2013年6月24日月曜日

筆記体・ブロック体と筆記用具の話

私が中学生の頃は習った筆記体(英語では"cursives"と呼ぶ)、現在、日本の中学校では必須ではないため、ほとんど習わないそうだ。

というのも、アメリカでは文章を書くときにパソコンを使うことが増えてきたため、筆記体を学ぶぐらいなら、タイピングを学ぼう、ということらしい。紙に書くときはブロック体(block letters, manuscript, print)で通すのだろう(ただ、アメリカでも一部の州ではいまだ必修だ)。

まあ私が留学していた10年以上前でも筆記体ですらすら書く人はまれだった。

タイプが普通になってきた、といっても授業のノートやらは紙に書かないといけない(大学ではパソコンを持ち込めるが)。欧米では、授業で鉛筆ではなく、ボールペンを使うこともある。「私が子どもの頃は間違えたら消しゴムで消すなんてありえなかった。全部書き直しだ」とちょっと年配の人に言われたこともある。

また、欧州では、子どもの頃から万年筆を使って、お習字(カリグラフィー)を学ぶところもある。

ボールペンならすでに使っていて、雰囲気がでない。今ちょうどなおままに万年筆ブームが来ているので、ちょっと本格的に万年筆を使わせてみよう、ということで、なお用にこちらを入手した。なかなかにポップで可愛らしいペンだ。引用文はアマゾンの商品紹介から。

ペリカン ペリカーノJr - Pelikan Pelikano Junior - 本体:ブルー 万年筆ペリカン ペリカーノJr - Pelikan Pelikano Junior - 本体:ブルー 万年筆

小学校の頃から、鉛筆だけではなく万年筆を使って文字の書き方を覚えるドイツで、子どもたちが最初に手にする万年筆が「ペリカーノJr.」です。学童用に開発されただけあって、ポップなカラーリングが目を引きますが、筆記具としての高い完成度も見逃せません。特に、三つのくぼみが設けられたグリップ部分は、使っているうちに正しいペンの持ち方が身に着くというもの。書き味も非常に滑らかです。デザインのよさと優れた性能、そして手頃な価格で、お子さまから大人まで、どなたにもおすすめできる万年筆です。
この子ども用が届くまで、ママが本格的な"fountain pen"を使って字を書いているのを見て、なおは興味津々だった。今ちょうど、筆記体で字を書くのがマイブームということもあって、このペリカーノJrをもらってからは、嬉しそうに使っていた。

なおまま曰く、ペリカーノJrと並ぶのがこちら。これも素敵なデザインだ。

LAMY (ラミー) エービーシー L109 ペンシル(1.4mm) レッド [並行輸入]LAMY (ラミー) エービーシー L109 ペンシル(1.4mm) レッド [並行輸入]

1930年、ドイツの美しい古都ハイデルベルグに設立されたラミー社は、そのユニークなデザインでドイツのみならず、世界中の筆記具市場に新風を吹き込みました。
ラミーの商品は自社専属デザイナーにこだわることなく、バウハウスの思想を持つ世界中の様々な分野のデザイナーとのコラボレーションによって開発されており、様々なデザイン賞を受賞しています。
子供に正しく、楽しく字を書くことを学ばせたい、というラミーの想いが込められた子供用の万年筆。丸みのある形状やサイズ、楽しい色使い、温かみのあるメープルウッドのボディ、握りやすいラバーグリップなど、子供のためを考えられたこだわりの筆記具です。
筆記体はもう学校で学ばなくなってしまったかもしれないが、あくまでなおが遊びとして書いているので、無理に止める必要はないな、と放置している。

***

アメリカ出張のお土産に、おもちゃだけではなく本も、と思って選んだのがCHIMAのハンドブックだ。値段的には日アマゾンで買うのと変わらないが、お土産で買って帰ることに意義がある。

この手のハンドブックものに、なおはとても食いつきが良く、爆丸ニンジャゴーベイブレードと今まで大活躍してきた。

CHIMAというのは、レゴのニンジャゴーの後釜で、例によって、レゴのおもちゃ、CGアニメ、各種絵本・本、とマルチ展開している。

Origins: A Starter Handbook (Lego Legends of Chima)Origins: A Starter Handbook (Lego Legends of Chima)




ニンジャゴーのときと違ってYouTubeにまとめて見られる形ではアップロードされていないようだ(まあある意味当然だが)。一応、エピソード2の一部が見られる。



Tribes of Chima (Dk Readers. Lego)Tribes of Chima (Dk Readers. Lego)


ちょっとお買い得なレゴと絵本のセット、ブリックマスターもある。が、このところ、レゴが増えすぎている気がするので、今回は様子見だ。ブリックマスターは一時2,000円弱で買えたこともあるので最近少し割高な気がする。アメリカで店頭で見ると$23ぐらいだ。

Lego Legends of Chima Brickmaster: The Quest for Chi (Lego Brickmaster)Lego Legends of Chima Brickmaster: The Quest for Chi (Lego Brickmaster)


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4 件のコメント:

苺ママ さんのコメント...

実はうちも筆記体ブームなんです!
そういうお年頃!?

最近筆記体っぽい字で名前を書いているので、正式なものを教えてあげようとして断られましたが(^^;;)

以前、テレビ番組で東京を歩くアメリカ人の学生さんに筆記体のテストをしていました。GとかZなんて書けない人が多かった記憶があります。学校でも習わないし〜みたいな意見でした。

確かにPCの普及で使う機会が少なくなって来ましたが、筆記体が美しく書けたら教養を感じますね♪

Blue Hills さんのコメント...

記事のペリカーノを購入しようと思ったのですが、送料が2本で750円ぐらいだったので、今回はやめました。送料込でも、定価よりは安いようですが。
うちの子供の学校では、筆記体を練習しています。たとえば「oa」とか。二文字続けて。
先生たちも連絡帳に筆記体で書くため、私には読みにくいです。
苺ママさんの「筆記体が美しいと教養を感じる」というのは確かにそうですね。

ものぐさハハ さんのコメント...

アメリカ人って、ブロック体と筆記体と混ぜこぜで書く人が多いように思います。そして普段、複雑な字を書いているからか、大きくなってから覚えたからか、日本人が書くアルファベットの方がはるかにきれい。(笑)
という私は、習いたての頃は、筆記体をかけたはずですが、アメリカ人の影響を受けて(←言い訳)、混ぜこぜで汚い字になりました。。(笑)
お子さんに万年筆をというのは、すごいですね!字をきれいに書こうという気持ちに繋がりそうですね。

なおぱぱ さんのコメント...

>苺ママさん

お~同い年で同じ男の子、やっぱり興味を持つものが似てますねえ。うちも、まじめに教えようとすると断られます。かろうじて、なおままとなら一緒にできるぐらいです。

たいした手間じゃないし、遊び半分ならやってごらん、って感じですかね。

>Blue Hillsさん

輸入品、かつ定番の商品のせいか、あまり安くは買えませんね。

学校で筆記体を学ぶ、というのはいいですね!先生方が筆記体で書く、というのもなかなか。読み慣れておいた方が、のちのち困らないかもしれません。

>ものぐさハハさん

特にアメリカ人、手書きの字ってほんとういい加減ですよね。留学中、かなり悩まされましたw 

子どもに万年筆を、というのは単なる親の趣味ですね(^^; 子ども向けで手荒に扱って良いものってそうはないようです。

そう、これで少しでも何か字を書こう、という気になってくれれば…。