2011年1月30日日曜日

アメリカ出張:3日目〜4日目

私がいなくても、なおとなおままはまあ、無事にやっているらしい。
なおは私を恋しがるというよりも、なおままを慰めているらしく、"Don't miss Papa, I'm here with you, and don't worry Papa is missing his wife, that is you!"と言ったとか。"Wife"なんて単語をいっちょまえに使っているのが笑えるが、どこまで分かって言っているのやら。

私がいてもいなくても、なおとママはラブラブで、"I want your kiss, Mama"だの、"You are unkissed, so I will kiss you!"だのべたべたしているらしい。

***

今回のホテルには無線LANが無料でついているので、ときおり家族とSkypeで会話をしている。回線の状態が悪いときと良いときがあるのだが、良ければビデオ通話もできる。なお相手の場合、お互い手をさんざん振ったあと、なおがパンチして私が胸を押さえて倒れる遊びを無限にやらされて終わり。

***

初日に買ったものの紹介の続き。
予定通り、Leapfrog Tagの絵本を大人買い。トイザらスで各14ドル。


ちょっと張り込んでしまったが、普通の絵本のローテーションに混ぜて1年間かけてゆっくり消費する予定だ。

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2011年1月29日土曜日

アメリカ出張:2日目〜3日目

結局、買い物ができたのは初日の空き時間だけだった。ま、遊びに来ているのではないのでそんなものか。

どうせなら、日本ではなかなか買えないものを、と思って選んだのはこれ。



有名なゲーム、"Clue"のジュニア版で、対象年齢が5歳〜。内容はさっぱりわからないが、そろそろなおも遊べるはず。トイザらスで15ドル程度。

他にも、ドクタースースのゲームやらが並べてあって、非常に気になったのだが、スーツケースにもう入らないのであきらめた。


後はこのおもちゃをおみやげに。


去年のクリスマスに、と考えていた"Erector"のミニミニキット。アマゾンのレビューがあまり良くないので、結局カプラにしたのだが、これなら安いし、お土産にぴったり。トイザらスでは4ドルぐらいしたような。

追記:レシートで確かめたら5ドルだった!

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2011年1月28日金曜日

アメリカ出張:1日目〜2日目

今回はひさびさのテキサスに来ている。実は留学中に2年間ほどテキサスにいたことがあるので、なんとなく懐かしい。

入国審査では1時間待たされ、しかも非常に横柄で態度の悪い役人にあたり、ああ、そうだ、アメリカってこんな国だと思い出した。文句を言おうかと一瞬考えたが、そんなことをすると、奥の部屋に連れて行かれて、罰金数万円をとられるかもしれないのでやめておいた。

空港でレンタカーを借りて、ホテルへと向かったのだがとんだハプニング、というかミス。ホテルまでの道のりを適当にグーグルマップで検索して印刷しておいたのだが、もう日が暮れていて暗かったということもあって迷った!

いくつか良いわけをすると、他にも理由があって、1.時差ぼけ、2.高速道路(インターステート)が入り乱れていて非常に分かりづらかった。3.ひさびさの運転、などなど。

30分もかからないはずなのに、45分走って、明らかに市街地から外れてきたあたりでプチパニック。しかたないので、高速を降りて買いましたよ、地図。でも、テンパっていたせいか、明らかに不要なテキサス全州の地図を買っていた(笑)

適当にそこら辺のガソリンスタンドで地図を買ったのだが、この瞬間がアメリカでは怖い。完全に日が暮れているので、強盗に銃でもつきつけられかねない。テキサス滞在中に、住んでいる町で結構殺人事件が起こっていたのを思い出した…。

まあ、その場所がどれぐらい危険かは街の様子を見ればわかるので、本当に心配しているわけではないのだが、こんな非常事態でなければ、夜にガソリンスタンドなんか絶対に行かない。

びびりつつも、売り子のお姉さんにホテルのあるあたりまでの行き方を聞いて、それからはスムーズに帰ることができた。とんだハプニングだった。生きててよかった。

***

2日目、ちょっと時間が空いていたのでBarns & Nobleへ買い物へ。

Clubhouse Collection (Mickey Mouse Clubhouse)Clubhouse Collection (Mickey Mouse Clubhouse)


日本のアマゾンで取り扱っている本はスルーと書いたのだが、お店でネットが見られるわけではないので、なんとなく、直感にしたがって買ってみたのがこれ。5冊セットで10$、これは安い!と思って買ったのだが、ホテルに戻ってしらべてみれば、しっかり日本のアマゾンでも取り扱いがある。しかも、777円でこっちで買うより安い(TT) ひどすぎる…。

  • Look Before You Leap
  • Up, Up and Away
  • Minnie's Rainbow
  • Dr. Daisy M.D.
  • Clubhouse Choo Choo


入っているのはこの5冊。文字が小さいし、行数が多いので、完全に読み聞かせ用のセットだ。レベル的には"Step Into Reading" の3ぐらい?もうちょっと上かもしれない。

Dinosaurs Super Sticker BookDinosaurs Super Sticker Book



こちらはバーゲン品として$5.98の値札がついていた。こちらは、アマゾンでの新品が高騰しているので買って正解だった。単なるシール本ではなく、恐竜の説明やら豆知識やらがあるので、一緒に遊んだら楽しそうだ。

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2011年1月27日木曜日

「親の背を見て…」パート2 & 出発当日

この日記は更新予約を使って書いている。現在は関空で出国待ちだが、いくら閑散期とはいえ、寂れようにびっくり。大丈夫かな、これ。

***

親の行動を見て子どもが真似をする、という件に関して気になっていたのが、文字を書くという動作。私はもう仕事でもほとんどパソコンに向かってキーボードをたたくだけで、生活の中で字を書くことが減ってきた。これはこれで、いろいろと良くないと思うのだが(漢字も忘れるし)、なおへの影響が気になっていた。

「せんせい」などを使って文字を書くのが好きだし、ときどきは真似事として「おべんきょう」ごっこもやるのだが、パソコンのキーボードに向かって嬉しそうに(むちゃくちゃに)キーをたたくときの情熱にはかなわない。

やはり我々両親が字を書くところを頻繁に見せておいたほうが、と思い、今朝はわざと紙と鉛筆でメモを取りながら仕事をしてみた。普段なら子どもが起きてくるとやりかけの仕事をしまってお世話モードに入るのだが、今朝は出発前にしなくてはならない仕事が立て込んでいて、なおままに任せきりで仕事をし続けた、という事情もあった(^^;

すると、見事!私の使っていたノートをほしがるので、代わりに別のメモ帳を与えるとせっせとなにやら書き始めた。そこらへんの漢字交じりの単語を適当に写している。書き順も何も超フリーダムで、言われないと漢字とは思えないのだが、放置。とにかく仕事が詰まっていて(^^;

こちらのやっていることに本当に良く反応するのだな、と感心した朝だった。

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2011年1月26日水曜日

「親の背を見て子は育つ」を実感

もっと成長してくるとそうでもないのだろうけれど、この時期の幼児に親の行動が与える影響が絶大であることを改めて実感することが良くある。

なおままが幼稚園で先生から聞いてきた話。
泣いているお友達に対して、そっと寄り添って「どうしてないているの?なにがかなしいの?」と問いかけていたそうな。

いかにもほほえましい、という感じで先生が教えてくれたとのこと。

これは、おそらくなおが泣いているときに私が必ず聞く"Why are you crying? Why are you sad?"をそのままお友達に使っているのだと思う(^^; 自宅でなおが泣いているときは、もちろん何が不満だか分かっているのだが(ビデオが見られないだの、しょーもないことばかり)、必ず聞くようにしている癖が移ったのだろう。

なぜこんなことを私が聞くのかというと、5W1Hの質問でなおの発話を引き出す、というだけではなく、とにかく言いたいことを言わせる、主張だけはさせる、という方針のためだ。

泣いている理由、不満の原因を改めて自分の言葉で説明するうちに、だんだん落ち着いてきて、という効果を期待しているが、そう簡単にはいかない…。

幼稚園ではこうして泣いている子を慰めたり、満3歳で入園してきた子のお世話をしたがる、ということが最近良くあるらしい。人のお世話をする前に、着替えを家で自分でやりなさい!と思うのだが(笑)

両親の性格・気質からいって、剛胆・野性的な冒険家タイプはのぞむべくもないので、男の子ながらもこういうおっとり系の良さを伸ばしていけばよいと思う。

私から移った口癖、もう一つは"You are right."
これを言われるとなおままはカチンとくるそうだ。

***

出張前なので、2日に1冊のペースをちょっと変えて昨晩読んだのがこの1冊。

Curious George Visits the LibraryCurious George Visits the Library



ブッククラブで格安だったのでとびついたのだが、アマゾンでも格安の310円。

実は、なおはジョージがあまり好きではない。ジョージの話は、かならずジョージがいたずらをしてトラブルに巻き込まれるというパターンだが、そのトラブルに巻き込まれるところが怖いらしい。今回は事前に絵本を渡しておいて、自分のペースでゆっくりと最初から最後まで眺めさせた。

すると、その後での読み聞かせ時の抵抗がなかった(いつもなら、表紙を見ただけでジョージはイヤ、と拒否する)。ただし、逆に、もう自分で全部読んだよ、とかうそぶく。絵を見ていただけでしょう!

「おさるのジョージ」は4,5歳向けだと思うが、さすがになおは自分では読めない。いくつか単語を拾って読むのだが、そのうち黙って絵だけを眺めはじめる。この"Visits the Library"は、"Step Into Reading"でいえばステップ3相当だと思う。

いろいろな説明をしながら、最後までゆったりと読み聞かせができたし、本人の反応もまんざらでもない感じ。

「おさるのジョージ」で気になるのがアマゾンのお勧め商品で見たこの商品。

Curious George the Complete Adventures Deluxe Book and Cd Gift SetCurious George the Complete Adventures Deluxe Book and Cd Gift Set



400ページ超でCD5枚がついて3,000円しない!書影ではCDのラベルが変だが、実物はちゃんとイラストが印刷されているらしい。また、書店の洋書コーナーだと5,000円オーバーだとか。レビューを見ていいな、と思ったのが、黒人のアクセントでの朗読も入っているということ。アメリカ留学の際には、この黒人独特のアクセントに悩まされたからなあ…。

なおがジョージ好きなら飛びつくのだが。

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2011年1月25日火曜日

ママ文庫での交換絵本:Dinosaur Roar

Spring Greensさんの英語ママ文庫企画からの交換品第2弾はこちら。なおの今のブームにぴったりだ、ということでお願いした品だ。

Dinosaur Roar (Picture Puffins)Dinosaur Roar (Picture Puffins)



最初開いたときは、あれ、簡単すぎたかな、と不安になった。1ページに1行しか文章がない。基本的に"Dinosaur"と来て、次に形容詞が来るつくりだ。だが、自分で読ませてみると、以外と読めないものだ。"squeak"、"fierce"、"meek"、"weak"、"tiny"、"slimy"、"spikey"、"lumpy"と初見で読めない単語が目白押し。フォニックスをマスターしている場合、どれも読めるはずなので("fierce"は無理かな)、やはりまだアルファベットの音レベルで止まっているのだろう(ビデオ見せただけで教えてないからなあ)。ただし、読めない単語も、先頭のアルファベットを手がかりになんとか発音しようとがんばる。"grumpy" が読めたのは、ドーラにでてくる"Grumpy Old Troll"のおかげ。やはり、絵本の読み聞かせで何度も綴りを見ていると自然に覚えるのだろう。

簡単な絵本でも、読みへの導入という意味では、着実なステップアップにつながるのだな、と感じた。

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2011年1月24日月曜日

「なおろぐ」の読み方

ブログなんて、書きたい人が書きたいように書けばいいのであって、読みたい人が読めばいいのだから、わざわざ読み方などと銘打って説明するほどのことはないのかもしれない。が、常連さんには当然のことでも、初めて来た人には分からないことも多い。過去ログを読んでください、と一言で終わってもいいのだが、かなり大量になってきたし、整理もされていない。ということで、ここの記事を読む上で抑えておいた方がいい基本事項をいくつか書いておく。

・英語育児のメインは父親。親子英語は朝・晩と週末が中心。
・父親は英語好きで留学経験あり。母親もつきあって留学経験あり。
・現在は4歳8ヶ月、年少、一人っ子男子

親子英語
・開始は3歳0ヶ月、ワールドワイドキッズ(WKE)受講と同時
・ただし2歳代で日本語のものと一緒に英語ビデオを見せていた
・開始後、日本語の映像は見せていない。ただし、今年からこどもちゃれんじのDVDを解禁
・開始後、ビデオの視聴時間は1日計1時間半
・開始後、WKEの英語遊びで語りかけスタート
・単発のものを除いて英会話教室のたぐいは行っていない

現在の家庭内言語
・父親から子ども、子どもから父親は英語
・ただし、外出先で他人が混じるときは父親が日本語で話しかけることも
・母親から子どもは日本語だが、微妙に英語が混じる
・子どもから母親は英語・日本語
・父親と母親の会話はすべて日本語

別に英語で話しなさい、と強制したことも要求したこともないのだが、自然と英語に切り替わっていった。逆に、去年の4月に幼稚園に入ったころは、なおままが心配して、「にほんごで!」と日本語で話すことを要求していたほど。今では、幼稚園から帰ったとたんは、おうちだ!ということですぐに英語になるが、なおままが日本語で話しているうちに日本語に切り替わっていくそうだ。

ブログの楽しみ方はいろいろあるが、私が想定しているのは、「ご近所さんの日常」的楽しみかた(今はこんなことやっているんだ、的な)、そして良質な絵本・DVDの情報源といったところだ(良質かどうかは読者の皆さんの判断で)。

幼児期の、とくに家庭での英語教育についていろいろと理屈っぽいことを書くこともあるのだが、幼児教育も外国語教育も専門ではないので、あくまで素人理論として聞き流して欲しい。

教材、とくにDVDと絵本については、最初の1年間はコストパフォーマンスを重視していた。絵本はせいぜい1ヶ月に1,2冊、しかもコストパフォーマンスを吟味した上で購入していた。途中で父親の小遣いをほぼすべて親子英語に投入することを決意し、月1万円ぐらいを上限にいろいろなものを買っている(まあ、英会話教室に通わせる代わりと思えば…)。

どうしても必要、とはいえないものも最近は買っており、その筆頭はDWEのレッツプレイ。なおの英語力の向上というよりも、親子2人で遊ぶさいの燃料のため、という意味合いが強い。

***

どうしても必要とはいえない、と書いたが、ちょこちょこ楽しんできたレッツプレイ、昨日はとうとう最後のパート12だった。さすがDWE、メインのテーマとあわせてあって、パート12ではマジックをする。この手品ごっこになおが大興奮。ビデオでは口上をゆっくり説明してくれるので、丁寧にやればスピーキングの練習にもなる。なおは興奮して、スカーフだのワンドだのを振り回して魔法の言葉をクチにするのだが、手品になってない真似事で楽しんでいた。

大変そうな工作は後回しにしたが(ほう砂の必要なスライムとじゃがいもで作るサーカスポテト)、一通りDVDを見て工作をやったので、レッツプレイはこれでほぼおしまい。またとっておいて一年後ぐらいにみたら、工作で楽しめるものがあるだろうか。

後から考えてみると、12,000円程度で材料付きで買うのがいいのか、5,000円程度でDVDだけ楽しむのがいいのか、微妙なラインだった。

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2011年1月23日日曜日

図書館から英語絵本:Mog, the Forgetful Cat

昨日、「英語絵本を買いましょう」的な記事を書いたが、もちろん、図書館などを活用するのが大前提にある。大阪府の場合、府立図書館の存在は大きい。大阪府ではなくても、都道府県立図書館ならどこもそれなりに洋書の蔵書がそろっているはず。問題は絵本・児童書の蔵書だが。

まだ実際に行ったことはないのだが、なおが小学生に上がるぐらいまでには一度行って、英語の児童書の揃い具合を自分の目で確かめてみたい。

うまくなおに良さそうなレベルの本を見つけたので重い腰を上げて購入依頼書を書き(我が市ではこうやって取り寄せ依頼をする)、ひさびさに府立図書館から取り寄せたのがこの絵本。

Mog the Forgetful Cat (Mog the Cat Board Books)Mog the Forgetful Cat (Mog the Cat Board Books)



今のなおのレベルにあった英語絵本を検索で探すというのが難しいので、なかなか府立図書館から借りられていなかった。府立図書館の幼児向けの英語絵本の蔵書を、レベルにあわせてリストするとか、誰かやっていないだろうか。すごい暇になったらいつかやろう…。それまでは、記録の意味も込めて、本を借りるたびにここで記録していく。

この本は、シリーズものの一冊らしい。府立図書館にはあと2冊あり、同時に確保済み。他の2冊は小さいボードブックだったが、こちらは大きめの版で普通のハードカバーだった。ちょっと長めの40ページ。レベル的には、"Step Into Reading"のLevel 3のちょっと上程度だろうか。

淡々と進むので、いろいろとフォローしながら読み聞かせていった。

かなり忘れっぽい猫のほんわかしたお話なのだが、("Titch"を思い出させる)、途中で大事件発生!

ネタバレはいやなので詳細は省くが、ここでまたなおが怖がって逃げた(笑) 最近に始まったことではないが、恐がりぶりにもほどがある。大丈夫!となだめすかしながら読み聞かせ終了。

読み聞かせの後、何か自分で読んでみせたくなったらしく、この本をつかんで、声を出して読み始めた。が、この本は君にはまだ無理だ、ということで、慌ててそこら辺にあった別の本をつかんで「こっちでどう」と渡した。

それがORTのStage 3 Stories Packのこの3冊。"A Cat in the Tree"、"Nobody Wanted to Play"、"On the Sand"。絵本の在庫がなくなったら出そうと思って待機させておいたものだ。

一年以上前になおに見せて読み聞かせたり、CDの朗読を聞いたりした。おそらく、内容はもう一年前でほぼ忘れていると思うが(ナイナイ大作戦の後、存在そのものを忘れてくれていたし)、3冊ともすべて自力で読めた!

同年齢のお子さんがどんどん読むようになっていくのを見ながら、マイペースを続けていた。子どもの成長の早さはそれぞれ、焦らず、地道に続けると成果が上がるということだろう。

ORTのStage 3は、自分で読めるので本人の自信アップにもつながるし(読めなくても平気で自分で読もうとして、適当にページをめくって「読んだ!」とか言う子なので、あまり繊細なタイプではないが)、このまま少しずつ、自力読みの練習に使っていこうと思う。

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昨日の休日出勤でちょっとめどがついたので、喉がいがらっぽいこともあって今日は自宅でのんびりする予定。外出は近所に買い物に行く程度にしておこう。

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2011年1月22日土曜日

アメリカ出張の準備中

3月末の引っ越しの準備やらなにやらでどたばたしていたら,来週に控えた出張の準備がまだできていない!出張そのものの準備に加え,それまでに済ませておかなくてはならない仕事がいくつかあるので,どうしようもなくなってきた.すくなくとも今日は休日出勤.もしかしたら明日も….

この忙しい時期に出張を入れたのが間違いだったか.

私がアメリカに5日間行ってくるとなおに伝えて,大丈夫かい,と聞いたら,"You'll come back in 6 days?"と念を押した上で,"It's OK."とクールな感じ.ママがいるから大丈夫だそうだ(^^; 春の頃は,2泊の出張でも"I miss my daddy."と泣いてくれたのに….

今計算したら,6泊5日だが,現地は3日間の強行軍.ほとんどはもちろん仕事で埋まっているのだが,うまくいけば,というかなんとかして空き時間を作ってちょっと本屋とおもちゃ屋による予定だ.最寄りのトイザラスを調べておかなくては!

アマゾンで買えるものはすべてパス.今は,日本でアマゾンで買った方が安いものも多い.バーゲン本とか,アマゾンで買えないものを中心に調べてくるつもりだ.

Tagの絵本は日本のアマゾンでは買えないし,アメリカ・アマゾンから買うと送料が馬鹿にならないので,節約するために買い込んでくる予定!

***

絵本の数がそろってきたら,最近昔の絵本を出してくる,という話をしたところだが,昨日も夕食後,本棚をあさって絵本を出してきた.この本棚,クローゼットの奥に押し込めてあって,しかも前に荷物が山積み(おもになおの絵本や服だが).明かりもついていない暗いところに入って,絵本を漁って読んでいるのを見ると,視力が気になる.引っ越しまで後2ヶ月だが,一時的にでもライトをつけてやった方がいいかもしれない.

昨日出してきたのは,ドーラの合本ハードカバー,Dora's Storytime Collection.我が家の記念すべき英語絵本第1弾だ.買ったばかりのときは,この厚い合本をつねに最初から読むのでないと気が済まず,最後の方まで全然たどり着かなかったものだが,今はちゃんとストーリーを選んで始められる(1年前,3歳半の頃はこんな感じ).成長したものだ(いまだに,全部読もうとか無茶を言うが).

2009年には,テレビ東京でドーラがやっていたということもあって,ドーラ関連商品は,親子英語をやる多くの人が使っていた定番だった.もうテレビ放映も終わってしまって,これから少しずつ使う人が減っていくのだろうか.

なおの場合,この半年ほどもうドーラは見ていない.結局,ディエゴのアニメも見ないままだった.このまま,フェードアウトするのかな,と思ったらちょっと寂しいが,それも成長というものか.

Dora's Big Book of Stories (Dora the Explorer)Dora's Big Book of Stories (Dora the Explorer)



ハードカバーの合本では,これがずっと気になっていた.Dora's Book of Manners, Dora Goes to School, Dora's Fairy-Tale Adventure, Dora's Chilly Day, Show Me Your Smile!, Dora's Pirate Adventure, Big Sister Dora! の7冊の絵本の合本.

このうち,Dora's Fairy-Tale AdventureとDora Goes to Schoolは単体で持っているしなあ,と悩んでいるうちに買いそびれた.

さらにもう一つ合本を発見.

Storytime with Dora and Diego (Dora the Explorer and Go, Diego, Go!)Storytime with Dora and Diego (Dora the Explorer and Go, Diego, Go!)



二人が座って本を読んでいるのが可愛いなあ….本好きはこういう表紙を見ただけで買いたくなってしまう.Dora Climbs Star Mountain, A Humpback Whale Tale, Dora Saves Mermaid Kingdom, Diego's Wolf Pup Rescue, Diego's Safari Rescueに加えて,たぶんあと2つほど入っているが詳細は不明.

欲しいな~買っちゃおうかな~(笑)もうこうなると,子どものため,というより自分の物欲だ.

ただ,合本は1冊ずつ出す,ということができないので,どうしても「一気読み」になってしまう.それが残念.


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2011年1月21日金曜日

英語絵本をなぜ買う必要があるのか

ちょうど1年ほど前、Spring Greensさんの掲示板でこんな相談をさせていただいた。

実は、このところ、ちょっと英語絵本に行き詰まりを感じていました。毎月買っている絵本は3冊程度なのですが、買ったそのときは喜んでも、すぐに飽きてしまいます。今、家にある絵本は30冊程度ですが、子どもと遊んでいても、「読んで」と持ってくることがほとんどありません(ママと過ごしているときに、暇なときにたまに開いたりするらしいのですが)。


このときは非常に貴重なアドバイスを多くの方からいただいた(感謝!)。
あれから10ヶ月、どのように変化したのか、考えてみた。このあたりの近況をちょうどSGさんに報告したところだ。何をしてどうなったのか、ここでも簡潔にまとめておこうとおもう。

当時は、まだワールドワイドキッズをやっていたということもあって、英語絵本の購入は控えていた。せいぜい月に3冊程度で、持っていた本も計30冊程度。

結局、アドバイスにいただいた通り、十分な数の絵本を揃えることというのが一つの解決策だった。割とすぐ飽きるのは変わっていないが、新しい絵本をちょこちょこ買うことによって、「絵本好き」の状態をなんとか維持している。今では、おそらく100冊以上は家に英語絵本があると思う(数えていないというか数えたくないというか)。ORTやRead At Homeを入れたら、確実に200冊以上!

特にこの1ヶ月ほどは、新しい絵本を出すペースを一定にしている。新しい絵本を買っては、2,3日持たせる、ということを続けると、夜寝る前に絵本を読むというストーリータイムが非常にスムーズに習慣づけられた。月5冊程度は図書館で借りるので、結果として、1ヶ月で10冊の新しい絵本が増えていくことになる。

さらに、英語絵本の蔵書が増えていくにしたがって、なおが自発的に好きな絵本を探しにいって自分で眺めたり、読んで、と持ってくることが増えてきた。昨日は、懐かしの"Three Billy Goats Gruff"(当時の記事)。購入したのはもう1年以上前で、最後に見たときから半年は経っている。

一度読んだ本は、あらすじが頭に入っているから、文章表現など細かいところに気を配ることができるし、この年齢では半年前にはわからなかったことがわかるようになっているから、また新たな発見もあるのだろう。

ということで、英語絵本、やはりある程度は家に蔵書をおくことによって、常に好きな絵本が身近にある環境を作り出すことが肝要なのだと、思う。

***

ワールドワイドキッズのワークショップ、2/19開催のステージ4,せっかく申し込んでおいたのに、入金を忘れていた!昨日までだったのに…。あわててホームページにいって確認したけれど、もう売り切れ。残念…。

3月末の予定も出ている。大阪は3/26開催で、ステージ1・3。ステージ3は参加したばかりだし、ちょうど引っ越しの時期なので、無理だ。ますます、2月に参加できなかったのが残念。

***

書店で見かけた、「ミッキーとうたおう 英語のうた絵本 」というCD付ムックがちょっと気になった。1,785円とお手頃な値段(アマゾンに書影がないのが残念)。Hokey Pokeyなど、WKEユーザーにはおなじみのマザーグースの曲が中心なので、我が家ではわざわざ買うほどではないけれど、ゼロから始める親子英語にはちょうどいいかも。

「ミッキーと一緒に英語の歌を歌おう!おなじみの英語の童謡20曲と、繰り返し歌うだけで、英語がスラスラ出てくるディズニーオリジナルソング10曲が入った英語のうた絵本。ディズニーキャラクター満載で眺めるだけでも楽しい1冊。CD1枚付。」


イラストにはディズニーキャラクターが使ってあって、子どもうけもよさそう。英語と日本語の歌詞が左右に見開きで載っているスタイル。ただし、英語の歌詞の下に、ひらがなで読み方が書いてあるのは、非常にマイナス。うちの子みたいに、まだひらがなが読めないなら(正確には読もうとしないのだが)、特に問題にならないかもしれない。

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2011年1月20日木曜日

我が家は、英語教育に熱心?

この前、私のブログを見てくださっている、という方に直接お会いする、という珍しい体験をした。

いや、ブログで知り合った方とお会いしたことは2,3度あったが、ブログ上で交流がない方とは初めてだったので、不思議な感じだった。そこで、「参考にしています」とか言われて、お世辞にしても舞い上がったのだが、「すごい熱心で」というフレーズを聞いて、ちょっと自分としては違和感があった。

ビデオを昼間、なおままに頼んで見せてもらうだけ、夜は絵本を1,2冊読み聞かせ、というのは熱心になるのだろうか。まあ、平均的な父親の育児への関与を考えると、かなり熱心さで上位にくるのは間違いないが、お母さんたちと比べると、さほど熱心というほどでもないような。

で、気がついたのだが、「すごい熱心」なのは、英語教育というよりブログだろう(爆) 実は、私の限られた自由時間の相当分をつぎ込んでいる。教材探しの時間にしても、なおのためというより、ブログのネタ探しだったりして(^^;

***

そろそろ、12月に購入した絵本や図書館から借りた絵本、ブッククラブで購入した絵本が尽きてきたので、アマゾンから絵本を供給してみた。購入したのは、ワンダーママさんの「英語子育てで いろんなことが見えてくる」で紹介されていたこちら。

The Magic School Bus Flies With The Dinosaurs (Scholastic Readers)The Magic School Bus Flies With The Dinosaurs (Scholastic Readers)



マジックスクールバスは、そのうち楽しめるかも、と目標においているシリーズ。アニメ番組もあり、以前、Veohでビデオがダウンロードできる、という話があったりしていろいろと話題になった。「オリジナル」と呼ばれる12冊の絵本があり(Wikipedia参照)、ずっと視野に入れていたのだが、おそらく対象年齢が5,6歳ぐらいから。

サイエンス好きに育てようという野心ありありの私としては外せないシリーズだが、いかんせんまだなおには早い。そんなときに、読みやすいマジックスクールバス、という紹介を見て飛びついた(実際には手持ちの絵本が少なくなるまで待ってから注文した)。この"Flies With The Dinosaurs"は、オリジナルの著者によるものではないが、"Scholastic Reader"のレベル2なので、なおにもばっちりのはず。

読み聞かせてみると、レベル的にはOK。内容も、恐竜と鳥の祖先が一緒、という割と新しめの学説(そんなに新しくもないのかな)をカバーしていて、非常に教育的。ただ、どこまでなおが理解してくれたかは微妙。

なおの反応はそこそこ、という程度。そろそろ、アニメを見ても楽しめるだろうか。

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2011年1月19日水曜日

ワールドワイドキッズのワークショップ、ステージ3! & "I love money!"

昨日はワールドワイドキッズのワークショップ、ステージ3に行ってきた。
終わるのが夕方になるせいか、平日だからか、最後までチケットが完売せず、当日参加はなんと6組!(今まではマックス20組だった)。

外国人キャスト2人に6組の親子というのは密度が高い。運営側としては元がとれなくて大変だろうけれど、受講する側としてはラッキーだった。

今回も外国人キャストさんは、おそらく2人とも役者(志望)か何か?表情の作り方や全身の表現が見事!だが、どちらかというと、見事な芸を見て楽しむのは親の方(^^;

他の子がみな3歳のなか、4歳のなおはひとりでお兄さん。いつものように、キャストの問いかけにもガンガン反応していた。あちらとしてはこういうのが混じっている方がやりやすいだろうと思う。

***

なおの珍言特集。忘れないうちに書いておこう。

お正月、お年玉を渡して、これで何でも欲しいものを買ってもよい、と伝えたときのこと。
念願のおもちゃを自分のお金で初めて買ったなおに、自分のお金ではおもちゃ、おかし、いろいろと買えるということを説明したら。

"I love money!"

だそうだ。いや、パパもそうだけどね。

別の日には寒い日にお風呂につかって、しみじみと。
"This is life."

4歳児のくせに親父のようだ。

そして最近はとうとうだじゃれ(pun)が分かってきたらしい。セサミストリートのドラキュラ風「伯爵(Count)」は数える(count)のが大好き。このだじゃれにとうとう気がついた!(もうセサミストリートを見始めて2年ほど)。
"Count likes to count. It's a silly name."と繰り返していた。いまさらすぎる。

英才教育、果たして機能しているか非常に疑問だ(笑)

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2011年1月18日火曜日

我が家なりの親子英語の「成功」

英語育児の「成功」なんて人それぞれで、ましてやうちのようにまだ海のものとも山のものともつかない4歳児の場合、成功もへったくれもない。

ないのだが、日常生活の取り組みで、「あ、うまくいっているな」と感じる瞬間があると、ちょっと嬉しくなる。

そんな気分にさせてくれたのは、この絵本。

Alphabet MysteryAlphabet Mystery



ブッククラブで注文した絵本で、寝かせてタイミングを見計らっていた。なおが気に入ることはある意味保証された、シリーズ本。アマゾンで買うとハードカバーで1,300円もするのが残念(それでもAlphabet Adventureを最初に1,600円で買った自分をほめたい。紹介されていたりゅうママさんにも感謝。)。Spring Greensさんの「英語育児ママ文庫企画2010」の「幼児読み聞かせセット1」と「幼児読み聞かせセット2」にこのAlphabet MysteryとAlphabet Adventureがそれぞれ入っている話は以前書いた。

表紙を見て例のシリーズだとわかって小躍りした。

「成功」を感じた瞬間は、物語の中でアルファベットのみんながおどろおどろしいお城に行き、そこで恐ろしい巨大なマスター、Mに会ったときのこと。

ウキーと声にならない高周波を出して逃げるなお(笑) "I don't like it!"と叫びながら、やめてやめて、という感じで隣室に避難。ビデオを見ているときだとこんな反応をすることは結構あるのだけれど、絵本でもこれだけのめり込んでくれている、というのがわかった瞬間だった。

なんとか大丈夫、大丈夫、と伝えて読み続けると、私の背後に隠れながらだが、続けることができた。最後はもちろん、ハッピーエンド。

最初、なおままに「英語がすっぱりなおから消えてしまっても、文句を言わないこと」という条件付きで始めたワールドワイドキッズでの親子英語。そのときになおままに説明したのだが、親子英語は決して将来のなおの英語力のためだけにやっているのではなくて、今のこの瞬間、英語を使って遊ぶこと、英語の絵本・DVDを見て楽しむこと、こうしたことへの喜びの積み重ねのためなのだ。

じゃあわざわざ英語を使わなくても、とかいう突っ込みはなしで(笑)

***

以前、Tag絵本の購入でお世話になった英語教材ショップ、「イングリッシュプレイグラウンド」さんにリープフロッグのDVD、日本のアマゾンで取り扱いがないものを扱ったら、喜ばれる方が多いのでは、と(余計な)口を挟んだら、「取り扱い始めました!」とご連絡をいただいた。

おお、すごい身軽なフットワークだ、と感動した。"Talking Words Factory"や"CODE WORD CAPER"が1,800円。米アマゾンから直接単品を購入すると、一番安いStandard Shippingでこれよりちょっと安くなる(3週間ぐらいかかるが)程度なので、日本国内からの発送であること、万が一のときのクレームがつけやすいこと、を考えると、こちらを選ばれる方もいるだろう。

一消費者としては、購入の選択肢が増えるのは喜ばしいことだ。LeapfrogのDVDは、"Letter Factory"だけでなく、続きの上記2つもかなり破壊力がある(紹介したときの記事)。"Talking Words Factory"は、CATのようなフォニックスのルールに従った3文字の単語の読み、"Code Word Caper"では子音のブレンドや"Silent E"を学ぶ。一応3歳でも楽しめるが(なおは早い時期から見ていた)、どちらも、4歳、5歳ぐらいからでも十分な内容だ。フォニックスより先にサイトワードを、と考えている方は遅めの方がいいだろう。

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昨日は時間があったので、忘れたころにということでRaz-kids.comもやってみた。ビデオが見たい〜とごねるので、Razに誘ってみると、乗り気になった。未だにレベルCでだいたい普通に読めるのだが、気分が乗らないとやらないので、なかなか次に進めない。4冊ぐらい、絵本を自力読みして、クイズを解いておしまい。

一応、チャートで見るとレベルCでも4〜6歳なので、焦る必要はまったくないだろう。理想はコンスタントに毎日1個読んで、というスタイルなのだが、なかなか…。

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2011年1月17日月曜日

最近はちょっと長めのリーダー絵本:Little Witchシリーズ

昨日お出かけしたことだし、とても寒い日曜日は、家族で図書館に出かけた以外は家に籠もっていた。

例によって日本語シフトをひいているので、日本語の絵本を中心で借りだしてきた。週に1回図書館に行って、毎日1冊は新しい絵本を、というペース。

ちょっと色気をだして混ぜてみたのが、これ。

和英併記 ももたろう - The Adventure of Momotaro, The Peach Boy和英併記 ももたろう - The Adventure of Momotaro, The Peach Boy

講談社インターナショナルからでている「講談社バイリンガル絵本日本昔話」シリーズ、48ページでレベル的には下で紹介する"Step Into Reading"のLevel 3とどっこいぐらい。ハードカバーで1000円、イラストは見事だけど、ちょっと買うほどのことはないかな、という感触。

桃太郎はなおのお気に入りで、この前も書店でアニメ絵の小型絵本を買ったばかり。

なぜお気に入りかというと、2、3歳の頃、なおままが寝る前に子守歌と一緒に聞かせていた「おはなし」の定番だからだ。もう布団に入って電気を消した後、なおが寝入るまでの「おはなし」の時間にでてくるのがこれだった。同じ話をいつもしていると飽きる、ということで、川から流れてくる桃を他の果物にしてみたり、鬼退治には出かけずにそのままおじいさん、おばあさんと楽しく暮らしたり、なおままが即興でいろいろと物語を変えては聞かせていた。

今はもう、布団に入って電気を消すとバタンキューなことが多いので、この「おはなし」の時間はなくなってしまったが、語り聞かせてもらった桃太郎の記憶はしっかり残っているらしい。

***

毎日、寝る前に1冊程度なので、あまりがんばっているとはいえない英語絵本の語りかけだが、コンスタントに続いているのでよしとしよう。

今回は、"Step Into Reading"のLevel 3 "Little Witch"のシリーズを3冊、まとめて紹介する。紹介するのはまとめて、だが、読み聞かせは新しい本を1日1冊、を上限に進めてきた。

Little Witch Goes to School (Step-Into-Reading, Step 3)Little Witch Goes to School (Step-Into-Reading, Step 3)







Little Witch's Big Night (Step into Reading)Little Witch's Big Night (Step into Reading)







Little Witch's Bad Dream (Step into Reading)Little Witch's Bad Dream (Step into Reading)






周りの魔女は悪い魔女ばかりなのに、ひとりだけよい子の"Little Witch"のお話。お母さんに「あんたはいつもよい子で駄目!ちゃんと悪い子になりなさい!」と言われる、というそのあたりのユーモアがなおには微妙に通じず、おもしろさがどこまで伝わっていたかは微妙。

一応、3冊とも一通り最初から最後まで聞いていたが、5,6歳になっていた方が、このへんてこな世界がもっと楽しめるだろうか。

"Little Witch Goes to School"と"Little Witch's Big Night"は300円ちょっとで買える。よい子成分の多めの女の子にお勧めだ。

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2011年1月16日日曜日

ゴスペルレッスンに参加!

あまりに長くなりそうだったので、昨日参加させていただいたイベントの話を別記事にしてみた。

昨日はHollyさん主催のゴスペルレッスンに参加させていただいた。片道1時間ほどかけての遠出だが、休日は一緒に電車に乗っている時間も貴重な時間だ。

実は、私となおままはウーピー・ゴールドバーグの「天使にラブ・ソングを…」の大ファン。アメリカにいたときは1と2のビデオを購入し(まだDVDが出る以前の話!)、10回以上は見た。この2つの映画、見ていると次にくるシーンや台詞がわかる(^^; 音楽にも歌にもあまり詳しくないのだが、そういう意味での縁はあった。

ゴスペルといえばキリスト教。なおの通う幼稚園はカトリックなので、なおにもそれなりに親しみがあるはずだ(なおとしりとりをしていると、「き、き、キリスト」とかきて仰け反ることがある)。

レッスンの方は、私は素人なのでさっぱり判断ができないが、メインの子どもたち(4歳〜8歳ぐらい)が飽きないよう、歌いやすいよう、いろいろと工夫されていて(そんな気がして)、感心した。オリジナルの方を聞いたときは、こんなの歌えるのか、と思ったのだが、リズムに慣らした後で、歌いやすい部分だけをうまく調整(?)してあったと思う。

肝心のなおの反応は、というと、歌はそこそこ。。子どもの部分の歌ならなんとかついていけそうだ。ウッドブロックを使わせてもらったときはとても嬉しそう。途中、ちょっとだれてしまって、"I'm thirsty."などとぐちぐち言っていたが、まあ走り出したりすることはなくレッスンに参加できた。

一番楽しそうだったのは、最後、他の参加者のお子さんたちと外で追いかけっこをしていたとき。おミソで周りをちょろちょろしているだけなのだが、女の子たちばかりだったせいか、ずいぶん優しくしてもらったようだ。

帰り道では、ママも歌えるよね、ママと一緒に歌おう、と妙に乗り気。なおままが幼稚園のコーラス部に参加しているせいだろうか。帰宅後は、オリジナルを聞きながらおもちゃのピアノでむちゃくちゃに弾いて歌っていた(^^;

ただし、もう一度行くか、と聞くとNo…。

***

私としては、Hollyさんを始め、参加者のみなさんといろいろ情報交換をすることができたことが収穫だった。レッスン自体はもちろん日本語で行われるのだが、親子英語をされているかたが多かった。しかも、みなさん、子ども英会話の先生だったり、国際結婚をされていたり、と多彩なバックグラウンド。特に印象に残っているのが、年長さんぐらいでのママからの英語での語りかけに対する、壮絶な拒否のお話。"Don't speak to me in English!"とか"I'm proud of being Japanese!"とか(うろ覚えなので細部が違うかも)子どもに叫ばれたら、私でも英語で話し続ける根性は出ないだろう、と思ったのだった。

いつか来るかもしれない、というかかなり来そうな気配のするこの6歳の壁、うちではどのような形でくるのか。

しかし、4歳だの6歳だの10歳だの、子育ては壁の連続だ。

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ブログを続ける意義

よせばいいのに、アレ系のブログ(というのはこちらの方の命名で、言い得て妙だと思う)を見に行って、ベネッセの社員呼ばわりされて(いるような気がして)無駄に落ち込んでしまった。

正直、うちの子はこんなにワールドワイドキッズを活用してしゃべれるようになったのに、「宣伝にでませんか」とかそういう依頼すらまったくない!初期からやっていた方の中には、体験談募集に応募して、体験版ビデオに出たという話も聞くのに!スーパーキッズとしてイベントで雇ってもらえないだろうか。

冗談はさておき、家内制手工業のような業者ならともかく、ベネッセのような大企業ではコンプライアンスにうるさいため、社員が素性を隠して商品の宣伝をする、ということはまずないだろう。

***

私が親子英語ブログに入り浸って(という表現はつい先日も書いた)いるのは、とにかく最初は情報収集が目的だった。最初はむしろ否定的に「こんな無茶をしている人がいる」的なノリでここを「発見」し(笑) 、その後、ワールドワイドキッズを購入してから、どんどんと取り組みが先鋭化(?)していって、最後には父子の間はオールイングリッシュにまで突っ走ってしまった。

購入前は主に家族や友人にたまに覗いてもらう程度の目的でブログを書いていたのだが、その後がらっと雰囲気を変えて多くの人に向けて発信するようになった。このあたりの変化が露骨だ。

情報収集という意味では、ずっと重要な役割を果たしている。私が買っている本やビデオの8割方は、どこかのブログや掲示板で紹介されたもので(残りの2割はアマゾンの「この商品を買った人は…」)、これらがないとうちの英語の取り組みはそもそも成り立たなかっただろうと思う。

ワールドワイドキッズの購入そのものも、親子英語ブログでの取り組みを見てから。単なる宣伝ではなく、実際の人々が取り組んでいる様子を見て、感触を知ることができる、というのはとても役立つ。

教材が役立った、という報告もあれば、もうビデオを見なくなってしまった、という報告もある。いろいろな家庭の取り組みを見ているなかで、ステージごとに解約できるから、最悪3万円の無駄遣いで済む、と思って清水の舞台から飛び降りたのだった。

私のブログを読んで、ワールドワイドキッズを購入して合わなかった、無駄だった、と思われた方がいらしたとしたら(万人に合うものはないので、当然いるのだろうが)、ステージ1で解約して欲しい。その上で、教材をオークションでたたき売ることをお勧めする。ステージ1の教材は未だに高値止まりなので(今ひさびさに確認した)、相当分は返ってくるはずだ(全額とはいわないが)。

なるべくお金を使わない親子英語の方法もときどき考えている(このあたりとか)。ただし、結局のところ、お金を使わない場合は準備に時間を使うことになる(20人集めてRaz-kids.comを始めるとか)。どちらを使うかは考え方次第だろう。

今では、情報収集の役割ももちろん重要だが、日々いただくコメントが大きな喜びであり、親子英語の原動力になっている。さまざまな人とブログを通じて知り合うことができ、一部の方とは直接会うことができた(昨日参加したゴスペルの会も、そんな縁だ)。近くに同じように英語をやっている家庭がない私にとって、ブログを書いて、見ることなしに親子英語を続ける、というのはもう考えられない。

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2011年1月15日土曜日

Spring Greensさんから届いた素敵な英語絵本:To Market, To Market

去年本をどっさり譲っていただいた恩返しを少しでも、とSpring Greensさんの「英語育児ママ文庫企画2010」に何冊か本を寄贈した。実際には譲っていただいたものがメインで、なおがとても気に入ったもの、すでに他の方にお譲りしたもの以外を、次の方にお渡しする、という意味を込めてお返しした。ついでに、量は少ないが、うちでかぶって購入したもの、もう必要ないだろうと思われるものも入れておいた。

その「お礼」として英語絵本をお送りいただいた!本を寄贈した人は、他の方が寄贈されたもののなかから希望するものを選べる仕組みになっていたのだ。

私がお願いした本2冊をいただいたのだが、そのうちのひとつがこれ。実は、これ、どこかのブログで見て、ずっと気になっていたもの。いつか買おうと思って欲しいものリストに入れていたので、飛びついた。

To Market, to MarketTo Market, to Market


これがまた予想通りのすばらしさ。イラストがとても鮮やかでダイナミック!ストーリーも、繰り返しが中心ながらユーモアたっぷりで、飽きさせない展開。なおの反応は久々のホームラン!なおがケラケラ笑うなか、3度ほど続けて読み聞かせた。イラストの細かいところに気がついて話し合うこともできた。

1ページ1つの文章で簡単な表現しか出てこないので、何歳でもいけると思う。大人も、最後読み終わった後に、胸が温かくなる、幸せな絵本だ。

以前欲しいものリストに入れたときは700円以上したはずなのに、今は500円台。円高が浸透してきた。

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Spring Greensさんの「英語育児ママ文庫企画2010」に応募する方へのアドバイスとしては、まず背伸びしすぎず、今すぐ楽しめるものに応募すること。うちも「ちょっと簡単過ぎかな」というものに応募してぴったりだった。

ちなみに、「幼児読み聞かせセット1」と「幼児読み聞かせセット2」には、なおが大好きなAlphabet Rescueのシリーズ本が入っている(私が寄贈したものではないが(^^;)。アマゾンからだとハードカバーになって高いので、こういう機会に手に入ると嬉しい。それから、「赤ちゃん&幼児 読み聞かせセット2」の"Someday We'll have good manners"も入手困難な良本。他にも私が知らない本がいっぱいあるので、きっと貴重な本が含まれていることだろうと思う。

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2011年1月14日金曜日

是非チェックして欲しいSpring Greensさんの「英語育児ママ文庫企画2010」

ご存じの方も多いと思うが、Spring Greensさんというのは、英語育児では老舗のコミュニティサイト。何年も前から英語育児を続けてきたお母様方(が中心だが、一部お父様もいるそうな)が、教材や取り組み方、子どもの英語の発達、などについていろいろと情報を交換している掲示板を中心とした場所だ。

ちなみに、ここの「理想の英語化計画」というエントリがすごい情報量でためになった。我が家にそのまま当てはまるか、というとそうでもないのだが、英語の発達の流れ、その時々で与える教材のタイプなど、とても参考になる。

掲示板サイトでも、常連の皆様はたいてい、お子さんが幼児の時期を過ぎてしまっていらっしゃるので、困ったことや不安なことがあって聞けば、経験に裏打ちされたアドバイスが飛んでくる(私も何度か質問させていただいた)。

Spring Greensさんの掲示板、英語育児から、小学生用の各種学習教材、さらには家電まで情報の宝庫だが、危険なまでに物欲が刺激されるのが困る(^^;

今回は、こちらで「英語育児ママ文庫企画2010」と称して、英語絵本のリユース企画が行われている。このコミュニティサイトに参加しているお母様方の寄付でもう使わなくなった英語絵本を集め、一般の応募者の方々にお譲りする、という企画だ。

私は去年の同じ企画に応募し、見事当選!(セットの数には限界があるので、応募者が多い場合には当選になる)。そのときは一気に英語絵本が20冊以上届いて英語絵本バブルに!今から考えると、小出しにして少しずつ味わえば良かったと思うが、そのときはバブルを親子で楽しんだ。

今年の企画では私も去年譲っていただいたものを中心に新しいものも少しだけ(本当に少しだけ(^^;)提供している。まだ読み始めで、今まで読み聞かせだけだった絵本がそのうち自力で読めるかも、と思うと寄付に踏み切れなかったものも多いからだ。

20名近い寄贈者とのやりとり、郵送、応募者とのやりとりなどなど、ものすごい事務負担量だと思うので、運営されている春菜さん、そしてサポートされているもっちんさんには本当に頭が下がる思いだ。

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最近は恐竜づいていて、昨日の寝る前も読んだ(?)のはLeapfrog Tagの"T-Rex's Mighty Roar"。もう簡単なのに、とこっちが思うようなフォニックスのゲームをちまちまやっている。まあ、英語の音に接する機会だと思えばいいか。

そして、もう一冊はこれ。相変わらず"Step Into Reading"。安くてボリュームがあって、お得感が嬉しい。

Dinosaur Days (Step Into Reading, a Step 3 Book)Dinosaur Days (Step Into Reading, a Step 3 Book)


例によって円高の今なら310円!"Step Into Reading"の"Level 3"、32ページ(訂正:48ページだった)なので4,5歳向けだと思うが、恐竜好きには嬉しい一冊。難しい恐竜の名前の読み方もちょっと解説してある(が、日本人にはこの解説ではつらい)。

はっと気がついたら寝室に行く前に8時になっていたので、15分ほどだけ読み聞かせて終わり。8時就寝、7時起床という生活パターンにしたいのだが、なおがあまりにゆっくりご飯を食べていたり、お風呂で20分以上遊んでいたり、とするとなかなか難しい。

現在は就寝8時〜8時半、起床7時〜7時半、というところ。小学生になったら、それこそ朝6時起床が良いのだと思うが、できるかな?

しかし、なおは11時間ほど寝ているのか。よく寝るなあ。

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2011年1月13日木曜日

幼児の外国語習得についての専門家の見解

久々に子どものコミュニケーション能力の発達に関する専門書を読んでみた。

それはこの本。どちらかといえば専門家向けの本だが、平易な概説書なのでレベルとしては大学の教科書といったところだろうか。分野は発達心理学になる。

0歳~5歳児までのコミュニケーションスキルの発達と診断―子ども・親・専門家をつなぐ0歳~5歳児までのコミュニケーションスキルの発達と診断―子ども・親・専門家をつなぐ



0歳から5歳までのコミュニケーション(理解力や言語、身振り手振り)の特徴を1年ごとに区切って説明してくれているなかなかにためになる本なのだが、とくに関心があるのは5章「幼児期における複数言語の習得」のところだ。

全部を紹介するのは難しいので、まずは全体の主張についてだが、2言語を獲得することによるデメリットについての記述はいっさいなし。主に、少数民族が多数派の言語を獲得する文脈でのバイリンガリズムについての研究例が多いのだが、否定的な結果は報告されていない。特に「誕生後すぐに2言語を習得し始めたバイリンガルの子どもは、認知能力、周辺世界に関する知識、コミュニケーション能力において、同年代のモノリンガルの子どもと比較しても根本的な違いはない」(p.214)そうだ。

これは、たとえばアメリカで言えば、家庭の言語が少数言語(移民の言語)、社会の言語が多数言語(英語)の場合での、英語での能力について話していると考えられる。日本での親子英語で考えると、すくなくとも日本語に関しては、家庭で少数言語(英語)をやっていても、日本語能力で根本的に差がつく、ということはない、ということだ。

また、3歳ぐらいまでに習得する最低限の基本的な対人関係能力(BICS)と、就学後身につけていく認知的学業上必要な能力(CALP)の区別をしている。前者は親子英語で普通に身につくのだが、後者を「ふたつの言語で伸ばすためには、第1言語と第2言語で絶えず適切なインプットが必要である(p.215)」とのこと。

また、「モノリンガルよりもバイリンガルのほうが柔軟な認知能力をもち、言語に対する感覚が優れていると一般に考えられている」というちょっと曖昧な表現もあった(p.215)。

とはいえ、バイリンガルである、というのは非常に複雑な要因が絡み合っているので、単純にバイリンガルだからどう、と結論づけるのは正しくないと著者は考えている。ただし、早くから言語というものについてその形式と意味をわけて考える必要があるため(Appleとリンゴが同じものを指す、とか)、「言語に対する客観力の発達に貢献している」ということはありそうだ。

他に興味深い点をいくつか。

「世界の約3分の2は2カ国語以上話せる」。主にアメリカの研究者に向けて書かれた本なので、これを強調している。むしろ例外はアメリカ・イギリスという英語圏のモノリンガル文化のほうだ、とのことだ。日本もモノリンガルの国なので、ともすれば2つの言語を子どもに教えると子どもが『混乱する』という主張がなされるが、世界的に目を広げると根拠がない。

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「母語における十分なインプットが得られないまま、母語がそれ以外の言語に取って代わられるような場合、母語喪失がおこる。このような現象を」「排除的バイリンガリズム(subtractive bilingualism)とよんでいる。」(p.203)という記述にも要注意。

これを親子英語に当てはめると、家庭と英語プリスクールで英語オンリーでやってきたのに、突然小学校に入ったら日本語に切り替えて、自宅での英語利用も止めてしまった、というような場合だ(こんな極端なケースはあり得ないが)。

その場合、「排除的バイリンガリズムは、認知や言語能力にとって悲劇的な結果をもたらすことが多く、とくに子どもの認知的学業上必要な言語能力の伸張に影響を与える。」これは、よく言われている「セミリンガル」状態を指している。

第2言語(学校での言語)の獲得のために何が重要か、ということに関して、「家庭で少数派言語が適切なレベルで維持」されることだというのがおもしろい。これは、特に移民などの場合、突然言語を切り替えるのではなく、今までメインで使っていた言語を自宅で十分に小学校以降も伸ばしてやり、思考能力の発達を助けてやるほうが、むしろ学校での新しい言語の習得にもプラスになる、ということなのだろう。

うちの場合、小学校での学習を考えた上でも、自宅での英語での取り組みが不可欠、ということになる。

終始強調されていたのが両方の言語での「適切なインプットが絶えず必要であること」

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これまで、2カ国語習得に関するの専門書を何冊か読んできたが、基本的に欧米で書かれた専門書の場合、ここに書かれていることとほぼ同じようなことが書かれている。

以前何回もこの手を記事を書いてきたが、ほとんどのことはさまざまな親子英語ブログで語り尽くされていて、さほど新しい情報はなかったと思う。

とはいえ、親子英語を実践していると、いろいろな方面から「それでいいのか」と否定されることがあるので、こうやってときどき再確認するのは悪いことではない。


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2011年1月12日水曜日

「準備」ができるまで,待とう

先日,なおが突然"I'll do my homework!"と言い出して,例の「2カラーせんせい」を持ち出してきた.
何をするのかと思えば,テレビに映っている文字を写し始めた(マックのリモコンで使うメニュー画面で,現在再生している音声ファイルの名前が出ていた).

このhomeworkという単語は,おそらく私の実家に行ったときに姪たちが宿題をしていて,「邪魔しちゃいけません」となおに言ったときに覚えた言葉だと思う.

書き順はむちゃくちゃながらもひらがなを書いていたり,ぐじゃぐじゃながらも漢字を真似して書いたりしているのがなんともおかしい.

実は一番よく書けるアルファベットも書き順はぐちゃぐちゃ(^^;

でも,私の方針は,本人の好奇心が自由に生まれてくるように待つ,というもの.無理に書き方を教えたりはしない.それは,通っている幼稚園の方針であるモンテッソーリ教育とも一致しているはず(実は2,3度「書き順はこうだよ」と教えようとしてみたが,本人の拒否にあって撃沈していたりもする).

幼児期の発達は本当に子どもそれぞれ.決まった時期に決まった順序でいろいろなことができるようになるわけではない.無理に早い時期に教え込んでも何のメリットもないと信じている.本人の準備が整った段階で,自然と興味を示すようになるし,その時点でできるだけの援助をしてやれば良い.

なるべく「おべんきょう」は大切,知識と知恵を身につけることは大事,文字を読み,書くことは楽しいのだと,親の雰囲気から伝わるように環境を整えてやろう.

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そんな我が家が力をいれているのが「ゲーム」.

今まで何回かカードゲームやボードゲームを紹介してきた.そのほかにも,なおまま主導でちょこちょこチェスで遊んでいる.遊んでいる,といっても,ようやく駒の動かし方を覚えてきた程度だ.

お正月にはこんなものを買った.

ゲームスタジアム12ゲームスタジアム12



ありがちなことだが,12と言っても,中には「これ,本当にこのボードゲームをデザインした人,遊んでみたのか」と疑いたくなるような,まともにプレイできないようなものも入っている.

とはいえ,今のところは,いろいろなゲームのルールを覚えて,お互いに駒を動かしてプレイする,ということだけわかってくれたらそれでいい.

今の段階でさまになるのはリバーシ,すなわちオセロ.最初は駒をひっくり返すルールがあやふやで違う駒をひっくり返したりしていたが,何度か繰り返すうちにルールをマスター.「接待オセロ」をして接戦で勝たせてやると盛り上がる.ただ,まだ戦略を練る,というところまではいかないようだ.

囲碁は,私自身がルールすら知らなかったので,ゲーム付属のガイドを読んで,見よう見まねで二人でプレイしてみた.これも結構さまになる.ただ,最後の勝ち負けの判定が面倒なので,尻つぼみになってしまう.

チェスのルールを教えているせいで,将棋は駒の動かし方が混ざってややこしくなるのでスルー.もっと大きくなってからで良いだろう.

このゲームスタジアム12の使い勝手は今ひとつ.盤面が紙なので駒が滑るのが一番の難点だ.まあ,適当に試すために囲碁セットを買うのはつらいので,いろいろ試して遊べる,という点では意味があった.オセロは専用のものをそのうち買おうと思う.

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正直なところ,購入したばかりのころはさほど熱中して遊んでいたわけではないLeapfrog Tag(注文時の記事)だが,じわじわ,じわじわ,と遊んでいる.水族館以来,恐竜が気になっているせいか(昨日はとんだハプニングだったが),また"T Rex's Mighty Roar"を出してきたので一緒に遊んでみた.パソコンのゲームなどと違って,寝室にポンとおいておくと,ベッドに一人で先に行って待っているときに勝手に遊んでいたりするのが良い.

Tag絵本の裏に他の絵本の宣伝があるのだが,それを見て"Chicka Chicka Boom Boom"を欲しがっている.CD付絵本も買ったし,DVDもあるのに,まだ欲しいというのか….

Amazon.com(アメリカ)で買えるLeapfrog Tagの本体と絵本のリストを作ってみた(こちら).

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最近はつい先日買った"Popular Mechanics for Kids"がヘビーローテーションしている他,また"Between the Lions"やWiiの"Sesame Street"を喜んで見ているようだ.


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2011年1月11日火曜日

4歳児を本気で泣かせてしまった罪悪感… & 図書館から英語絵本:Hungry, Hungry Sharks

日頃4歳児と接していると、泣くなんてしょっちゅうで、それこそ「アイスクリーム食べたい」にノーと言っただけで泣くぐらいのものだ。だが、今回のなおの号泣はどうにも後味が悪かった。

話の始まりは図書館から借りてきたこの絵本(300円ちょっとで買える家計に優しいリーダー)。

Hungry, Hungry Sharks (Step Into Reading Series/Step 3, Grades 1-3)Hungry, Hungry Sharks (Step Into Reading Series/Step 3, Grades 1-3)



昨日はちょっとひさびさにキッズプラザ大阪に親子2人で行ってきたのだが(なおままは命の洗濯)、行き帰りの電車の中で読もうと思って鞄にいれておいた。例の"Dolphins"と同じシリーズで、ちょうど水族館に行ったばかりだし、ちょうどよい、と思って読み聞かせた。

夜、寝る前にもう一度、とこの絵本を読み聞かせているときに問題がおきた。

この本はサメが強いんだ、という話なのだが(イルカとサメが戦う話もあり、賢いイルカがチーム戦で巨大なサメに勝つ、という話もある。賢いのが強いんだ、と強調しておいた)、序盤に恐竜の時代の話がでてくる(その頃からサメの先祖はいたそうだ)。すると、なんだか恐竜になおの注意が移ってしまい、途中で恐竜はサメより強いんだ、ガブリと一飲みなんだ、と主張しはじめた。

なんとなくわかってないな、と思ったので、つい恐竜はもう地上にはいないこと、絶滅したこと、大昔にいたこと、だからもう恐竜とサメの対決はないこと、を説明してしまった。

すると号泣…。

やはり、まだ世界のどこかにいると思っていたらしい。

博物館に骨を見に行こう、模型を見に行こう、ビデオを見よう、と言っても、本物が良いと号泣…。

うーむ、仕方がないのでママを呼んだ。こういうときはママじゃないと駄目だ(^^;

なんか、子どもの夢を壊してしまったようで非常に後味が悪い。

なおの恐竜好きは、4歳児にありがちな「ふつう」な感じで、別にいろいろな恐竜の名前を覚えたり、というほどではない。「つよいねえ、かっこいいねえ」程度なのだが、それでもいつか実物を見る、という夢があったのだろう。

絵本やビデオで、子どもが恐竜と遊んだりしているからなあ…。

実は、この前買ったワールドマップのマットを見ているときも、The Wigglesに会いにオーストラリアに行きたい、と連発していたので、今ひとつテレビと現実の区別がついていない模様。イギリスはGigglebitsの国として認識されている。

やはりビデオの見せすぎ?(笑)

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2011年1月10日月曜日

Popular Mechanics for Kidsは大当たり!

土曜日はがんばって外出したので、日曜日は公園に出かけてちょっと遊んだ他はおうちでまったりと過ごした。

休日ということでビデオをちょっと多めに見たのだが、昨日開封した"Popular Mechanics for Kids"の"Super Sea Creatures"のディスクに入っていた残り3話を一気に見てしまった!

単品のDVDディスクはこんな感じ。1枚のDVDに25分ぐらいのエピソードが4つ入って1,300円といったところ。

Popular Mechanics for Kids: Super Sea Creatures [DVD] [Import]Popular Mechanics for Kids: Super Sea Creatures [DVD] [Import]


この巻に入っているのはこの4話。

  • Amazing Sea Creatures
  • Aquariums
  • Ocean Adventures
  • In Deep Water


男の子と女の子(中学生ぐらい?)が登場してホスト役を務める。水族館にせよ、水中探検にせよ、とにかく「現場」の貴重な映像がたくさんでてきて、インパクトが大きいのがポイント。

ビデオ視聴時間が切れたあとは、DVDを音声だけにして聞きたがったので、かなりの惚れ込み具合だ。

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2011年1月9日日曜日

ビデオと絵本と体験で連動:Popular Mechanics for Kids

最近、あまり文化体験をしていなかったな、と反省して昨日須磨海浜水族園にでかけた。正直、入園料よりも交通費の方が痛かった…。

自宅からはどちらかというと海遊館の方が近いのだが、須磨にはイルカのショーがあり、これがお目当てだった。
もう2年ほど前になるが、札幌に住んでいたころ、なおと一緒に小樽の水族館に行ってイルカのショーを見たことがあり、その後、しばらくイルカといえば、「イルカさんジャンプ」と熱に浮かされたように言っていたことがあった(とても懐かしいその頃の記事)。あの感動よもう一度、というわけだ。

先月読んだリーダー絵本、"Dolphins!"が淡々としているわりに妙になおのお気に入りなので、連動させる、という思惑もあった(図書館に返したあとも、たまに読みたいというのでそのうち買うつもり)。

1時間ほど電車に揺られていくのだが、まあ電車の中ではiPadで映像を見せておくので大丈夫。本当は外を見てお話をしたりする方が健全だとは思うが。昨日のチョイスは"SUPER WHY!"だった。これもなんやかんやで1年以上ずっとちょっとずつ何度も見ている。文字が読めるようになったら今までにはない楽しみがあるようだ。

須磨海浜水族園では、巨大なタコがぐにぐにと動く姿が見られたり、不思議な水中の生物が見られて、大人も十分楽しめた。小樽の水族館よりも、館内の展示は充実していたと思う(海遊館はもっとすごかった記憶が)。

期待のイルカショーは迫力たっぷり。ショーの最中にかかる脱力系ソングと、前に立つお姉さんたちが披露する、それにあわせたダンスで力が抜けるが、まあ、子ども向けなので良いだろう。小樽のイルカショーの方がイルカたちが芸達者だったかな。オタリアのショーもあるし、もう一度近いうちに小樽に行きたいものだ(遠いなあ)。

館内の動物を見て回るとき、私がなおに英語で名前を説明していると、横からなおままはがんばって日本語で説明。まあ、英語でしか名前がわからないというのでは意味がないからなあ。

個人的なインパクトNo.1は"Polka-Dot Stingray"、別名"Black Devil Stingray"(グーグルの画像検索)。一目見てなおは"What's that!"と叫んだのも当然、これがすいすいと水槽の底をすべるようにして移動する様はまるでモンスターのようだった。

No.2は"Leafy Seahorse"(グーグルの画像検索)。これも不思議な生物だ。

当然のように付属の小型遊園地で乗り物に乗り放題だったり、お風呂にいれると入浴剤が溶けて中からおもちゃがでてくるお土産を買ったり、と別に高尚な文化体験ばっかりということもなく、子どもに甘い両親丸出しで楽しんだあと、午後過ぎにはさっさと帰路についた。

帰ってからは、以前購入して寝かせておいたタグ絵本、"Leapfrog Tag National Geographic Kids: Activity Cards - Birds and Sea Animals"を出してきて一緒にプレイ。



このカードセットは、以前書いたように小学生以上を対象にしていると思われるが、こういうイベントの後なら楽しめる。幼児には難しい説明文は再生せず、さまざまな鳥や動物の写真を眺めながら、名前のところをペンでタッチして発音を確認する。イルカはもちろんのこと、"Leafy Seahorse"が入っていて、結構有名なのだな、と驚き。これ見たね、あれ見たねと話すのは楽しい。

そして、すばらしいタイミングで届いたDVD-BOXを開封。

そう、まだ見せていないビデオが余っているのに、こっそり購入していたビデオがある。それはこれ!

Popular Mechanics for Kids [DVD] [Import]Popular Mechanics for Kids [DVD] [Import]



"Popular Mechanics"というのはアメリカの一般向け科学娯楽雑誌で、これは子ども向けビデオのボックスセット。ディスク6枚で計552分収録!(例によってリージョン1)。

どこかで紹介されているのを見て欲しくてしかたなくなり、買ってしまった。一応は小学生向けではないかと思うが、米アマゾンのレビューでは4,5歳でも楽しんでいるとの声が多数あった。今持っているビデオはどうしてもアニメに偏ってしまい、実写、とくにドキュメンタリーものは少ない(BBCの"Nina and the Neurons"は例外だけど、最近見てくれない)ので、バランスをとるためにも良い。

6枚の内容はこんな感じ。

・Slither & Slime and Other Yucky Things
・Super Sea Creatures and Awesome Ocean Adventures
・Rip-Roaring Rollercoasters and All Access to Fun
・Radical Rockets and Other Cool Cruising Machines
・Gators & Dragons and Other Wild Beasts
・X-treme Sports & Other Action Adventures

そして、水族園の後見たのはもちろん"Super Sea Creatures and Awesome Ocean Adventures"の巻。期待通りなおは大興奮。4話収録のうち一つを見て、他も全部!などと言い出したが、もう寝る時間なのでなんとか言いくるめて寝室へ連れて行った。

我々が見たエピソードでは、海の中のホテルや、ダイバーが簡単に沈んだり浮かんだりするための器具の説明、海の底に潜って動物を採集する機械などが出てきた。なおにわかるかどうかはさておいて基本的な科学的知識なども押さえており、教育的なことこの上ない。

ちなみに、日本のアマゾンで売っていないと思ってわざわざ送料を払ってamazon.comから注文してしまったが、それでも5,000円しなかった。よく調べたら日本のアマゾンでも取り扱いがあり、マーケットプレイスなら送料込みで3,900円ほど(また余計にお金を使ってイタタタ…)。

セットが一番割安だが、ばら売りもされているので1本単位でも買える(検索結果一覧)。

ちょっと科学に興味を持たせたい4,5歳のお子さんがいらっしゃる家庭なら是非!とおすすめできる。

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2011年1月8日土曜日

4、5歳でゼロから始める英語教育、どうしよう

つい1ヶ月ほど前に同じような記事を書いたばかりなのだが(「1歳ちょうどで,今から英語育児を始める場合,どうしたらいい?」)、4歳になるお子さんがいらっしゃる方から、メールでこんな感じの質問を受けたのと、なおままが幼稚園の知り合いのママさんから似たような質問を受けた、ということなのでここで私の考えていることをまとめてみようと思う。

なおままは、幼稚園で複数のママさんからこの質問をされ(KYななおは、幼稚園でもなおまま相手にガンガン英語を喋る)、とりあえず、という感じでORTのことを話しているらしい。すると、驚いたことに、話した次の週には1パック、もう「買ってみた」などと感想が帰ってきたそうだ。

立ち話で聞いた程度で2,3000円するものをよくすぱっと買うな〜と驚くのだが、そういう家庭の人もいる、ということだろう。

だが、取り組み方の説明がない状態でいきなりORTを買っても、ちょっと困ってしまうのではないか、と危惧している。

その後、スーパーで夫婦で買い物をしているときにそんな感じでORTを買ったママさんとお会いして少し話すことが機会があった。やはり、取り組みはそう順調にはいっていないようだった。「きちんと子どもがしゃべれないといらいらしてしまう」などとおっしゃっていた。

つい、「ORTを買って1ヶ月でCDの通りにきちんとしゃべるなんて期待してはいけません!」とその場で妙に情熱を込めて語ってしまった。その場で延々と語りそうになったが、自粛。一瞬、幼稚園で興味のあるママさんたちを集めてトークをしたらニーズがあるかも、とか思ったのは内緒だ。

いろいろな人のブログを読んで、取り組み方とその成果を知っていればある意味常識のようなことでも、「英語をやらせたいなあ」という意識があるだけで何も調べていない人にとっては、聞いたことも考えたこともない、となるのだなあ、と思った次第。

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結論として、幼稚園スタートの家庭でメイン教材にORTを選ぶというのは実は悪くないと思う。ワールドワイドキッズファンの私としては、とにかくWKEを推したいところだが、お値段がお値段なので、誰にでも気軽に勧めるというわけにはいかないし、今回のテーマである4・5歳ともなると、オールイングリッシュのビデオ視聴が中心だと単調で飽きやすく、また内容も幼すぎる可能性がある。

目安としては、お試し教材を申し込んでみて、届いたDVDを2回以上見たがるようであれば、脈ありというところだろうか。

ワークショップにいくと、5歳ぐらいの子がきていて、しかもパンケーキの遊びをパパと一緒に、恥ずかしそうにでも楽しそうにやっていたりするので、何歳でもできないことはない。が、子どもによっては4,5歳ではもうオールイングリッシュは受け付けないこともある。

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さて、WKEが駄目なら、どうするか。

予算と親の英語力・英語教育にかける情熱と時間によってやり方が全然変わってくるような気がするが、ここでは最大公約数的に、予算は月4,000円程度、英語力は中学・高校で学んだ程度(でも忘れているかも)、情熱と時間はそこそこ、という想定で話を進める。

すると、この前紹介した「英語絵本100冊暗唱メソッド」がバランスがとれている、と改めて思う(前回の記事では、このメソッドに対する批判はいろいろいただいたが)。

これを基本にアレンジを加える私のおすすめするやりかたはこんな感じになる。

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取り組みのメインは、かけながしとCDの朗読を聞きながらの絵本の読み聞かせになる。

まず最初に買うのは、おなじみこちら。今だと、アマゾンで1500円以下で送料無料。

うたとチャンツでおぼえるロングマン幼児向けピクチャー・ディクショナリーうたとチャンツでおぼえるロングマン幼児向けピクチャー・ディクショナリー



最初は、1日にひとつずつ、見開きページを見ながらチャンツの部分だけ、CDを一緒に聞く。親子の会話は日本語でかまわない。できれば、親子で歌ってみる。

親子でゆっくり絵本を開く時間とは別に、チャンツ部分だけを編集したプレイリストを作って、CDをBGMとして使う。CDをMDにコピーして編集するもよし、パソコンに取り込んで編集するもよし、このCDのプレイリスト編集技術は後々まで重宝する。

これが一通り終わったら、この本のCDはそのままかけ流し素材として利用し続け、チャンスがあればBGMとして流す。我が家では、食事の時などは決まって何かの英語CDをかけることにしていた。

これだけで1,2ヶ月は持つはずだが、飽きて子どもがいやがるようになったら、また別の素材を入手して同じようなことを続ける。青い表紙のピクチャー・ディクショナリーはもっと分量が多くて、値段も高め(それでも2,000円ちょっと)。

Longman Children's Picture Dictionary with CDs: With Songs and ChantsLongman Children's Picture Dictionary with CDs: With Songs and Chants



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赤い表紙のピクチャー・ディクショナリーが終わったぐらい、または平行して、CD付絵本の読み聞かせを始める(読むというよりCDの朗読が中心だが)。

まずはペースを決めること。たとえば、ORTであれば、1週間に1冊、1パック6冊を1ヶ月半、というところ。CTPも同様。どちらが良いか、ということだが、正直言って、子どもの様子を見ながら両方を買うのが良いと思う(CTPについてのMum's Englishさんの紹介記事ORTについてのSa-chi21さんの紹介記事)。

基本的には、絵本を開いてCDを聞きましょう、というスタンスで良いと思う。暗唱させたり、読ませたりはしなくて良い。ただ、お母さんはできれば、CDの発音を真似て、読めるように練習する。CDの朗読には興味がないが、お母さんが読んでくれるなら聞く、というお子さんはとても多い。読み聞かせはお母さんが行い、CDの朗読はBGMとして、でも良いと思う。

この英語絵本の読み聞かせは日本語の絵本と同じように。いろいろ絵を見ながら感想を言い合ったりすると良いと思う。

1パック終わったら、CDをかけ流しの素材に使う。

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ちょっとやる気のあるお母さん限定になるが、子ども向けの英会話教材を買って、親子で取り組むのも効果的だと思う。とてもメジャーでリーズナブルなのはこのあたり。我が家では使っていないが、CD-ROMの内容が充実しているようなので、どうせ買うならCD-ROM付きがよい。

ロールプレイというかごっこ遊びで、付属CDーROMで聞ける音声を真似して、親子で英会話の練習をする。1日15分から30分程度、親子で取り組めれば十分。

Let's Go Let's Begin Student BookLet's Go Let's Begin Student Book



さまざまな英会話教室で使われている、定番のシリーズで、終わったらどんどんステップアップしていけるし、ワークブックなどもあるので教材について悩まなくてよい。

取り組みの流れとしては、英語絵本の読み聞かせと英会話教材を両方毎日やるのではなく、適当に交互に織り交ぜていく。

こんなこと親子でやってられない、という場合は英会話教室に突っ込むしかない。

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オールイングリッシュのビデオを拒否する年齢ではあるが、短いものなら、親子で一緒に見られるかもしれない。
短くて分かりやすいのはこちら。100分収録で980円、コンビニで見かけたのだが、お得だ。

メイシーちゃんのとっておき DVD BOX (DVD付)メイシーちゃんのとっておき DVD BOX (DVD付)



2カ国語収録なので、どうしても駄目なら日本語で見れば無駄にならない(笑)。メイシーの絵本はバイリンガル版が図書館などにあるので、連動も簡単。

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とりあえず、最初のカリキュラムはこんなところだろうか。

始めるからには、少なくとも中学校入学までは何らかの形で英語学習を親がサポートし続けることと、小学校入学ぐらいから、英会話教室なり、Webレッスンなりで英語でコミュニケーションをできるようにすることを想定しておきたい。


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