2016年8月28日日曜日

近所の電器屋さんで素敵な集まりが!

先週の土曜日、ちょっとしたものを買いに近所の小さな電器屋さんに寄ったのだが、そこでは、驚くべき光景が!

大きな机を囲んで子ども達が工具を持ち、色々な部品の山になにやら取り組んでいる。

こ、これは電気工作のレッスンか!と思ったのだが、もうすでに始まっているようだし、事情を説明する貼り紙も何もないので、とりあえず親の我々は商品を眺め始めた。

しかし、なおは興味津々。

どうやら、色々な電気製品・電子製品を分解しているようだ。

邪魔をしてはいけないよ、という私の忠告が聞こえているのかいないのか、作業に勤しんでいる子ども達の周りをぐるぐる回りながら、「やりたいな~」と願望を声に出してる(笑)

すると、スタッフの男性の方が、「やるかい?」と。

特に予約などはいらない会だったらしく、しかも無料!その場でサインアップして、さっそく参加した。

それから1時間ほど、なおはドライバーだのなんだのをもって、必死に分解!力がいる作業では、私や他のボランティアスタッフの力を借りる。

いつまでも止める気配がないので、半分引きずるようにして店から出た。

スタッフの方によると「毎週やっている」ということなので、1週間後の土曜日、昨日また出かけたのだが、この間、もしかしたら今もやっているかもしれないから行こう、とうるさいのなんの。

詳細はよく分からないが、だいたい同じ時間に行ってみたら、今回はスタッフの数も多く、なおは2時間、手を真っ黒にしてプリンタの分解に挑戦。分解しながら、赤外線リモコンの受光部についてなど、ちょっとした説明を受けていたが、あまり聞いていない様子(^^;

この会について、少し詳しく聞いたところ、毎週こうして無料で子ども達を対象に会を開いているという。

なおのテーブルでは単に電気製品を分解して、仕組みなどについて少し説明を受けるだけだったが、他のテーブルでは半田付けに挑戦していたり、それからなおの憧れ、ロボット相撲に挑戦すべく、ロボットカーの自作に挑戦するプロジェクトもあるとか。

ボランティアのみなさんは、それぞれ電子工作が趣味のようで、大人のグループは組み立て式の3Dプリンタを購入して、組み上げている最中だった。この3Dプリンタでロボットカーの車輪を作ったりするそうだ。

このロボットカーの自作、キットを買うと簡単に組み上がってしまうが、マニアのみなさんがそんなことをするわけはない。ボディなどはそこら辺のジャンクを使って作成し、心臓部にあたるマイコン、Arduinoは他のプロジェクトから流用、細かい部品は3Dプリンタを使うことで、ほとんどお金をかけることなく作ってしまおう、ということらしい。

参加はもちろんウェルカムだ、と言っていただいた。なおは飽き性なので、この素晴しいプロジェクトにどこまで関わることができるかはわからないが、横で見ているだけでも良い刺激になると思う。

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2 件のコメント:

Sara さんのコメント...

なんと!歩いていてこんな素敵な場所に出会うとは、やはり普段から関心を持って行動している方には見つけられるようになっているんですね(*^_^*)

地元の電気屋さんとボランティアで成り立っているなんて、まさに「草の根STEM活動」という感じですね。日本でもこういう感じでやって欲しいなぁ。

幕張とか遠くの科学館とかで整理券ゲットの熾烈な競争を経てイベントホールにギュウギュウ詰めになって体験できるガジェットやプログラミング/ロボット講座とか、民間スクールの高額STEM教育コースとかワークショップではなくて。

なおくんがロボットカー自作したらぜひ拝見したいです☆

なおぱぱ さんのコメント...

>Saraさん

いやあ、すごい偶然でした。電気関係はなんでも大型店で買うので、小さな町の電器店に足を踏み入れたこと自体、数ヶ月暮らしていて初めてでしたし、それがたまたま週に1回、2時間のワークショップの枠だったというのも僥倖でした。

スタッフの人たちも、こんなに毎週やっているのはめったにないと力説しておりました。

こちらにもあるロボットスクールの話題にもなりました。ああいったワークショップなどは参加しているときはいいのだけれど、その後のフォローアップができないのが問題だろうと。

ロボットカーのプロジェクト、うまく参加できたらちょこちょこレポートします!