2010年12月23日木曜日

才能があるなんて勘違いだった…英才教育の顛末

つい数日前,早期英才教育の効果が早くも現れたと書いたが,残念ながら私の早とちりだった.まずはこの動画を見て欲しい.



そう,なおのオリジナルギャグと思ったのは,"Between the Lions"にでてきたナンセンスソングだったのだ….

真の国際人への道は遠い….そんなに一朝一夕に成果が現れるようなものではない,ということだろう.

ちなみに,"Between the Lions"はナンセンスものが多いし,ユーモアたっぷり.お笑い国際人育成にも役立つ(最初の紹介記事).ネイティブでも小学校一年生が楽しめるつくりになっているので,対象年齢は5,6歳からがお勧めなので注意.一応,なおは4歳前後で喜んでみていたが,あまり深いところまでは分かっていなかったと思う.

Between the Lions Season 1 [DVD] [Import]Between the Lions Season 1 [DVD] [Import]



今は7,000円弱(30分番組が30話入ってこのお値段は破格).なかなか下がらないが,逆に売り切れもないようだ.リージョンフリーで日本のDVDプレイヤーでも問題なく見られるのが意外.

ちなみにDVDに字幕はないのだが,クローズドキャプションというアメリカ国内向けの字幕機能は有効だ.日本のDVDプレイヤーでは無理だが,パソコンで再生するのなら,たとえばPowerDVDには右クリックで現れるメニューから「クローズド・キャプション」をオンにすることによって字幕が見られる.

このクラスになると完全な聞き取りが難しい方も多いはず(私も…).字幕がとても助かる.

アメリカのAmazon.comのマーケットプレイスだと$40ぐらいで出品がある.送料込みで最安が5,000円ちょっとになるだろう.ただし,個人輸入のリスクは自己責任で.



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最近はまたORTないない大作戦を再開,1日1冊を目安にステージ3を出しては読み聞かせをしている.他にも色々と絵本が貯まっている(1日1冊に限定したら,需要が供給に追いつかない!)ので,ときどき他の絵本を混ぜたりしている.

ORTはパックで来るのが分かっているので,1冊読んだ後,なおはこのシリーズをもっと持ってこいとうるさいのがこの作戦の欠点(隠し場所がばれるのもそう遠い話ではない…).

現在の読みの進み具合だが,一応自分で読もうとして絵本を奪い取る.だが,最初ちょっと読んだあと,力尽きて(笑),絵だけを眺め始める.そして全部絵を見たら,ポイ.

そのまますぐに私に読んで,と持ってくることもあれば,しばらく経って,きまずさが薄れてから持ってくることもある.

1日か2日に1冊新しいものを出して,前日や前々日に読んだものとあわせて,1日2,3冊読み聞かせをする,というのが現在のペースだ.

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今は,どの単語が読めるとか読めないとかはチェックしていない.フォニックスはリープフロッグのDVD3部作(Letter Factory, Word Factory, Word Factory 2)を見た程度(と言っても,もの凄い回数だが).

なおの読み方を見ていると,明らかにフォニックスのルールに従わない単語を読むので,サイトワードはそれなりに獲得していると思われる.

以前何回か書いたが,我が家の方針は「早期」でも「英才」でもない(いきなり今日のタイトルと矛盾するが).末永く,英語で書かれた本やビデオを楽しめるようにもっていければそれでよい.

本格的に読みを始めるのは6歳ぐらいでいいだろう(以前書いた,「サイトワード獲得の方略」という記事).これを見ると,5歳ぐらいで英文法ワークを使ってブロークンな英語を修正することになっているが,どうしよう.

ついこの前,比較級で"than"が使えない,という話を書いたが,だんだん"than"を正しく使うときが増えてきた.なかなか,"than"まで含めた比較級がばんばん出てくる絵本が見つからないまま,日常生活でなおが"faster as"などと言うたびに,さりげなく言い直していたのだが,成果がでてきたのだろうか.

ちょっとぐらいブロークンでも焦る必要はないのかもしれない.

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