2013年8月31日土曜日

8月の家庭学習まとめ

つい忘れがちな月間記録、気がついたら7月のまとめが飛んでいる(^^; 後から見直すときに、こういった地味な記録が役に立つので忘れないようにしておこう。

8月は手術と入院があったり、出張があったりして、親子で学習に取り組めたのは実質半分ぐらいだろうか。

<<<英語>>>

夏休みということでワークを増量してみた。

Spectrum Writing G1は毎日2ページほど続け、現在は計96ページのうち、ちょうど2/3までいった。最初の頃は簡単だが、後半からは文章を書かせる課題が中心になっていき、毎日2,3行必ず書くことになる。

このワークをなおにやらせる場合、ただ、やりなさい、とワークシートを渡すだけでは駄目で、一緒に話しながら進める必要がある。なるべく書かなければならない文章は自分で考えさせるが、会話を通じて、ちょっと誘導してやる。

ちなみに、解答はすべて"Answers will vary."となっており、正解がなく、日本人には丸付けが難しい。まあ、まだ1年生なのでスペルや文法などは気にせず、指示にしたがって何かを書ければよし、としている。Language Artsでやった、大文字で文章を始めることと文末にピリオドをつけることだけ忘れないように。

もしかしたら、これだったら日記を書くだけでいいのかもしれない。微妙に悩み中。

Scholastic Reading Comprehension G1は一日一枚ずつやって計46ページのうち、やはり2/3まで進んだ。これは進んできてもさほど難易度が上がった印象を受けない。一人で読んで一人で解答できる。

Down To Earth Geography G1は、計160ページのうち半分弱まで。量が多い割に解答するところが少なく、軽いリーディング素材といったところか。残りはすべてやろうとせず、教えたい語彙があったらピンポイントで渡すぐらいにしておこう。

読書の方では、読み聞かせは毎日ではないものの、ちょっとずつ取り入れることにしている。

自力読みでは、"I CAN READ"のレベル2のヒーローものを何冊か購入した。このあたりはさすがに「読んで欲しい」とはいわず、自分でじっと眺めるようになった。

<<<算数>>>

日本語の方では、ドラゼミの算数やZ会のワークをちまちまと進めてきた。

英語の方では、分厚いワークブック、Complete Curriculum G2の算数のセクションを始めた。一応2年生向けの内容だが、内容が簡単なので、特に説明など必要とせず自力でできる。単純な計算が多い場合、半分ぐらいやらせてできるようなら、後は飛ばしても良いことにしている。G2でカバーする内容をみてみると、ほとんどは説明を必要とせず、自力でできるだろう。

このComplete Curriculum、さまざまなジャンルをカバーして分量の割にお得、なのが売りだが、結構あまり出来の良くないものが多いように感じる。ちょっと余計に払うことになるが、分野ごとに自分の子どもに最適なワークをばらばらに購入した方が絶対良い。

<<<国語>>>

ドラゼミの国語は、9月号に入ってから、単に渡すだけでなく、説明をしてやる必要があるページがでてきた。一応、やり方が書いてあるのだが、自分で読むのが面倒くさいようだ。算数と違って、ぱっと問題を見て解けないのが嫌らしい。

漢字の成り立ちを紹介した本を拡大コピーして食卓の横に貼る計画は非常にうまくいっている。これも先取りではなく予習なので、学校で習う前にあまりきっちりと練習させるつもりはない。

読書は、図書館から借りてきた本をなおままが読み聞かせるのが中心。自力読みでは、ドラえもんの漫画などを熱心に、下手をしたら1時間ぐらい平気で読んでいる(眺めている?)。

総じて、基本的にワークは「面倒くさい」として嫌う傾向にあるのだが、これはしかたがないかな。私自身が小学生の頃も、こうしたドリルのようなものは嫌いだったような。

***

来月の方針は今まで通りこんな感じだ。小学校が始まったということもあり、習い事のある日はワーク以外が省略されることもある。

朝:通信教育(算数&国語) 計15分、BrainPOP Jr.
昼:学校の宿題
夜:ワーク(EnglishとMath) 計15分、Raz-kids.com、CNN Student News

この数日、Razをひさびさに復活させたところ、一応うまくいっている。また、CNNのニュースは子どもというより私自身向けだが、だいたいなおも横にいて見ている。

国語にもうちょっと力を入れて夜のワークをMathから国語にするかどうかは少し検討してみよう。

英語ワークはSpectrum Writing G1の残りを終わらせてしまうつもりだ。その後はScholastic Reading ComprehensionのG1を終わらせよう。

パズル系のワークは簡単に解ける部分はもう終わってしまい、残りはあまり楽しそうではなくやる気も出さないので封印しておく。

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2013年8月30日金曜日

趣味は育児?

この前、職場でふと世間話になって、突然私の趣味を聞かれて困った。

以前なら読書、と答えたが最近は趣味と呼べるほど楽しみのためには読んでいない。昔はパソコンも趣味だったが、最近は使えればよい、という感じで、むしろOSのアップグレードで使い勝手が変わるのが嫌だったり、新しい技術にも興味がなくなってきた。

となると、もう育児しか残らないかもしれない。

私が育児に費やしている時間を考えると、世間的にイクメンに分類されることは間違いない。  仕事場で周りを見ると、結構プライベートの時間を減らして仕事に打ち込んでいる人が多い中、私は出世を犠牲にしつつ、リストラにあわない程度に仕事はそこそこ、最大限に育児に時間を割いている。

お小遣いも、世間のお父さんが何にお金を使うのかは知らないが、私の場合は主に親子英語関係の絵本や本、DVD、さらにはパズルやおもちゃなどにしか使わない。

といったあたりを3秒ほど考えて、育児です、と答え、そのまま子どもの話に花が咲いたが、よく考えると、これは相手に子どもがいないと使えない話題で、なかなかにセンシティブだ。

***

もう一つ、英語も趣味といえなくもないだろうか。でも、実のところ、言うほど自分の英語の訓練はできていない。子どもと一緒にビデオ・絵本を見て、かろうじて維持しているような状態だ。

親の英語ということでお勧めなのが、NHKのBS1でやっているアメリカ・CNNスチューデントニュースだ。スチューデントといっても対象は中高生で内容は結構難しく、日本人の大人には十分な難易度だし、CNNのサイトには完全なスクリプトがあるので、聞き取りに不安がある人には助かるし、知らない単語の綴りを確かめるのにも助かる。

一応、未成年向けなので、子どもと一緒に見るのに不安がないよう内容が配慮されているのもうれしい。



ビデオはまたフィニアス&ファーブのブームがきてそればかり。夜に出した絵本はこちら。やはり食いつきがよい。活字を読むのは面倒くさいのだけれど、興味があるものならいとわない、という感じだろうか。本人が喜ぶものを読ませるのが一番。しばらくは"I Can Read"のスーパーヒーローものでいこう。

Batman Classic: Batman versus Man-Bat (I Can Read Book 2)Batman Classic: Batman versus Man-Bat (I Can Read Book 2)


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2013年8月29日木曜日

出張の話

しばらく前にちらっと書いたが、東南アジアに出張に行ってきた。今回の出張では、以前訪れたリゾート地では感じなかった東南アジアの物価の安さにびっくり。ルームサービスが日本の喫茶並なので、仕事の合間に飲むコーヒーを注文したり、お昼を部屋で食べたりして贅沢三昧。

また、いくつかの出会いを通じて、英語を話すことの大切さ、意義について考えさせられた。

感銘を受けたのは、NPOを通じてボランティアで来ている学生さん。日本の私立大学の4年生で、もうこの国は4回目とか。大学では経済の勉強をしているということなので、現地語は独学、でも業務をアシストする必要十分な語学力だった。もちろん英語もできる。メーカーに内定しているのことだった。彼の語学力と海外での経験は企業でも重宝されるはず。

また、知り合った現地の学生さんの中には流ちょうな英語を操る人が何人も。堂々とした応対だが年齢を聞いてびっくり20歳、ということもあった。日本人の大学生だとこれほどしっかりしている学生はまれだなあ、と思ったり(まあ、あちらでもまれな人材なのかもしれないが)。

こうした若者を見ると、最近は父親としての目線しかとれず、あ~こういう色々と意欲と関心がある若者になって欲しいなあ、という感想ばかりもってしまう。子どもの頃の教育環境を聞いてみたり(今回は聞きそびれた!)。

今回の出張では、オセアニアも含めたアジア諸国の人々と多く交流があった。母語に加えて英語が話せるというのは「普通」のことで、なおが成長したときも是非そうなって欲しいと感じた出張だった。



格安DVDを買いたかったのだが、空港で乗り換えるときに探そうと思っていたら深夜でお店が開いておらず残念。

今までの出張とうってかわってお土産はなし!となるところだったが、書店で"National Geographic for Kids"があったので購入してセーフ。

一応事前に、おもちゃのお土産はない、と予告しておいたので、雑誌しかないことを知らされても、特に嘆いたりはしなかった。

むしろ、手術の後でさんざん一緒にいた後での出張だったので、帰ってきたとたん、歓声を上げて抱きつかれる歓待ぶり。

ナショジオ・キッズは、ちょうど今がストライクゾーンのようだ。昔、一年間購読していたが、もう一度購読してもいいかもしれない。$30で10号届く。購読はこちらの公式ページから、右上の「Subscribe Age 6-14」というボタンをクリック。

***

ちょうど自宅マンションの前で工事がやっており、このところ涼しくなったというのもあって、なおはベランダに椅子を持ち出して、様子を上からずっと眺めていたそうだ。

コンクリートの建物なので、よく見る木造住宅の一軒家とは工法が全然違うし、真上から眺めることができる、というのは滅多にない機会で珍しいのだろう。

それでは、ということでこんなものもだしてやった。ゆうくさんのブログでも紹介されていたし、今は子ども向け図鑑ブームで人気もあるらしく、書店に平積みされている。

大図解 (キッズペディア こども大百科)大図解 (キッズペディア こども大百科)


$35相当、とちょっと目が飛び出るようなお値段だが、英語の本ばかり買っているのも良くないだろう、と購入しておいたものだ。

買ったときは、「ありがとー」という感じで喜んだものの、まったく開かず(^^; だが昨日は、目の前で繰り広げられる工事を見て、パワーシャベルのページを見せてやると、興味を引いたのか眺めていて、そのまま別のページも眺めていたようだ。少しでも使ってもらわねば。

ビデオは昨日紹介した"Breaking Magic"を繰り返し見ている。寝る前の読み聞かせは"How to Behave and Why"の続きと英語版ドラえもん。

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2013年8月28日水曜日

バイリンガルの弱点

今日は、以前、予告していてまだ書いていなかった、ずばり「バイリンガルの弱点」についてだ。

ともかく何か知りたいことがあると文献にあたるのが私のモットー。

ここでは以前紹介した、バイリンガルと心理言語学の専門家の本、"Bilingual: Life and Reality"から該当する箇所を抜粋して紹介したい。

*** 第18章 "Effects of Bilingualism on Children" より***

子どもの発達に否定的な効果がある、というのは古くさい作り話である。

バイリンガルの子どもは注意の振り分けを行うような問題解決課題において優れている。

一方、語彙の数では、バイリンガルは劣ることがあきらかとなっている。これは、状況によって違う言語に接するためである(訳注:1つの言語において経験する状況が少なくなるため)。

モノリンガルとバイリンガル、単純にどちらが良いとはいえず、長所も短所もある。

*** 紹介ここまで ***

また、一人の研究者の主張のみに頼るのも良くないかと思い、適当に検索して見つけたのが、2012年3月のNY Timesの記事 "Why Bilinguals Are Smarter?"だ。こちらも一般向けでわかりやすい。が、基本的には、上で紹介した本の内容とほぼ一緒のことしか書いていない。

バイリンガルがある言語を使っているとき、別の言語が「干渉」するものの、この干渉は必ずしも害をもたらすわけでなく、むしろ利点とも言えること、そしてバイリンガルは、自分の周りの状況に対応できる、より高度な能力を持っていると考えられる、と述べられている。

今のところ、バイリンガル教育を行った場合、弱点となりそうなのは、語彙力であることがわかる。そしてこの語彙力の不足は、単純に1つの言語に触れる時間が短くなることから生じる。

さて、この弱点は親子英語で育った子どもにも当てはまるのだろうか。

諸先輩方のブログを読んでいると、どうやらYESと感じている家庭が多いようだ。もちろん、英語をやらなかった場合の我が子の語彙力については調べようがないのだが、読書やテレビなどで英語に時間を割く分、同等の時間を日本語に費やしていればもっと語彙力が増えたのに、と感じている保護者の方がいるのは確かだ。

では、その対策について考えてみる。

答えは簡単で、より多くの日本語に触れるとしか言いようがない。

読書、科学や自然などの体験教室、映像など日本語のソースは様々だ。時間が限られている分、できるだけ良質なものに触れさせてやりたい。

そもそも、日本語しかやっていないモノリンガルであっても、日本語に触れる量と質は個人差が大きい。時間が限られていても、効率と質を高めれば、一般的なモノリンガル以上の日本語に触れることは十分可能なはず、というかそれを目標にしたい。

***

ディスカバリーチャンネルでやっていた番組、"Breaking Magic"をなおと一緒に見てみたところ、かなり面白かった。これは、さまざまな科学技術を使って、マジックショーを行う、というもので、普通のマジック番組と違って、タネで使った科学の仕組みを教えてくれる。

ディスカバリーチャンネルのウェブサイトで、少しずつだが見られる。



夏休みも終わり、ワークも通常運転に戻った。出張中も、一日分ずつクリアフォルダにやるべきワークをセットしておいたので、きちんと進めていた。横についてアドバイスしながらやるほど効果は見込めないが、毎日の勉強を進めてもらうのは重要だ。

Scholastic Success with Reading Comprehension G1は2/3程度、Down to Earth Geography G1は半分ぐらい進めた。終わっていないが、あまり厳密に考えず、ゆるりと行こう。

9月からはこんな感じを予定している。

英語:Spectrum Writing G1の残り
算数:Complete Curriculum G2のMathセクション

Writing G1は100ページのうち2/3ほど終わり、とうとう、まずアイデアを出して、その後下書き、校正、清書というフォーマルな文章を書くプロセスの練習が始まった。まだ、文字を書くこと自体を面倒くさがるので、ちょっとこのあたり早すぎるような気もするが、とりあえずはこういう流れで文章を書くのだ、ということだけでも理解しておいてもらえば良いだろう。

Writingに関しては、小学校のカリキュラムでどのように教えていくのか、少し教師向けのテキストでも読んだ方がいいかもしれない。

2年生のカリキュラムをすべて網羅する、というComplete Curriculumだが、リーディングが今ひとつだった(すべて選択式の回答)。すべて使おうとせず、必要な部分だけ選んでいこうと思う。



読み聞かせは昨日紹介した"How to Behave and Why"の続きと英語版ドラえもんの第6巻。昼は日本語版のドラえもんと、それから「ひみつ道具大事典」を1時間以上眺めていたので、またドラえもんブームが来ているようだ。英語版ドラえもんは6巻までしか手元にない。何度も読むので、残りも全部そろえてしまってよさそうだ。

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2013年8月27日火曜日

とてもロジカルに礼儀と人生の秘訣を教えてくれる絵本

こちらは、日頃から言うことを聞かない野蛮な7歳児に困っているなおままのリクエストで購入した。

How to Behave and WhyHow to Behave and Why


まず、始まりがすごい。

人生では一番重要なことが2つある、という。

  • 自分の知っている人の多くは自分がここにいて嬉しい(glad)か、ということ。
  • 自分は、自分がここにいて嬉しい(glad)か、ということ。

そして、この2つの問いに「はい」と答えられない人は、"behave"することを学ぶ必要がある、という。

そのために必要なのが、"honest"、"fair"、"strong"、"wise"の4つの性質だ、ということで詳しく学んでいく。

昨晩は"honest"の部分を読んだ。

嘘をつくと、聞いている人がその人の言うことをいつ信じて良いのかわからなくなってしまうこと、信頼を失うには嘘を1回つくだけで十分なこと、そして自分自身も信じられなくなってしまうこと。

非常に単純な言葉で、人間関係においてとても重要な規則について、その理由も明確に教えてくれる。

このまま読み聞かせるのでもいいし、親が読んで表現だけ学んで伝えるのでも良いと思う。

ルールや規則、法律がなぜ存在し、なぜ人々が従う必要があるのか、についての理解は、成長とともに成熟していく。最初は、「親が駄目と言うから」という理由で十分なのだが、一つ一つのルールには背後に理由があり、ルールに従うことは自分のためでもあるということを学んでいかないといけない。

我が家では言い聞かせるときになるべくそのあたりも考えてしつけている(子どもの行動だけみると、そんなに素晴らしく成功しているとはいえない)。このあたり、単に言われたから言うことを聞く、というのではなく、自分で考えて行動して欲しい、という私の願いも込められている。

日本語に翻訳されたものもあるので、一緒にそろえるのもよい(たぶん、図書館にある)。英語版はハードカバーでお値段が張るが、雰囲気が上のリンクの中見検索で見られる。

おぎょうぎどうするなーぜおぎょうぎどうするなーぜ




最初の2つの問いについて、なおは「なにを当然のことを?」と、"Of course, YES"!"だそうだ。ただ、周りの人というのが、パパとママだ、というのが世界が狭い(^^; ただ、この狭い世界の中で、なおは自分が愛されていることをまったく疑問に思っていない、というのを聞いてちょっとほっこりした。

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2013年8月26日月曜日

TBTLBFPその19:Grade 1、家庭でできること

おなじみ?TBTLBFPのシリーズ19弾だ。ちょっと2年生の記事が来て順番が前後してしまったが、1年生のいる家庭で何ができるか、という箇所を紹介しよう。

学年の区切りが日本とは違うが、だいたい6歳の途中から7歳の途中までと思えば良い。

ちなみに、TBTLBFPはアメリカで公教育を受けている子どもの両親向けに書いてあり、学校で英語の読み書きの教育をフルタイムで受けている子どもに対して、読み書きをさらに伸ばすために親が何を補強できるか、ということを解説した内容になる。

日本で第2言語として英語をやる親子英語では、そもそも話し言葉自体が完璧ではないので事情は異なるが、参考になる部分は多い。

*** ここから紹介 ***

今までずっとやってきた、一緒に読むということがやはり一番大切になる。

今までどおりの読み聞かせはもちろんだが、この学年からは、子どもがあなたに読んでくれる、という新しい試みも加わるだろう。

子どもが読むときは、声に出して読むのを練習するのが目的になる。一方、親が読み聞かせる本は、子どもの理解力と語彙を豊かにし、また物語を楽しむことにもつながる。

また、親の流ちょうな読み方を聞くことにより、より上手な音読のお手本に触れるというのも重要だ。朗読音声をテープなどで聞かせるのも同様の効果がある。

子ども自身の音読には時間がかかるため、寝る前の読み聞かせに時間を割いてきた家庭は、ちょっとした早く始めるといったスケジュールの再調整が必要かもしれない。

子どもがもう読み方を知っている本であれば、一緒に文字を追う必要はないが、新しい素材を読む場合は、きちんと読めているかどうか確認する必要がある。間違えたときにどれだけ直すのかはちょっとややこしいが、あまりに直しすぎてプレッシャーを与えてもいけないし、ずっと同じ間違いを続けるのもよろしくない。

どんな本を選ぶかについては、何でもとにかく子どもの興味を惹くタイトルを選ぶ、というやりかたが一番自然だ。

難易度に関しては、絵本は意外と難しいことがあるので注意しよう。"Where the Wild Things Are"は5年生相当だと判断されているし、"Green Eggs and Ham"は一般的な3年生が自力読みできる本と同等の難しさだ。

1年生に適した難易度の本は、1ページに40語以下で、1行が10~12語でできているものだ。単純で親しみがあり、繰り返しのある内容が良い。

単純な目安は95%の単語が間違えずに読めるのであれば自力読みに適している。90%であれば、親の助けを得ながら自力読みができる。

フォネミック・アウェアネスを鍛えるような活動としては、Between the Lionsのウェブサイトにあるゲームや、コラムで紹介しているアクティビティがよい。様々な市販のフォニックス教材も役立つ。

書く訓練としては、手紙やサイン、リスト、レシピなど様々な書く練習が含まれるものを一緒に作ることによって、家庭で練習ができる。綴りはあまり厳密に考えなくても良い。

子どもにお話を語るのも良い。親が自分の子どもの頃にやった失敗やいたずらの話をすればきっと大喜びだろう。

大切なのは、こうした活動を通じて、読むことは単なる学ぶべきスキルではなく、楽しいことなのだと理解してもらうことだ。あまり細かい技術的な面にこだわるのではなく、全体を通して内容を理解するよう、子どもを導こう。

*** ここまで紹介 ***

改めて解説文を作ってみると、自力読みに適した本のレベルについてなど、なかなかに興味深いところがあった。

我が家の親子英語は、この本の指針にしたがって進めるようにしている。別にネイティブと同等の水準をクリアしようということではなく、教育の背景にある方向性のようなものに共感を覚えるからだ。

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2013年8月25日日曜日

予算に余裕があったらやりたい!英字新聞の活用

この前、ひょんなことから古い英字新聞を一ヶ月分まとめてもらってくることができた。

なおは興味を示すかな、と一日分を見せたところ、関心を示してくれた。最初は、男の子が古新聞やら広告やらから単語を切り取って集める話、"Max's Words"を思い出したらしく(映像を見たのはずいぶん前だがよく覚えているものだ)、ボクもコレクションする!切り取っていい?と聞かれた。

OKを出したところ、チョキチョキ。ちょっとそんな風に遊んだ後、ちょっとなおの興味を惹きそうな記事をいくつか探して、一緒に眺めてみた。

読んでやろうとしたのだが、自分で読める!という。

そしてたどたどしく音読。なんと、漢字がないので読める。一行にいくつもわからない・すっと読めない単語が出てくるし、意味がきっちりわかっているわけはないのだが、大人の読むものを読んでいる、という感じが好きらしい。

面白かったのは、阿部首相の名前。エイブと読んだ。知らなければ確かにそう読める(^^; 首相の名前ぐらい教えておこう、とちと反省。

音読は無理があるので、適当に切り上げさせて、記事を眺めてはちょっと内容について話してみた。一日の新聞で、3つか4つはちょっと興味が持てて、一緒に話すことができる記事があることがわかった。時間としては計10分ぐらいだろうか。

3日間ほどやってみたが、それなりに毎回興味を持ってくれる。10分という時間は短いようだが、一日のスケジュールの中ではこれぐらいで十分。なおの食いつきが良いのは、「教材」じゃないからだろうか。

うーん、これを毎朝その日の新聞でできたらいいなあ、と妄想した。使った英字新聞は"The Japan Times"で、月極4,480円。正直、高い(^^; 400円ほどの絵本なら10冊は買える。

だが、もし私自身が毎日読むようになるなら、自分の英語力の訓練にもなる。飽きるかもしれないので、古新聞でしばらく続けてみてから、購読も考えてみよう。

また、ちょっと惹かれているのが、"The Japan Times ST"。学生向け、平易な英文で読める週刊紙だ。



さて、改めて考えてみると日本語の新聞は購読していて毎日両親が読んでいる。これはどうして駄目なのか。

単純な話で、漢字があって読めないから(^^;

日本語の方は、小学生向けの新聞が各紙から出ている。

読売は読売KODOMO新聞(週刊で月500円)、朝日から朝日小学生新聞(日刊で月1,720円)、毎日の毎日小学生新聞(日刊で月1,430円)。どれも漢字にルビが振ってある。

低学年の場合、あくまで大人と一緒に読むことになる。やりかたとしては英字新聞の場合と一緒で、記事を何個かピックアップして、一緒に読むようなイメージだ。お試しで1,2ヶ月とってもらって、なおままに頑張ってもらおうか。

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2013年8月24日土曜日

なおの手術と入院

この夏の大きなプロジェクトは、なおの手術と入院だった。

別に命に関わるようなことではないのだけれど、一応小さいときに手術をしておいた方が良いことがあって、タイミングとしては体が大きくなってきて、かつ海外滞在前の今しかないだろう、ということで、この夏休みを使って手術をしてきた。

しばらく前から言いきかせておいたこともあってなおは割と平静を保っていた。ふだんは週末しか使えないiPadを、入院中は毎日使っていいよ、と言ったら、"I love NYUIN!"とおどけていたほど。

だが、さすがに手術室に行く直前は怖いを連発。こうなるとなおままの出番だった。とはいえ、手を握ってやるぐらいしかできない。

手術室に入ってからは逆に落ち着いたのか、いろいろなものが物珍しいらしく、看護師さんにあれはなんだ、これはなんだ、と質問を繰り返していたらしい。

手術は簡単なもので、待っている間親は緊張したが、つつがなく終了。連絡があってから迎えに手術室の前まで行ってみると、中から弱々しい泣き声が。

あれはうちの子か?いや、泣くにしてもあんな弱々しくしくしく泣かないだろう、と不思議に思っていたら、やはりなおだった…。全身麻酔なので、切れた後の不快感と傷跡が痛いのとが相まって、最悪の気分だったらしい。

その後しばらくは、なおままの独壇場で、痛み止めを入れてもらって寝付いたら、一安心。

痛みはその日で終わったらしく、次の日からはほとんど痛みを訴えることはなかった。とはいえ、手術後しばらくは抗生物質をいれる点滴の管がついていたし、本人もなかなか元気が出ない様子。

その後、点滴がとれ、だんだんと元気になっていった。2日目からは笑顔も見られた。

入院中は、小児科のイベント(入院患者向け)でもらった謎のトレーディングカード(もう数年前のもの)を使ってオリジナルカードゲームをやったり、ポケモンカードゲームをやったり、この前買ったロンポスをやったり、とインドア派の我が家ならでは、さほど退屈せずに過ごしたようだ。

元気になってきた4日目ぐらいから学校の宿題をやって看護師さんに褒められたり、日英のワークを持っていってなおにブーイングを受けたり(^^;

手術前夜も含めて最初の三晩はなおままが夜付き添ったが、その後、3回ほど私も付き添いを経験した。最初の晩は仕方ないなあ、という感じだったが、試してみたら、寝る直前まで、そして起きてからすぐに遊べるので、なおままより私の方が良かったようで、その後ずっとリクエストがかかった。もちろん私の方が甘いというのは言うまでもない(^^;

なおにとっては怖かったり痛かったり、と大変なイベントだったのだけれど、同時に今まで自分の知らなかった世界を見て、学ぶことも多い経験だったのではないかと思う。親にとっても、何よりも我が子が健康で笑顔でいることの大切さを再確認することができた。

退院して、おかげさまで現在はすっかり元通り。



また、看護師さんたちとのやりとりで気がついたことがある。私といるときにちょっと英語を話して看護師さんたちに「すごいねえ~」などと言われても、自慢をしなくなっていた。以前は、ぼく英語しゃべれるねん!的なことを嬉しそうに言っていたと思うのだが、今回はちょっと恥ずかしそうな顔を見せただけだった。少しは遠慮というか社会性が身についてきたということだろうか。

私としては、英語が話せること、読めることを誇りに思うのは決して悪いことではないと思う。ちょっとしたことでも、それが自分に対する信頼と自信へとつながってくれたらよい。

もちろん、うんざりするような自慢は誰も聞きたくない。そのあたりが成長とともに少しずつわかっていってくれたら、と思っている。

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2013年8月23日金曜日

図書館の英語絵本がプチヒット

cottonさんの取り組み記事で思い出したのが、図書館の存在。いや、忘れていたわけではないのだが、いつでもそこにある、と思うとつい後回しになっていた。

最近は遊ぶ会などでお会いする方から本を借りる機会が増えてきて、あまり図書館を利用する必要性を感じていなかったのだが、親子英語で多くの人が購入する本と図書館が所蔵する本ではやはり種類が違う。

図書館の方は名作系、芸術系が多く、子どもに受けないことも多いのだが、情操教育の視点からはやはり触れさせておいてあげたい。

と思い直して3冊ほど借りてきたうち、ちょっとヒットしたのがこちら。

Umbrella DayUmbrella Day


文章量は少なく、対象年齢は5歳ぐらいからだろう。しんみりと始まるこのお話がなかなかに楽しい!

文章や内容が簡単でも、内容について親子であれだこれだと色々と話し合えるのが絵本の良いところだ。

残念ながら絶版だが、大阪府立図書館に所蔵されているし、割と身近な図書館にあることが多い絵本だと思う。

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2013年8月22日木曜日

3歳から始めてもRとLの区別はつく?

「ビデオや音声だけの英語は効果がない?」という記事でPatricia Kuhl氏の、日本人の苦手なLとRの聞き分けは、日本語に囲まれて暮らすと、1歳になるまでにできなくなってしまう、という研究結果を紹介した。

これを防ぐには、英語音声のビデオやCDではだめで、一月1回でもネイティブの英語話者との触れあいが必要だ。

ただ、LとRの区別が失われてしまった人も、その後の訓練でこのLとRの区別ができるようになるのか、ということと、1歳の時点で区別ができた子どもがその後英語に触れないでいた場合、区別できなくなることはないのか、ということはこの研究でカバーされていない。

うちの子は0歳代はほとんどビデオを見せていないので、果たしてLとRの区別がつくのか、というのがふと気になった。ふだんの生活では、私がLとRを言い間違えると偉そうに指摘してきたりするので、まったくできていないということはないはずだが…。

また、アニメにでてきたモンスターの名前(Gorem)を綴らせたところ、RとLを間違えずに書けた。ちなみに、英単語としての「ゴーレム」の綴りはgolemだが、番組中ではGoremと呼ばれる。

まあ、聞き分けは結構できているんじゃないかな、と思いつつ、英語リスニング無料学習館というサイトのLとRの聞き分けセクションを試してみた。

最初の方から適当に15問ほど試してみたところ、ほぼ正解できて安心した。が、面白いことに1回間違えた。raceとlaceだっただろうか。

完璧ではないが、ほぼ聞き分けられるということだろう。



私の経験では、RとLが聞き分けられなくて困ることはほとんどない。唯一の例外は、聞いたことのない人の名前やモノの名前を聞いたときだ。留学中、日本語でも勉強したことのない解剖学の授業を受け、さらにまともに予習せずに行って、授業中に聞いたことのない器官の名前を列挙され、ノートをとるのに大変苦労したことを思い出す。後で復習しようとしても、綴りが間違っていることが多くて手間がかかった(^^;

逆にRとLを間違えて発音すると、通じないばかりか大恥をかくことも…。拍手しましょう、という意味でclapと言うときに間違えるとひどいことになる(経験談)。

英語のリスニングの能力は、RやLのような音素の聞き分けも大事だが、それ以上に語彙力と文脈を理解する力が重要になる。1歳までにネイティブと触れあう機会がなくても大丈夫だと思う。

むしろ、私の場合、RとLが頭の中で区別できていないが故に新しい単語を覚える後でどっちだか区別がつかない、ということが多かったのだが、今のなおを見ているとそれはない。これは、幼児期から英語をやることの明らかな利点だろう。

***

自分の発音を少し改善しようかな、と思ってこちらを購入してみた。これは自分の仕事にも役立つので、必要経費だ。著者のSusan Cameronという方は発音矯正のスペシャリストで、日本の首相が国際舞台でスピーチを行う前に矯正を担当したりもしたらしい。日本人に向けて作られた本ではないが、日本人の癖を知り尽くしている人だ。

Perfecting Your English Pronunciation with DVDPerfecting Your English Pronunciation with DVD


まだ最初の方を読んだだけなのだが、それぞれの音を出すときに舌の位置や口の中がどうなっているのかを図解しながら進めてくれる。

DVDとCDがついている。DVDをなおと一緒に見てみた。が、見ていたのはなおだけで、私はすぐに眠気が(笑)

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2013年8月21日水曜日

一期の会でショックだったこと…

前回の一期の会 in Tokyo、ふとした会話の中でほんのちょっとだがショックを受けたことがあった。

それは…。

音読やワークのご褒美で使われるシールの話題についてだった。シール好きのお子さんが多いなか、なおはシールにほとんど興味を示さない。

やっぱりうちにはおもちゃが多すぎるからだろうか?

と聞いてみたところ、その場に居合わせたみなさんが深く頷いてイエス…(爆)

なんとなく「そんなことないですよ~」的な反応を期待していた幻想が打ち砕かれたというかなんというか(^^;

やはりモノを買いすぎ?

英語の本に関しては基本、「買いすぎ」ということを考えずにドカドカ買っている。日本語の本も欲しがれば条件が合えば買う。これはポリシーとして揺るがない。

が、問題はおもちゃ。

出張のたびにいろいろ買うのはやりすぎですか?と突然丁寧文。

疑問文の多い記事になってしまったが、そんな疑念の多い中、いきなりこんなものを購入した。

爆丸 BTA-05 爆テク バトルフィールドW 天4 (ライズフォース) セット爆丸 BTA-05 爆テク バトルフィールドW 天4 (ライズフォース) セット


本来5,000円近くするものが、送料込みで1,000円!

購入理由は値段だけではなくて、バトルフィールドと呼ばれるプレイエリアが付属しているためだ。今までずっとやはり激安で買ったセットに付属していた紙のバトルフィールドを使ってきた。だが、紙でできていて耐久性がなく(取り扱いも良くないし)たわんできた。

爆丸というのは球状のものを転がして遊ぶビー玉チックなところがあるので、完全に平らでないとゲームが成り立たない。

これに付属のフィールドはウレタンのような素材ではめ込み式、ゆがまないようになっている。また、写真のとおり、フェンスがゴムになっていて跳ね返るようになっている。この特性を使うとゲームの幅が大幅に広がる!

実際に購入してみると、確かにゆがんだ紙のフィールドとは全然違う。まあ、こんな爆丸のフィールドの話には誰も興味がないと思われるのでこれぐらいにしておく(^^;

セットには爆丸が4つほど付属するのだが、世代的には次世代にあたり(今、テレビアニメもやっているのかな?)、英語のガイドやDVDとは世界も物語も違うので、出さずに封印している。

爆丸の世界に入ってからまだ1年ほど。まだまだアニメも楽しんでくれるし(というか、今まで全然楽しめなかったのが、ようやく火がついた感じ)、ずいぶん前に買ってあったこんなチャプターブックも、この前ずいぶんと長い間眺めていた。

The Battle Brawlers (Bakugan Battle Brawlers Chapter Books)The Battle Brawlers (Bakugan Battle Brawlers Chapter Books)


アニメや作品世界はともかく、ゲームにはまっているのはなおではなくて私、という説もある。そう考えると、これぐらいの出費は普通?まあ、それを言い出すと親子英語そのものが私の趣味で、教材はお小遣いからでているので、OKだろう。

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2013年8月20日火曜日

バイリンガル教育の弊害

幼児期において2つ以上の言語に触れていることのデメリットにはいろいろな説があって、親子英語に取り組んでしばらく経つ親なら少しは聞いたことがある人も多いだろう。

曰く母語の習得が遅くなるとか、でも後から追いつくとか、といったあたりだ。

ここはひとつ専門家の意見を、ということで例によってバイリンガル教育の専門家Grosjean氏のHPの"Myths about bilingualism"というページの一部を紹介しよう。

*** ここから紹介 ***

「バイリンガル(教育・環境)は子どもに言語の遅れを引き起こす」

間違いである。20世紀中盤ぐらいまでは人気のある神話だったが、その後多くの研究を通じて間違いであることがわかった。2言語を習得しているために単一言語環境にいる子どもと違う面はあるが、速度が遅いということはない。失読症などの言語の問題を抱えた子どもがバイリンガル環境に多いということもない。

*** ここまで紹介 ***

まあバッサリという感じで断言している。さらに、"What parents want to know about bilingualism"の中の一節を紹介しておこう。

前置きしておくと、こちらは移民などのケースを想定していて、学校や社会の言語と自宅の言語が違う状況の場合で、親の言語は自分の母語であることを想定している。

***ここから紹介***

10. もし子どもが言語の遅れを指摘されて、バイリンガル教育がその理由だ、と言われたらどうしますか。学校の言語療法士の意見に逆らってまで自宅で(親の)母語を話すべきでしょうか。

答え:

バイリンガル教育と言語療法の専門家Susanne Döpkeは、バイリンガル教育は決して言語の遅れや問題の理由にはならないと述べている。家庭での言語を社会の言語に合わせても、子どもの言語の言語能力は改善しないどころか他の悪影響があるかもしれない。

そのような考えは一般に受け入れられていて、一部の専門家も信じているが、明らかに間違っており、家庭での言語を変えるべきではない。単一言語環境の場合とバイリンガル環境の場合で、言語に何らかの発達の障害(specific language impairment, SLI)がある子どものパターンは一緒である。

このように、バイリンガル教育を止めろという専門家の指導にはなんら(学術的)根拠がないため、家庭でのバイリンガル教育は続けるべきである。

ただし、(2言語の使い分けについて)家庭で一貫した方略をとり、家族や友人に加えて学校の教師や専門家などの協力を得ることが大切なのは言うまでもない。

***ここまで紹介***

この説は、北米やヨーロッパでバイリンガル教育の最前線である移民家庭を想定して回答されているが、Grosjean氏は母語でない言葉で親が話すことはバイリンガル教育に有効だと考えているので、親子英語にもあてはまる。

実際には、親子英語では家庭での言語が完全に社会の言語と異なるという事態にはならないので、おそらく問題視すらされないだろう。

結局、学校などで問題にされるような言語の遅れ(話す・聞く・読む・書くのどれでも)、つまりSLIは別の理由があるのであり、バイリンガル教育が理由ではない、ということだ。

ただし、これはあくまで学校の先生が気がつくほどの言葉の遅れの話で、ちょっと語彙が少ないとかそういう次元の話ではない。

親子英語的には、たとえば12歳になったときに何らかの面で国語力が劣るか、というのが気になるところだろう。

ちょっと長くなったので、これはまた次回。こちらについては「専門家によればそんなものはまったくありません!」というわけにはいかない。

***

つい最近までちょっと教育的な番組ばかり見ていたと思ったら、反動が来たのか今は爆丸ばかり見ている。そろそろ次のシーズンを購入する必要があるだろうか…。

そして、なおに「スピーカーが遅い」と文句を言われた。最初何のことかわからなかったのだが、画面より音が出るのが遅いということらしい。で、一緒に見てみたが別にそんなことはない。

そこで気がついたのだが、これは日本語版に英語音声を吹き替えしているアニメなので、キャラクターの口パクが音声に合ってない。このためになおが違和感を感じるのだろう。

そういえば、セサミストリートではマペットが話すときは実際の人間の口の動きに合わせて口を動かすのが徹底されているのだ、と聞いたのを思い出す。

追記:なおままから修正が入った。正確には人間の口の動きに合わせているのではなく、音節ごとに1回口が開くことになっているそうだ。

ビデオの方は爆丸一色。絵本の方は、リクエストに応えて(負けて)こちら。以前購入したスパイダーマンやトランスフォーマーのリーダー絵本も今だ愛されている(さほど読むわけではないが)ので、まあいいか。売っているうちに買っておこう。

Superman Classic: Superman versus the Silver Banshee (I Can Read Book 2)Superman Classic: Superman versus the Silver Banshee (I Can Read Book 2)


このあたりは渡すと丹念に眺めているので、読み聞かせはサボり気味。昨日はちょっと豪華に外食で帰りが遅くなったので読み聞かせはなし(^^;

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2013年8月19日月曜日

夜の寝かしつけ

以前、なおがひとりで寝るようになった話を書いたのはいつだっただろうか(しばらく前だと思うが、検索でひっかからない)。別室で寝ているといっても、寝る前にはなおままが寝かしつけてきた。

あれから、帰省に私と二人で出かけたりしたりもしたが、旅行のときはママの寝かしつけはなくてもなんとかなることがわかった。

そして、最近、3日間ほど断続的に夜になおままが不在になることがあったので、私が寝かしつけをすることに。

寝かしつけといっても電気を消して横になり、眠気が来るまで話をするだけ。

即興で物語が作れたりするとかっこいいのだができないので、この前記事に書いて思いだした大学時代の一人旅の話をしたりして乗り切った。

すると、これが結構好評を博して、なおままが帰ってきてからも、寝かしつけは私がいい、とのリクエスト!

真っ暗な中、何の刺激もなく、お互いの声だけという環境はちょっと新鮮で、会話に集中できてよい。

もう7歳、寝かしつけすらいらなく時がそのうち来ると思うのだが、それまではちょっと楽しみたい。

***

夏休みの宿題に、読書感想文ならぬ読書レポートというのが出ている。本を4冊読んでタイトルと感想を一行だけ書くものだ。

これをまたとても嫌がる。最初は本を読むのが嫌なのかと思ったが、結局、タイトルや感想を書くのが嫌らしい。

とにかく宿題なんだから、と何冊か図書館で見繕ってきて、自分もそれなりに選んでいた。その中からレポートする本を選んでいた。

日本語も英語も、読書に対する姿勢は同じような感じで、特に興味があるものには食いつくのだが、それ以外はさっぱり関心がない、ということがわかった。

昨日、なおが必死になって読んでいた本はこちら。怖がりのくせに、こういうのが好きらしい。ずいぶん長い間本に向かっているし、後でなおままが何が一番気に入ったか、と聞いたときにいろいろと説明していたのでそれなりに読んでいたのだろう。

斉藤洋さんの本が好みなのだろう。まず外れがない。

うみのおばけずかん (どうわがいっぱい)うみのおばけずかん (どうわがいっぱい)


結構文字数があるものが読めるな、と感心する一方で、よほど内容が気に入らないと本を開かない様子を見ていると、もう少し読書に対しててこ入れをした方がよいのかな、とも思う。

思いつくのは、まずは読み聞かせ。読み聞かせだと、自分で読むときほどあまり内容にこだわらないのをみると、やはり自力読みは大変で面倒なのだと思う。ちょっと事情があって中断していた日本語の読み聞かせもまた再開してもらおう。

後はビデオの視聴時間を減らす、ぐらいだろうか。この2週間ほどかなり増えてしまっている(^^; 夏休みも残り一週間弱、少しずつ1日のスケジュールを元に戻していこう。

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2013年8月18日日曜日

年末の海外旅行を夢見る

去年の年末、初めて家族で海外旅行をした。別に英語のためというわけではなく、単なるレジャーだが、日々の英語の取り組みにも大きな影響があった。

なによりも、世界地理がより身近に感じられるようになった。

地図やビデオで見るだけでなく、違う文化・言語を直接体験することができたのが大きい。なおと様々な国について話をしていても、やはり行ったことのある国の話は食いつきが違う。

また、旅行中は英語を使うことになる。私やスクール、たまに会う英語を話すお友達と話すときに使うだけでなく、より広い世界があって、そこでは英語がとても役に立つということも実感してくれたはず。

外国に行くと母国である日本のことをより強く意識するようにもなる。最近なおは日本の良いところ、自慢できるところを知りたがる。世界の他の国々と対比させた上で自分の住んでいる国の長所と短所を知るのは良いことだ。

というのが言い訳で、今年の年末もできればどこかにみんなで行きたいと思っている。1番の目的はレジャー、2番目ぐらいに教育効果も狙いたい。財政的な問題もないわけではないが、車を持たないかわりにこれぐらいの贅沢は良いのでは、と考えている。

冬のことなので寒いところには行きたくないし、短期の旅行であまり長時間飛行機に乗るのも嫌、となると、必然的に旅行先は東南アジアかオセアニアかグアム・サイパンあたりになる。

英語の充実度を考えるなら、英語圏であるオーストラリアかニュージーランドだろう。一方、東南アジアはちょっと安くあがるし、休暇を過ごす場所としては個人的に一番好みだ。冬休みのグアム・サイパンは人が多そうで不安。

大学時代のひとり旅を思い出して、ニュージーランドかオーストラリアでB&Bを回るのも楽しいかもしれない。もう少し悩んでみよう。

***

インドア生活を過ごしているので、英語のインプットはばっちり。

最近は、爆丸のビデオばかり見ている。購入した当初から最近まで最初の3話だけしか見ていなかったのが、爆丸ブームが再燃してくれたおかげで、現在8話目まで視聴した。怖がらずに新しい番組が見られる日も近いだろうか。

活字も少しということで、ディズニー・マジカル・ストーリーズの「ヘラクレス」を出してみた。ただし、単なる読み聞かせだ。プリンセスものは生意気に拒否するので、このシリーズも残りが少なくなってきた。自力読みにはまだだが、読み聞かせ・聴き読みには今がちょうど良いレベルだと思う。読み聞かせていると私も知らない単語が出てくる(^^;

ギリシャ神話についてはこのあたりで触れているので、結構興味津々で聞いてくれた。このディズニーのヘラクレス、ストーリーがオリジナルのようなので、神話とごっちゃにしないかどうか不安だ。ちょっと説明しておこう。

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2013年8月17日土曜日

I want to be a scientist! 化学実験キットは期待通り

6月にアメリカのトイザらスで購入した化学実験キット"Do & Discover Mind Blowing Science Kit"、夏休みに暇になったら一緒に遊ぼうととっておいたのを、今だ!とばかりに出してみた。

含まれているのは、3つのプラスチックの試験管もどき、試験管台、さじ(中、小)、プラカップ、ピペットなどの道具と、クエン酸、ベーキングパウダー、pH指示薬(紫キャベツの粉=アントシアニン)に加え、ポリアクリルアミド、色素、植物油、コーンスターチといった物質。


内容を聞くともらえると想像がつく人もいると思うが、酸とアルカリの性質をpH指示薬で確かめる実験が基本になる。あまり高価なものは入っていないが、それでも細かくそろえると面倒だし、何より説明が欲しい。これで$20はなかなかにお買い得だった。

最初にやった実験はクエン酸とベーキングパウダーの水溶液を混ぜて中和させるというもので、タイトルが"Dancing Water"。中和させるとブクブク泡がでる程度なので、ちょっと誇大広告かな?次に、それぞれの水溶液にアントシアニンを入れて色がどう変わるかを調べ、混ぜて中和された場合の色の変化を調べる実験へと進む。

ここまで進んだ私の反応は…なかなかに楽しい!

そして、純粋に楽しんでいる私の気持ちが伝わるのか、なおも自分でやりたくてしかたがない。粉をスプーンですくって混ぜたりするだけなので、もちろん1人でも出来る。3つほど実験をした後は、なおに1人でやらせた。多少粉をこぼしたりするが、まあ大丈夫。

ちょっとした中和程度の化学実験でもとても楽しいようで、"I want to be a scientist!"という言葉が飛び出した。

この言葉を待っていた!期待通りの効果にこちらはジーン(笑)



ちなみに、現在なおのなりたい職業は「パイロット」ということになっている。世界中を飛び回れるから、そして給料が良いから(^^; でも、別に飛行機に載るときにコクピットに興味津々というほどのこともなく、非常に漠然とした気持ちらしい。

とにかく「お金がいっぱいもらえる仕事」が良いという発想なので、この前見たビデオで芸術家について学んだときも、「画家ってもうかるの?」的な質問をされた(^^; 親はそんな即物的な思考をしていないはずなんだけど…。

でも、本人の希望なら仕方ない。数年経ったときに、勉強意欲をかき立ててくれるなら、という思いを込めて医者も収入が良いことを教えておいた。

そしてパイロットと並んで、現在のなおの将来の希望の職業は、「パパと同じ仕事」だそうだ。別に儲からなくても勘弁してくれるらしい(笑) このパパと同じ仕事をしたい、というのは男児を持つ父親にとっては、娘の「パパと結婚する」並みの破壊力があると思う。



夏休みのワークは順調に進んでいる、のだが、毎回ワークをやらせるたびに嫌がるので、それが面倒&萎える。英語のものだけでなく、ドラゼミも、学校の宿題も同様で、とにかく文字を書くのが嫌なようだ。書く作業が入らないものは嫌がらない。

ごくたまに、言われてすっとやるときもあるのだが、たいていはもう一押し必要になる。

英語に関しては、とにかく本人が楽しいと思えるものだけ今までやってきたので、嫌がるものをやらせる必要があるのかと悩まないでもないが、英語に限った話ではなく書く練習は日英両方に必要なので、しばらくは様子を見つつこのまま進めよう。

***

このところ、お楽しみ系はしばらく買っていなかったなと思って、キャラクターもののリーダー絵本を購入してみた。今、"I Can Read!"ではジャスティスリーグやスーパーマン、バットマンものが多く出ている。

別に本好きではないなおだが、このあたりの本はさすがに食いつきがとても良い。本を渡したら15分ぐらい1人で眺めていた。一度最後までページをめくった後、再度めくっているのでおそらく文字は読んでいるはず。

Justice League Classic: Meet the Justice League (I Can Read Book 2)Justice League Classic: Meet the Justice League (I Can Read Book 2)


レベル2なので、YLは1.5ぐらい、語数は1,000といったところか(推定)。今のなおに無理のないレベルだ。

最後のページにある本のリストを見て、次はバットマンスーパーマンが欲しいというので、まあぼちぼち買ってやろうと思う。

どんなものでも読書は読書、というのが私のポリシー。活字を見て言葉にする、という変換のプロセスの練習になるなら、どんなものでもどんどん読んでいって欲しい。

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2013年8月16日金曜日

TBTLBFPその18:文字の理解をいつまでにどれだけ進める必要があるか

今回は、アルファベットをいつまでにどれだけわかるようにしたらよいか、ということについて、アメリカのネイティブ向けのガイドブックの指針を参考にしてみる。

まず前提だが、実は英語というのは読みに関しては非常にやっかいな言語だ。アルファベットが26文字、これは多くはないが、文字の名前(エーとかビーとか)と、読み方が異なる。さらに、ほとんどの文字に読み方が一つ以上あり、すべての読み方に複数の書き方がある。

そういう意味で、英語の読みは、ひらがなの読みよりは遙かに難しい面がある。

以下のリストはそのあたりを反映して、最低限、どの年齢でどこまでできている必要があるかを示したもので、The Between the Lions Book for Parentsからの抜粋(p.50)だ。

***

プリスクール(~4歳)
  • アルファベットの歌が歌える
  • 文字には名前があることを知り、いくつかがわかる
  • 自分の名前がわかる
  • 自分の名前に入っている文字の名前がわかる
  • 自分の名前に入っている文字を少し書けるようになり始める
キンダー(~5歳)
  • 26文字すべて(またはほとんど)の名前がわかる
  • 大文字と小文字が対応させられる
  • フォントが違っても文字がわかる
  • 大文字と小文字で自分の名前が書ける
  • 自分の名前に入っている文字の読み方がわかる
  • 一般的な文字と音の対応を理解し始める(まずは子音から)
1st Grade(~6歳)
  • 26文字すべての名前がわかり、すばやく判別できる
  • 一つの文字が二つ以上の音を出せることを知る(とくに、短母音と長母音)
  • 文字をアルファベット順に並べられる
  • 大文字・小文字を正しく書くことを学ぶ
  • dとb、pとqなどを簡単に区別できる
2nd Grade(~7歳)
  • 大文字と小文字の使い分けかたを知る
  • すべての文字を常に正しくすばやく書ける
  • アルファベットを自然に早く書ける
  • 文字と音の対応(フォニックス)のすべてのパターンを知る
3rd Grade(~8歳)
  • フォニックスの利用がすばやく自然にできる
  • 筆記体で大文字・小文字の書き方がわかる
  • 筆記体を習得して、手書きで素早く自然に書ける
***

このリストと比べてみると、日本の親子英語で各家庭で達成できているレベルは遙かに進んでいることがわかる。でも、子どもの発達は人それぞれ。

最低限どこまでいっている必要があるか、と考えたときにはこのリストを見て、確認すると安心できると思う。

このリストぎりぎりの場合、教材として用意するリーダー絵本の類いも、対象年齢の下限になるが、あくまでネイティブ向けの対象年齢なのでまったく焦る必要はない。子どもの発達の速度はそれぞれ、一部のgiftedを除いて、早くできるようになることがそのまま最終的な到達地点の高さになるわけではない。伸びるときがきたら伸ばしてやる、ぐらいの心構えの方が良いような気がする。

読みに関しては遅れてもいないが早くもないなおも、このリストの一年生のレベルはクリアしている。のんびり、気楽にいこう。

***

ゲームやおもちゃに比べると、本を読むことへの興味をほとんど見せないなおだが、ちまちまと新しい本を出して読み聞かせを続けている。

Mr. Impossible (Mr. Men and Little Miss)Mr. Impossible (Mr. Men and Little Miss)


また、Mr Menのセットから一冊。これもなかなかに楽しかった。このあたりのMr Menはあたりばかりだ。

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2013年8月15日木曜日

大人の英語:私の場合

私の英語習得は、中学進学後に開始する典型的なパターン(しかも時代が古い)なので何の参考にもならないかなあ、と思っていたのだが、この前の集まりでちらっと話したら関心を持ってくださる方がいたので、記録がてらここに書いておこう。

まず、中学入学までの英語への接触はゼロ。同年代ではブリタニカの「モクモク村のけんちゃん」が家にあったり、英会話教室に通った人がいるようだが、完全にゼロ。だが、これが普通だろう。

ちなみに、「モクモク村のけんちゃん」にはiPadアプリiPhoneアプリがでている!

中学時代は新しく始まる英語という科目に興味津々で、NHKラジオの基礎英語を始めた。当時は基礎英語だけだったので、そこからはあまり発展せず、普通に高校受験向けに英語の勉強をしただけだった。

高校時代では、科目としての英語の勉強に加え、最近よく話題になるイングリッシュアドベンチャー(家出のドリッピー)を購読してもらった。あまり細かい単語や表現に注意せず、ストーリーを追ってテープを聴いていただけだが、それなりにヒヤリングの練習になったと思う。

また、何を考えたのか、高校の図書館にあった不思議の国のアリスの絵本(文章はオリジナルのもの)をコピーしてノートに貼り、全文訳を試みたりもした。

大学入試勉強では、「試験に出る英単語」をひたすらガリガリと覚えた後、普通に受験勉強していた。

大学時代は、英語は専門ではなかったが、それなりに興味を持って自学した。教材としては、大学図書館の英会話教材を使ったり(少しかじった程度)、大型書店の洋書コーナーでペーパーバックを買ったり。この頃の私のレベルはナルニア国物語が原著で読めるぐらい。

英語が専門ではないものの、大学の勉強では英語の文章をそこそこの量読んだので、ある意味、多読的な英語学習をしてきたといえる。

またアルバイト代を貯めての海外旅行(カナダ・アメリカ)に一ヶ月ほど行ったり、短期語学研修(イギリス)で3週間ほどオックスフォードに滞在した後、ウェールズからアイルランドに行ったりして、会話力を鍛えた。

改めて考えると、中学生の当時から英語が好きだったのがわかる。当時は読むものも聴くものも教材が限られていたので、同じものを何度も使っていた。

その後、留学に必要なTOEFLの対策をしたぐらいか。留学後は、ニーズがあればまた別の機会にでも。

***

超インドアでお盆休みを過ごしている我が家では、ゲーム三昧。

この前、ちょっとしたご褒美でなおに新しい爆丸(トイザラス限定、定価4,000円のこちら)を購入したということもあって、何度目かの爆丸ブームが来て、バトルに加えて、改めてビデオを見たり。

最近、ちょっとずつ「怖い」ビデオも見られるようになってきたようで、爆丸のビデオも最初の3話ぐらいしか見ていなかったのを少しずつ先まで見ている。この前はマジックスクールバスも見ていたし、このまま少しずつ耐性がつくとよいのだが。

他には、ドラえもん日本旅行ゲームや誕生日プレゼントに買ったベイブレード、そしてヤッツィー。ヤッツィーはあまり知的なゲームとは見なされないゲームだが、7歳と遊ぶには十分。そして、いつものように、なおがダブルヤッツィーを出して圧倒的な強さを見せた。運がほとんどのゲームなのに、この子はどうしてこんなに強いのか…。

***

最後に、ちょっと値下がり情報を。フィニアス&ファーブのリーダー絵本レベル3がなんと322円。本来$4だから、ちょっと安いので買っておいた。以前買ったものと同じシリーズで、6歳から。

Phineas and Ferb Boogie Down (World of Reading)Phineas and Ferb Boogie Down (World of Reading)


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