適当にJRの特急往復付きのツアーを購入したのだが、これがとにかく安かった。乗車券と特急券だけで大人往復一万円かかるはずだが、なんと1泊2食付きで12,000円。なんか計算がおかしい。
とまったホテルは一応温泉付きだが、ガイドブックにも「リーズナブル!」と載っているだけあって、作りは昭和の時代からある温泉ホテルで、とにかく古くさい。
夕食はバイキングでそこそこ楽しめたが、豪華とはほど遠い。
だが、これだけ安ければ許せてしまう。
初日は、白浜の名所、三段壁と千畳敷を巡った。
どちらも自然の雄大な姿が楽しめる名所で、行ってよかった。
地学においても、本や図鑑で見るだけでなく、実物の圧倒的な壮大さを感じることは役に立つはず。
三段壁の方には洞窟があり、有料で中が観覧できる。熊野水軍ゆかりの場所だとか。
2日目は、双子のパンダが生まれたことで有名なテーマパーク、アドベンチャーワールドへ!
もちろん、一番の目的はパンダの子どもたち。9時半開場で、パンダの子どもたちが見られるのは10時から。ちょうどタイミングよく、外の遊具で遊んでいるところを、十分堪能できた。
お世話をしている飼育係の女性が横に付き添っているのだけれど、印象的だったのは、この方がとても誇らしげだったこと。
あまりにかわいらしいパンダたちに老若男女がメロメロなのだが、「ほら!カワイイでしょ!」という感じのアピールに、なんと幸せな仕事だろうか、と想像した。もちろん、楽しいことばかりではないはずなのは承知しているが。
アドベンチャーワールドでのもう一つの目的は、象に乗ること。
事前にガイドブックで見て、是非!と勇んでいったのだが、これがなんとなかなかに難易度が高かった。
かなり人数が限定されていて、朝開場時に並んでチケットを購入する。20組限定で、ゲートに並んでいる人たちが殺到するので、朝一番、それも並んで入場しないと体験できない。我々は開場20分前から待っていたのだが、それでもギリギリだった。楽しみにしていたので、体験できてよかった。
他には、あまり期待していなかった、というか、他の水族園などでもありがちなのでノーマークだったイルカのショーが、非常に高いクオリティでびっくり!
アクロバティックなイルカと人間が一体となったアクションの数々は必見!
さらに、動物たちと触れあえるエリアでは、柵から出てのんびり歩き回っているカピバラがいたりして、なごみまくり。
他には、ポニーに乗ったり、動物をモチーフにしたメリーゴーランドに乗ったり。
午後3時前にはパークを出なくてはいけなかったので、隅から隅まで、というわけにはいかなかったが、家族3人、充実した休日が過ごせて大満足。