2019年6月3日月曜日

私立中学のプラス・マイナス

中学受験をするかどうか、というのは小学生をお持ちの家庭では、中々に悩ましい判断なのではないだろうか。

実のところ、中学受験をするべきかどうか、というのは子どもの学力レベルだけでなく、住んでいる地域や子どもの性格によっても変わってくる。

我が家の場合は超ゆるゆる中堅私立で、入学からまだ2カ月しか経っていないが、とりあえず現時点での感想を書いておこう。

なおの場合、私立中学に行くメリットは以下の通り。

  • 英語の取り出し授業
英語の授業は言わずもがな。通う予定だった公立中学校から小学校に派遣されてきた英語の先生との相性が最悪だったので、もうその時点で可能な限り私立に、と考えていた。公立中学校では英検1級を持っているとかはどうでもよく、アルファベットが書き順通りに書けることが求められていそうだったからだ。
  • 内申点を気にしなくてよいからストレスが少ない
これは私立を選ぶ理由としてよく挙げられる。公立高校を受験する際には内申点が入試で大きな比重を占める。そして、内申点には日々の提出物などが重視される。なおはテストが申し分なくできても小学校の成績は振るわなかったので、中学校でも同じことが起きうる。要は、試験の点数で本来行ける高校より1、2ランクダウンする、というだけのことなのだが、模範生にはなれない子には辛い。
  • きめ細かな先生の個別相談
これは、入学してから感じたことだが、クラスでトラブルがあった際に先生の対応が早い。なおはどうしても友人関係で揉めがちなのだが、先生が素早く介入し、しっかり指導してくれている。「相手にあわせろ」とか、「普通にしろ」的な、いかにも公立中学校で言われそうなことがまったく言われないのも嬉しい。
  • 独自のクラブ活動
学校にもよるとは思うが、公立中学校は運動系の部活動には熱心だが、文化系を推奨していなかったり、活動が盛んではなかったりする。なおの中学校では、公立にはないようなクラブ活動が結構あって、なおにフィットするものが見つかった。
  • 設備(エアコン他)

これは説明不要。

マイナス面ももちろんある。

はっきりしているのは、学費と通学時間。学費は、本来他に使えたはずのお金であり、代わりに夏休みや春休みに短期留学にいけたかもしれないし、他にもいろいろな可能性がある。通学時間は、単にその時間を有効利用するのが難しいだけでなく、色々なことが不可能になる。まあ、これは通う学校によって千差万別か。

さらに、学校によって変わる要素もある。

授業の難易度・質は、事前にオープンスクールなどに行けば多少わかるし、入試偏差値からも多少推測できる。クラスメイトの学力は、単純に入試偏差値でわかる。

宿題の量や、小テストなどの家庭学習の必要量も、事前に学校説明会などではっきりするはず。

なおの学校の場合、難易度や宿題の量は公立中学校とあまり変わらない、最低ライン。

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