる。歩いて15分ほどのところには、幼児向けのクラスもある英会話教室もある。これは一度、体験してみようと思う。最寄りのJR駅そばには英会話カフェなるものがあるが、幼児を連れて行くと、プライベート状態になり、すると下手なプライベートレッスンより高いので、これはあきらめた。

ワールドワイドキッズ2年目の復習プランと、その後の計画もぼちぼち練らねばならない。それまでは、図書館からの英語絵本とちょっとずつ購入する絵本、さらにDVDコレクションでこのまままったりと続けていく。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月11日日曜日

ワールドワイドキッズ総括!その1

なおは5日前から、ステージ6ステップアップDVDを見始め、4日間で朝・昼・晩とおよそ7,8回視聴した。これで、とうとうワールドワイドキッズのDVDは一巡した。

ちょうど、ケイさんの「ひとこま絵日記*WKEで始める英語育児」にて、なんと今まで2年間だったWKEの受講期間が正式に1年間になっている!というちょっと驚きのニュースを見たところだ。Sa-chi21さんの「外大卒ママの親子英語」では、この件を受けて、実体験に基づいて、WKEの教材送付方法について、いろいろと考えさせられる考察があった。

私としては、今回の受講期間短縮はアリだと思う。アリなのだが…。

一応、なおのWKEの進め方をまとめておくと、こうなる。ちょっと極端な変化だが、ステージ1までは月1枚(レベル4とステップアップは同じ月に)、ステージ2のレベル2からは週1枚(レベル4とステップアップは別)、とした。

ステージ1:2009年 6月~ 9月
ステージ2:2009年10月
ステージ3:2009年11月
ステージ4:2009年12月
ステージ5:2010年 1月
ステージ6:2010年 3月

各ステージDVD5枚なので、最後微妙にずれた。この週に1枚というのは、現在の一年間で受講するペースのなんと2倍!の速度だ。各DVDの内容と、その時々のなおの英語力、知的好奇心、知的能力を考えると、これぐらいのペースで進めていくのが一番良いだろうと、9月の時点で判断したため、こうなった。

最初の一ヶ月1枚、というのは実はかなり良かった。最初、パペットを前にしてもどう英語で遊んでいいのかわからない状態で始め、最初の一ヶ月はどうやってパペットで遊ぶか、というそれだけに集中できたような気がする。

私のようなハイペースだと、10ヶ月で20万円かかることになり、一ヶ月2万円!夫のお小遣い大幅カット!でもないと非常に苦しいだろう(というか、最近なおの英語関係にしかお金を使っていない…)。加えて、うちでは他の習い事も一切やっていないのも大きい。

受講期間を1年にするか、2年にするか、はたまた半年にするか、は子どもの年齢(というか知的発達段階)、教材購入の目的、他のテレビ・ビデオの視聴時間、英語育児での到達目標、などいろいろな要素が絡んでくるややこしい問題だと思う。

まず一番大きいのが年齢で、1、2歳ではあまり急いで先に進むメリットがさほどないと思う。英語と絡めて出てくる、数、比較、順序、パターン、形の認識、といった内容は早く教えれば早く学ぶ、というものではない。自然と子どもが理解できる時期が来てから教えるのが自然で習得も早い。

また、この年齢は同じビデオを何度も見るのが好きだ。別に毎日見せなくても良いと思うが、一ヶ月1枚で何ら問題がないはず。うちでは、なおが2歳代にはブルーズ・クルーズとリトル・アインシュタインを見せていたが、20分番組で10本程度しかないレパートリーで1年間通した。

(ちなみに、1年間、こうした番組を毎日ちょっとずつ(1本ずつ)見せ続けたが、それだけでは英語を話しも理解もしなかった。)

一方、2,3歳になってくると、同じ内容のビデオでは満足できなくなってくる。この年齢だと、ワールドワイドキッズの受講スタイルには2通りあると思う。

一つ目は、毎月来るビデオを、月の最初の方だけ見て、後は別のビデオでごまかすやりかた。ペアレンツガイドには、毎日ビデオを見せます、といった計画が載っているのだが、これは0歳か、もしくは他にまったくビデオ類を見せない・見たことがない家庭でもないと無理だと思う。

混ぜるビデオとしては、2、3歳ぐらいならNHKの「えいごであそぼ」が無料でよい。民放なら「ドーラ」と「ミッキーマウス・クラブハウス」。ケーブルテレビが見られるなら、ディズニーチャンネル。輸入DVDなら上記の番組のDVD各種。DWEのプレイアロングは中古でもそこそこの値段がするが、それだけの価値はあると思う。

理想としては、まず種類を増やさないこと。新しい刺激が増えすぎると、刺激の少ないものを見たがらなくなる。WKEのDVDは非常に質が高く、良くできているが、各ステージの4枚は比較的内容が似ているので、慣れてしまうと飽きてしまう。飽きてビデオを見たがらないなら、見せない、ぐらいの心構えでいいと思う。

2つ目は、新しいDVDを出す速度を速めるやり方。私がとったのはこっちで、一年間で受講しましょう!という新しいタイプもこちらだと思う。

これは、短期間で英語力を増やすのに効果的だが、ビデオを見ているだけではあまり効果が見込めないということを覚えておく必要がある(もちろん、helloぐらいはいえるようになるが)。WKEでは、常に親がトイで遊んであげる、というのが重要になる。トイでの遊びを考えると、新しいタイプの、各ステージ2ヶ月ぐらいなら、飽きずに遊べるちょうど良い期間かもしれない。

2つ目のタイプ、何が問題かというと、WKEが終わった後、「何をしていいのか」という問題が早く訪れてしまう、これに尽きると思う。最終的には、文字を読めるようにして、絵本、そして簡単な本が読めるように訓練していくしかないのだが、それに取りかかる前、個人差はあるがたとえば3,4歳でWKEを卒業してしまうと、どこに行っていいのか困る漂流民になってしまう。

***

お届けパターンに話を戻そう。「長く続ける」という目標が親子英語では一番重要だと思うので、2年間でまったり教材が届く、というのは、よほど時間と労力とお金を英語にかける家庭でなければ適している。ましてや、1、2歳の同じ素材が長く楽しめる年代では、一ヶ月に一本以上はいらない。

ということで、私も2年間でのお届けパターン復活に一票。パターンを複数作ると管理が大変になってしまう、というベネッセの思惑もわかるのだけれど、1歳で入会すると、否が応でも一年間で教材が全部届いてしまう、というのはちょっとまずいんじゃないだろうか。

ということで、多少煩雑になるかもしれないが、一年間のパターンと2年間のパターン、両方用意してほしかったと思う。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月10日土曜日

トホホな日本語

高度に発達した、大人のバイリンガルの場合、2言語間の切り替えは非常に自然に無意識に行われるらしい。

なおの場合、バイリンガルと呼ぶには遙かに幼稚な段階で、なかなかに苦労しているのがわかる。日本語の発達がちょっと遅れぎみだったのだが、10ヶ月ほど前に「まあ日本語は今これぐらいで大丈夫だろう」と判断して、英語育児を始めた。これは、厳密に検証しようとしても無理だが、おそらく英語を導入したせいで、日本語が多少遅れたのかどうか、というのは本当に難しい。

別に英語のプリスクールに行っているわけでもないし、私が英語で話しかけているのは平日の朝の出勤前と帰宅以降、それに週末で、限定されているし、それにビデオが一日1時間半程度なので、これで日本語の発達が妨げられる、というのはなさそうだ。

一方で、極端な英語の発話頻度をみていると、英語の発話が急速に伸びたので、日本語がおろそかになる、というのはあるのかもしれない。

日本語の伸びが悪い、というのはあくまで、私の個人的感想だ。「もし英語育児をやらなかったら」というのは試しようがないので、わからない。他の英語育児のブログを見ていると、結局、発達の早い子は日本語も英語も早く、遅い子はどちらも遅いような気がしてならない。

現時点では、なおの情緒も安定しているし、幼稚園の試し保育などでも活き活きと遊んでおり、プレ保育でも問題ないと太鼓判を押してもらっているほどなので、情操面での悪影響はなさそうだし、日本語もそのうち、と思っているので、別に英語育児を始めたことを後悔してはいない。

ただし、どうやって日本語を伸ばしていくかは今後の課題だ。なおままに丸投げにしてしまうのも良くないかな、と思いつつ、私の限られた時間は英語に使いたいという気もする。

***

なおままがなるべく日本語で通そうとしているので、なおもそれなりにがんばるらしいのだが、ときどきちぐはぐだ。なおままと二人のときに、お菓子を出して「どっちがいい?」と聞いたときのこと。例によって"I want this.ほにゃらら"と言い始めたので、「なお、日本語でね」とママが言ったところ、なおは「これ、I want it よ、にほんごで」と言ったそうだ。

いや、違うから、それ!(笑)

***

突貫工事で始まったなおのトイレトレ、成功したり、失敗したりを繰り返しながらも、それなりに進んでいる。気がついたらもう月曜日は入園日。最初は午前中だけのようなので、それで大失敗しないことを祈ろう。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月9日金曜日

とても嬉しいプレゼント

以前、「ドーラ」が再放送になってしまった、と嘆いたことがあったけれど、その記事がきっかけで、なんとりゅうママさんから、「ドーラ」の録画ディスクを貸していただけることができた!

ニコロデオン時代の「ドーラ」に加えて、"Little Bill"、"The Backyardigans"のディスクも!

今、新しい職場での仕事が始まってちょっと慌ただしく、なかなかなおに見せることができないでいるのだけれど(ディスクをそのまま再生すると傷がつきそうで怖いので、要準備)、きっと大喜びしてくれると思う。

ちなみに、私は知らなかったが、"Little Bill"はビル・コスビーの絵本を元にしているらしい。5歳の男の子、ビルが主人公で、日常的なテーマを取り扱う。ビル・コスビーなので黒人社会が舞台だ。英語もちょっと黒人なまりで、バラエティのある英語を聞かせるのにちょうどよさそう。

アメリカに留学するために始めて行ったテキサスで、南部なまりと黒人なまりに悩まされたことを思い出す。

こんな本がでている(でていた)らしい。

My Big Lie (Little Bill Books for Beginning Readers)My Big Lie (Little Bill Books for Beginning Readers)



"The Backyardigans"の方はもっと有名で、私も知っていた。各種絵本にPhonics本も出ている人気作品だ。

あらためて、りゅうママさん、ありがとうございます!

***

引っ越しを契機に、今度はフレッツテレビなるものを契約しようと思っている。普通のケーブルテレビじゃなくて、どうしてこっちかというと、一つは手持ちのDVDレコーダが使えるというのが理由。番組表から直接録画できるのは楽だ。ケーブルテレビのセットトップボックス(STB)だと、STBのタイマーをセットして、その上で外部入力からの録画をタイマーセットしなくてはならない。画質も落ちるし、あまりに面倒だ。

その点、DVDレコーダで直接録画できれば、番組名も自動で入るし、毎週録画も自動だし、言うことがない。

もう一つは、チャンネルを選んで契約できるのも大きな要因だ。とりあえず、契約したいのはディズニーチャンネルだけなので、このために一括で5000円も払うのはあまりにばかばかしい。

後で、追加で契約するとしても、ディスカバリーにヒストリー、ナショナルジオグラフィックぐらいなので、一括ではなく、単独契約の方が良いだろう。

本当は、衛星アンテナで直接スカパー! by e2を録画できれば良いのだが、貸家の悲しさ、現設備ではなんともならないのであきらなくてはならない。

ちょっと出遅れて、3月末に光回線の申し込みをしたのだが、なんと工事は4月末に、ということになった。最初の申し込みの時にフレッツテレビの申し込みをしなかったので、改めて電話で聞いてみたら、悲しいことにすべて申し込みをやり直すか(工事がさらに一ヶ月遅くなる)、または開通後の申し込み(工事費が8000円余計にかかる)のどちらかしかないらしい…。

これからさらに一ヶ月遅れる、というのはちょっと考えられないので、もう開通後に申し込むしかないか…。同時に申し込まなかったのが悔やまれる。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月8日木曜日

School Zoneの格安ワークブックの進み具合

3ヶ月ほど前にちらっと紹介したワークブックだが、あれからしばらく経ったがなおも知的成長を見せ、それなりに活用している。だいたい、3/4まで進んだ。

Big Preschool WorkbookBig Preschool Workbook



うちのなおはもうすぐ4歳だが、とてもとても、机に向かって毎日プリントをやる、なんてことはできない。どんな風にやるかというと、非常に気まぐれに、暇そうにしていたら、「これやる?」といって見せるだけ。楽しくできたら、数枚一気にやる。今だいたい喜んでやるのは、アルファベットを書くワークだ。

だが、ページに書いてあるとおりの書き順なんてまったく気にせず、好きに書きたい放題だし、同じ文字を練習する、という発想もないので、たとえばPのページでも、他の文字を適当に書いて遊んでしまう。とりあえずは、鉛筆の持ち方だけ気にして進めることにしている。

今は、「勉強の習慣を」などと堅苦しいことを言わず、鉛筆と紙でも楽しい遊びができるんだ、ということを学び、ついでに英語での指示がどれぐらい通じるのかを試すていどのつもりで使っている。

やらせてみると、たとえばセサミストリートにもでてくるような、4つの中で仲間はずれを見つける問題など、思ったよりも良くできる。

この手の問題は他の知育系の教材にもよく出てくるのだれど、練習すればできるようになり、どんどん先の問題に進める、というよりは、今子どもの知能の発達がどれぐらいなのかを確認するようなものだと思う。こんな問題を大量にやれば、知能の高い子が育つか、と言われればきっとそんなことはないだろう。

もちろん、ワークをやりながら、親がいろいろなことを子どもと話すのがプラスになる、というのは常にある。

***

このワークブックのタイトルにもある、"preschool"だが、アメリカのpreschoolとkindergartenの区別はちょっとわかりづらい(さらにイギリスなんかも含めるとさらにややこしい)。私も直接知っているわけではないのだが、一応、kindergartenは日本の年長さんにあたり、いわゆる"school"となる。"preschool"は、この「学校」が始まる前の段階なので"pre"というわけだ。だいたい、これが2年間ぐらいで、だから3歳~5歳ということになるのだろう。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月7日水曜日

ワールドワイドキッズ・ステージ6レベル4のDVDの感想

もう1週間ほど経ってしまったが、改めてステージ6レベル4の感想を忘れないうちに書いておこう。

ステージ6のカリキュラムに、町の様々な建物の名前が含まれており、各レベルのDVDでは実写映像を交えて、基本的な語彙を導入していく。

Libraryなどは特に最近良く行くが、他の単語もできれば日常生活で体験することと絡めて覚えさせてやりたい。



ステージ6にでてくる映像で私がちょっと気に入っているのが、マニがいろいろなところを訪ねて、町の人とやりとりをする場面だ。サンプルをもっている人なら、マニがカフェでケーキを頼むシーンを覚えているかもしれない。レベル4では、パン屋さんでパンを買うシーンがでてくる。マニが可愛らしいし、なんだかばかばかしくてよい。



なおが気に入った時計のシーンはこちら。1日の流れを時計と対応させる、わりとありがちなパターンになっている。私はあまり焦って教えるつもりはないのだが、毎回出てくる時計のシーンに刺激を受けて、自然と時計の読み方に興味を持っているらしい。さらに、最近は曜日、月といったカレンダーもちょっと理解できるようになってきた。



***

最近は、自分の誕生日が早くこないか、だんだん待ち遠しくなってきたらしい。いろいろなところで誕生日パーティが出てくるなあ。この前も"Today is my birthday?"と聞いてくるので、いつものように"No, it is not."と答えたら、いきなり号泣した。なおままに向かって、"Mama, Dad says today is not my birthday!"などと訴えている。いや、ママに言ってもなんともならないよ(^^; 逆に「ママには日本語で話しなさい!」などと怒られていた。

なおの誕生日まで、あと一ヶ月弱。ちょっととびきりのパーティでもしてやらないと、納得しない感じだ。

もうひとつ欲しくて仕方ないのが、ペット。それも犬。ふと思いついたように"I need a pet."とつぶやく。ペットショップに行ったりすると大変だ。飼ってやりたい気もするが、賃貸なので無理だ。「ペット可」の物件はあまりに築年数が古くてねえ。どうせ、何かすごく都合の良いものを想像しているのだと思うが、条件が合えば、いつかかなえてやってもいいかもしれない。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月5日月曜日

Treasury of 100 Storybook Classics その4:I Stink!

ついこの前、米Amazonではなんと$50をきったとお知らせした、名作絵本DVD16枚セット、Scholastic Treasury of 100 Storybook Classicsだが、ディスクを1枚出してみた。引っ越しの前後でテレビの録画ができなかったので、新しいビデオがなかったので、このDVDセットやWKEに頼ることができてよかった。

もちろん、新しいDVDがなければないで、なおのビデオ熱が多少なりとも冷めて、絵本に注意を向けやすくなるので、そのあたりは親のさじ加減ということだろうか。

今回は、"I STINK!"の入ったディスクを開けてみた。これが大ヒット!まず、メインとなる絵本はこれ。

I Stink!I Stink!



アメリカのゴミ収集車が真夜中に町を走り回ってゴミを回収する様子が、軽快なテンポ描かれる。ちょっと悪ぶっただみ声の主人公(ゴミ収集車)がかっこいい。なおはバイキンマンのように、ちょっと悪者が好きなのでぴったりのようで、このDVDを開けてからというもの、ほとんどすべて見るビデオはこの"I Stink!"になった。

そして、"stink""stinky"を覚えた。昨日の朝は、おろしたての新しい靴を履きたがり、でもそれは今日の幼稚園の登園日のための制靴なので駄目だというと、ごねまくり、そしてなぜ古い靴が嫌なのかと聞くとさっそく、"They are stinky."などと使っていた…。

もう一つ、このDVDにはゴミ収集の話が入っている。なおが喜んで見るのは、"I Stink!"とこちらの"Trashy Town"で、他は割とどうでもいいらしい。やはりテンポの良さと展開の軽快さというのが重要なようだ。こちらも、ゴミ収集という日陰だが重要な職業に目を向けていて、どんな仕事なのか、この仕事がないと町がどうなるのか、といった感じでストーリーが進む。

Trashy TownTrashy Town



このDVDを見始めてから、なおと町に行くと、"This is trashy town!"と嬉しそう。いや、そんなにゴミ袋は溢れてないが…。

もう一つ、同じDVDに含まれている絵本で紹介したいのがこちら。1939年に出版された古い絵本だが、割と有名らしく、なんとWikipediaに簡単なエントリまである。コルデコット賞受賞のThe Little Houseの著者と同じ人の絵本だ。古い蒸気エンジンのショベルカー、Mary Anneが活躍する話で、ガソリンや電気で動くショベルカーが登場して、蒸気エンジンが古くなってきた、という時代背景がまた古くさい。

"The Little House"もそうだったが、時代の進化を否定するわけではないけれど、古いものも大切にしつついきましょう、という気持ちが根底に流れていて、ちょっとほんわかする絵本だ。

Mike Mulligan And His Steam Shovel (Read-Along Books)Mike Mulligan And His Steam Shovel (Read-Along Books)



実は、ブログに記録はしていないが、他にも"Click, Clak, Moo"などいくつかのDVDを開けて見せている。ヒットしたお話は何度も見たがり、そうでもないものは1,2度見ておしまい、という感じだ。

内容のレベル、英語のレベルが話によってマチマチなので、メイン教材としてはちょっと使えない。あくまでも副教材として、テレビアニメの代わりとして見せる、ぐらいがちょうど良いと思う。楽しく映像を見て、取り上げられている絵本のうち、何冊かにでも導入できれば、という程度。

このDVDボックスの購入時の紹介はこちら

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月4日日曜日

とうとうこの日が来た!「えいごでなんていうの?」

割と初期の頃から、すごく基本的なところでは、日本語と英語の区別がなおにはついていた。それは、たとえば英語の台詞に混ぜるときは日本語の単語でも、英語風の発音にしたり、といったレベルだ。

ただ、あるモノを英語でなんというのか、とか日本語で何というのか、と聞かれたことはなく、常に"What is it?"という直接的な質問で聞いてきていた。

だが、昨日の朝、二人で公園に向かって歩いているとき、いつものようにたわいもないことをなおと話しながら行った時、"Let's go..."といいかけて口ごもり、「まっすぐ」と言った後、かみしめるように「『まっすぐ』ってえいごでなんていうの」という質問がきた!

おお、すごい。とうとうこの段階が来た。

これは、英語の発達段階というよりも、知能そのものの発達段階だと思う。発達のある時点で、自分が話しているのがどの言語なのか、そしてそれぞれの言語で自分がどれだけ話せるのか、あるモノやコトが日本語・英語でそれぞれ何というか、を意識的に理解できるようになる時期がくるはずだった。

今までは自分が「えいご」を話していることぐらいしか意識していなかったようだが、とうとう、言語間の橋渡しもできるようになった。

「ネイティブのように」教える母国語式だろうと、外国語として教えるスタイルだろうと、この能力はすごく基本的なものだ。逆にいうと、今からは多少なりとも「外国語方式」を取り入れることもできるということだ。日本語の発達に合わせて英語を伸ばしていくということもできるだろう。

***

最近、こちらがこれはなおは知らないだろう、というような新しい単語を使ってみせると"What is --- ?"と聞いてくることも多くなった。そのたびになるべく英語で説明しようとしているのだがこれがまた難しい。この前買ったOxford Advanced English Learners Dictionary、居間に置いておいた方が良いかな。

***

同時に、なおままがとうとう我慢ができなくなったらしく、なおに「ママと話す時は日本語にしなさい」と叱っていた。この1週間、私が自宅にいる頻度が高かったために、妙になおの英語率が上がってしまっていたからだと思う。

あと一週間ほどで幼稚園の入園式なので、英語ばかり話して幼稚園に溶け込めないのかもしれない、と不安なのだろう。

なおは今までOKだったのに、どうして駄目なのか分らずおろおろしていたが、なんとか日本語に戻そうとがんばっていた。

なおに「えいごをつかうとしかられる」と思って欲しくはないが、相手によって言葉を使い分けることを学ぶ良いチャンスなのかもしれない。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月3日土曜日

2010年3月(3歳10ヶ月)のまとめ

引っ越しを挟んでいるので、途中どたばたしてあまりまともに取り組みができなかった時期もあるが、まとめてみる。

*ワールドワイドキッズ

とうとう最後のステージ、ステージ6のレベル4まできた。ステージ6も新しいものはそれなりに見たがったので、苦労のようなものはなかった。時計の表現がでてきたとたんに時計に興味を持ち始めたのがすごい。順序数なども、ワールドワイドキッズでマスターした。

ステージ6のトイも、大喜びで遊んだ。が、2週間ほどで頻度が減っただろうか。すごろく遊びは、もう少し大きくなってからなので、それまで寝かせておいてもいいかもしれない。ステージ2のアニマルマットは相変わらずそれなりに活躍中。ふと思い出したように、ステージ4の人形と服で遊んだり、ということもあった。ステージ5のNature Blocksは引っ越しのどさくさに紛れてどこかにいったまま(笑)

*テレビ・ビデオ

引っ越しでどたばたした間、視聴時間が延びたこともあったが、なるべく1時間半で抑えるようにしていた。特に3月に喜んでみたのは、しばらく前にテレビでやっていて録り溜めておいたディズニーの「新くまのプーさん」。これは、今度レンタルDVDで借りてきてもいいかもしれない。ドーラ、ミッキーマウス・クラブハウスも新しいものは確実に一度見た。また、Scholastic Treasury of 100 Storybook ClassicsのDVDも当たり外れはあるが、だいたい喜んで見ていた(最初の記事はこちら)。

ちなみに、これもSpring Greensさん経由の情報だが、Amazon.comでこのDVDセットが$50以下になっている。こっちからだと送料込みでも6000円程度?恐ろしいコスト・パフォーマンスだ。



ディズニーの長編映画、「おしゃれキャット(The Aristocat)」や「ダンボ」、「不思議の国のアリス」も試してみた。半年ほど前に試した時は途中で飽きてしまっていたが、今はもう1時間ちょいなら見られるようになった。ただし、怖いところで逃げ惑うこと多し。

*かけながし

いつものように、ビデオをねだったときに代わりにブルーズ・クルーズの音声などアニメの音声をかける程度だった。また、引き続きワールドワイドキッズのCDも、なぜか抵抗がないのでかけた(これは、なおにとってアニメの音声のみと同じ扱いなのか)。

*絵本

引っ越し前に買った、Animal Boogieドーラとブルーズ・クルーズのセット絵本はどれも、そこそこのヒットだった。引っ越し後はちょっとどたばたしてしまったが、図書館から2,3冊借りて読むことができた。

*会話・発話

否定形が"I don't …"、"You don't …"のようにきちんと使えるようになった。ワールドワイドキッズの影響で、Becauseを使うようになった。First, Second, Thirdといった順序数も頻繁に使う。まだ完璧ではないが、"I fell."のように、過去形も使うようになった。3単元のsなどはまだ使わない。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月2日金曜日

ワールドワイドキッズ ステージ6到達度チェック

ワールドワイドキッズがステージ6レベル4まできたので、ペアレンツ・ガイドのカリキュラムと照らし合わせて、到達度を自己チェックしてみる。

・中心となる表現

レベル 1 謝る・許容表現
レベル 2 Can you make this? / Yes, I can. / Here you are. / Thank you.
レベル 3 Are there...? / Are you near the ...?
レベル 4 I have ... / I want ... / Can I have your ...? / You can have this (mine). / My Turn. / Your turn. /I won!

ステージ6の各DVDで取り上げられている、身につけるべき表現はレベルごとにこうなっている。Canの表現、I have、I wantの表現はマスターしている。Mineは最近、頻繁に使う。食後のフルーツのボールを抱え込んで"All mine!"とか(駄目だなあ…)。My turn, Your tuneもOK。最近、競争が好きなので、"I win.""You lose."になるが、"I won!"もまあOK。

・前置詞:at, on, in

前置詞は完全にはマスターしていない。inとonは使っている。atは分っているとは思うが、使ってはいないかも。

・語彙:家の中、建物の名前、職業、文房具、月の表現、時計の読み

家の中、建物の名前、職業、文房具あたりは、継続的に続けていくしかないだろう。Police boxなどはふだんなじみがないので、おそらく身についていない。このあたり、実体験との絡みで覚えられるように、交番に連れて行ったり、とか今後とも工夫していかないと。

January, February,といった月の表現は、まだまだ。そもそも一ヶ月というものを理解していないかも。時計の読みは、WKEのビデオで何度も見てから最近特に興味を持ち始めている。引っ越しに合わせて早速アナログ時計を居間に置いてみた。"Look, it's eight o'clock."などと時折叫ぶが、当たっていることも、当たっていないことも。3、4歳では時計の理解は難しいような気がするので、間違っていたらとりあえず適当にその場で修正する程度で済ませている。今度の夏にでも、従姉妹が使っていた算数の道具箱を借りてもいいかもしれない。

まずい、よく考えたら、時計の読み方、日本語ではまったくやってないんじゃないだろうか。

ということで、ステージ6もこんなものだろうか。このカリキュラムがあるせいで、なおはステージ1から自然とステップアップできてきた。最初のころはステージごとの自己チェックはしなかったのだけれど、改めて確認してみると、語彙にしても文法にしても、ステージが進むごとに新しい表現がでてきて、それに合わせてなおが生活の中で自然と興味を持ち、発話するようになってきたのがわかる。

さて、もちろん次は最後のStep Up DVDが残っているのだけれど、同時にステージ1のワークショップの準備もせねば!

***

引っ越してから一週間ほど、家の片付けを進めながらも自主休暇状態で、ほぼなおにべったりとくっついて子守をしていた。昨日は新しい職場での初出勤だったのだが、私が家を出る際の悲嘆ぶりがものすごい。

パパの両足にしがみついてきて、引き留めようとするのだが、台詞がちょっとパワーアップしてきて、色々レパートリーが増えてきた。"Please don't go.""I miss you.""We miss you.""I don't want you to go.""Please play with me."という調子で、たたみかけてくる。ふだん何かを欲しがるときに使わないpleaseを連発するのがちょっと痛々しい。

ちょっと前まで否定形が"I no like it."のようにno+動詞だったのに、今はちゃんと言えるようになっているのが面白い。また、play with meのwithも入るようになってきた。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ

2010年4月1日木曜日

お休みの間に公園参り

住環境を整えるために、いろいろなところを巻き尺で測ってはホームセンターへと買い物に行く合間に、なおを公園に連れて行っている。

自宅の近くには、大きな滑り台に加え、中程度の滑り台、さらに小さい滑り台が2つある、かなり大きな公園がある。足こぎ式ゴーカートに乗って交通規則を学ぶことができたり、ロープにつかまって滑る遊具もある。ちなみに、これは英語ではTarzan Ropeと言えばいいのだと『えいごであそぼ』で学んだ。

春休みということもあって、子どもたちも多く、なおは英語で奇声を上げながら大喜びで遊んでいる。周りに楽しそうに遊んでいる子どもたちがいるといないとでは、なおのテンションが全然違うのが面白い。同じ滑り台でも、一人で滑るのでは駄目らしい。

札幌にいたころは雪国ということで特に冬の間は外遊びをあきらめていたのだが、こちらでは花粉にめげず、がんばりたい。普段、なおが動かしていない筋肉や神経がどんどん使われているのが分る。

***

昨日は、図書館にももう一度行くことができた。英語絵本の数は札幌市ほどではないが、それでも目で見て選ぶことができるのは嬉しい。タイトルだけで取り寄せるのは大変だし、なおにぴったりのを選ぶのはかなりギャンブルだった。インターネットがつながったら、ネット検索で取り寄せるのも試してみねばなるまい。

***

Spring Greensさんからお譲りいただいたリユースママ文庫の絵本で、特にヒットだったのは、トーマスの"Catch me! Catch me!"。我が家にトーマスのおもちゃはいくつかあるので青い機関車がトーマスだというのは分っているが、ビデオをまだ見ていないので、その程度のなおだが、この絵本ははまった。最後なぜトーマスが勝つのか、どうも分っていないようだけれど、それでも競争というのが最近大好き(しかも勝たないと気が済まない)なお年頃にぴったりの絵本だ。

繰り返しの表現が美しくて、読んでいて楽しくなる一冊だった。

Catch Me, Catch Me!: A Thomas the Tank Engine Story (Random House Picturebacks (Prebound))Catch Me, Catch Me!: A Thomas the Tank Engine Story (Random House Picturebacks (Prebound))



本来は500円ぐらいで買えても良さそうな本だけれど、今アマゾンには1200円以上するものしかないのが残念。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ