もっと成長してくるとそうでもないのだろうけれど、この時期の幼児に親の行動が与える影響が絶大であることを改めて実感することが良くある。
なおままが幼稚園で先生から聞いてきた話。
泣いているお友達に対して、そっと寄り添って「どうしてないているの?なにがかなしいの?」と問いかけていたそうな。
いかにもほほえましい、という感じで先生が教えてくれたとのこと。
これは、おそらくなおが泣いているときに私が必ず聞く"Why are you crying? Why are you sad?"をそのままお友達に使っているのだと思う(^^; 自宅でなおが泣いているときは、もちろん何が不満だか分かっているのだが(ビデオが見られないだの、しょーもないことばかり)、必ず聞くようにしている癖が移ったのだろう。
なぜこんなことを私が聞くのかというと、5W1Hの質問でなおの発話を引き出す、というだけではなく、とにかく言いたいことを言わせる、主張だけはさせる、という方針のためだ。
泣いている理由、不満の原因を改めて自分の言葉で説明するうちに、だんだん落ち着いてきて、という効果を期待しているが、そう簡単にはいかない…。
幼稚園ではこうして泣いている子を慰めたり、満3歳で入園してきた子のお世話をしたがる、ということが最近良くあるらしい。人のお世話をする前に、着替えを家で自分でやりなさい!と思うのだが(笑)
両親の性格・気質からいって、剛胆・野性的な冒険家タイプはのぞむべくもないので、男の子ながらもこういうおっとり系の良さを伸ばしていけばよいと思う。
私から移った口癖、もう一つは"You are right."
これを言われるとなおままはカチンとくるそうだ。
***
出張前なので、2日に1冊のペースをちょっと変えて昨晩読んだのがこの1冊。
Curious George Visits the Library
ブッククラブで格安だったのでとびついたのだが、アマゾンでも格安の310円。
実は、なおはジョージがあまり好きではない。ジョージの話は、かならずジョージがいたずらをしてトラブルに巻き込まれるというパターンだが、そのトラブルに巻き込まれるところが怖いらしい。今回は事前に絵本を渡しておいて、自分のペースでゆっくりと最初から最後まで眺めさせた。
すると、その後での読み聞かせ時の抵抗がなかった(いつもなら、表紙を見ただけでジョージはイヤ、と拒否する)。ただし、逆に、もう自分で全部読んだよ、とかうそぶく。絵を見ていただけでしょう!
「おさるのジョージ」は4,5歳向けだと思うが、さすがになおは自分では読めない。いくつか単語を拾って読むのだが、そのうち黙って絵だけを眺めはじめる。この"Visits the Library"は、"Step Into Reading"でいえばステップ3相当だと思う。
いろいろな説明をしながら、最後までゆったりと読み聞かせができたし、本人の反応もまんざらでもない感じ。
「おさるのジョージ」で気になるのがアマゾンのお勧め商品で見たこの商品。
Curious George the Complete Adventures Deluxe Book and Cd Gift Set
400ページ超でCD5枚がついて3,000円しない!書影ではCDのラベルが変だが、実物はちゃんとイラストが印刷されているらしい。また、書店の洋書コーナーだと5,000円オーバーだとか。レビューを見ていいな、と思ったのが、黒人のアクセントでの朗読も入っているということ。アメリカ留学の際には、この黒人独特のアクセントに悩まされたからなあ…。
なおがジョージ好きなら飛びつくのだが。
↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
2 件のコメント:
ジョージのお話はNHKのアニメを見ましたが、本はあまり見ません。
1$の時にいつも購入してます。
レベル的には難しいですね。
レベルにあった本を与えると言うのが目下の課題です。
そうそう、NHKでアニメもやっているんですよね。
ジョージが喋らないので、ナレーションでは内容が分かりにくいかな、と思って後回しにしてました。でも、今見せたら恐がりそうです。
幼児向けのようでいて、結構難しいんですよね。
コメントを投稿