2010年2月12日金曜日

変化の時代と、これからの教育:Did you know? Shift happens.

何かの拍子で見て、ずっと心の奥底にひっかかっていた動画がある。
http://www.youtube.com/watch?v=ljbI-363A2Q

元は、アメリカで高校教育に携わる人たちによるプロジェクトから生まれ、ブログの記事から動画へと発展したということらしい。

アメリカの高校教師向けの研修会のための資料として作られたこのプレゼンテーション、なかなかにえぐい真実をついている。たとえば、中国のIQの高い人上位25%だけでアメリカの人口を超える、とか(日本だと10%ちょい?)。今、グローバリゼーションとコンピュータと通信技術の高度化で、常にどんな仕事も海外へと移される可能性がでてきた(すでに生じているが)。工場がアジア諸国へと移転し、日本国内の産業の空洞化の問題が指摘されてもうしばらく経つが、今は単なる単純労働だけでなく、たとえばコールセンターのような仕事はすでにかなりの部分が海外に移転しているし、今後は、研究開発ですらその可能性がある。

このDid you know?という警告は、これからの時代の『変化』を踏まえた教育をしないと、アメリカという国自体の競争力が落ちてしまう、という目の前の危機について語っている。

この2,3年で経済の荒波が世界を襲ったけれど、これからの時代も、経済的な意味だけでなく技術的な意味でも、世界はわれわれの見たことのないものへと形を変えていくのだろうと思う。数十年前に花形だった産業が、技術革新と時代の変化で、跡形もなくなってしまった、ということが、形を変え、品を変え、これからも加速度的に進んでいく。

我々が自分の子どもに身につけてほしい力とは何かは、単なる知識や計算力ではない(そんなものは、もうすべてコンピュータが代わりにやってしまう)。じゃあどんな力か、ということについてはいろいろな人がいろいろなことを言っているのだけれど、私には自分でわかって言っているのだとも思えない。

ここまできて、ようやく英語子育ての話になる。

国と国との境がどんどん意味のないものになっていく時代に、自由に動くための翼として英語を用意してやりたい、と思うのが、早期英語教育をやっている理由のひとつ。単に成人してからどうこう、ではなく、親として影響を与えることができる短い時代に、できるだけ日本国内からの情報だけに捉われずに、さまざまな資源を与えてやりたいからだ。

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