2010年8月23日月曜日

不完全な英語での語りかけは逆効果? & リチャード・スキャリーのお話で大変なことに

土曜日に行ったWKEのワークショップでも、なおの発音を先生に褒めてもらえた。まあ、商売なので多少お世辞も入っていると思うが(それは英会話教室などでも一緒)、おそらくネイティブの方から見てもそこそこの水準なのだと思う。

ワールドワイドキッズを申し込んで親子英語を始めた時、ちょっと考えたのが、果たして親の不完全な英語で話しかけることはマイナス要素にならないだろうか、ということだった。そのときは、言語学者の意見も参考にして、「きっと大丈夫!」という結論に至ったのだった。親の発音が少しぐらい正しくなくても、周りから(なおの場合はビデオから(^^;)正しい発音を身につけてくれるだろう、と。

一年間試してみて、結局その通りになった。なおの発音は、一番接している時間が長いアメリカ英語に完全に準拠している。日本人ぽいなまりがあるかな、と感じられる時もないわけではないが、根本的なところで大きく歪んでいてネイティブには通じづらいということはないし、私よりも遙かに良い発音だ。

後気になるのは文法だが、こちらも親の英語が完璧であるかどうかはあまり神経質にならずに行こうと思う。

もちろん、単数・複数、時制、といった基本的なところは私も注意するようにしているが、それでも限界はある。改めてpantsがなぜ複数形なのか毎日のように理不尽に思うし、fishやsheepといった不変化複数、paperやbreadが不可算、といったあたりは、自分でもあまり正確に日々使えているとは思えない。

文法も発音と同じように、十分な量のインプットを親以外から受けることによって、自ら矯正していってくれるのではないかと思っている。文法をきちんと扱った小学生用のドリルなども、時期が来たら始めようと思っている。

***

もう3ヶ月ほど前に買ったRichard Scarryの本で大変な目にあっている。とても分厚い割にお安くてとびついたのだけれど、問題は中に入っている"Good night, Little Bear"という物語。一応単体でも売っている。

Good Night, Little Bear (Little Golden Book)Good Night, Little Bear (Little Golden Book)



ふと隙をみて小熊がパパ熊の肩によじ登り、それに気がつかないパパが家中を探し回って、というお話なのだが、これがなおに異様にヒットした。キャッキャッと笑って何度も読まされた。

さらに、これを私が実際にやらされる。何度も。何度も。何度も。そのたびに猛烈に嬉しそうだ。

もう50回ぐらいやったのではなかろうか…。知らないうちに肩に上らないといけないので、無理矢理「目をつぶって10数えて」などと言い出す始末。最近はちょっと飽きてきて、その応用で「目をつぶって10数えて」と言ってその間に変なことをしてみせたり、と変化してきた。

4歳児というのはこれぐらいで普通なのか、うちのなおは4歳にしてはちょっと幼いのか。まあ、とにかく楽しそうに笑うので、よしとしよう。

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8 件のコメント:

cotton さんのコメント...

ちょうど、その辺りが語りかけで気になりかけてたところだったんです^^;まだまだうちのレベルでは、文法の細かいことを言ってもしょうがないレベルなんですが、変な癖にならないかなあなんて・・・。うっかりshoesを"this"と言ってしまうことも多々ある私^^;
>十分な量のインプットを親以外から受けることによって、自ら矯正していってくれるのではないか
↑参考になります!
 

苺ママ さんのコメント...

我が家は最近語りかけはあまりできていません、、、プリに行ってるから良いという考えもありますが、今の時期はママパパと話すのが一番嬉しいんですよね(^^)
私も間違えを恐れず頑張ってみます!

ところで、Good Night, Little Bear はうちでも同じような状況に陥っています。ああ、男親でなくて良かった(笑)

でもこれも少し大きくなればできなくなる遊び。なおぱぱさん、今を楽しんで頑張ってくださ〜い!(ついでに苺パパも^^;)

Carrie さんのコメント...

こんばんは^^
うちは発音などはもう開き直っているので
すごく心強い記事でした(笑)
もちろんその分正しい英語を何倍も聞かせているので
子供はその鋭い勘で正しい英語を選択していく?
ような気がします^^
それにある程度大きくなったら自分で調べるだろうし。
日本語でも大きくなってから改めて知るってありますもんね。

masyaまま さんのコメント...

英語での語りかけは日本語に影響がでるとか、親の英語が完璧でないと弊害があるとか言われる事ってありますよね。

もちろん、親の英語が正しいに越したことはないのですが、教材や絵本やCD・DVDで正しい英語もたくさん与えてあげれば問題ないのかなと最近の我が子を見て実感します。

masyaは日本語は同月齢のお友達のなかではぴか一ですし、(おしゃべりすぎて一日中うるさい)英語の方は最近は、WKEの中の歌をを全部暗記できず、適当に歌ってあげると「ちがうちがう。That's a no no!」と指摘されます。細かい間違いをチマチマ指摘するので面倒だなぁ思う事があります。

greenmom さんのコメント...

確かに、私の英語の不完全さが、娘に影響しているのは、感じます。

私も、自分の文法には、かなり自信がないので・・・・

でも、それでも、言語は、コミュニケーションのツールなので、文法が正しいにこしたことはないけど、多少間違っていても、相手に通じれば、それで、いいのかなと、多少開き直っているところもあったりして・・・・

うちの娘3歳は、なぜか、on the here を連発。最近は、maybe をよく使っています。
maybe は、きっと私が多用するせいだと思います。

まだまだ成長過程ですし、気長に見守っていきたいですね。

なおぱぱ さんのコメント...

>cottonさん

多少の文法間違いはもう避けられませんよね。でも、それ以上に親の語りかけは効果があると思っています。

>苺ママさん

苺パパさんも大変なのですね(^^;お互い、頑張りましょう。

甘えているのだと思いますが、本を読み聞かせていたら首の上に乗ってきたりして、肩こりしそうです(^^;

>Carrieさん

そういう正しい文法を身につける「本能」のようなものがあるのだ、と主張する言語学者もいますね。

発音も、小学生ぐらいになったら、自分で矯正していけると思います。大人になってから初めて学ぶより効率が良いと思います。

>masyaままさん

英語がどんどん出る子には日本語が達者な子も多いですよね。

成長してくると、間違った親の英語を訂正するような頼もしさを発揮してくれることもあるようです(^^;

>greenmomさん

最初の頃は、特にこちらの言っていることをピックアップして覚えていきます。

今は助走の段階。多読・多聴、さらには会話を通じて英語を鍛えていくための基礎だと思えばいいですよね。

りゅうママ さんのコメント...

この本、うちにもあります~!!

うちも好きでしたが、私しかいないからか??やってとは言われませんでした(笑)

男の子はみんな、幼いと思いますよ~。
うちもまだ赤ちゃんみたいなこと言ったりしたりします・・^^;

なおぱぱ さんのコメント...

>りゅうママさん

しかし、りゅうママさんのところには何でもありますね(^^;さすがです。

男の子は幼いっていうのは確かに良く聞くんですよね。こんなものなのかな(^^;