この前、BrainPOP Jrのクイズででてきて、なおが大苦戦していたのが、fact (事実)とopinion(意見)の違い。なおはこれをなんとなく、正しいか正しくないか、で理解してしまっているようだ。
実際には、"This rose is beautiful."という文章があったら、それは意見(主観が混じっている)であって純然たる客観的な事実ではない、ということがどうしてもまだ飲み込めないようだ。
この事実と意見の違いについては、日本の小学校では小学校5・6年生でやるようだ(参考リンク)。アメリカではこれを低学年からやっていく。
日本では国語の授業は物語の主人公の気持ちになる、とか行間を読み取る、というような内容が多いが、アメリカではもっと文章のロジックや論理構成について早いうちに学んでいく。作文に関しては、日米でのスタンダードというか求められるものが大きく違うので、考え方も含めて早めにトレーニングを始めた方がいいかな、と思っている。
作文教育についてはまだ私も素人なのでもう少し勉強してから報告したい。
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ちょっと話がずれるが、この事実と意見の違いについて説明していたとき、例文として、roseの他に"Mama is beautiful."というのを出して、これも事実ではなく、意見なんだ、と私が説明したとき、なおは、"It is a fact!"と強く主張して譲らない。バラはともかくなおままについては事実なんだそうだ。
もちろん、横にいるなおままはうっとり…。
これでは単に私が悪者になって終わってしまう。ちょっと別の例を出した方が良かった。
ちなみに、こんなにプレイボーイななおだが、あくまで対象はなおままだけ。幼稚園では別に女の子に優しくもないし、男の子遊びが好きで女の子に合わせて遊ぶということもない。
それでも、○○ちゃんが一番好きだの、××くんもその子が好きだの、という話はいろいろあるようだ。
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このところ続けてみているのが、アメリカ土産のスペイン語ビデオ。マーケットプレイスであれば日本のアマゾンでも買えるのが意外だった。初歩の初歩という感じだが、それなりに楽しいらしい。後はWild Kratts。
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BGMは相変わらず"Fantastic Mr Fox"。
自力読みはサタデースクールで借りてきたこちら。あまり時間がとれないが、少しずつでもやらせたいと思っている。
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4 件のコメント:
はじめまして。
いつも楽しく拝読させていただいています!
そして多岐にわたる有益な情報☆本当にありがとうございます。
以前フィンランドの学生と話をする機会があったのですが、
フィンランドでは「作文フォーマット」にそって徹底的に指導を受け
何度も書き直すそうです。
その学生が日本に留学中にレポートを提出した時、
先生からは何のフィードバックもなく、数日後“A”と書かれて
戻ってきたのに大変驚いていました。
自由に書くことも大切だと思いますが、
日本の小学校でも
「パラグラフ・ライティング」や「作文フォーマット」に沿った
作文トレーニングをしてくれたらいいのになあと思っています。^^
この"fact" or "opinion"、私も学生時代よく聞いた言葉です。この二つの使い分けが徹底されていますよね。日本だとついつい曖昧になってしまうところもありますが。なおままさんがbeautifulなのは"fact"と言うなおくんに、思わず笑みが浮かんでしまいました。なおくんにとって,この世の中でママほど美しいものは存在しないのでしょうね!
今さらで大変恐縮なのですが、なおぱぱさんのブログをリンクさせていただいても宜しいでしょうか?毎日、有益な生きた情報を提供していただき、大変感謝しています!
初めてコメントさせて頂きます。ブログ村からきました。
私も以前ブログでfact or opinionについて何度か書いたことがあるのですが、
アメリカの小学校では低学年のうちから「事実」と「意見」の区別を指導しています。
なおぱぱさんがおっしゃる通り、事実と意見の違いを理解することは、
その後高学年で作文を書く時に必要なクリティカルシンキングやロジカルシンキングの基礎になると思います。
私自身はずっと日本で教育を受けたため、この思考を理解しておらず、
大学院に留学した際エッセイを書く時に苦労しました。
また「事実」と「意見」の違いがわかると、人間関係も楽になると思います。
うちの息子は、友達に嫌な事を言われても、「それは彼のopnionであって factじゃない」
という受け取り方をするので、必要以上に傷ついたり悩んだりする事がありません。
なおくんのmama is beautifulのエピソードは微笑ましいですね^^
opnionはある人達にとってはtrueなんですよね。でもそれが他のみんなにとってもtrueだとは限らない。
うちの6歳の次男もその区別がまだ曖昧です。もう少し年齢があがると理解が深まるのでしょうね。
ちなみに長男は小学2年生の時に日常生活でもfactとopinionの違いを口にだすようになりました。
とても興味のある話題だったので、初コメントなのに長くなってしまいゴメンナサイ。
>ふうみんさん
コメントありがとうございます。
ときどきブログ拝見しています(^^)
日本の作文は、自分の気持ちを中心に書く「読書感想文」から始まるのと大きな違いですよね。
日本の国語はたぶんに「芸術」科目になってしまっていると思います。
もっと技術として教えても良いと思うのですが。
>Yuzyママさん
アメリカでは、小学校で学び始めてから、ずっと強調されることですよね。日本では学ぶにしても、文化の違いのせいか、さらっと流されてしまうのかもしれません。
リンクありがとうございます。こちらからも張らせていただきますね。
>よっしーさん
コメントありがとうございます。小学生のお子さんがいらっしゃると、この文化の違いはすごく重要ですよね。
6歳は客観と主観の区別がつくにはまだ早いんですよね。確立するのは8歳ぐらいかな。
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