札幌に住んでいたときは、図書館は徒歩圏内ではあるものおよそ20分、しかも起伏が激しい土地柄で、自転車を使っても10分以上かかる上にかなり疲労困憊してしまっていた。雪があるときももちろんバスになった。
そんな環境では、とても毎週図書館に行くなんてことは無理で、ネットで予約しては私が仕事帰りに取って帰る、という状況だった。
なおにとって、図書館というのは、我々が行くというとついて行かなければならないところで、必ずしも楽しいところではなかったように思う。帰りに寄るドーナツ屋を楽しみにしていた程度だった。
それが、引っ越してからおよそ3週間、大きく変わってきた。今度の家選びでは、ある程度の条件(駅から徒歩圏内、広さ、などなど)をクリアした上で重視したのが図書館からの距離だった、というだけあって、市の中央図書館まで徒歩10分程度でいける。平坦な地域なので、自転車でも楽々。
すると、まずなおままが頻繁に図書館に出かけるようになった。中央図書館だけあって、かなり充実した蔵書なので、選びがいもあるし、CDなどもそろっている。もともと本好きなので、一日置きぐらいになおを連れてでかけるようになった。
そして、なおも図書館で新しい本を借りる、ということの楽しさがわかってきたようだ。おととい、なおの口から初めて「としょかんにいこうよ」という言葉を聞いた。札幌ではむしろ「行かない」という返事ばかりだったので、驚き!「としょかんであたらしいほんかおう」などと言う(未だに借りるのと買うの区別があまりついていない)。
わざわざ図書館に近いところに居を構えるために、正直多少お家賃が高くなっていると思うのだが、なおが図書館通いを楽しんでくれるようになるなら、それぐらいなんでもない、と思えてくる。
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ただし、図書館での英語絵本選びは割と不調に終わっている。週に何冊か借りてきているのだが、あまりなおが楽しいと思える本に出会えていない。そこそこ、英語絵本の数は多いのだけれど、割と名作系・日本の絵本の翻訳に偏ってしまっている。現代の子どもが楽しむような最近出た絵本が少ない。札幌は英米出身の在住者が多くて、彼らのリクエストを通じて良い絵本が揃っていたのだろうと思うが、こちらではそのあたりが弱いのだろうと想像している。
通勤時間が増えたというのもあって、私自身はあまり図書館の使い方をマスターできていないのだが、購入のリクエストを出すというのも考えてもいいかもしれない。
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最近購入したのは、親子英語定番のこれ。時計の読み方に興味がでてきたようなので買ってみた。
What's the Time, Mr. Wolf?
しかし、私が買った時は922円だったのに、今は746円。最近、アマゾンで買った本が軒並みすぐ安くなることばかり。嫌になるなあ。
気になるなおの反応は、といえば、やはり指を入れて遊ぶことのできるパペット部分に興味津々で、一度読んだ後はすぐに自分で手を入れて、さらにもう一度コール。肝心の物語のオチは、今ひとつわかっていない様子だった(ちょっとわかりづらい)。
ケイさんの「ひとこま絵日記*WKEで始める英語育児」で紹介されていたこの絵本、うちではちょっと節約して、絵本だけのバージョンを選んでみたが、音源付きの方が楽しめそうだ。
クリフォードやSight Word Readersなど、音源付きのものを買ってもどうも聞いてくれないことが多かったので、最近は音源なしのものを買っている。
ORTのステージ1~3をやっていたときは、CDの音声を聞きたがった。まず最初にCDの音声を聞きながら絵本を見る、というスタイルから始めたから良かったのだと思う。
名作絵本を映像化したDVDセット、Scholastic Treasury of 100 Storybook Classicsに含まれている本を買って、映像の音声部分だけを使ってかけ流しても良いかな、などとも考えている。が、結構ハードカバーが多くて敷居が高い…。
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5 件のコメント:
ブログ紹介ありがとうございます♪
パペット本、期待以上に子供は喜びますよね。
なお君も気に入ってくれて嬉しい~。
アマゾン、そんなに安くなってるんですか?
同じお値段で2冊買えちゃうと思うと
音源付きは手が出し辛くなっちゃいますね(^-^;)
図書館が近っていいですね~。
歩いて行けるのも子連れには嬉しい!
英語絵本&洋書はうちの市の図書館もイマイチなので
せっせと新規予約しています。
取り寄せ不可、購入却下続きでめげそうですが(^^;)
今後のことを考えると1つでも多くのリクエストが
いつか実を結んでくれれば、と。
自治体によって対応は違うみたいなので
トライしたら結果聞かせて下さい☆
うちは先週、masyaが歩くようになってから、初めて図書館へ連れて行ってみました。そろそろ一緒でも大丈夫かな(騒がないという意味で)と思ったので。
まあまあ大丈夫でした。
2時過ぎに行くと、小学生の子供がグループで紙芝居を読んだりしているのですがmasyaはちゃっかり仲間にいれてもらっていろいろと楽しんでいました。
私は子供ができるまでは図書館を利用する習慣が無かったのであまりの便利さになぜ今まで利用しなかったのだろう?と後悔です。
>ケイさん
ハナちゃん&チィちゃんの楽しそうな様子を見ると、ついいろいろ買いたくなってしまいます。ケイさんのブログは危険です(^^;
図書館、ちらっと見た限りではリクエストサービスのようなものがありません…。直接司書の方に聞いてみますが、思ったより敷居が高そうです。
>masyaままさん
子どもコーナーはちょっとぐらいなら声を出すのは許容範囲だと思います。
人形劇や読み聞かせの会など、イベントをやっているところも多いですよね。
小学生にまじって紙芝居を聞いているmasyaくん、すごくかわいらしい感じです。
このところの円高は恩恵もありますが以前買い物をしたものにとってはダウンしますよね
>nanaさん
金額が大きいとショックですよね。この前米アマゾンで買った商品ですが、買った直後に$70から$50になったときがあり、これは相当へこみました。
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