この1ヶ月ほど気になっているなおの文法ミスは,比較級の使い方だ.
基本的な,形容詞にer, estをつけるやりかたはずいぶん前に,ワールドワイドキッズのステージ5DVDで見て以来マスターしている(そのときの話).
今なおが正しく使えないのは,"A is …er than B."の,"than".これが,どうしても"as"になってしまい,"I am faster as that boy."などと言う.たぶん,"as fast as"とごっちゃになっているのだと思うが,どこで学んでしまったのか非常に謎だ(私もなおままもこんな表現は使わないはず).
手元の英語絵本には,基本的な比較級"…er"がでてくる絵本は多いのだけれど,"than"まででてくるものが以外とない.できれば,"A is …er than B."を何度も繰り返し使ってくれる絵本がないかなあ,などと考えている.
もう一つの文法ミスは,ひょんなことで発見した.
なおまま謹製のアドベントカレンダーが我が家でも活躍しているのだが,このカレンダーから毎日チョコレートとツリーの飾りがでてくる(実はまだツリーは買っていないのだが).ある日,ツリーの飾りとしてサンタがでてきた.
私が戯れで,サンタ人形を持って,
Hi Santa, do you think Naoki is a good boy? Are you going to give him a present?
Hmmm, let me think. I think...
などとやっていたら,なおが怒る怒る.
He is not Santa!
He is a toy!
He don't talks!
His mouth don't opens, you see?
と必死に人形であって本当のサンタではないことをアピール!なんか,会話の雲行きが怪しいことに気がついていたのだろう(笑)
ここで,三単元のsと否定形が混じると,本当は"doesn't talk"になるはずなのが,"don't talks"になってしまうことを発見.
その場で正しい表現で言い直す,というのはまあやるのだが,比較級と同じで,それだけでは簡単には矯正されない.
だいたい,ネイティブの幼児の場合,こうした文法的なミスは4歳ぐらいで自然と直る,とどこかで読んだ.なおの場合,まじめに取り組み始めたのが3歳になってから,なので当然もっと時間がかかるだろう.
そのうち直るのかもしれないのだが,積極的に直すべく,外国語としての英語を幼児に教えるワークを買ってきて,一緒にやる必要があるかな,と悩みどころだ.
***
クリスマス気分を盛り上げるため,定番のクリスマス絵本を我が家でも購入した.

各ページ2,3行で絵を単語の代わりに使うrebus iconを採用,最後にフラッシュカードもついている,All Aboard Readingシリーズの1冊だ.
同じシリーズから以前,いろいろと購入した(これとこれとこれ).どれもそれなりに(最後のはそうでもなかったが)喜ばれ,楽しむことができた.
この"Is That You Santa?"もばっちり!普通にヒットだった.以前とは違って,自分で文字を追って読むこともできる(全部完璧に,ではないが,雰囲気はでている).
送料無料ということもあり,手軽なクリスマス本,サンタ本を探している人にはお勧めだ.
なおは挿絵のツリーの下にあるプレゼントの箱が大量に置かれているのを見て,こんなにいっぱい!と反応していた.アメリカでは親族から送られてきたクリスマス・プレゼントをこうやって飾っておく,かつ片っ端から親族に送るからこんな風になるんだよねえ.さすがに我が家では真似できない.
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2 件のコメント:
な、悩むレベルが高い…。
「as fast as」と混乱できるってことがスゴイ…(驚くところがおかしいかもしれませんが。笑)
それにしても、ネイティブってそこらへんの文法の誤り、4歳までに直るんですか?!
日本語だと、4歳児ならまだまだ間違えている気がしますが…。
今の4歳児は昔よりそこらへんは出来るのかなあ?
Is that you, Santa? はうちも買いました~。早すぎました~(苦笑)
また、「来年用」です♪
>Cassisさん
いや,そんなに高いレベルでは…(^^;
たしか4歳ぐらいまでに,とどこかに書いてあったような気がしますが,5歳だったかもしれません(^^;
いずれにせよ,個人差もあるし,まだ心配するほどの年齢ではないですよね.
シーズンものは再挑戦する時期が決まっているからわかりやすい(^^)きっと,来年は今年とは全然違う反応を見せてくれると思います.
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