2013年3月9日土曜日

幼児英語から子ども英語へ:目標を仕切り直す

親子英語の目標のときにときどき語られるのが、「ネイティブ相当の英語力」という表現だ。

そもそも3歳ぐらいでは日本人でもそうだがたいしたことを話さないので(もちろん、個人差あり)、この「ネイティブ並」というのが到達しやすいと感じる。

だが、もう少し年上の子どもと接したことがあれば、子どもといえどもなかなかの理解力・語彙力があることがわかる。

個人的には、「ネイティブ並」もしくは「ネイティブ-X歳並」(たとえば、ネイティブ-2歳なら、8歳で6歳相当とか)というのは、多少誤解を招きやすいのでは、と思う。

まず、英語力といっても聞く・話す・読む・書くの4技能にはばらつきがある。また、ボキャブラリーにしても口語表現、勉強に使う言葉、テレビ・小説・ニュースに出てくる言葉、それぞれ微妙に違う。

たとえば私の場合、仕事で使う分野に限っていえば、ネイティブ相当というか、一般の人が読めないような文章が容易に読める一方で、小説やテレビなどで使う語彙などが圧倒的に欠けている。

私のようなケースはまれにしても、第2外国語として英語を身につける以上、限られた時間で接するしかなく、するとどこに焦点を当てるかで得意・不得意がでてくるのは自然なことだ。

逆にいえば、「まんべんなく」ネイティブにできるだけ近づけようというのは、無謀な上に無駄が多いのかもしれない、と改めて思う。

我が家での今までの目標はかなり曖昧なもので、まずはインプットをスムーズに行うことを前提に、年齢相当のテレビ番組・娯楽のための読書が楽しめれば良い、というものだった。これは、幼児英語を行う多くの家庭でのとりあえずの目標ではないだろうか。

これからは、限られた時間・予算でどのように英語力を伸ばしていくかを考えなくてはならない。

なおの場合、せっかくふだんの日常生活で英語がでてくる状態にあるのでこれはできる限り続けたい。少しでも豊かな、かつスムーズに、不自由を感じることなく英語で考えたことを喋ることができる能力を鍛えていく、というのが第1だろうか。

ちょっと長くなったので、続く(^^;

***

今日はサタデースクールだったが、私が仕事だったので、なおままに送迎してもらった。送迎中の親子の会話ができないのが悲しい。

Phineas and Ferb Reader Perry Speaks (World of Reading (Disney Early Readers))Phineas and Ferb Reader Perry Speaks (World of Reading (Disney Early Readers))


以前紹介した、"Disney Early Readers"の一冊。350円ほどと安かったので、円安進行中だし安いうちに買っておこう、とアマゾンで買ってみた。本を見るなり、奪いとるようにして必死に読んでいた。よほど好きなのだろう。難易度的にもぴったりだ。

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