2016年5月31日火曜日

もう2ヶ月!気になる英語のスピーキングは?

気がついたら、もうこちらに来てから2ヶ月。この調子だと、あっという間に帰国の日が来そうだ。

さて、気になるなおの英語の変化だけれど、正直なところ、目に見えての変化はなし!(笑)

もう少し、もたついたり詰まったりすることなく喋れるようにならないかな、という期待があるのだが、そうすぐに上達はしない。

まあ、小学校に通い始めてからは1ヶ月半だし、もともとある程度聞ける・喋れる状態で来ているので、そんなものかもしれない。

リーディングに関しては、日本にいた頃から学年以上のものが読めていたので、放置。このところ再読が多いので、また新しいお気に入りのシリーズを見つけるべく、努力しよう(親が)。

ライティングでは、小学校の授業で書いている作文、なおはとても良く褒められる。高度なものが書けるということではなく、視点が面白くてよい、ということらしい。未だにpunctuation、つまり大文字・小文字の区別や句読点が完璧ではないのだが、このあたりはまあいいのだろう。



アメリカ生活では、異文化に適応するということを最優先にしている。

慣れないシステムの小学校で、マナーも違うし、子どもとはいえ考え方や価値観の違うクラスメイトの中でやっていかなくてはいけないのは、それはもう大変に違いない。

だから、自宅ではビデオを見たり、ゲームをしたり。もちろん、3月までやってきた家庭学習はそのまま続けているけれど、その程度。

なおの様子を見る限りでは、日々の生活が楽しそうなので、今のところはストレスを心配する必要はなさそうだ。



なおの英語力を前提とした学力全般の評価ということでは、州レベルで実施する学力テストを先週受けたばかり。結果は年度が終わった後、小学校の成績表と一緒に郵送されてくるらしい。

一昨年の滞在のときはかなり良いスコアをたたき出していたけれど、同い年の子ども達の絶対的な学力が向上しているので、今回の相対的な結果は前回よりは下がるだろう。あまり期待しないでおこう(^^;

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2016年5月30日月曜日

相変わらず、日本語の勉強ばっかり:5月の家庭学習まとめ

自宅でちょっと勉強しただけで、日本の小学校に通う代わりになるわけではないが、少しでも多くの日本語に触れておく必要がある。

先月に引き続き、今月も家庭学習は日本語での勉強が中心。

朝の勉強:25分ぐらい

 漢字:4年生の漢字書き (JAKKA)
 国語:Z会グレードアップ問題集 小学3年 国語 読解 (終了)
     出口汪の日本語論理トレーニング 小学四年 基礎編 (New!)
     10才までに覚えておきたいちょっと難しい1000のことば ジュニア版 (New!)
 算数:予習シリーズ算数(下)
 英語:Wordly Wise 3000 Grade 5 (継続)

朝の国語の読解問題集として、5月に取り組んだZ会のグレードアップ問題集とは、算数・国語ともに1年生の頃からのおつきあいだ。

基本的に指導要領の範囲から超えない出題なので、自宅学習オンリーで進めていても無理なく取り組める。とはいえ、「グレードアップ」と言っているだけあって、中学受験生向けではない、「普通」の問題集などよりは難易度が一段上。
 
3年生のときは難しく感じたこの問題集だが、4年生になった今取り組むと、簡単に感じる。予習シリーズで凶悪に難解な文章・問題をやらされているせいだろう。

難易度が上がったり下がったりするが、この次はこちらに取り組む予定。そもそも我が家での国語の勉強は、入試対策というよりも、日本語に触れる機会を増やす、ということが何よりなので、あまり難しい問題ではないほうがいい。

出口汪の日本語論理トレーニング 小学四年 基礎編出口汪の日本語論理トレーニング 小学四年 基礎編




午後の勉強:20分ぐらい?

予習シリーズ:理科または社会
スタディサプリ:理科、または社会
作文(日曜日)

予習シリーズの理社はなんとかスケジュール通り、1週に1トピックで進めている。スタディサプリの方は、まあぼちぼち。スタディサプリの国語は時間がないので諦めた。

不定期:(毎日のドリル) 小学4年の言葉と文 (終了)
     (毎日のドリル)小学4年の文章読解 (New!)

スキマ時間にやっているワーク、語彙問題の冊子が終わって、読解問題の冊子へ。予習シリーズの国語と比べると、というか比べるのが馬鹿らしいほど難易度が違う。



夜の勉強:15分ぐらい

 漢字:5年生の読み (JAKKA) &
     4年生の書き (小学4年の漢字・学研版 毎日のドリル)
 算数:ひとりで学べる算数 小学5年生(継続)
 国語:予習シリーズ国語(上)&基礎演習問題集(上)

またそのうち詳しく紹介しようと思うが、予習シリーズの国語は本当に難しい!基礎演習問題集の方はそれでも「基礎」と書いてあるだけあってマシなのだが、メインのテキストは文章が難解な上に、設問もひねってある。

現在使っている漢字ドリルはこちら。

小学4年の漢字 (毎日のドリル)小学4年の漢字 (毎日のドリル)


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CNN Student News、ようやく時期が来た

以前何回か紹介したことのあるCNN Student News、ようやく我が家での出番が来た。

中学生・高校生向けのこのニュース番組、英語としてはもちろん小学生高学年でも理解できるのだけれど、内容に興味が持てるかどうかは別問題。

なおに何回か見せたことがあるが、「へえ~」程度で終わってしまっていて、夜寝る前の時間のないときに見せる時間を作るのは無理だった。

ところが、最近、何かのきっかけで見せた後、次の日に、なおから見たい、とアピール。

最近、番組の最後にキャスターが言葉遊びをするのだが、それが気に入ったようだ。

私から勧めることはないのだが、寝る前に連日催促してくる。

勉強やベッドに行くのを後回しにしたいだけかな、と思わなくもないが、無理のない範囲で見せている。

中高生向けなので、場合によってはちょっと残虐なニュースなども扱うのがちと心配だ。

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2016年5月29日日曜日

USアマゾンでパーシー・ジャクソンのキンドル本がセール

アメリカのアマゾン限定のようだけれど、パーシー・ジャクソンシリーズも含めて、子ども向けのKindle Booksが今日限りの大セール!どれも1冊2ドルとかなりお得。

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2016年5月28日土曜日

小学生の遠足に親がついていけるとは

マジックスクールバスでおなじみ、フィールドトリップ。まあ、遠足なのだけれど、4月に一度あった。このときの案内の紙には親も"chaperone"としてついてこれる、とあって、なおには来て欲しいと頼まれた。が、私がいない方がなおがクラスに慣れるかな、と思って参加しないでいた。

このときは普通に登校して、普通に下校し、授業時間を使っての遠足だった。

今回の遠足は、朝6時前に集合!バスに乗って3時間ほどの名所を2カ所ほど回り、夕方6時には帰ってくるという。

今回も、私に来て欲しいとなおに嘆願された。

この前先生に呼び出されたこともあって、なおが学校という場でどう振る舞うのか実際に目で見たかったのと、目的地がちょっと魅力的だったので、参加することにした。

家族で行くのもちょっと面倒な場所にあるので、この機会を逃したら、私も行く機会がないかも、と思ったのもある。

23人のクラスで、親の枠は9人。希望者多数の場合は抽選だが、案内の紙には希望者が多くなるのは既定事実のようだった。過去の遠足での親の参加率からの予想だろう。ものすごい参加率だ。

抽選に外れたら行かなくてもいいし、申し込むだけでなおは納得するだろう、と申し込んだら、なんと当選!13人希望者がいて、9人当選。すごい幸運というほどでもないか。

持ち物はお弁当とスナック3,4回分、水のペットボトルといった程度。

chaperoneとして参加する親たちは、これとは別に全体のためにスナックやら水やら氷やらを分担して持って行く。この分担にはウェブの無料サービスを使っていたりしてすごく効率的だ。



参加する子どもの数は21人で、親は9人。親2人とその子ども2人、プラス子ども2人でグループを作って、遠足を通して必ずこの6人で行動しましょう、というルールだった。

親は観光気分で参加する(だけ)ではなく、ちゃんと監督の役目も果たして欲しいということらしい。

バスの中では親と子どもがセットで座るので、気楽でよかったし、なおもリラックス。なおはこういうとき、DVDの画面が見えやすい位置を最優先し、誰の近くに座るとか、そういうことを考えない。結果として、前の座席集団(主に女の子たち)と後ろの座席集団(主に男の子たち)とも離れた真ん中に。

まあ結果としては私ものんびりできてよかったか。

目的地のひとつは鍾乳洞で、中は15度ぐらいということなので、上に羽織るものをもってこいということだったが、むしろバスの中が寒くて大変だった。Tシャツの上に長袖のシャツを着て、さらにユニクロのダウンベストを着て、さらに薄い日焼け止めの上着を羽織ったのだが、それでも2,3時間バスに乗った後は凍えてしまった。

目的地では、ガイドさんの説明を聞きながらのウォーキングツアーに親も混ざることができ、子ども達の様子を観察することができた。なおは、一応手を挙げてから質問、というルールを守ることができたかな。

とにかく、毎回質問は、とガイドさんが聞くと手を挙げるので、ガイドさんもなおを当てるのは最後に(^^; ただ、詰まらない質問でも聞くことは大切なので、個人的には悪くないと思う。

他にも積極的に質問する子はいたが、毎回無理矢理質問するのはなおだけ(^^; 途中、笑いをとるための質問もあったりして、それはどうかと思うが。



ランチはバスの中で勝手に各自食べる、とか、バスの中では映画のDVDを見るとか(今回はカーズの1と2だった)、割と日本の小学校の遠足ではあり得ないことが多かった。

でも、今考えると、日本で参加していたサマーキャンプでのバス移動がまさにこのスタイルだったので、なおには違和感がなかっただろう。

しかし、私が持って行ったシリアルバー、結局配られなかったのだが、どうなったのだろう?まあ、バスの中で寝ていたときに配られたのかもしれない。

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2016年5月26日木曜日

英語並行学習ならではの、算数でぶつかっている壁

算数に関しては1年生の頃から色々な方面からアプローチしているということもあって、これが分からない、ということは今までなかった(植木算とかはちょっと苦手だけれど)。

でも、今頭では分かっていても、どうしても直せない、という問題が生じた。

それは、ずばり分数の読み方。

「先取りしていてちょっと助かった話」で書いたが、小学校でもちょうど今分数をやっている。英語で分数を読むときは、3/4なら、three fourth。3つの1/4、という表現の仕方をする。

一方、日本語ではもちろん、「よんぶんのさん」。意味としては1/4が3つで同じなのだが、順番が分母→分子になる。

これが、親子で日本語のワークを使って勉強しているとき、どうしても「さんぶんのよん」と読んでしまう。意味は分かっていて、分母と分子を間違えることはないのだが、どうしても上から読んでしまうようだ。

また、書くときも、分子から書く。

今までは、日本で勉強してきた算数の土台の上に、英語での学習を加えてきたのだけれど、分数に限っては、今までの勉強はあくまでも自宅でちょろっと、小学校ではやっていなかったので、まだ読み方が定着していないのだろう。

このまま分子から読む癖が定着すると日本に帰ってから困るので、なんとか直してもらわねば。

一方で、小学校の授業では英語式で読まないといけない。なんとかなるかな。

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漢字の学習が楽になってきた?

現在、漢字の学習は朝の5分ほどと夜の10分ほどだけ。

日本にいた頃は、学校の勉強に加えての家庭学習だったので、ちょっと足りないかな、と思わないでもないが、先取りして貯金があるので、なんとかなっているようだ。

朝は、ずっと独自のスタイルで4年生の漢字を学んできて、ようやく一通り練習し終わった。7ヶ月で終わるはずが、途中復習を混ぜたりしたので、結局10ヶ月ぐらいかかった。

これからは1日20個の漢字があるワークシートを10日間続けて、10日間で一通り復習する、というルーチンを繰り返していく。

今のところの完成度は70%ぐらいなので、これを100%近くまでもっていくのが目標だ。

最近は、新しい漢字も今までに習ったパーツの組み合わせであることが増えてきたので、新しい漢字を覚える負担が減ってきたようだ。これは家庭学習の効果とかではなく、小学生の漢字学習は、だいたいこの時期にターニングポイントがある、ということなのだろう。

ただし!覚えたはしからすぐ忘れていくので、タイミング良い復習が絶対欠かせない。とくに家庭学習にすべてがかかっている今、計画的な勉強が必要になる。

夜は最近、4年生ですでに学んだ漢字を復習していたが、3年生の漢字もやらないと忘れるのでいったりきたり、交互にやっていこう。

読みに関しては、5年生の漢字の読みが一通り終わった。もう少し5年生の漢字の読みを復習してから、6年生の漢字の読みに移ろう。

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2016年5月24日火曜日

習い事の話

日本ではなおは空手、ピアノ、スイミングを習っていた。

空手は確か年長さんから始めたのだけれど、適性がなくて(運動神経もさることながら恐がり)、前回の海外滞在の半年、ブランクになったときに他の子とものすごく差がついてしまったのもあって、かなりやる気が下降気味だった。

というか、実際には止めたがっていたのだけれど、今回の海外滞在の前まで、3年生の終わりまでは続けようということになった。なおとしても、「途中で止めた情けないやつ」と思われるのが嫌だ、という気持ちがあった。引っ越しとともに習い事に一区切りつける、というのはありがちな話だ。

また、今回の1年が終わって帰ったら5年生になる。5年生になるタイミングで止めて中学受験態勢に入る子どもも多い。一緒に空手を習っていた同級生たちも、中学受験率が高そうなので、皆が続けるわけではないだろう。

ピアノは、まああまり真剣ではないけれど(ほとんど練習しないし)、楽譜が読めるようになる程度にはなってほしい、というなおままのたっての願いで始めた。

スイミングは週1で通い始めたのは3年生から。これも、クロールで25メートル泳げるようになってほしい、という程度の目標。



こちらにきてからは、空手の道場がないわけではないけれど、本人の意欲がないので空手は予定通り終了。

ピアノは近くにスクールがあるのかないのか、今ひとつ分からず。オンラインで検索すると個人の先生が見つかるが、手間と費用と、なおのレベルを考えると今ひとつ問い合わせる気にならず。

スイミングは前回の滞在のときと同様に近くのYMCAで5月から習い始めた。YMCAでのスイミングレッスンは月ごとに申し込むので、気楽でいい。5月は週2回だが、結構楽しいらしくて、6月はなんと週4回やりたい、という。

こちらの小学校では体育の授業は週1回しかないらしいし、スクールバスで通学なので、本当に運動が足りない。そういう意味でも、送迎の手間と月謝は必要だが、週に4回にしてやった。



こちらの小学校でも、放課後の色々な活動はあると思うが、学期の終わりに引っ越してきたので、参加できていない。

夏休み明けには新年度が始まり、そのときは色々な連絡が来ると思うので楽しみだ。

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2016年5月23日月曜日

ハリー・ポッターの再読がやってきた:週間読書記録(5/16-5/22)

この週の読書と言えば、ずっとKindleでハリポタを読んでばかりだった。

なおがハリー・ポッターを読み始めたのは1年前。このときは、3巻目まではかなり熱中して読んでいた。4巻目も一応読んだ。ただ、5巻目で中断してしまった。

今回は、なぜか3巻から。
3巻を読み終わったら、4巻を飛ばして、現在は5巻の半分ぐらい。

過去記事によると、BLは6.7、語数も10万語ぐらいあるので、読書量としては十分すぎるほど。再読ではあるが、ほとんど忘れていたのではないだろうか。かなり集中して読んでいた。

面白いと思えば1時間ぐらい平気で集中して読めるようになった。逆に視力が心配…。



今回ハリポタが復活したのは、おそらく担任の先生の影響だ。

ハリポタファンらしく、クラスにはハリポタ用語がたくさん!チームに分かれて競争というときもグリフィンドールだのなんだの言っているらしい(スリザリンになるのを皆嫌がるんじゃ?)。

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2016年5月22日日曜日

夏休みの予定を考えるのが大変

アメリカの小学校の夏休みは長い。

州によって違うようだけれど、なおの場合3ヶ月弱もある。

なおにとっては、1回きりのアメリカでの夏休み、できる限り有意義に過ごさせてやりたい。ということで、4月の中旬頃からカレンダーをにらみながら、予定を入れていった。

まずは家族旅行。どーんとディズニーに行くことにした。これについては、またそのうち詳しく書こう。これは飛行機とホテルその他を予約済み。

家族旅行はもう一回、日本では我が家ではできないroad tripに挑戦することに。ハイウェイを延々とドライブしての旅行は、いかにもアメリカという感じがする。まあ、あまり遠いと運転する私がしんどいので、片道4時間ほどの観光地を選んだ。

後は、日本でも夏に行っていたような、泊まりがけの山間キャンプ。クリスチャン系の団体が運営するようだ。4泊5日で$400ちょっと。日本で英語キャンプに参加するのに比べると断然安いが、運営にかかるコストが全然違うので、まあそんなものだろう。

これ以外は「サマーキャンプ」といっても日帰り。

歴史キャンプ(5日間)、ゴルフキャンプ(4日間)、水族館キャンプ(5日間)、科学館キャンプ(5日間)。午前中だけだったり、午後までだったり色々だ。

それぞれ$120~$350ぐらいかかるので、合計すると相当な金額になるが、2度とないチャンスなので、ここは惜しまずに投資することにした。



学校が休みの時期に子どもを預かってもらう、という視点からは、YMCAや郡政府の運営するサマーキャンプ(子どもが通う小学校で行われる)もある。これはだいたい週$100前後。朝早くから夕方までがっつり預かってくれるので、コストパフォーマンスは良い。

が、うちの場合、YMCAは4月下旬に聞いてみたら、すでにキャンセル待ちだった。また、小学校で預かってくれる公営のサマーキャンプは書類手続きが面倒だし、どうせなら色々な経験をさせよう、ということで避けた。

他にも州立公園での激安サマーキャンプとか(問い合わせたらすでに満員)、乗馬キャンプとか気になるキャンプは色々あるが、まあこんなものだろう。

予定のない週は自宅でがっつり日本語の勉強をしてもらうつもりだ。

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2016年5月21日土曜日

なお、がんばりが評価される

昨日小学校から持って帰ってきた評価シートには、面談の後からなおの行動がずいぶん改善した、という先生のコメントがあって一安心。

正直、行動パターンというのはそう簡単には変わらないので、ずっと気をつけていく必要があるが、良い方向に変わりつつある、と先生が捉えてくれているのはありがたい。



ついでに、なおの小学校のことを書いておこう。

今回の小学校は、設備がずいぶん豪華だ。日本の小学校と比べてというだけでなく、前回の滞在で通った小学校とも全然違う。

まず、校庭に含まれる部分には、野球場、サッカー場、フットボール場がそれぞれ照明設備とともに、独立して存在する。バスケットボール場と自由に走り回って遊べる部分はまた別。

その上、学校の敷地の周りを森が囲んでいる。

校舎内には、動物を飼育しているエリアがあって、蛇、亀、トカゲなどなど。

また、ほぼ全教室にパソコン4台とプロジェクターが完備。インターネットにももちろん繋がっていて、授業中に先生がYouTubeの動画を見せてくれることもある。



以前紹介して頂いたサイト、GreatSchoolsによると、この小学校は学区内で一番レーティングが高い。レーティングには色々な要素があり、またレーティングがすべてではないが、公開されている標準テストの結果が反映されている。

この前、韓国から来ている家族と少し話をする機会があった。彼らもGreatSchoolsを見て住む場所を決めた、という話をしていたのが面白い。彼らの場合、子ども達は英語が話せない状態で引っ越してきたので、一番評価の高い小学校は勉強が大変だろう、と避けて、2番手の学校にしたのだとか。



記事にしそびれたが、学校でお祭りをやったこともあった。日本の小学校でも、土曜日に校舎を使ってミニゲームを教室や体育館に用意する、という保護者会主催のイベントがあったが、規模が違う。

まず、巨大なふわふわが3基。ひとつは高学年の子がクライミングできるもので、残りの2つもでかい。

そして、校庭の奥の方にはヘリコプターが!一緒に記念撮影して、近くで見ることが出来るだけだが、それでもすごい。

ミニミニ触れる動物園が来てたり、ホットドッグにハンバーガーのスタンド、ピザやアイスクリーム、ポップコーンの売店も。

校内・校庭では、日本でもあるような輪投げやボール投げのようなミニゲームがたくさん。

寄付金集めのイベントでもあるので、ミニゲームし放題のリストバンドを$10で買って参加することになるが、なかなかに規模の大きなイベントだった。

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2016年5月20日金曜日

予習シリーズが予習すぎ

算数の家庭学習では、四谷大塚の予習シリーズをテキストと問題集だけ買って、自宅で取り組み始めてから、もう8ヶ月ほど。

現在、下巻の第11回まできたところで、びっくり。

なんと、分数のかけ算・割り算が!

一応予習シリーズとは別に、「ひとりで学べる」シリーズで上の学年の先取り学習をしているのだが、5年生でも分数の足し算・引き算までしかやらない。

まさかかけ算・割り算までくるとは…。

一応例題を見ながら、こんなものか、とやり方は理解したようだ(ルール自体は単純だし)。

ただ、分数のかけ算と割り算の意味を一日で、しかも10分ぐらいで理解する、というのはさすがに無理があるような気がする。

しかも、いきなり結構な難しさの計算問題が「基本問題」でも出てくるので、とても朝の15分では1枚が終わらない。



我が家の場合、四谷大塚で必ず使うとされている(「必修副教材」と呼ばれている)「予習シリーズ計算」をやらせていないから、ちょっと突然感があるのだと思う。必修なだけはある…。

しかたないので、とりあえず予習シリーズを中断して、分数のかけ算・割り算の補強をすることにした。

本当は「ひとりで学べる」シリーズの6年生版を使うのがいいのだが(しかも購入済み)、まさか今年度中に使うことはないだろう、と日本に置いてきてしまった。こんなことなら、スキャンしてもってくればよかった。

昔ちょっと使った大和市教育委員会教育研究所制作の「さんすうプリモン」さんからプリントをダウンロードして使うことにした。

子どもの理解度をみながら、進度を自由に変えることができるのが家庭学習の利点でもあることだし、少しゆっくり進めることにしよう。

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2016年5月19日木曜日

なおぱぱ、小学校に呼び出される

なおが小学校に通い始めてから1ヶ月ほど経った。

担任の先生はとても熱心で、毎週金曜日には、それぞれの子どもの行動面の評価(ルールを守れたか、回りの人にrespectfulであったか、学業に最善を尽くしたか、など)と、2,3行のメッセージを書いてくれる。

最初の週は、まあ様子見ということで「ようこそ!」という感じで良かったのだけれど、2週目からは行動に問題あり、ということで、注意がたくさん書かれるように(^^;

一番はっきりとした問題は、自分が話すべきではないときに話してしまうこと。先生が説明しているときに勝手に質問したり、口を挟んだり。



最初に注意されてから、自宅でも散々話し合って、本人も反省したようなので、ちょっと改善したかな、と思ったら、また悪化したようで、とうとう小学校に行って、先生と一緒に相談することになった。

先生は始めて2年目の新人さん。まだすごく若い、お洒落な感じの女性で、アメリカの小学校の先生は野暮ったい、という印象を持っていた私にはすごく意外だった(単なる偏見だが)。

話し合いは、なおも含めて3人で。

話を聞いてみると、先生はなお自身には別にネガティブな印象を持っているわけではなく、「あまり自信過剰になってもらっても困るが」という前置きとともに、色々褒めてもらったりもした。

ただ、行動面で直さなくてはならないことははっきりしている。

今のクラスはかなり落ち着いていて、騒いだりせず授業を受けるようなので、余計なおが目立っているそうだ。

なおは、面白キャラとして受入れられたのがすごく嬉しいようで、調子に乗って、はしゃぐべきではないところでたくさんはしゃいでしまったのだろう。

「叱られる」というよりは、「これからがんばろう」というトーンで相談できたので、なおはほっとしたようだ。

ポジティブな姿勢の小学校の先生に感謝。

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2016年5月18日水曜日

週間読書記録(5/9-5/15)

結局、この週もKindleでPercy Jacksonを再読してばかりだった。

他には、図書館から図鑑系の本をいくつか借りてきていたので、そちらに目を通していたぐらい。

Show Me The Money (Big Questions)Show Me The Money (Big Questions)


これは、斬新なデザインとイラストが目を惹く。結構活字の量があるのと、内容が高度なので、対象年齢は小学校高学年から。日本のアマゾンでも割と安く(というより、アメリカよりも安く)買えるが、米Amazonにのみ中見検索がある。



次は男の子の好きな(女の子も?)スパイもの。写真と歴史をまとめているスパイ図鑑が多い中、これは物語になっていて、出てくるトリックも身の回りの品物を使う。

日本では入手困難、こちらでもマーケットプレイスのみ。

The Master Spy Handbook: Help Our Intrepid Hero Use Gadgets, Codes & Top-secret Tactics To Save The World From EvilldoersThe Master Spy Handbook: Help Our Intrepid Hero Use Gadgets, Codes & Top-secret Tactics To Save The World From Evilldoers


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2016年5月17日火曜日

気楽に出来て楽しい、日本発のカードゲーム

せっかくアメリカにいるのだから、日本からでは送料が高くついてしまうボードゲームを毎月購入して家族で遊ぼう、と考えている。

5月のゲームとして購入したのはこちら(日本のアマゾンでも買えることを今知った)。

ラブレター:ホビット-決戦のゆくえ (Love Letter: The Hobbit – The Battle of the Five Armies)ラブレター:ホビット-決戦のゆくえ (Love Letter: The Hobbit – The Battle of the Five Armies)


映画「ホビット」を題材にしたカードゲームで、10歳以上から、2人~4人プレイ。10歳以上から、となっているが、プレイ自体は6、7歳でもできる。ただし、戦略的にプレイして楽しめるのは、8歳以上ぐらいからだろう。

元となっているのは、日本発のカードゲーム「ラブレター」。傑作だ、という話を聞いていたが、テーマが低学年にはちょっとそぐわないかな、ということで買っていなかった。「ホビット」がテーマのものならちょうどいいし、英語だから日本に持って帰って、英語プレイデイトで遊ぶのにぴったり。

ラブレターラブレター


箱に"5 Minutes Fun!"とあるように、割とすぐ決着がつくのがいい。割と時間のない平日でも、夕食を食べ終わった後、気楽にプレイできる。

もちろん勝つための方略はあり、何回かプレイすると飲み込めてくるが、運の要素も大きい。嘘をつくことはないのだが、うまくひっかけるプレイは可能で、家族でプレイしていると、3人とも真剣な顔をしながら、お互いの反応を探り合うのが面白い。

オリジナルはオリジナルで拡張版が出ていたりして楽しそうだが、このホビット版も子どもにはウケがいいだろう。ただし、映画の3作目が元になっているので、トールキンの原作のファンにはぴんとこないキャラが多い。

一応2人でもプレイできるが、3人以上で楽しさがぐんとアップするのでお勧め。

バットマン版もあるが、イラストがちょっとだけアダルトなようなので、今回は避けた。

ラブレター:バットマン (Love Letter:Batman)ラブレター:バットマン (Love Letter:Batman)


また、アドベンチャータイム版もあり(日本のアマゾンにもあるが高すぎ)。



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2016年5月16日月曜日

小学校の校庭でみんなでキャンプ!?

2年前の滞在のときにあった、小学校で夜、映画を見ましょう、というイベント、今回の小学校でもあった。

さらに、今回は校庭にテントを貼って、みんなでキャンプをしましょう、という私がいままで想像もしたことがないような内容だった。

保護者の父親の会というのがあって、そこが主催しており、準備も参加も、基本子ども達と父親たちだけ。

夕方から集まって、テントを貼り、キャンプファイヤーをし、マシュマロを焦がして食べ、ホットドッグをつまむ。夜からは体育館で映画を見つつ、ポップコーンとポテトチップ。

英語キャンプなどでキャンプファイヤーの経験のあるなおは、グラハムクラッカーとチョコとマシュマロのサンド、S'moreが大好きで、このイベントを凄く楽しみにしていた。

もちろんテントなんてない我が家だが、あまりに胸躍る内容のイベントに、このためだけにテントと寝袋を購入した(ウォールマートで一番安かった25ドルのもの)。


最初雨が降っていてどうなるかと思ったが、途中から止んで、無事実行できた。

子ども達は体育館でボールやらホッケースティックやらを持ち出して遊んだり、外で鬼ごっこをしたり、とはしゃぎ放題。

なおは、なんとか遊びに混ぜてもらったらしく、結局映画を見に来ず、ずっと外で駆け回っていた。



子ども達が遊んでいる間、私は関連のある仕事をしているお父さんたちを紹介してもらって、歓談。あっという間に夜10時になり、我が家はさっさとテントに入ったが、子ども達の叫び声は真夜中まで続いていた(^^;



英語キャンプには参加したことがあるが、宿舎での宿泊ばかりなので、テント体験は、なおは今回が生まれて初めて。

キャンプ経験は学生時代に1回、友だちに連れて行ってもらっただけの私だが、テントを無事立てることが出来(そばにいた人が手伝ってくれた)、寝袋にくるまって、なおと一晩過ごしたのは、忘れられない思い出になりそうだ。

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2016年5月14日土曜日

教材としてはかなり楽しめる大ヒット

yunちゃんも使っているというこちらの教材を我が家でも使い始めた。

10才までに覚えておきたいちょっと難しい1000のことば ジュニア版10才までに覚えておきたいちょっと難しい1000のことば ジュニア版


ジュニア版は、5つの言葉の用例と意味を線で繋ぐだけのワークと、一つの語を使った2コママンガとの組み合わせが200回分でできている。

この2コママンガに、なおが大喜び!

朝の勉強にこのワークを最初追加したときは、量が増えるのは絶対イヤ!という反応だったのだが、用例と意味を繋ぐのは一瞬でできるし、マンガが可愛らしくもユーモアなので、OKになった。

毎朝、ワークとマンガを両面印刷にして渡しているので、少しずつ取り組めてよい。冊子になっているのをそのまま渡したら、マンガだけ、全部一気に読んでしまっただろう。

文脈で判断して繋いでいるので正答率は今のところ100%。10歳まで、ということでさほど難易度はたかくない。とはいえ、必ずしもすべての単語を使いこなせるわけではないだろう。

うちでは、日本語の活字に触れる機会が少しでも増えればいいな、と思って取り組んでもらっている。

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2016年5月13日金曜日

小学校の宿題

結構大変だ、と聞くこともある、アメリカの小学校の宿題だが、今の先生の出す宿題は必要最低限という感じだ。

だいたい、月曜日に出て金曜日に提出する。したがって、週末はなし(これは一昨年、2年生のときもそうだった)。

内容は、英語の問題が2ページ。両面印刷になっていて、表に文章やら詩やらがあって、裏面に関連した読解問題や語彙問題がある。1日4問ずつ解くので、これで3分ぐらい。

算数の問題は、一日2ページ。難しいものはでないので、これで5分ぐらいだろうか。

スペリングの宿題がでることもあるようだが、勝手にやっていて、今ひとつ何をやっているのかわからない。

最後は作文。"Reading Response"と呼ばれ、本、だいたいはノンフィクションを読んで、指示にしたがって書く。単に感想を書くのではなく、テーマが決まっていて、たとえば主人公以外の人物の視野にたって、とか、キャラクターの性格が分かるところを説明せよ、とか。英語の授業で学んでいる内容と対応させてあるようだ。

量は最低5行とあることが多い。

作文には結構時間がかかるが、だいたい前日、木曜の夜にやる(^^; それでも10~15分ぐらいだろうか。本当はもう少し丁寧にやるべきかもしれないが、本人の好きにさせている。

私はノータッチでスペルを見てやったりもしないが、だいたい5点中5点をもらってくるので、あまり要求されている水準が高くないのだろう。

日本語での勉強を見るのが大変なので、作文以外も、小学校の宿題はすべて自力(^^;

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2016年5月11日水曜日

読書は学力を伸ばすか

読書は学力を伸ばすか、という問いは、色々なところで検討される非常に重要な質問で、興味のある人も多いだろう。

個別のケースを見ていくと、学力が高くて本好きな子が多い一方で、本は読まないけれど勉強が出来る子もいたりして、よく分からない。

そもそも、本をたくさん読むから勉強ができるようになったのか、そもそも学力というか知力が高いから本が好きになったのか、わからない。

こうした問いに対して系統的な調査を行って政策の根拠とするアメリカでは、割と頻繁に研究テーマに選ばれていて、結論としては読書量は確かに学力に影響する、ということになっている。

読書によって育まれるのは、まず語彙力(過去記事「読書で語彙が増える?」)。これは間違いない。

では、読解の別の側面はどうだろうか。

直観的にはいわゆる読解力 (reading comprehension)にも良い効果がありそうだ。実際、元々持っていた読解力からどれだけの伸びるか、その伸びしろが増えるという研究結果が見つかった。

また、各種の一般的な知識(理科や社会に該当するものも含めて)も、読書量に大きく影響を受ける。



アメリカの研究では読書がもたらす良い効果が繰り返し確認されていて、だからこそ教育現場でも読書を促進するための施策が多くとられている。

一方で、日本の子どもを対象とした研究を見ると、読書時間と学力の間に関係があるわけではなさそうだ(たとえば文科省の委託調査研究のこれ)。一方、読書が好きかどうかは学力と関連がある。

学力に直接繋がるのはむしろ勉強時間で、上位25%の学力上位層では、勉強時間が平日3時間以上が30%も!

公立中学に進む小学生が一日3時間も勉強するわけはないので、日本の場合、一番大きな影響を持つのは中学受験をするかどうかなのだろう。

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2016年5月10日火曜日

日本語、英語、取り混ぜて視聴中

忘れないうちに、アメリカに来てから一ヶ月ほどのなおのビデオ視聴について記録しておこう。

NetflixやYoutubeで見たいものがいくらでも見つかるので、最近は親が見せたいものへの誘導が難しくなってきた。

最初の頃、ちょっとだけナルトをNetflixで見ていたが、割とすぐに飽きた。

その後、名探偵コナンのKindle版を最初の3巻だけ無料ダウンロードし、大喜びでアニメを見るように。

そして、BLEACHのアニメを発見してしばらく見ていた。この3つはどれも日本語で視聴。

その後、遊戯王ゼアルのアニメを発見。これはなぜか英語音声しかなく、英語で見ていた。

これらと平行して、Disney XDのコメディ、"科学ファミリー ラボラッツ"にはまっている。日本でも見られるようだ。



小学校が始まったこの1ヶ月は、だいたい朝の30分、帰宅後から寝る前で1時間ぐらいがテレビ視聴の時間になる。

小学校で英語に触れまくっているので、自宅ではなるべく日本語のものを見てもらいたいな、と思ってはいるが、なかなか誘導できない。



お楽しみの動画とは別に、最近少しBrain POPも再開している。お高い年会費を払っているので、使わないともったいないが、どうしても優先順位が低めになっていた。

だが、Brain POPの動画は、小学校でアメリカの歴史を勉強している今、手っ取り早く要約を掴むのにもってこい。

しかし、この1ヶ月ほど、小学校で英語と算数、そしてアメリカの歴史をやっている話しか聞こえてこない。理科はどうなっているんだろう(^^;

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2016年5月9日月曜日

結構知らないものがいっぱいのイディオム絵本&週間読書記録(5/2-5/8)

先週紹介したPercy Jacksonのコミックを無事図書館から借りることができた。割と一瞬で読み終わってしまったようだ。

他には、以前購入したゲーム、"Scribblenauts Unmasked"のコミックもあったので借りてきたら、大喜び。コミックを読んだ後、ひさびさに遊んでいた。200ページ超の合本で読み応えがあり、こちらは結構な時間がかかっていた。

Scribblenauts Unmasked: A DC Comics AdventureScribblenauts Unmasked: A DC Comics Adventure


この週は他に新しいノベルは読まず、ずっとKindleでPercy Jacksonを再読していた。

後は、隅から隅まで読んだわけではないが、図書館から借りてきたこちらもプチヒット。

You're Pulling My Leg!: 400 Human-Body Sayings from Head to ToeYou're Pulling My Leg!: 400 Human-Body Sayings from Head to Toe


身体の部分を使ったイディオムを400個、コミカルなイラストとともに紹介した絵本だ。

この手のイディオムは私は比較的苦手なので、聞いたこともないもの、しっかりとは意味が分からないものがたくさん!

イラストがユーモラスなので、なおもときどき眺めては笑っていた。

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2016年5月8日日曜日

英検1級を小学生が受ける!?なおままの感想

英検の過去問をやってみて合格圏に入ったので、なおまま本人もびっくりして喜んでいる。小学生が受ける、という視点から、試験内容についてコメントをもらったので公開しよう。

***

小学生では英検1級は難しいな…と思った点は、トピックが小学生向きではないこと。
前半では、
「税金を払うとき、息子が21歳以下だけれど、もう仕事をしているので扶養に入っていないから、その分が去年より多くなっている」
「アリゾナに家を買ったが、住むためではなく、周辺の不動産価格が上がっているので投資目的である」
「旅行にいったら、予約していたはずのホテルから変更されていて、ひどい旅行になったので、旅行会社に文句を言ったら、言い訳ばかりで話にならなかったので、上のほうへメールを出した」
「銀行の特別お得な貯金プランに加入するには、定期預金と、普通預金の両方に一定額が必要で、手続きはこうなっている」
こういうタイプの「子供が普段かかわらないこと」が出てくるので、その分、正答率が下がると思う。
「レストランはAとBどっちにする?音楽がいいほう?それともすいているほうがいい?」とか、「スキー旅行にいこうかどうしようか、スキーが苦手だから、悩んでいる」というようなある程度子供でも、実生活に関連させられるものは、小学生高学年で、年齢相応の本が読めているのなら、正解が出せる部分になると思う。

後半の読解では、自然科学、動物とか自然とか、エコ問題とか…というようなテーマは、図鑑とか、なぜなに系統の本が好きなら大体、こんな感じ…というのはわかりやすいけれども、試してみた回の問題では、例えば、アメリカの1800年代に貧しい移民から、投票を不正に買い取り、政治を牛耳って私腹を肥やしていた人がいた。その歴史と出来事が現代にもたらした影響とは。
交通事故率を下げるにあたって、どんなデータがあって、だれが書いた論文がもとになっている説があって、それを実際にやってみるとするとどうか。
劣悪な住環境を政府がお金を出して改善させることで、どんな効果が出た、または出なかった話。
…というような、歴史、政治や経済、技術、福祉…とかの問題は、大人ならある程度常識に照らして「経済界の息のかかった政治家を擁立することで背後の人にお金が入ってくる仕組みって今もあるよね」とか、「こういう説があるなら、じゃあ、こういうことをやったら、交通事故が減ると言いたいんだろうなあ」とか、詳しく書いていないことでも、「いくらこの文章の中だけとはいえ、この選択肢は、ないな」と、選択肢を絞れるところが、子供には、「大体の仕組み」がわかっていないことが多すぎて、大人向けの新聞、雑誌がある程度読めるぐらいに、世の中のことに理解が進んでいないと、「一体、何を言っているの?」「なぜ、そうなるの?」というところで思考停止になりやすいと思う。
選択肢も、「ピッタリ!もうこれしかない!」というものより(急いで読んで、飛ばしたところもあるので、そうなっただけかもしれないけど)「えーーー。これ?でも、残りの3つ「ではない」のは確かだから、これか…」というのがいくつかあった。選択式のテストを受けるときの技術として、「消去法で一番近いのを選んでおく」というのが出来る年齢にならないと、「どれか、わからない。どれも違う気がする」となると思う。

***

正直、手っ取り早く何かの教材に取り組むというよりは、総合的に子どもの社会への関心・理解力を深めるような取り組みをしていくしかないだろう。

まあ、まだ先の話だ。まずは準1級から。

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2016年5月7日土曜日

英検1級の過去問に挑戦!

もちろん、まだ準1級も受けていないなおではなく、なおままの話。準1級の過去問の結果がかなり良かったので、1級も試したくなったのだろう。

2015年第1回をやってみた結果、配点1点の問題で5個、配点2点で1個、さらにヒヤリングで1個落として、計9点マイナス。76/85という結果だったそうだ。

作文での配点が28点、113点満点のうち、この回は合格点が83点だったようなので、ちょこちょこっと作文ができれば、1次試験は受かりそうだ。

私が言うのも変だが、結構すごい。私自身、過去問をやったことはないのだが、私の得点より上かもしれない。

本人曰く、読解問題で知っている内容が出て助かった、とのこと。マグレかもしれないので、もっとやってみる、そうだ。



なおままは多読で英語力を伸ばした典型パターン。そのうち、なおままの読書の軌跡を簡単に紹介してもいいかもしれない(ニーズがあれば)。

多読で鍛えただけあって、筆記問題を解くのが異様に速い。準1級のときはリスニング以外で20分、1級の筆記でも40分しかかからなかったそうだ。

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2016年5月6日金曜日

機内エンターテイメントの話

3月末に飛行機に乗ったときの話をメモしておこう。

今回驚いたのは、機内エンターテイメントシステムの進化。タブレットを持っていると機内でWifiで接続して、自分のタブレットで動画が見られた。

外部に繋げるのは有料なのだけれど、無線で機内エンターテイメントシステムを使うのは無料だ。

見られる動画のレパートリーには差があって、座席備え付けの画面で見られる映画の方が多いのだけれど、画像の質と快適さを考えると、手元のiPadで映画が見られるのは非常に嬉しい。

今回は国内も含めて乗り継ぎ2回の長旅だったということもあって、かなり映画を見ることができた(引っ越しのプレッシャーもあったので、仕事は最初から諦めた)。

見そびれていた、ディズニー映画、インサイド・ヘッドはかなり良かった。引っ越しに絡む悲喜劇は、他人事ではない。

インサイド・ヘッド MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]インサイド・ヘッド MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]


また、なおの大好きなミニオンたちの映画もあったが、見ていたら途中で眠くなってしまった。

ミニオンズ [Blu-ray]ミニオンズ [Blu-ray]


今回は私だけ先に移動したので、スカイプでなおに伝えておいたら、楽しみにしていたようだ。どちらも無事見られたそうだ。

また、今回使ったデルタ航空の、機内安全講習ビデオが面白かった。毎回同じ物を見せられるので、つい無視しがちな映像だが、ちょっとでも見てもらおう、という工夫なのか、笑えるネタが満載!目が離せなかった。

これも事前になおに伝えておいたら、喜んでいた。

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2016年5月5日木曜日

なおままの英語力、なおの英語力

なんの気まぐれか、なおままが英検の過去問をやってみたそうだ。

2級は筆記で3問不正解はヒヤリング100%。準1級は、筆記で4問不正解、ヒヤリング100%だったそうだ。準1級の結果は、明らかになおよりも点数が高い。

1級は無理そうなのでまだ試してない、とのこと。

ふだんの会話を聞いていると、あきらかになおの方が流ちょうなのに、英検ではなおままの方が上になる、というのがちょっと面白い。

ちなみに、なおままは英検のための勉強などはほとんどしていないはず。あくまで趣味としての読書だけで英語力を鍛えている。



鍛えている、と書いたが実のところ、なおままが私とアメリカに滞在していたのは10年以上前のこと。

がんばって大学に通って授業を受け、単位を取って卒業までたどり着いた頃と比べると、当時の英語力は維持できていないのかもしれない。

まあ、その頃に比べると英語力が落ちているのは私も一緒だ。

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2016年5月4日水曜日

Graphic Novelのリクエスト & 週間読書記録(4/25-5/1)

なんでも、パーシー・ジャクソンにgraphic novel、つまりコミックがあるらしい。小学校でクラスメイトが持っているのを見た!欲しい!とリクエストがあった。

米Amazonでは割と安い($6.99に値下がりしている)が、日アマゾンでは在庫がハードカバーのみで2,372円。これは厳しい。Kindle版だと1,117円。

Percy Jackson and the Lightning Thief: The Graphic Novel (Book 1) (Percy Jackson and the Olympians: The Graphic Novel)Percy Jackson and the Lightning Thief: The Graphic Novel (Book 1) (Percy Jackson and the Olympians: The Graphic Novel)


コミックは割とすぐ読んでしまうので、買うのがためらわれる。

ありがたいことに公立図書館に蔵書があるので、さっそく借りてくることにした。



この週は、Zac Powerを4冊読んでおしまい。あっという間だった。また、パーシー・ジャクソンの1巻を再読したりもしていたようだ。

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2016年5月2日月曜日

LEGO Education WeDo 2.0を買ってみた

以前紹介したレゴ・エデュケーションのロボティックス教材の新商品、WeDo 2.0、予定通り購入してみた。おもちゃとしては高いが、教室に通わせるよりはこれを買って自宅で一緒に遊びながら取り組む方が楽しい。

ちなみに、送料と消費税込みで、$180ほど。今の為替レートだと2万円ほど(しかし、為替レートが今一気に円高に振れていて、ちょっと前にかなりまとまった金額を送金した私としては非常に悔しい)。

一昨年購入して遊んだ(学んだ)初代WeDoがどんなものだったかは過去記事を読んでもらうとして、ここではバージョンアップして変わった点をまとめておこう。

まず、ケースが立派になった。

これはささいなことのようで重要だ。

初代WeDoの最大の欠点は、細かいパーツが多すぎて、ちゃんと揃っているのか分からなくなり、気がついたら重要なパーツがなくなっている、ということだと思う。

また、欲しいパーツを探す、というのが大変で、6,7歳の子が取り組む際のネックになっていた。

この2.0では、どこにどのパーツを入れてしまうのか指示する紙がついてきて、仕分けトレイにパーツを分類して収納できる。

これが良く出来ていて、慣れてくると欲しいパーツをぱっと取り出せるようになる。


商品構成の大きな変化としては、グラフィカルな制御プログラムが別売りではなく付属になったことと、カリキュラム(指導案)も最初の4つの課題は無料でついてくるようになった。

ただ、この最初からついてくる課題は、非常に基礎的なもので、慣れにもよるが、あっという間に終わってしまう。

制御ユニットをBluetoothで繋いで、モーターを動かす、センサー(距離センサーと傾きセンサー)の入力を読む、というところだけ。

実質的に、別売りのカリキュラムパックがないと活用するのは素人には難しいだろう。

今回私が購入に踏み切ったのは、6月まではこの別売りパックが無料ダウンロードできる、というキャンペーンがあるからだ。

すでに初代で経験済みということもあって、最初の4つの基本課題は簡単すぎて、一応モデルを作って、軽くプログラムを作成しておしまい。

その後、なおはギアを組み合わせて、すごくゆっくり動く車とすごく速く動く車を作っていた。こちらは速く動く方。回転の方向を変えるパーツがあまりないので、不格好だが、平面ならきちんと動く。


その他、重要なアップグレードとしては、やはりパソコンから無線でコントロールできるのは楽しい。特に車の場合、走らせる距離がぐんと伸びるので、遊びの幅が広がる。

また、我が家ではまだ試してないが、iPadなどでもカリキュラムを見たり、プログラムを作ったりできるようになった。これは嬉しい家庭が多いだろう。

ただし、初代と比べるとはっきりとグレードダウンしているところもある。それは、同時にコントロールできるユニットの数。初代では3つのユニットを同時にコントロールすることができた。モーター+センサー2つ、ということができたが、新型ではモーターを使うとセンサーは一つだけ。

また、付属するモーターは一つなので実際にやる人は少ないかもしれないが、2つモーターを積んでセンサーをつけて迷路を解く自律ロボット、みたいこともできない。

まあ、そこまでがんばりたいなら、EV3でやれ、ということなのだろう。



なおの反応としては、欲しいかと聞かれたらYesだったものの、できることが初代と大差ないので、今のところは飛びつくというほどではない。

週末に親子で暇な時間ができたら、ちょっとずつ取り組んでいこう。

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2016年5月1日日曜日

ボードゲームを新規開拓、第1弾

最近は日本にいてもほとんどの洋書はアマゾンで簡単に注文できるし、持って帰る手間のことを考えたら、よほどセールにでもなっていない限り、本は日本で買った方がよい。

ただ、おもちゃの類はそうでもなくて、送料を考えても妙に高かったり、そもそも扱いがなかったり。

今回購入したのは、非常に有名なカードゲーム、マジック・ザ・ギャザリングのボードゲーム。対象年齢は10歳からで、ちょうどいい。

Magic: The Gathering Arena of the Planeswalkers GameMagic: The Gathering Arena of the Planeswalkers Game

こっちではお店で$30、アマゾンでは$22だったのでネットで。ちなみに、購入してから2週間ほどなのに、今はなぜか$13.38まで下がってる。なんということ!



内容は、ちょっとだけ本格的なタクティクス要素の入った、ファンタジー戦略ゲーム。

5人の主人公がいて、どれを選ぶかで戦略が全然変わってくるのが面白い。肉弾戦が得意なマッチョタイプ、遠距離タイプ、などなど。

ただ、ルールの把握に時間がかかるので、遊ぶ会などにはまったく向いてないと思う。そう難しくはないのだが、あくまでマニア向けのゲームだ。

結構な数のフィギュアが含まれるので(まあ、質は高くないが)、定価$30というのは妥当なところ。$13ぐらいまで値段が下がっているということは売れてないということなので、おそらく在庫整理。在庫がなくなったら、市場から消えるだろう(^^;

どんなゲームか気になる、という人はこちらのオフィシャル動画を参照のこと。


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