コンセプトは「昔話でワーク」,なんと朗読CDもついている,という親子英語向けのワークブックだ.円高の今,1,200円をきる程度.
Listen, Read, and Learn With Classic Stories, Grade K
入っている物語は,
The Three Little Pigs
Little Red Riding Hood
Goldilocks and the Three Bears
The Gingerbread Man
The Three Billy Goats Gruff
どれも有名なお話ばかり.The Three Billy Goats Gruff以外は本を持っていないのでちょうどいい.
届いてみたら,そのボリュームにびっくり.300ページほどあり,School Zoneとほぼ同等の厚みだ.中身を見たら,最初はマザーグース.いくつかマザーグースの詩が続いた後,ワークがあり,その後は物語,その後ワークというパターンが続く.物語はひとつ32ページ程度で,その後のワークが14ページ程度.
物語のページはだいたい1ページに2,3行で3歳でもいける程度(例外的に6行あるページがあったりするが).ゆっくり進むし,イラストがカラーでビビッド,結構頑張っているので絵だけを見ても楽しめる.大判で迫力のある絵本という感じだ.
ワークは基礎知識を問うものもあれば,フォニックス系もある.アルファベットの発音(bのサウンド,short eのサウンドなど)のワークは説明もなしにやらないといけないし,量も少ないので,フォニックスをこの1冊でマスターするような作りにはなっていない.
他にもアルファベットを書かせるものあり,はさみで切って遊ぶものあり,とパターンが多く飽きなさそう.
School Zoneなどの有名どころのワークと比べると,全体の2/3が絵本になっているので,ワーク部分は実質1/3の量しかない,ということと,体系だてて何個も似たようなドリルをやらせてマスターさせよう,という作りではなく,ぱらぱらと散発的に色々なタイプのワークがでてくるところが主な違いだ.
物語がメインでCDで朗読音声がある,というそれだけでピンと来て買ってしまった.
ひとまず,ワークブックを見せてみたら,なおの食いつきは上々.がしっと本をつかんでページをめくって眺めている.CDの音声は割と平坦な朗読音声で,たいした工夫はなし.
一部の物語は,残酷にならないように細部が変えてあるのはありがちなことだ.
一応CDをかけてみたのだが,本人,そんなことは気にせずに,イラストを眺めながら気ままにページをめくって楽しんでいた.
そして,大きなプラスポイント!ワークには巻末に正解(Answer Key)が載っている.幼児用のワークでこれは珍しいが,日本人が使う際にこれは嬉しいのではないだろうか.フォニックスのワークにはこれがあるととても助かる.
1,200円で朗読CDがついた5つの物語が入ったお買い得絵本として使うもよし,ワークのページをちぎって渡して,「そろそろできるかな」というお試しで使うにもよし,今のなおにちょうど良かった.
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2 件のコメント:
おめでとうございます!
ずっと悩まれてたようなので
ぴったりのものが見つかって
よかったですね
なおぱぱさんの喜び様が文面から
想像できました。
そうなんです!
昔話の絵本も欲しいと思っていたし,朗読CDつきなのでいうことなしでした.
ワークをどれだけやってくれるかは未知数ですが,ゆっくりやっていこうかな,と思います.
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