2013年3月29日金曜日

方針を変えてマンガを投入:日本語の読みを鍛えよう

今まで我が家ではマンガはなるべく控えめに、という方針だった。

というのも、将来読書好きになってもらうのに、簡単に読めるマンガがふんだんに手元にあったらそちらの方に流れてしまわないか、という恐れがあったためだ。

だから、我が家に存在するマンガは英語版ドラえもんとドラえもんの算数マンガだけ(これこれ)、という状態だった(特に英語版の方はとても愛された)。

そして、この前帰省したときに書店でねだられて購入したのがこちら。

ドラえもん わくわくひみつ道具 (小学館のテレビ絵本☆ギンピカシール絵本シリーズ)ドラえもん わくわくひみつ道具 (小学館のテレビ絵本☆ギンピカシール絵本シリーズ)


ボードブックなので幼年向きだが、中身はしっかりマンガ。少し幼く書かれたドラえもんとのび太たちのお話が8つ。24ページしかないので、一話3ページ。オチも簡単でいかにも幼児向け、という感じだ。オールカラーで幼児の気を引きやすい。ギンピカシールつき!だが、うちの子はまったく興味を持たず触ってもいない。中のコミックはもちろん、藤子・F・不二雄先生が描いたものではない。

これをかなり喜んで長い間読んでいた。英語に比べ、日本語の読みは明らかに遅れているので、日本語の本を読んでくれるなら、どんな本でも良い、という心境になってきたところだ。

さらに、私が子どもの頃小遣いをつぎ込んでいた小学館の学年別学習雑誌(今は宣伝だらけで見る影もないので購入する気にはまったくならない)、なおままと話しているうちに知ったのだが、実質はマンガ雑誌だったらしい。私自身は購入していた記憶があるだけで中身はまったく覚えていないのだが、別に知的な雑誌というわけでもなく、マンガが満載だったとか。

そして私が子どもの頃、まだ書店でマンガの立ち読みができたり、また親戚が書店をやっていたのでそこで、大量のドラえもんコミックスを立ち読みしていたことも思い出した。

もともと自分がマンガ好きであることは自覚していたが、小学校低学年の頃から、というのは忘れていた。改めて今の自分を見てみると、マンガ好きではあるが、同時に本も読むし、特に問題なく育ったと思う。

ということで、マンガ解禁!(というほどのこともないが)。

さっそく投入したのはすでにもっていたこちら。

ドラえもん 1 (藤子・F・不二雄大全集)ドラえもん 1 (藤子・F・不二雄大全集)


実はなおままもドラえもん好きで、以前二人のあいだで盛り上がり、「いっちょ全集でもそろえるか」的な勢いで1巻を買ってそのままになっていた。

ドラえもんのマンガとして一番普及しているのは小学館てんとう虫コミックスのもので全45巻。すべてそろえると2万円というところか。この全集だと今のところ20巻(これで終わりなのかな)、計4万円弱だが、てんとう虫コミックスには入っていない回もかなりある。

話がいきなり「全部そろえる」ところに行っているのは、なおへの教育がどうこう、という話ではなく、元々のコレクション熱が再発したため。

個人的には、こちらのてんとう虫コミックスを買っていくのが正しいと思う。

ドラえもん (1) (てんとう虫コミックス)ドラえもん (1) (てんとう虫コミックス)


全集の方は分厚すぎて、1冊に入っている話が多いし、必ずしも「あたり」の話ばかりでもないからだ。判型は全集の方が大きいが、てんとう虫コミックスの方が小さくて持ちやすい、という利点もある。だが、我が家では乗りかかった船、もう全集を集めてしまおうと思う。全部集めると高額なので、当然少しずつ。

肝心のなおの反応はといえば、もちろん大喜び。ずっとこの分厚いマンガから離れない感じだ。内容的になおにはまだわからないものも多いはずだが、気にせず読んでいる。

夜の読み聞かせもこちらになってしまう始末。

1冊出すと、しばらくの間、本当に日本語漬けになってしまうようだ。タイミングを見計らわないと、本当に危険(^^;

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