2010年12月31日金曜日

2010年総まとめと来年の計画&今年最後の英語絵本

一年前に書いた「今後の教材と方針について考えてみた」という記事の内容と照らし合わせて、今年のなおの英語の進化について振り返ってみる。引っ越して環境が変わったため、1年前には想像していなかったような変化もいろいろあった。

・読む

これに関しては、予定通りアマゾンからの購入と図書館の利用で、定期的に新しい絵本をなおに提供し続けてきた。だいたい絵本に使う金額は月に3,000円というところだろうか。2日ごとに1冊新しい絵本を出して、寝る前に計2,3冊読み聞かせる、という現在のペースはこのままで良いと思う。まあ、理想をいえば、一日を通して5,6冊読んでほしいところだが。

たまに帰宅すると部屋に英語の絵本がちらばっていることがあるので、退屈すると引っ張り出してきて眺めているらしいが、詳細は不明。

大阪に来てからは、大阪府立図書館から相互貸借でばんばん英語絵本が借りられるのがうれしい。

・話す

期待していたような定期的に通う英語サークルは見つからなかったが、大阪に来たおかげでワールドワイドキッズのワークショップに参加できたし、親子で参加できる英会話喫茶に行ったり、英会話教室での短期レッスンにも参加できた。

家庭での英語率が異様に上昇し、現在では私とはほとんど英語で話すようになった。私自身の英会話力も1年間でずいぶん向上したのを感じる。同じように感じている親子英語ブログのママさんが多いようなので、英語育児での英語での語りかけは、親の英語力アップにも効果あり!だと思う。

文法的には単数形・複数形マスターした。過去形もかなり正しく使うようになってきた。比較級での"~er than"も、ようやく使い始めてきた。

・聞く

ビデオに関しては、ドーラやリトル・アインシュタイン、"Ni Hao Kai-lan"、"Yo Gabba Gabba"、"Sid the Science Kid"、"Super Why"といったネイティブ向けのアニメ番組を1年間見まくった(^^;。スカラスティックの絵本100冊の映像化DVDボックス"Treasury of 100 Storybook Classics"はとうとうセット1を見終わって、ちょうど発売されたセット2に。

長編映画では、ピーターパンが大のお気に入りになった他、映画版「くまのプーさん」なども喜んでみていた。

最近はBBCの番組や、Wiiのセサミストリートをよく見ている。

1年間で見るビデオのレベルが上がったということはないが、同じような番組を見ていても、見ながら親に話しかけることが増えてきて、またその内容も豊かになってきた。理解度も増している。

いわゆる「掛け流し」は、新しい音源付きの絵本を買ったときに何回か再生しながら絵本を見る以外は、なおがアニメの音声を聞きたがるときだけ。

総括すると、最初の1年間ワールドワイドキッズで基本的な英語の構造の理解を確立した後は、絵本の読み聞かせとDVDの視聴だけでなんとか流れに乗ってやってこれたと思う。

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さて、来年はどうしようか。

とりあえずはこのままの取り組みを続けようと思う。来年は同じ地域とはいえ、引っ越しがある。引っ越し後の環境整備として、絵本が気軽に手に取れるリビング作りを心がけたい。

ときどき、英会話教室などに通わせることも考えるのだが、ネイティブの講師がつく教室で少なくとも月8,000円ぐらい取られることを考えると、それだけの効果が得られるのかどうか悩んでしまう。まあ、英会話教室に通うのは、家で英語を喋らなくなってしまってからでもいいか、などと思っている。

一応、5歳ぐらいから毎日ちょっとでもきちんと机に向かって勉強する習慣をつけさせようと思っている。同時に、読み書きを本格的に教え始める予定。今はアルファベットの書き方もぐじゃぐじゃだ。

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年の瀬に買った最後の英語絵本は大物だ!ハードカバーでCD付、約2,000円。

Mary Engelbreit's Mother Goose Book and CD: 100 Best-loved VersesMary Engelbreit's Mother Goose Book and CD: 100 Best-loved Verses



このイラストレーターはアメリカ滞在中に書店で見て夫婦で気に入っていろいろと集めた思い出の作家だ。まあ、お金がなったので、せいぜいブックマークを買った、とかその程度だし、引っ越しに紛れて散逸してしまったものも多いのだが、とにかく懐かしい。

ちょっと日本人好みのイラスト(?)なので、日本でも紹介されているだろうか。

CDは割と淡々とした朗読なので、なおは15分ほど聞いて飽きてしまった。でも、ワールドワイドキッズを始め、いろいろなところででてくるマザーグースの歌詞とイラストを本を開いて見ることができる、というのはちょっと嬉しいようだ。

今回はなおのためというよりは親のため。

同じような感じで、童話集もあるらしい(CDはないが)。こっちも欲しい。

Mary Engelbreit's Fairy Tales: Twelve Timeless TreasuresMary Engelbreit's Fairy Tales: Twelve Timeless Treasures



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一年間、このブログをご覧いただいた皆さん、そしていろいろなコメントをいただいた皆さん、ありがとうございました。
良いお年を!

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2010年12月30日木曜日

2010年12月(4歳7ヶ月)のまとめ

あっという間に12月が終わり.恒例の月末の記録を書いておく.

・ビデオ類

BBCが引き続き大活躍!"Gigglebiz"と"Show Me Show Me"が中心.これで,イギリス英語(と文化)にもだいぶ慣れるだろう.他には,「Wiiの間」で見るセサミストリートのクリップも大喜びして見ていた.

面白いことに,クリスマスに実家に行っていたときは,姪たちの見ている日本のアニメに思ったほど食いつかなかった.むしろ喜んで見ていたのは,「おかあさんといっしょ」のような定番系か,「えいごであそぼ」など.

映像ソフトは現在はどちらかというと英語の方を好んで見るようだ.

20分~30分の映像を朝・昼・晩と分けて4回ほど見るペースは変わらず.

・絵本

ORTのステージ3とアマゾンから購入したリーダー絵本,スカラスティックのブッククラブから購入した絵本が中心.1,2日に1冊ずつ,コンスタントに出すように調整.相変わらず,まったりと読み聞かせるだけ.

私が絵本を読み聞かせる時間はせいぜい10分から15分.

この前ちょっと恐ろしいことを発見したのだが,今のなおにとって,日本語の絵本よりも英語の絵本の方が好ましいらしい.日英2冊をほらどっち?と見せると英語を選ぶ….もっと積極的に日本語の方も鍛えていくべきなのだろう.

・ゲーム類

英会話教室のイベントでもらった英語カルタを家で遊んでいる.しばらくは楽しめそうだ.

・発話

英会話教室のイベント,クリスマス・パーティに参加したし,「冬期講習」と称して,単発の短期英会話教室にも2日間参加した.外で英語を話す機会もある程度は必要だと思っているので,良かった.

1回2時間だし,見学をするような雰囲気でもないので,何をやっているかさっぱり分からない.最後にもらう「成果」を見る限り,絵を描いたり,何かを作ったり,それなりに楽しくやっているのだろう.

明日は2010年の総まとめをするつもり.

***

Buzz Said the Bee (Scholastic Readers)Buzz Said the Bee (Scholastic Readers)



昨日の絵本はこれだった."Hello Reader"のLevel 1のリーダー絵本.リーダー絵本によくある繰り返しパターンがでてくるのだけれど,中の動物たちのとぼけた表情が楽しい!

2度立て続けに読み聞かせさせられ,その後は自分で持って音読に勝手に挑戦し,途中で寝室になおままが入ってきたら,聞いて聞いて!と音読を続けていた.

出てくるのは良く知っている動物ばかりだし,繰り返しが多いので,自力読みの初歩にも最適だ.

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2010年12月29日水曜日

帰宅,そしてクリスマスの名残

賑やかなクリスマスも終わって自宅に帰ってきた.一気に寂しい感じになるが,仕方がない.

なおは,どうやらお友達を招いて自宅でクリスマスパーティをやりたかったのを思い出したようで,クリスマスが終わっちゃった,パーティできなかった,とぐずぐずモード(よく考えたら,長い道中でくたびれて機嫌が悪かったようだ).さすがにそんなパーティはそう簡単にはできないよ….

思い出したように,クリスマス・プレゼントを出してみた.以前紹介したが,当初のなおの希望通り,カプラのオレンジ・赤セット.木目を活かした塗装でなかなか上品だ.さすが.デザイン本がついてくるのが嬉しい.

遊んでみて分かったのだが,妙に割高に感じる,ページ数が少ない割に単品購入すると3,000円ぐらいするデザインブックがかなり重要だ.サンプルとして見ながらその通りに作り上げるのも達成感があるし,その過程で色々なコツを学ぶことができる.説明のようなものはないので,本当に試しながら学ぶ,という感じが楽しい.



カラーカプラだけなら3,675円.カラーカプラとデザインブックのセットで5,775円.どうせならセットで買った方が,遊びの幅が広がると思う.高いけど.

***

実家では,最後の方,なおがいとこにがんばって英単語を説明しているのが面白かった.「"lose"は勝たないことよ」とか,ドアを指指しながら「"door"はそこにあるものよ」とか,頑張って説明していた.

ふだん,本能的に頭を使わないで英語を話しているなおにとって,この手の言語の橋渡しはなかなかに難しいことのようで,ちびっこい頭脳がフル回転,という感じがうかがえた.良い訓練になっただろう.

***

ビデオは,移動中は"Yo Gabba Gabba",帰宅後は先日紹介したWiiの間で見るセサミストリートばかりを好んでみている.

他に同じように買った"Ni Hao Kai-lan"や,"Sid the Science Kid"はもうほとんど見てくれないのだが,この"Yo Gabba Gabba"は未だにお気に入りだ.対象年齢が幼めで内容が分かりやすいのが良いのだろうか.

Dancey Dance Bunch [DVD] [Import]Dancey Dance Bunch [DVD] [Import]



1,321円で4話入っているので,80分ぐらいは収録されているはず(なぜかアマゾンの表示では収録時間20分になっている).ニコロデオンチャンネルがない今,DVDを買わないと見られない(リージョン1).

小さいときからこんなファンキーな番組を見て育ったら,素晴らしい感性の持ち主に育ちそうだ(棒読み).

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2010年12月28日火曜日

BE-GO受講決定!(でもどうして?)

WKEを卒業したらどうしよう,といろいろ考えていたときに同じベネッセのBE-GO GLOBALが発表され,資料を取り寄せたりしていろいろ考えたことがあった.そのときは,我が家向きではない,という結論が出た.

だから,今回のBE-GOはなおではなく,姪っ子たち,特に下の二人(5年生と3年生)のためのものだ.だから,今回受講するのはBE-GO Let's Talk,9歳~のバージョンだ.ちょうど,ベネッセからのダイレクトメールが届いていて,体験版CD-ROMで遊んでいたらしいし,小学校で英語の時間も始まって,英語に興味津々だった.

ゼロから英語を始めることになるので,BE-GOならぴったりだろう,と考えた次第だ.遠くに住んでいて丁寧に一緒に英語に取り組むことはできないが,通信教材なら送りつければ済むので気楽だし,続かなければ止めてもいい.

中学校から始まる科目としての英語になるべくスムーズに,かつ積極的に取り組んで欲しいという思いもあるし,遊んでもらっているときになおが発する英語に「何言っているかわからない!」と違和感を感じないでくれるようになるんじゃないかな,という期待もある.

さらにはたまに帰省したときに,なおがちょっと遊べるだろう,という思惑もある.実は今でも,実家のパソコンにインストールされている体験版をプレイして,なおは大喜びだった.

商品ラインナップがややこしく,新1年生向けのBE-GO GLOBALと2年生~6年生向けのBE-GOはおそらく別系統なのだろうと思う.そして,BE-GOの方はFirst FriendsとLet's Talkの2種類があり,対象年齢で分けてある.

ただし,GLOBALからFirst Friends,そしてLet's Talkへと「進む」のではなく,おそらくそれぞれ完結したカリキュラムになっており,段階を追って受講するようにはなっていないようだ.このあたり,はっきりと書いてくれてはいない.

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2010年12月27日月曜日

12月の購入絵本:Reader絵本を2冊

旅行のお供に,ともってきた英語絵本が2冊ある.常時,いとこの3姉妹に囲まれて,なかなか隙がなかったのだが,暇を見つけて読み聞かせてみた.

The Worst Helper Ever (Step into Reading)The Worst Helper Ever (Step into Reading)



こちらはリチャード・スキャリーの定番リーダー絵本.何をやっても失敗だらけの"Charlie Cat"が引き起こす騒動の話.悪くはないのだが,どちらかというと,以前紹介した"Richard Scarry's Watch Your Step, Mr. Rabbit!"の方が楽しかった.

リチャード・スキャリーは廉価版DVDも買ったし,何冊か絵本も買ったので,すっかりキャラクターものとして認識してくれて,こちらの思惑通り.

If You're Angry And You Know It! (Scholastic Reader Level 2)If You're Angry And You Know It! (Scholastic Reader Level 2)



こちらはスカラスティック社のブッククラブで入手(アマゾンでは現在入手不可).怒りの感情を社会的な場でいかに適切に表現するか,というテーマを,おなじみ「幸せなら手をたたこう」のメロディにあわせて歌う本で,足を踏みならす,深呼吸,立ち去る,といろいろなパターンが出てくる.幼稚園児から小学生低学年までがターゲットだろうか.

どちらも,32ページで分量は充分.だが,最近,もうちょっと難しめの絵本を読み聞かせすることが多いので,ずいぶん易しく感じた.

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2010年12月26日日曜日

我が家での日本語教育

今ちょっと親子英語ブログで「日本語力ブーム」なので,ブームにあやかって私も書いてみる.

英語育児をやっていても,国語をがんばらなくては元も子もない.とくに受験英語では,最終的に国語が英語力の伸びを決める.

という信念のかたが多い中,我が家では日本語は比較的放置中だ(^^;

私も冒頭に述べたことは基本的に正しいと思うのだが,どちらかというと日本語はほっておいても伸びる,という考え方をしているためだ.

なおままも私も読書以外は国語はほとんど勉強しなかったが,国語で困ったことはないので,「まあ読書だけはさせよう」ということになっている.

そんな我が家では,まず私が英語担当で,基本的に日本語にはノータッチ.試してみるとわかるが,ひらがなを英語で教えるのは著しく不毛だ.

ノータッチなのだが,一応毎週図書館で日本語の絵本も借りてきて,私のいない平日の日中,少なくとも1日1冊は読み聞かせをしてもらうよう,お願いしている.

ここしばらくはその程度だったのが,最近,他にも何かできないかなあ,と思案中.とにかく,私が直接関わるのは難しいので,どうしてもモノを買う方向にいってしまう.

この前本屋に行ったときに買ったのがこちらの五味太郎さんのかるた.

あいうえおかるた (ことばのえほん)あいうえおかるた (ことばのえほん)



実はこれ,ひらがな・カタカナを覚えたか覚えてないか,という時期のお子さんにはあまりお勧めではない.たとえば「あ」だと,「あくび あざらし あそびに あきた」とあり,五味太郎さんの絵であざらしがある.独特の絵だし,ごちゃごちゃいろいろなものが書き込んであるので,「あざらし」というヒントだけではとても探せない.

逆にひらがながわかる子であれば,文字を頼りに探せるし,言葉遊びの多い読み札なので楽しめるだろう.

年末年始,人の集まるところに行く機会が多いので,ぴったりだった.

もうひとつは,パパとママのクリスマスプレゼントとして用意したこちら.

しりとりぐるぐるカード みのまわりのものしりとりぐるぐるカード みのまわりのもの



なおままのチョイスで,「しりとり」とは何かを理解してもらうために購入した,ということらしい.しりとりになるように台形のカードをつなげていき,円状に全部つながれば「あがり」という1人遊びのカードゲーム.

広い場所が必要だが,体を動かしてカードを並べていくのが知育によさそう.

***

ちなみに,読書なんてしなかったが抜群だったとか,読書好きで勉強ができない子というのもいるので,本当に読書が国語の学習に不可欠か,疑問の余地がないわけでもない.さらにいうと,読書をしたから学力が伸びるのか,学力が伸びる子が読書好きになるのか,もわからない.

このあたり直感的な判断だが,一応私も教育産業で仕事をしているし,中学受験から大学受験まで,家庭教師に塾講師をしたこともあるので,一応経験に裏打ちされている.

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いとこの3姉妹の真ん中の子がちょうど誕生日で誕生日プレゼントももらっていた.それを見ていたなおが,私たちからもプレゼントがないのか,となおままに聞いてきて,「ない」と言ったら(まあいろいろあって用意していない),"We can't make her cry. We can't make her sad. We need to get a present!"と主張したそうだ(笑) ということで,急遽,簡単なものを用意することになった.

自宅だと,一人っ子はどうしても自分が中心の世界になってしまう.多くの人との接する場にくると,他の人のやりとりを見て,人間関係の基本を学んでいくことができるのだな,と改めて感じた.

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2010年12月25日土曜日

メリークリスマス!クリスマスはいとこたちと大騒ぎ

新幹線でなおが車酔いをしてしまったり,といろいろにトラブルもあったが,夕方前にはなんとか千葉の実家に無事ついた我が家3人を姪っ子(なおにとってはいとこ)姉妹が出迎えてくれた(本当は3姉妹だが,でかけていて2人が実家にいた).

小学3年生,5年生,中学1年生の3姉妹がまたなおの面倒をよく見てくれる.例によってなおはわがまま放題,それこそ馬乗りになったりなんだのと好き放題なのだが,こんなのと実に忍耐強く一緒に遊んでくれる.

おかげさまでなおはここに来るのが楽しくてしかたがない.

クリスマスイブの晩はスペシャルディナーということで,サンドイッチにピザにローストチキンに,となおの好きなものばかり.さらにケーキはお家の形!終始なおの笑い声が途切れない晩だった.

***

道中,電車で横に座ったおばあさんに話しかけられたときなど,自然となおは日本語に切り替えていたので,ずいぶん使い分けがうまくなった,と感じていた.

感じていた,のだが,お姉ちゃんたちに一緒に遊んでもらっている様子を見ると,英語が飛び出てしまっていた.感極まると使い分けがあやふやになるらしい.

「家族」と意識すると,英語が出てしまうのかもしれない.が,まだまだ使い分けが十分ではないのは明らか.今回の滞在では,お姉ちゃんたちと一緒にさんざん日本語で遊んでもらおう.

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2010年12月24日金曜日

Wiiを持っている家庭ならセサミストリートがたっぷり見られる!

任天堂のWiiをネットに繋ぐと無料で使える,「Wiiの間」というアプリでは様々なビデオが無料で見られる(最近は有料のレンタルなども始めたらしい).

親子英語的に注目の番組は,「セサミストリート」(任天堂オフィシャルの紹介記事)!

比較的新しい(おそらく2002年放送)のセサミストリートがなんと50本!(#3981~#4029).25時間分無料で見られる.新しいタイプなので,内容も現代的で,違和感もあまりない(昔のものもそれなりに興味深いのだが).教育効果の観点からも相当ブラッシュアップされていると思われる.

もちろん,すべて英語で日本語字幕などはない(英語字幕ない).

セサミストリートファンにお勧めなのがこのDVD(例によってリージョン1).

40 Years of Sunny Days [DVD] [Import]40 Years of Sunny Days [DVD] [Import]



2,628円で5時間半!1969年から2009年までのエピソードが入っていて,時代とともにどうセサミストリートが変化していったのか,知ることができる.

***

別に家にいたらビデオを見ること以外しない,というわけではないのだが,「家で何をしているの?」と聞かれると即座に「ビデオ」と答えるなお.この前の英会話レッスンでも,"My activity"とかいうシートに昼と夜の自分の活動をお絵かきしたのだが,どちらもテレビがでかでかと書いてあった….

1日1時間半,まあ長い方だと思うが,決して非常識なまでに長いわけではないと思うんだけどなあ….

***

休日の昨日はしかしテレビに頼りすぎ.一緒にDWE レッツプレイでも遊んだ.今はステージ8.もう半分以上きて終わりが見えてきた.短いクリップを一緒に見ながら,ときどき工作系の活動が混じったり,メニューから回答を選んだりする,というのは楽しい.

とくに工作系では,さまざまな動作を簡単な英語で表現してくれるので,親の表現の幅も広がる.WKEが終わってしまった家庭にお勧めの教材だ.ビデオだけならオークションでいつでも5,000円未満で手に入る.



さらに,工作材料つきのセットも安い.たとえばオークションのこの出品だと欠品は「お子様リモコンセット、12.4紙ナプキン・シール、12.6無色の木の棒、黒の筒状に巻かれた紙、プレイマット、円盤状のコマ、DVD収納箱」となっている.すると,工作をする際に足りないものがでてくるのは12.4,12.6,12.12だけ(工夫して手に入るものもあるが).ほとんどの工作に必要なものは同梱されている.リモコンは普通のDVDプレイヤーのリモコンで代用できる.

これだけそろって8,800円.収納箱が巨大で終わった後処分するのが大変だ,とか色々あるが,お買い得なのは間違いない.

ディズニー英語システムでレッツプレイ付のフルセットが売られ続けるかぎり,オークションには出品が続くと見て間違いないので,さあ使おうと思ったときに買うのがポイント.箱がとにかく大きくて困る.

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パソコンソフトでもちまちま遊んでいる.外大卒ママSa-chi21さんからお借りした"I SPY FUN HOUSE"のパソコン用ソフトは,居間のテレビに映して家族で遊んだら,妙に楽しく,10分,15分と時間のあるときにちまちま続けていた.ある面の探し物をすべて探すと1枚チケットがもらえる.11枚揃えると"FUN HOUSE"のゲートが開き,ゲームが一つオープン.絵はすべて一緒だが,探すものが変わって,もう一度11枚集めることになる.これを何度か繰り返すと,最後,面をまたいでの探し物が始まり,それを解いたらクリア!

英語の勉強になったかというと微妙だが(もちろん,新しい語彙はいくつかゲットした),とにかく長い間楽しめた.Sa-chi21さんに感謝!

***

以前紹介したサンタからのビデオメッセージ,お子さんに見せるなら今がそのとき!

まだ見たことのないかたは,こちらのサンプルをどうぞ.

我が家では,今日から帰省になるので23日のうちに見せておいた.例によって口をポカンとあけて見ていた.まあ,昨日はこのビデオを見せる前から"I'm a good boy, isn't it?"を繰り返していたので,ある程度自信があったらしい(文法がお茶目なのはご愛敬).



ちなみにビデオ中の写真は幼稚園のスタッフが撮影した神の一枚.

このメッセージを見てから,台詞が変わった!"I'm the goodest boy!"だそうだ(例によって文法がご愛敬).さんざんワガママなのにこの自信,どこから来るんだろう.

ちなみに,以前一度,「悪い子にはcoal(石炭)を持ってくる」を持ってくる,といって脅しておいた.Coalの写真はグーグルの画像検索で.

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2010年12月23日木曜日

才能があるなんて勘違いだった…英才教育の顛末

つい数日前,早期英才教育の効果が早くも現れたと書いたが,残念ながら私の早とちりだった.まずはこの動画を見て欲しい.



そう,なおのオリジナルギャグと思ったのは,"Between the Lions"にでてきたナンセンスソングだったのだ….

真の国際人への道は遠い….そんなに一朝一夕に成果が現れるようなものではない,ということだろう.

ちなみに,"Between the Lions"はナンセンスものが多いし,ユーモアたっぷり.お笑い国際人育成にも役立つ(最初の紹介記事).ネイティブでも小学校一年生が楽しめるつくりになっているので,対象年齢は5,6歳からがお勧めなので注意.一応,なおは4歳前後で喜んでみていたが,あまり深いところまでは分かっていなかったと思う.

Between the Lions Season 1 [DVD] [Import]Between the Lions Season 1 [DVD] [Import]



今は7,000円弱(30分番組が30話入ってこのお値段は破格).なかなか下がらないが,逆に売り切れもないようだ.リージョンフリーで日本のDVDプレイヤーでも問題なく見られるのが意外.

ちなみにDVDに字幕はないのだが,クローズドキャプションというアメリカ国内向けの字幕機能は有効だ.日本のDVDプレイヤーでは無理だが,パソコンで再生するのなら,たとえばPowerDVDには右クリックで現れるメニューから「クローズド・キャプション」をオンにすることによって字幕が見られる.

このクラスになると完全な聞き取りが難しい方も多いはず(私も…).字幕がとても助かる.

アメリカのAmazon.comのマーケットプレイスだと$40ぐらいで出品がある.送料込みで最安が5,000円ちょっとになるだろう.ただし,個人輸入のリスクは自己責任で.



***

最近はまたORTないない大作戦を再開,1日1冊を目安にステージ3を出しては読み聞かせをしている.他にも色々と絵本が貯まっている(1日1冊に限定したら,需要が供給に追いつかない!)ので,ときどき他の絵本を混ぜたりしている.

ORTはパックで来るのが分かっているので,1冊読んだ後,なおはこのシリーズをもっと持ってこいとうるさいのがこの作戦の欠点(隠し場所がばれるのもそう遠い話ではない…).

現在の読みの進み具合だが,一応自分で読もうとして絵本を奪い取る.だが,最初ちょっと読んだあと,力尽きて(笑),絵だけを眺め始める.そして全部絵を見たら,ポイ.

そのまますぐに私に読んで,と持ってくることもあれば,しばらく経って,きまずさが薄れてから持ってくることもある.

1日か2日に1冊新しいものを出して,前日や前々日に読んだものとあわせて,1日2,3冊読み聞かせをする,というのが現在のペースだ.

***

今は,どの単語が読めるとか読めないとかはチェックしていない.フォニックスはリープフロッグのDVD3部作(Letter Factory, Word Factory, Word Factory 2)を見た程度(と言っても,もの凄い回数だが).

なおの読み方を見ていると,明らかにフォニックスのルールに従わない単語を読むので,サイトワードはそれなりに獲得していると思われる.

以前何回か書いたが,我が家の方針は「早期」でも「英才」でもない(いきなり今日のタイトルと矛盾するが).末永く,英語で書かれた本やビデオを楽しめるようにもっていければそれでよい.

本格的に読みを始めるのは6歳ぐらいでいいだろう(以前書いた,「サイトワード獲得の方略」という記事).これを見ると,5歳ぐらいで英文法ワークを使ってブロークンな英語を修正することになっているが,どうしよう.

ついこの前,比較級で"than"が使えない,という話を書いたが,だんだん"than"を正しく使うときが増えてきた.なかなか,"than"まで含めた比較級がばんばん出てくる絵本が見つからないまま,日常生活でなおが"faster as"などと言うたびに,さりげなく言い直していたのだが,成果がでてきたのだろうか.

ちょっとぐらいブロークンでも焦る必要はないのかもしれない.

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2010年12月22日水曜日

英会話教室の単発レッスン

夏にも参加した,英会話教室での単発のレッスンの募集があったので,今回も申し込んでみた.
2時間で2千円,とお値段はとてもリーズナブル.

ここの先生はなおの一番のお気に入り."He is the funniest teacher!"だそうだ(^^; 電車に乗って10分ほどの場所にあるため,毎週通う気にはなれない.

さすがお気に入りの先生,最初からやる気満々で早く出かけたがってしかたがなかった.

レッスンを見学はしなかったのだが,最後10分ほど早く迎えに行ってちょっと様子を見てみた.先生はネイティブの男性一人と,日本人女性スタッフが一人に対して,生徒は男の子3人.安いわりに非常に充実している.まあ,夏は8人ぐらいいたから,運もあるのだろう.

教室を覗くと,5人で隅っこの方に固まって,なにやらおしゃべりをしている.ネイティブの先生が「食べ物で一番好きなのは?」と聞いて,子どもたちが一人一人答えるような,そんな感じのフリートークだった.

2時間経って疲れていたのか,なおのテンションは割と低め,ぼそぼそっと答えていた.しかし,どの飲み物が好き,と聞かれて"everything"と答えるのはどうなんだろう(^^; 好きな寿司(のネタ)は,という質問では,なおの答は「チャイルドセット」.なぜかここだけカタカナ英語.ふだん寿司屋で注文するときにカタカナで注文するからなあ.あえて言えばイクラなのだが,私も使ったことがない.辞書を見れば"salmon roe"だが,これで通じるのだろうか?

そして,なんでもいいから好きな食べ物は?と聞かれて「サケ」.なぜ日本語!(それはsalmonという表現を覚えていないから).なぜアイスクリームと答えないのかは謎.食べ物とデザートは別のくくりになっているっぽい.

最後の10分だったせいか,どうにもしゃんとしない感じの受け答えだった.

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2010年12月21日火曜日

国際時代の英才教育が花開く-才能の目覚め

前回の「国際時代の英才教育」記事以来,我が家では着実にお笑い教育を進めてきた(タイトルに釣られて本当の英才教育の話だと思った人には申し訳ない).その成果がすでに見えてきたのでここで報告しておく.

まずはどんな教育をしてきたか,ということだが,まずはBBCのGigglebizを解禁.Gigglebizについては前回の記事を参考にして欲しいが,英国の幼児向けドタバタ喜劇だ.

予想通り,なおは猛烈なはまりぐあい.あまりネタが分かっているとは思えないところもあるが,とにかく笑っている.あまり英語の勉強にはならなさそうなので困るのだが,解禁して以来,こればっかり見ていた(^^;

しかも,同じエピソードを何度も見る.音声ファイルも作成し,ビデオを見られないときも常にGigglebiz.こちらも困ってしまって,新しいエピソードを出すのを止めたのだが,それでも飽きずにGigglebiz.

「まずは」と書いたが,取り組みはこれだけ.これだけだが,著しい成果が!

その成果はなおが開発した新しい遊びに現れた.その名も"Guess My Joke"遊び(なおぱぱ命名).その名の通り,なおが今考えているジョークを当ててみろ,というもの.

この遊び自体に私となおままががっくり.エスパーじゃないんだから!と言って,ヒントを言わせてみた.

すると,"Cow, Cat, Moon, dog…"という.

ここまで言われても私には分からなかったが,なおが,「パパの負け.正解は…」ということで披露してくれたのが,

Hey diddle diddle,
The cat and the fiddle,
The cow jumped over the moon.

このナーサリーライム.これを微妙な節回しで歌ってくれた(お笑いよりも音楽の早期教育の方が必要のようだ…).

何がジョークなのかさっぱり分からないが,ナーサリーライムが自然に身についているのだなあ,と私は別の意味で感動(まあ,ナンセンスなんだから,なおにはジョークの一種なのだろう).

そして,さらに!

なんかよく分からないことをいくつか言ったあと,真打ち登場!のジョークがでてきた.

"Rock and Rooster"のジョークを当てろ,という.

みなさんも考えて欲しい.











準備はよろしいか.

なおのジョークは"Rock, Rock, Cock-a-doodle-doo".なんと,ちゃんとジョークになっている!(たぶん).感動したので,なおままを読んで聞かせてしまったほどだ.

省略したが,この間とこの後,何が面白いのかさっぱりわからないジョークもどきを10個ぐらい聞かされている.言うたびに,なおは喜んでケラケラ笑う,のだが目が笑ってない.怖い.

***

日本とアメリカ,さらにイギリスの笑いをマスターすれば,国際時代にふさわしいお笑いのトリリンガルになれるだろうか.

秘蔵の「ドリフスペシャル」の録画をもう一度見せるときが来たのかもしれない.

***

例によってこの記事はすべて冗談で書いているので,あまり本気に取らないで欲しい(真面目な顔をして冗談を言うなと良く言われる).

***

寝る前のストーリータイムもだいぶ定着したが,昨日は寝室になおを待たせておいたら,ベッドの脇においてあったTagの絵本をいくつか勝手に開いて遊んでいた.最初はなんか喋っている音がしたのでびっくり.10分ぐらい遊んでいただろうか.Tagを買って良かったな,と思う瞬間だ.Tagは1ヶ月に1冊ぐらいのペースで新しいものを準備する予定だ.

来月末はアメリカ出張,ウォールマートにでも寄ってTag絵本を仕入れてくるつもりだ.

それまでは米アマゾンで予習中.米アマゾンで販売しているTag絵本をリストでまとめてみた.なんと,この前買った"T-Rex's Mighty Roar"が5ドルに下がっている!ついでにドーラも5ドル!ただ,値下がりしているのは一部で,他にはスパイダーマンやカイランが5ドルなのが気になる(そのうち買う予定).

本土のウォールマートで買うのとどっちが安いのだろうか,気になる.

LeapfrogのTagは,親子英語に必須というわけではない.でも,お金が使いたくてしかたがない人(笑),ディズニー英語システムを諦めた代わりに何か買いたい人には,ぴったりだと思う.

***

昨日の読み聞かせは,"STEP INTO READING"からこの本を.

Norma Jean, Jumping Bean (Step into Reading)Norma Jean, Jumping Bean (Step into Reading)



"STEP 3"というだけあって,ページ数が多く48ページ,でも各ページ4行ぐらいで分量はたいしたことがない.なおでも気を散らさないで聞いていられた.一カ所だけ,見開きで片方が丸ごと文章(もう片方はイラスト),でも問題なかった.ちょっとずつ読み聞かせでも集中力がついている.

内容は元気の良いカンガルーの女の子のお話で,一応起承転結もあって,ちょっとドキドキする展開が楽しい.4歳でも充分分かりやすい内容と展開だった.

結局,平日は絵本の読み聞かせはこの寝る前だけで,せいぜい15分程度.実は我が家の取り組みはすごい薄いのでは,と最近思う.

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2010年12月20日月曜日

「英語絵本100冊暗唱メソッド」を指南する「赤ちゃんからの英語レッスン」を読んでみた

「親子で英語目指せ2000時間+中国語」さんで鋭意実践中の「英語絵本100冊暗唱メソッド」 を紹介している本「赤ちゃんからの英語レッスン」を図書館で借りて読んでみた.

個人的に面白かったのは最初の方,昔,英会話教室で講師をしながら,指導方法に悩む著者の「中学に入れば3ヶ月で学び終える単語を,今お金を取って遊びながら教えている」というあたりがリアル.「英語を聞き取る力がついたとか,発音がきれいになったとか,そんなことからは程遠いレッスン」だったそうだ.つい先日,某大手英会話教室に体験にいったときの様子がまざまざと思い浮かぶ(笑)

その後,ディズニーの某有名教材に迷ったり,児童英検研究所の教材を始めたり,さらにCDや絵カードなどの教材を大量に買いあさる,というどこかで聞いたような話が.ちなみに,ディズニーを止めた決定的な理由は「ビデオの見せすぎが嫌だから」だそうだ.

その後,CTPを始めて,絵本を読み聞かせし,暗唱させるというメソッドに落ち着いたという.

具体的なメソッドの内容は

1.1日1~2時間英語絵本の朗読CDをかけながし
2.1日1回は親子で一緒に絵本を開いて,朗読にあわせてページをめくる読み聞かせ

これだけ.

注意事項はこの程度.

1.あえて説明したり訳したりしない
2.暗唱しなくてもだいじょうぶ
3.暗唱したら録音・録画で記録に残す

***

我が家もこれ,実践しているといえないこともないかな,とふと思った.特にORTのステージ1~3に最初に取り組んだあたりではこんな感じだった.

その頃の反応を思うと,確かに悪くない方法だと思う(ORTに出てくる文章を発話しまくっていた時,1年3ヶ月前の記事).

特に「読む」力を中心に鍛える方法なので,中学校から始まる日本の英語教育との相性もばっちりだ.

そして,英語力を必要としない,という意味で確かに「誰にでもできる」ような気がする.

だが,うちにはどうしても合わない点がひとつ,それは朗読CDのかけながし.育て方の問題かもしれないが,なおはBGMに異様に注文をつける.自分の聞きたいものじゃないと怒る(やはり甘やかしたからか).

なおままによると,最初は文句を言っていても,かけ流しているうちに次第に黙って聞くようになる,そのうち喜んでいる,とのことなのだが(ORTのときはそうしていた),本人が嫌と言っているのに親の希望で朗読CDをかけ流して英語嫌いになられても困る,と思い,最終的に我が家では諦めた.

だから,「どんなお母さん」にでもできるのは間違いないが,「どんな子ども」にも通用するわけではないと思う.暗唱するまで,どうしても同じ絵本の朗読を集中的に聞くことになるが,これを嫌がらない,というのが大前提だと思う.1ヶ月で2,3冊というが,2,3冊ではせいぜい15分.これを1ヶ月続ける,というのはうちでは無理だ(まあ,実際にはさまざまな音源を取り混ぜて使って行くことになるのだろう).

***

著者がこの「英語絵本100冊暗唱メソッド」を使った英語教室を開いているとのことだが,家でCDを聞いて絵本を開くだけなのに,英語教室に通わなくてはならない,というあたりが,このメソッドの本当のところなのだろうと思う.

つまり,CDを子どもに聞かせて絵本を毎晩読むだけのモチベーションと熱意が親の側でも子どもの側でもなかなか保てない,ということだ.1冊の本に集中してとりくむ,というのはどうしても勉強っぽくなってしまう.

逆に,親の工夫と子どもの性質いかんでは,無理なく楽しく進められるメソッドとも言える.

***

ワールドワイドキッズ受講時は,なおの拒否が少ないというのもあってCDを1年間の間かけながしまくった.音楽やチャンツになっているのが良いのだろう(まあ,「高いお金出したんだから!」と親が無言の圧力をかけていたのかもしれない).

絵本の朗読CDではなく,音楽の方ばかりなので,このメソッドには当てはまらない.

ワールドワイドキッズが終わってから,最近では我が家ではいわゆる「かけながし」はしていない.していないが,ビデオを見た後で,「歌なら聞いても良い」と言われたときに,本人が希望するかたちでアニメの音声を抜き出したものだけを再生することが多い.

たまに,朗読CDでもOKがでるが,その場合は必ず絵本を出してきて絵を眺めながら,になる.

***

全体的な感想としては,わざわざ「メソッド」と謳わなくて,たいていの親子英語家庭で,ある程度は実践している内容だったと思った.のだが,むしろ,こういう方の著書を参考にした家庭での取り組みをブログで紹介する人が増えて,自然と増殖しているということなのだろう.

あと,ご本人のお子さんたちはアメリカの幼稚園に短期留学もされたそうだ.やはり,絵本を中心としたメソッドでは会話力は身につかない,ということの裏返しでもある(この辺りは国内にいても,英会話教室やプライベートレッスンで補える).

最後,小学生になったら,というセクションの「親がぶれない」というアドバイスが面白い.「英語をやる」と決めたら,親が責任を持って続けるのだ,と.「子どもがやりたがらないのですが,どうしたらいいでしょう」という質問を受けるそうだが,「子どもがやりたがろうが,やりたくなかろうが,極論すれば関係ありません」というのが答えだそうだ.まあ,小学生ぐらいになってくれば,そんなものかも?

そういう事態にならないように,我が家の現在の取り組みを工夫しているつもりだ.

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2010年12月19日日曜日

Leapfrog Tagのドーラ絵本! そしてECCのクリスマス・ワンコインレッスン

クリスマスに出そうか悩んでいた,先日購入したTag絵本,一気に出してありがたみが薄れてはいやなので,やはり一つずつ出して味わってもらうことにした.

まずはドーラの絵本を時間に余裕のある土曜日に出してみた.



見せた瞬間の食いつきがすばらしいのは,さすがドーラ.ストーリー自体はいかにもドーラという感じだが,中にはアルファベットをAからZまで追いかけたり,数を10まで数えたり,という内容が入っていて,ちょっと知育に考慮している.

そして,ドーラとブーツの喋る声は,アニメそのもの.考えてみれば当然なのだが,ちょっと嬉しい.イラストの中のドーラやブーツ(ディエゴもスポット登場)をクリックすると,その場にぴったりの台詞を喋ってくれる.

知育要素のアルファベットだの10までのカウントアップ・ダウンだのはもうかなり幼すぎる.3歳半ぐらいで楽しいのかもしれない,と感じた.

アメリカは幼児の教育を見てもピンキリなので(たとえば小学校に入るまでアルファベットを知らなかったという人に留学中に出会った),4歳からとしてあっても,下の方にターゲットをあわせざるを得ないのだろうか.

ちょっと不満だったのは,今までのTag絵本では,後半にかなりのゲームページがあり,またゲームのレベルも3段階あってボリュームたくさんだったのだが,このドーラ絵本ではレベルは1種類,巻末のゲームも見開き2つ分だけ.一応,最後のゲームはちょっと難しめ,なおの知らない語彙が結構たくさんあったので(shardとか),買った満足感はある.

キャラクター商品なので使用料などを考えると,どうしてもオリジナル絵本よりは内容的にボリュームが少なくなってしまう,ということだろうか(単にドーラの名前で売ろうとしているだけかもしれない).

今後,おたすけマニーやニーハオ,カイランあたりのTag絵本も購入していくつもりなので,キャラクター絵本のボリューム不足が他の絵本にも当てはまらないといいのだが.

***

ハロウィンのときに参加したECC KIDS WORLD,今度はクリスマス・ワンコインレッスンに参加してきた.

今回はめずらしく,最初はさほど乗り気ではなかったのだが,始まってみればノリノリ.教室の外で30分待っている間,ずっとなおの叫ぶ声・笑い声が聞こえてくる状態だった(^^;

内容は,といえば前回とあまり変わらず,色の名前を先生が言うと子どもたちが対応する色を触ったり,クリスマスに関連する単語のカードを先生が子どもたちに見せて,それを英語で連呼したり.

まあ,30分の間,ネイティブの喋る英語を直接聞いて体を動かせたので,それで良しとしたい.

待っている間,スタッフのお姉さんには「あれから(ハロウィンから)英語をご家庭でされていましたか」みたいな感じで聞かれた.

もうどっぷりですから!とか言わずに「ええまあ…」とお茶を濁しておいた.「ビデオを見たり,絵本を読んだり,ぐらいです」と答えておいたが,まあ嘘ではない.

最後は「ウサハナ&コーンのえいごカルタ」をもらって退散.これは読み札に3つのヒント,取り札はアルファベット1文字とイラストの計26組.おまけでもらうにしては,結構しっかりしている.ヒントが英語で書いてあるし,最初のヒントだけでは取り札を絞りきれないこともあったりして,ゲーム性もある.寝る前はこのカルタでしっかり遊んで,大満足.

このワンコインレッスン,あくまで客寄せなので,2回までしか参加できないらしい.一応空きがあれば,みたいなことも言われたが,正直な話,入会しないのに参加されるのは迷惑なのだろう,と推察してみた.バレンタインとイースターのイベントもあるようだが,参加は無理かな.

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2010年12月18日土曜日

これはお買い得だった!「やわらかワールドマップパズル」

「マルチリンガール 大実験」のCassisさんのご紹介で,「やわらかワールドマップパズル96」なる商品を見て,飛びついて速攻で買った!

詳しい紹介はCassisさんの記事を参考に(いつもこればっかりだが).134cmx87cmの世界地図のフロアマットがジグゾーパズルになった!というもの.厚みも1.2cmで充分.国名は英語で,国旗もついている.ヨーロッパが中心のタイプ.

これが特価1,280円だった!Cassisさんが購入されて,在庫3が2になっていたので,速攻で購入.

注文の翌々日の夕方に届いて,朝,段ボールから箱を出しておいたら,帰宅時には綺麗にパズルが完成して床に敷いてあった.なんでも,なおが自分で完成させた,という.

すごい!と一瞬思ったが,何のことはない,箱の中にすでに半分完成された形で入っていたので,せいぜい8個に分かれたものを組み合わせただけだ.

実際に使ってみると,クオリティに大満足!厚みはかなりあるし,ジグゾーパズルになっているもののかみ合わせもしっかりしていて,マットとして使っていてもぐらぐらしない.

実は本格的な冬将軍の到来で,床に何かを敷きたかった我が家にぴったりの商品で,パズルとしてではなく,このままマットとして愛用される予定だ(速攻で注文したのは,ちょうどマットを探していた,という我が家の事情も大きい).

実は最初注文したときは英語表記ということに気がつかなかったが,親子英語的にもばっちり!

Cassisさん,本当にありがとうございます!こういうお買い得品をゲットすると,心が暖まる私は貧乏性だ….

気になる世界地図としての役目も充分.そんなに凄い工夫のある地図ではないのだけれど,今のなおには充分.中国を指さして,それはChinaだ,パンダがいるんだ,と教えると,"Woo-nai-nai lives in China."とぽつり."Woo-nai-nai"というのは,アニメ"Ni hao Kai-lan"のエピソード"Kai-lan goes to China"に出てくる,Kai-lanのおばさん.このエピソードはなおのお気に入りだったので,覚えていたようだ.

後は,お試しや短期で行った英会話教室の先生の出身国を指さして教えたり,アニメの主人公たちの出身国を教えたり.リトル・アインシュタインやドーラはアメリカ,BBC関連はイギリス,The Wigglesはオーストラリア,とどうしても英語圏に偏ってしまうが,仕方ないか(^^;

さっそく,アメリカに行きたいだのイギリスに行きたいだの言っているのはご愛敬.地図の縮尺がまだ良くわかっていないので,ここは船で,ここは電車で,などとユーラシア大陸をどかんと電車で横断する計画を立てているが,説明が面倒なので好きに妄想させている(笑)

我が家みたいにフロアマットが欲しかった,という親子英語家庭には非常にお勧めだ.たしかに子ども部屋にぴったり(我が家にそんなものはないが).

残念ながら,1,280円送料込みでの販売は終了.この商品,人気商品のようで,色々なショップが出品している.定価は5,200円あたりのようだ.確かに質感は高いのだが,5,000円は出せないだろう….

まだ安く販売しているショップがいくつかある.楽天で「やわらかワールドマップ」で検索して,安い順に並べた結果を見ると,今の最安値は1,480円+送料といったところ.



商品検索を見ると,1,000円未満で出していたところもあったようだが,売り切れている.そのうち,また安い商品が出るだろうと,待つか,売り切れる前に買うか.まあ焦らなくても,そのうち似たような商品が出る,というのはありがちだ.

ちなみに,台湾製でおそらくワールドワイドに出荷されている商品だろうが,北方領土は日本の領土として色分けされている(気になる人もいるかもしれない).台湾もきちんとTaiwanとなっており,国旗もある.学研トイズが地球儀の領土問題で潰れたのを思い出した.

実はもう一つ気になっていたのがこちら.英語版・日本語版がある,非常に細かくイラストが書き込まれた楽しい世界地図らしい.どちらかというと,年長~小学生向けだろうか.しばらく経ったら買ってもいいかな,と思っている(そんなことを言っていたら商品が消えそうだが).



個人的には,この手のポスターやらマットやらが子どもに与える影響はとても大きいと思っている.札幌に住んでいた頃にはリビングに,英語の絵辞典のページを拡大コピーした簡易ポスターを貼っていた.定期的に張り替えるのだが,そのたびになおは気がつき,そこから何かしらの話題に繋がっていたものだ.

残念ながら今はリビングの構造上,ポスターを貼るスペースがないのだが,引っ越したら色々と工夫してみよう.英語に限ったことではないが,子どもの目につくところに,こういった「演出」をするのは大切だ.インテリアにこだわる人には辛いが,はっきりとした効果として現れてくる.

また,ワールドワイドキッズについてくるアルファベットポスター,これも秀逸.表にはアルファベットのリストと単語の例,裏にはアルファベットが埋もれたイラストがある.アルファベット探しを楽しそうにやっていたのを思いだす.どちらを貼って良いのか困るので,ときどき入れ替えていたが,追加でもう一枚注文してしまう,という猛者もいた.

ワールドワイドキッズは購入者であれば,紛失などに対応して,教材のどの部分でも追加販売をしてくれる.私も,サウンドプレイボードのカードがちぎれたので追加購入したことがある.電話で注文できて,送料込みで本体購入に使ったクレジットカードに課金してくれるので楽でよかった.

オークションを見ていたら,アクティブカードリーダーがベネッセから追加購入するよりもはるかに高い金額で落札されていたりして,知らないというのは恐ろしいことだ,と思ったり.

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2010年12月17日金曜日

引っ越しをするお友達とのやりとりでほんわか

引き続き,ちょっと英語ネタからは外れる幼稚園の出来事の紹介を.

なんでも,2学期が終わると引っ越しをするお友達がいるらしい.せっかく幼稚園に馴染んだのに,ご両親は残念だと思うが,本人もなかなか悲しいようで,「ひっこししてごめんね」「ごめんね」」とみんなに伝えていたらしい(まだ年少さんなので,微妙に舌っ足らず).

そのとき,なおは「だいじょうぶ.いっしょにあそんだことわすれないからね」と引っ越しする子に伝えていたとか.それを聞いていたお母さんは涙.その話を聞いたなおままもじわり.ついでに私も….

家での振る舞いを見ていると傍若無人,ワガママで自分勝手,という印象しか受けないし,話すこともとても幼いと思うのだが,幼稚園ではまたちょっと違うらしい.最初聞いたとき,ちょっと信じられなかったのは,なおには秘密.

***

思い出したように,夏,短期のレッスンに参加した教室から冬期短期レッスンの案内が来たので,さっそく登録してみた.2時間で2千円,悪くない.ついでに,お昼も挟んで4時間4500円,というのにも申し込んでみた.なおの冬期講習だ.

この教室,実はなおのお気に入り.先生が「面白い」のが好きなようで,"He is the funniest teacher! Wahaha"と言い,ずっとこの教室に行きたがっていた.

数駅とはいえ,電車に乗らないといけないし,毎週通っても大して英語力の伸びが期待できないと思ったので,通ってはいないのだが,こういう短期の催しは嬉しい.

1月にはワールドワイドキッズのワークショップもあるし,なかなかに盛りだくさん.

***

昨日書いたSpring Greensリユース企画のために古い絵本をひっぱりだしていると,なおが結構思い出したように絵本をつかんで「読んで」と言ってくる.まだちょうど読み始めたばかりなので,どの絵本も「一度ぐらい自力読みしてくれるかも」と考えてしまう.

Someday We'll Have Very Good MannersSomeday We'll Have Very Good Manners



これはタイトルを見て,あれ?お堅い「良い子になりましょう」本?と感じるのだが,実は違う.どちらかというと,David系だろうか.「こういうマナーを守りましょう」という文章の下で,子どもたちが"good manners"とは外れた行動をとりまくるのがなんともおかしい.

もちろん,どれもなおには見覚えのあることばかり.一つ一つ文章を読みながらなおの顔を見てやると,決まり悪そうにモジモジと(笑)最後のオチもちょっと素敵だ.

残念ながら,これもAmazon.co.jpには新品の在庫なしで,プレミア価格がついている.

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2010年12月16日木曜日

幼稚園でのなお…心配事

このところ,朝なおが幼稚園に行きたがらない.

クリスマス会はこの前終わったばかりだけれど,その前は劇の練習が嫌らしく(一緒の役をやっている友達と待っている間にちょっかいをだされていたらしい),まあ仕方ないのかなと思っていた.

が,クリスマス会が終わってからも,行きたくない度が増している.

なぜか,と聞くとどうにも要領を得ないのだけれど,先生がタッチをさせてくれない,というようなことを言う.

なおままに聞いたら,これはさようならのときのハイタッチのことではないか,と.最後先生が高いところに手を構えて,子どもたちがぴょんぴょん跳んでタッチをするのだけれど,それがなかなかできないのが嫌だと言う.

…良くわからない.

友達に問題はないのか,とかズバリ聞いてみたが,友達の問題はないのだという.あくまで,タッチができないのが嫌らしい.

昨日は,なおままが「コーラス部に私も行くから,家に1人になっちゃうよ?」と脅したら,"I don't open the door when someone rings the bell!"と必死に1人でお留守番できることをアピール(笑) だめだめ,と一蹴したのだが,その後もぶつぶつ,「ぼく,ひとりでお留守番できるのに」みたいなことをつぶやいていた.

まあ,一度制服に着替えて家を出たら,割とニコニコして歩くし,幼稚園の入り口で渋るようなことはないのだけれど,ちょっと朝ゆううつになってしまうらしい.

幼稚園に行きたがらない子の話というのは色々あって,一番凄い話が,幼稚園についたとたんに,いきなり帰る準備をして,ちょこんと正座して座って「ぼくもう帰る」姿勢で終わるまで待っていた,という男の子の話.どれだけ幼稚園が嫌なんだ….

そういう逸話に比べたら,なおの渋り具合なんてたいしたことはないのかもしれない.が,ちょっと気にしてしまう.

まだ家では英語中心なので,日本語でのコミュニケーションに問題があるのかな,とか色々考えてしまう.参観に行ったときの様子を見る限りでは,別にそんなことはなさそうなのだけれど.

一応,幼稚園では日本語で話をしているらしいのだけれど,まだ関西弁は身に付いていない.なおままも私に気を遣って自宅では標準語なので,そのせいもあるのだろう.

まあ,ここで私が日本語中心に戻る,などと方針がぶれるのが最悪なので,とにかく私のやり方は変えずにいく.

***

こちらは,前回Spring Greensさんのリユース企画で譲っていただいた本の1冊.残念ながらもう安く手に入れることはできないのだけれど,細かく書き込まれた挿絵が見事だ.話もとぼけていて楽しい.

When the Fly Flew InWhen the Fly Flew In



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2010年12月15日水曜日

なおのやきもちから始まる英語の謎

「ぱぱのめんこちゃんの」だった1年前は遙か昔,ずいぶんとそっけなくなってしまった,という話を以前書いた.

最近では,なおままの一番は自分なのだ,というのを主張したいらしく,私と微妙な攻防戦が繰り広げられることも.

"Mama, I love you the best!""You love me the best?"と一番じゃないと気が済まないらしい.なおままは,子どもではなおが一番,大人ではパパが一番,と説明するのだが,そんな玉虫色の結論では納得しない.

最近では,私に向かって"I don't like you!"(イシシ)というのはなくなってきた.というのも,お世話をしたり,遊んだりするたびに私が意地悪く"If you say you don't like me, I don't play with you."などと言っているから.

今は"I like Mama at night. I like Papa in morning and in evening."などと言う.ベッドに入った後はママ,朝お手伝いしてもらう時と遊ぶときはパパということらしい.

***

それはさておき,気になるのが"I love you the best."という表現.よく考えたら,"I love you the most."ではなかろうか,文法的に.

でも,なんとなく自然に一家で"the best"の方を使っていた.改めて考えてみると,"best"が"good"の最上級,"most"が"much"の最上級,と考えるとやはり"most"の方が良い.

気になるので,google様に聞いてみたら,"I love you the best"も"I love you the most"もが9億件ヒット!どちらも普通に使われているようだ.

まあ,このあたり厳密に考えるのは我が家のスタイルではないので,良しとしよう.

***

英語育児のコミュニティサイト「Spring Greens」さんで洋書リユース企画が進行中!前回は譲っていただくだけだったのだが,今年はちょっとプラスアルファしてお返しするつもりだ.

掲示板がスパムにやられて待避中だったのだが,改めて公開運用されるということなので期待したい.このコミュニティの掲示板は本当に濃い!もの凄い貴重な情報が詰まっている宝の宝庫だ.大量にある過去ログも有益な情報がいっぱい!

今回集まったリユース絵本は,また年明けに希望者に配布されることと思う.気になる方は定期的にSpring Greensさんの掲示板をチェックして欲しい.

***

前回譲っていただいた絵本を改めて見ていたら,なおが食いついてきて次から次へと読まされた.ずっと絵本棚に押し込んであったのだが,押し入れの奥にあって取り出しづらいので,目に入っていなかったらしい.引っ越したら,ちゃんとなおが自由に出し入れできるところに絵本棚を作らねば.

Christmas Mice!Christmas Mice!



読んだ中で反応が良かったのはこれ.ちょうどシーズンもぴったり.2,3歳から楽しめる,1ページに2行タイプ.トントントン,と文章の歯切れが良い.最後はクリスマスならではのちょっとしたサプライズも.

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2010年12月14日火曜日

親子英語を食事に例えたら…

我が家の親子英語での取り組みを食事に例えたらこんな感じになるだろうか.

ご飯:ビデオ
味噌汁:語りかけ
おかず:絵本
デザート:DWE レッツプレイ,Leapfrog Tag,Raz-kids.comなどなど

日々のカロリーはビデオでとるが,それだけでは成長期に必要な栄養素が充分じゃない.バランスのとれたおかず欠かせない(お肉はヒットする爆笑系絵本,野菜はリーダー?).お味噌汁はないと困る,というわけじゃないけど,食事をスムーズにしてくれる潤滑油.

でも,気まぐれな幼児に食事をとらせる鍵はデザート!あまりたくさんは食べさせず,体に良いフルーツを中心に,取りそろえる.英語で過ごす時間を楽しくするために,やっぱり色々あった方がいい.

***

しばらく前に「スペイン語をやってみよう」などと意気込んだのだが,結局,教材をいくつか入手しただけで,踏み込めないでいる.

もちろん,まずは日本語と英語がもっと流ちょうになってから,とか英語を充分にやる時間もないのに,という理由もあるのだが,もう一つはなおがフォニックスを理解し始めた,ということも停滞の大きな理由だ.

読み始めのこの時期に,へたに英語以外の読み方をしなくてはならない言語を導入すると,混乱するのではないか,と恐れている.

単純に音だけで理解していたうちはいいのだけれど,最近はスペイン語の単語を見て英語のルールで「読もう」としてしまう.日本語のひらがなは文字そのものが違うから混ざらなくて済むけれど,スペイン語はアルファベット.

フォニックスが確立したころになれば,一目で英語とスペイン語の区別がつくし,スペイン語に英語のルールを当てはめようとしなくなるのかな,などと思う.

そういう意味では,歌などから入るのも良いかもしれない.

***

先週末は,DWE レッツプレイに含まれているアルファベットマグネットを出してきたら(結構ちゃちい,安っぽいものだ),なんだかとても嬉しそうに遊んでいた.妙に擬人化して,アルファベットたちでごっこ遊びをする.ブッククラブで買ったこの本の影響だろう.

Alphabet RescueAlphabet Rescue



これは,りゅうママさんがずいぶん前に紹介されていたのが懐かしい.一年近く前に買った絵本の続きになっている(その時の記事).

1年前に買ったときも大当たりだったが,こっちもホームラン!なぜなおはアルファベット絵本が大好きなんだろう….もちろん,結構テンポ良く,かつ動きのある展開で,読み聞かせていてこちらも楽しくなる絵本だ,というのはあるので,これがなおに受けたのは不思議でもなんでもない.

アマゾンだとハードカバーだけでちょっと手を出しづらいが,とても楽しく,かつ遊び心いっぱいの絵本だ.

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2010年12月13日月曜日

さて,これをクリスマスプレゼントにするか,それとも…

私の仕事でちょっと臨時収入があった(ボーナスではなく)ので,Tagの絵本を買ってみた.

前回紹介した,ずっと気になっていた"World Map"を購入!お店は例の「イングリッシュプレイグラウンド」さん(ちなみに,最後の最後だったらしく,今は"World Map"の在庫が×に…).日本からこれが買える店はまだ他に見つかっていないので,貴重だ.

さすが,日本のショップは早い!注文したら次の日には発送,そしてその翌日に到着.航空便でやきもきしなくていいのは助かる.

さっそく開けてなおの反応を見よう!といきたいところだが,ちょっと悩んでいる.これをクリスマスプレゼントに追加すべきかどうか.

今年のクリスマスプレゼントには,なおの要望どおり,カプラの赤セットをすでに確保済み.

なのだが,よくあるクリスマス絵本で複数のプレゼントが並んでいる様子に感銘を受けていたようなので,内容はともかく,綺麗な箱が2,3個あればそれなりに盛り上がるような気もする.

一応念のため,無料サービスのクリスマスプレゼントの包装をしてもらってある.

一方で,「プレゼントを一気に出してしまうと,ひとつひとつの喜びが薄れる」という大原則もある.

最近感化されまくりのMarinkoさんのブログでしばらく前に「初めて子供に見せる絵本に良い印象を持たせるため心がけてること」という記事があり,実はこっそり「そりゃそうだよな~」と思い,以来,その教えを忠実に守っている.

単に「絵本は一冊ずつ」というだけだが,確かに同時に何冊出すよりも,一冊あたりの注目度が高まる(ような気がする).同じ絵本の出し方を2通り比べるわけにもいかないので,あくまでも印象だが.

同じように,プレゼントも,一度に出すより,小分けにした方が,ひとつひとつの喜び(食いつき度)が高まるような気がするのだ.

まあ,カプラのカラー追加とは遊びの方向が異なるので,大して心配しなくても良いかもしれないが,もうちょっと考えてみよう.

***

ごくまれにくる臨時収入は,Tagの絵本を4,5冊買うとなくなってしまう程度の金額だが,これは私の仕事のモチベーションを高める,という意味も込めて私が自由に使ってよいことになっている(はず).それをTag絵本に使うあたり,親子英語にずっぽり浸かってしまっていると我ながら思う.

***

最近,DWEユーザーのみなさんの間で大きな話題のミッキーマジックペン,教材マニアの私の気になってしかたがない.まだ実物を見たことはないのだが,写真を見ると,あきらかにLeapfrog Tagのペン(笑) Tagには録音機能がないので,中身がまったく同じということはないのだろうが,同じ技術を使っていることは想像がつく.

まあ,前の商品,リープパッドの時もリープフロッグの商品だったので(コンテンツになる絵本はもちろんオリジナルだが),何らかの提携をしているのだろう.

リープパッドがしばらく前に製造中止になって,修理用の部品も少なくなってきているだろうから,次の商品に切り替えざるを得ない,というのもわかる.

我が家ではまあ,なおはもうミッキーマジックペンが想定しているレベルは超えていると思われるので,Tagの絵本の方が楽しめるだろう.

***

日曜日は,買い物にでかけたり,レストランで食事をしたり,公園にちょっとでかけたり,とのんびり.体調の悪くない週末というのはほんと,ひさしぶりじゃなかろうか.

寝る前にはいつもの読書タイム.昨晩は図書館から借りたこちら.

Dolphins! (Step into Reading)Dolphins! (Step into Reading)



320円で買えるが,ボリュームたっぷり,48ページで全ページ,カラーイラスト.これは昨日の絵本とは違って,正真正銘,"STEP 3".裏表紙の対応表を見ると,"Reading on Your Own"という前提で1年生~3年生向け.

文章量も8行ぐらいあるページもあって,なかなかだ.でもまあ,文字は大きいし,簡単な単語しか使っていないので,あくまで自分で読むなら小学生低学年という程度.

単語の難易度はたいしたことがないのだが,結構語られている内容・概念は難しい.やはり年長ぐらいにならないと十分理解はできないかもしれない.

でもまあ,フルカラーのイルカのイラストに助けられてか,ほとんど気をそらさずに聞いて,興味も示す.毎回このレベル,ということではなく,たまに混ぜるぐらいなら楽しめそうだ.

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2010年12月12日日曜日

図書館から英語絵本:知能の発達がわかる"The Dragon's Scales"

これは,"Step Into Reading"シリーズで,"+Math"と銘打ってある,ちょっと算数的要素が入った絵本だ.

"Step 2"なので,4歳のなおでも大丈夫(昔の版では"Step 3"に分類されていたようだ).ページ数は48ページとちょっと多いが,文章は3,4行程度.

The Dragon's Scales (Step into Reading)The Dragon's Scales (Step into Reading)



ベリータウンの代表,少女ホリーと巨大で恐ろしいドラゴンが,ベリーを賭けて決闘!

でも,ここでの決闘は物理的な勝負ではなく,知能の勝負.

先生が出す天秤を使った重さの問題に多く答えられた方が勝ちというものだ(ここでいう"Scales"とは鱗のことではなく,天秤のこと.もちろん,駄洒落).

この本が面白いのは,多いけど軽い・大きいけど軽い,といったある時点で理解する重さと体積の関係を,子どもが分かっているのか,調べられることだ.

まだ4歳のなおは,1個のリンゴより,2個の豆の方が重い!とか,箱いっぱいの羽根のほうが袋に入った金貨より重い!などと答え,しっかりひっかかっていた(笑)

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2010年12月11日土曜日

比較級,4歳児に教えるのに適した絵本は?

しばらく前に「語りかけは今が正念場」というタイトルで,まだまだなおの英語が発展途上であることを書いた.

この1ヶ月ほど気になっているなおの文法ミスは,比較級の使い方だ.

基本的な,形容詞にer, estをつけるやりかたはずいぶん前に,ワールドワイドキッズのステージ5DVDで見て以来マスターしている(そのときの話).

今なおが正しく使えないのは,"A is …er than B."の,"than".これが,どうしても"as"になってしまい,"I am faster as that boy."などと言う.たぶん,"as fast as"とごっちゃになっているのだと思うが,どこで学んでしまったのか非常に謎だ(私もなおままもこんな表現は使わないはず).

手元の英語絵本には,基本的な比較級"…er"がでてくる絵本は多いのだけれど,"than"まででてくるものが以外とない.できれば,"A is …er than B."を何度も繰り返し使ってくれる絵本がないかなあ,などと考えている.

もう一つの文法ミスは,ひょんなことで発見した.

なおまま謹製のアドベントカレンダーが我が家でも活躍しているのだが,このカレンダーから毎日チョコレートとツリーの飾りがでてくる(実はまだツリーは買っていないのだが).ある日,ツリーの飾りとしてサンタがでてきた.

私が戯れで,サンタ人形を持って,

Hi Santa, do you think Naoki is a good boy? Are you going to give him a present?
Hmmm, let me think. I think...

などとやっていたら,なおが怒る怒る.

He is not Santa!
He is a toy!
He don't talks!
His mouth don't opens, you see?

と必死に人形であって本当のサンタではないことをアピール!なんか,会話の雲行きが怪しいことに気がついていたのだろう(笑)
ここで,三単元のsと否定形が混じると,本当は"doesn't talk"になるはずなのが,"don't talks"になってしまうことを発見.

その場で正しい表現で言い直す,というのはまあやるのだが,比較級と同じで,それだけでは簡単には矯正されない.

だいたい,ネイティブの幼児の場合,こうした文法的なミスは4歳ぐらいで自然と直る,とどこかで読んだ.なおの場合,まじめに取り組み始めたのが3歳になってから,なので当然もっと時間がかかるだろう.

そのうち直るのかもしれないのだが,積極的に直すべく,外国語としての英語を幼児に教えるワークを買ってきて,一緒にやる必要があるかな,と悩みどころだ.

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クリスマス気分を盛り上げるため,定番のクリスマス絵本を我が家でも購入した.

Is That You, Santa? (All Aboard Reading)Is That You, Santa? (All Aboard Reading)



各ページ2,3行で絵を単語の代わりに使うrebus iconを採用,最後にフラッシュカードもついている,All Aboard Readingシリーズの1冊だ.

同じシリーズから以前,いろいろと購入した(これこれこれ).どれもそれなりに(最後のはそうでもなかったが)喜ばれ,楽しむことができた.

この"Is That You Santa?"もばっちり!普通にヒットだった.以前とは違って,自分で文字を追って読むこともできる(全部完璧に,ではないが,雰囲気はでている).

送料無料ということもあり,手軽なクリスマス本,サンタ本を探している人にはお勧めだ.

なおは挿絵のツリーの下にあるプレゼントの箱が大量に置かれているのを見て,こんなにいっぱい!と反応していた.アメリカでは親族から送られてきたクリスマス・プレゼントをこうやって飾っておく,かつ片っ端から親族に送るからこんな風になるんだよねえ.さすがに我が家では真似できない.

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2010年12月10日金曜日

リージョンフリーのポータブルDVDプレイヤー

もう1ヶ月前ほどの話だが,maomaoさんのところで,リージョン1DVDを買ったのに,パソコンのDVDドライブのリージョンが変更できない,という問題が報告されていた.その後の報告では,どうやらWindows Media Playerからリージョンが変更できたということだ.

メーカー製のパソコンはあまり使わないので分からないのだが,パソコンメーカーによっては,PowerDVDやWinDVDといったパソコン付属のDVD再生ソフトからのリージョン変更を無効にしてしまっているのではないだろうか.実は,WindowsMediaPlayerにもDVD再生機能があるので(ちょっとややこしいが,DVD再生ソフトがインストールされている場合のみ),そちらから変更できたのだろう.

すごくニーズがありそうなので,リージョンフリーのポータブルDVDプレイヤーについて調べてみた(DVDのリージョンコードについてはこちらが詳しい).

ほとんどのポータブルDVDプレイヤーはAV出力がついているので,(画質を問わなければ)テレビにつなぐことができる.だから,すでにDVDプレイヤーやDVDレコーダーを持っていて,別のプレイヤーを買いたくない,という場合は,ポータブルのものを買ってしまえば,外出時に使えたり,と役割を分担できる.ただ,液晶がついている分,やはり多少高くなってしまう.

たとえば7,980円で買えるこの機種の場合…

7インチポータブルDVDプレーヤーDS-PP70EC106PWリージョンフリーCPRM/SD/USB対応7インチポータブルDVDプレーヤーDS-PP70EC106PWリージョンフリーCPRM/SD/USB対応



AV入出力端子が特殊だが,接続ケーブルが付属し,テレビに繋げることができる.CPRM対応なのでDVDレコーダーで録画したディスクもOKなのは嬉しい.

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「リージョンフリー」を謳うポータブルDVDレコーダーはあまり種類がないので選べないのだけれど,購入後に,ちょっとした操作でリージョンフリーにできる機種なら結構存在する(実は,中国製プレイヤーのほとんどはリージョンフリーになるという噂もある).

いわゆる大人の事情でリージョンフリーでは売れないが,実際にはおまけ機能としてメーカーがこっそり提供しているもので,BLUEDOTのDVDプレイヤーはリージョンフリー化できるようだ.このあたりが参考になるが,このメーカーのリージョンフリー化裏技はずいぶん昔からあるものだ.途中で入れる6桁の数字は微妙に機種によって異なる様子.

BLUEDOT 7型ポータブルDVDプレーヤー CPRM対応スリムモデル BDP-1726K ブラックBLUEDOT 7型ポータブルDVDプレーヤー CPRM対応スリムモデル BDP-1726K ブラック



この機種の場合,液晶の解像度がかなり高いので,「字幕までくっきり」見える.より具体的には,上の廉価なプレイヤーの場合,解像度は640×234だが,こちらは800×480.これだけ差があると,見た目で圧倒的に違う.11,500円とちょっと高いのだが,こちらの方が遙かにお薦めだ.

リージョンフリー化には,上のリンクにある説明を読みながら,リモコンでコマンドを入れればOK.

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2010年12月9日木曜日

国際時代に必要な真の英才教育,それは!

ユーモアのセンスでしょう!英語なんて中学生になって始めても大丈夫,という話は良く聞くが,大人になってから突然笑いのセンスが身についた人なんて聞いたことがない.

国際的な会議でのスピーチ,欧米人はジョークで始めるが,日本人は謝罪から始める,というのが定説になっている.まあ,謝罪といっても「私の英語が聞き取りづらくてすいません」とかその程度のものだが,必ずと言っていいほど冗談で場を沸かす欧米人とは,スピーチのトーンがまるで異なる.

別に欧米文化にあわせろということではないが,笑いというのは万国共通,人類普遍の共通言語,いつでも使えるようにしておいた方がいいのは間違いない.

ここでは,真の国際人に必要な笑いのセンスをいかに鍛えるかということについて考えようと思う.

私のブログをふだん読んでおられる方は感じてらっしゃると思うが,私自身ジョークのたぐいを思いつくのが苦手で,あまり面白い話をできるわけではない.英語の場合とは異なり,ユーモアの場合,「親はできないが,いかに子どもを鍛えるか」という観点からのアプローチになる.

まず,日本でもユーモアのセンスは地域によって異なり,関西はどちらかというと日常生活での会話に笑いを重視する地域だ.関西に生まれている,というのはそれだけで有利であり,今後,発達過程で環境から笑いのセンスを吸収・発達することが期待できる.

難しいのは,外国文化のユーモアだ.特に国際舞台で主流になりやすいアメリカとイギリスの笑いについて,子どもにその神髄をいかに体得させるか,が成功の鍵だと思う.

まずはアメリカの笑いで,こちらは敷居が低い.

絶対に欠かせないのが"Knock Knock Joke"と言われるもの.すべてのアメリカ人がある時点でこれを学び,自分のものとして使いこなせるようになる.が,大人の日本人が聞いても何が面白いのかわからない.

"Knock Knock Joke"は,駄洒落を中心とした子ども向けのジョークだ.このあたりに大量に例がある.

たとえば,こんなもの.

Knock Knock!
Who’s there?
Wendy!
Wendy Who?
Wendy the last time you took a bath?

日本でいえば,「このへいかっこいいね」みたいなものだ.

ある時期,このKnock Knock Jokeになおがはまったことがあった.Knock Knock!に始まるやりとりを私としたがる.はまった,と言ってもまだ駄洒落がうまく使えないので,意味もない文章を適当に繋げてはキャッキャと笑う.これを延々とやられて,こちらの気が変になりそうだった.

まずい,これは,早急に手を打たねば,ということで,今回,早期教育を施すべく購入したのはこちらの絵本.

Knock Knock Who's There: My First Book Of Knock Knock JokesKnock Knock Who's There: My First Book Of Knock Knock Jokes



22ページの絵本で,見開きに一つずつジョークが書いてあり,パンチライン(オチ)はフリップでめくって見るようになっている.

本人,興味深そうに読み聞かせを聞いていたが,何が面白いのかはわからない様子(^^; やはり効果音の笑い音声がないと駄目らしい.それでも,後で自分で必死に読んでいたので,読みの練習になった.

この絵本を買う前に似たような系列のジョークでちょっと予習もさせておいた.この前紹介したMightybook.comにはジョークも充実している."Ring Ling"ジョークもそのひとつ.



もうひとつ,本棚で暖めているのは以前購入して紹介したこちら.

The Dumb Bunnies CollectionThe Dumb Bunnies Collection



2ヶ月ほど前にだしたときは,今ひとつ面白みが分かっていないようだったので,回収してなかったことにして,寝かせてある.5歳ぐらいでもう一度出してみようと思う.

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アメリカのジョークは,さすが多文化からの出身者の寄せ集め文化,わかりやすいのが特徴だ.もっと難易度が高いのがイギリスのジョーク.

昔アメリカでイギリスで作られたコメディドラマを見ることができたのだが,何が面白いのかさっぱり分からなかった.

教養高い国際人になるための少し高いハードル,それがブリティッシュなユーモアのセンスだろう.

以前,オーストラリアの書店で見かけて気になっているのはこちら.

Don't Do That!Don't Do That!



表紙には天使のコスチュームを着て,鼻くそをほじっている女の子が3人.どうして"Don't Do That!"なのかは,本文を読んでからのお楽しみ.

著者のTony Rossはこうした子ども向けのおかしな絵本を色々出している.

有名な作家なので日本語にも多く訳されている.この前図書館で借りてきたのはこちらで,これもなおに大受けだった.

はらぺこおおかみと7ひきのこやぎ (世界の絵本コレクション)はらぺこおおかみと7ひきのこやぎ (世界の絵本コレクション)



映像部門では,今はちょうどBBCを自宅で見られる環境が整ったので,少しずつ情報集めをしているところだ.とにかく,何が面白いのかすらまったく分からないので,どのようにして教えていったらいいのか検討もつかない.

子ども用コメディ番組として見つけたのがこちらだが,まだなおに見せてはいない.



面白いだろうか?私には正直微妙だ.が,早期教育の効果で,この面白さを分かる幼児になるかどうか,実験してみたい.

アメリカ・イギリスの笑いをマスターしたら,そのうち世界の諸地域の独特の笑いについてもっとリサーチを広げたいのだが,笑いのど素人にはハードルが高い.小学生以降でもいいかな,と思っている.

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最後,こんな注釈をつける必要はないかもしれないが,この記事,ネタで書いているので,あまり本気にとらないで欲しい.私にユーモアのセンスがないのは事実なので,この記事が面白くもなんともないのは,勘弁してください.

なお自体が笑える絵本・ビデオが好きなので,できるかぎり笑いを取り入れた親子英語をやっていきたいと思っているのも事実だ.なおがキャラキャラ笑いながら絵本・ビデオを見ているときが,一番吸収率が高いように思う.

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