中学受験をする場合、低学年から気を付けておくべきは漢字の学習だろう。
国語の学力が元々高くて、上位学年向けの本をたくさん読んでいるような場合、受験国語に出てくる論説文や小説文ぐらい問題なく読める、ということは多々ある。
だが、漢字の読みは自然に覚えても、書く方はそうはいかないだろう。読書を通じて練習しなくても漢字が書けるようになった、という話は聞いたことがない(そういう天才児もどこかにいるのは間違いないが)。
塾のカリキュラムは、今は4年生から通塾開始を想定して組まれている。
予習シリーズの場合、1週間に10個の新出漢字を学ぶ。各学期のうち(2学期制)、それぞれ5週目、10週目、15週目、20週目は復習になる。各学年出てくる約200個の新出漢字に8か月ぐらいしかかからない。
4年生の漢字は4年生後期の途中で完了し、5年生の漢字は5年生前半で完了。最後、6年生の漢字を5年生のカリキュラム中に終わらせてしまう。
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我が家では、塾のスケジュールとは独立して、漢字に取り組んできた(前回の記事は今年の2月)。
予習シリーズの「漢字とことば」を購入したのが今年の4月で、それ以来、まずは4年生向けのテキストの上下を一巡させ、その後は5年生向けのテキストも併用してきた。
現在は、朝の学習として新出漢字を10個。以前とほぼ同じやり方で、5個を1セットにして、一日2セット分。毎朝さらに、これに加えて、4年生ないし5年生の「漢字とことば」から10個。
夜は、朝とは別の4年生ないし5年生の「漢字とことば」から10個。
4月から半年の間、もうコツコツとこの繰り返しだった。
現在は4・5年生の漢字はだいぶマスターしてきた(100%にはいかない)。
方針としては、100%にすることにはこだわらず、数多くの漢字を繰り返すこと。漢字を覚えることは熟語を覚えることと考え、意味の確認をすること。
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地道な取り組みを続けてきたおかげで、6年生の漢字も後2か月ほどで終わる。結局、塾でのスケジュールとほぼ同じペースだ。
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