二月の勝者 ー絶対合格の教室ー (1) (ビッグコミックス)まずは1巻から。
秀逸だと思うのは、「父親の『経済力』と母親の『狂気』」というフレーズ。6年生が年間に払う塾代が平均150万円。そして、受験しない子が宿題ぐらいしかしないのに、毎日何時間も受験勉強をさせる必要性。この2つが最難関受験には欠かせない。
まあ、実際には最難関を受けるだけが中学受験ではなく、うちみたいに費用も勉強量も少なく、目的とするレベルもぐっと低いケースも多い。さらにいうと、費用・勉強量と受験校のレベルは関連性はあるが、もちろんイコールではない。
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スポーツや芸能と比べ、勉強の方が努力が結果(=将来にプラス)に結びつきやすい、だから特に才能のない子こそ勉強をすべき、というのは同感だ。
中高一貫校の多くが高校からは入れなくなっている、という指摘は、首都圏ではそうかもしれないが、関西では当てはまらないような。私立の中高一貫校に特にそうした変化はないし、大阪では公立高校が相変わらず強い。
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「他に好きなことがある子ほど、受験をやめなくていい」というフレーズは、中高一貫校では高校受験がないため、学生生活に専念できる、という意味で使われている。
我が家では、なおの英語がこれにあたる。公立中学に行くと、英語の授業に不満が出るのが分かり切っていたので、避けたかった、というのが我が家の中学受験の動機の大きな部分を占める。
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1巻には、東京都の受験人口と受験率について述べてある箇所がある。
関西の場合は、こんな記事を見つけた。現小6は17.5万人で受験率は10%弱だそうだ。大阪、兵庫、京都に奈良、滋賀、和歌山を加えた数値だそうで、都市部ではこの数字より高くなるだろう。
リンク先の記事を見ると分かるが、少子化とはいえ、今の小1が受験するまでの5年間は、児童数はほとんど減らない。
受験率は微増ぐらいだろうから、上位校における難易度や競争率といった環境は後5年ほどは変わらない。
ただ、下位校は、定員確保が困難な状態が続くので、英語入試や英検での加算なども含めて、「多様な入試」が増えていくだろう。
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