2013年5月23日木曜日

多読への遠い道:書店で見つけたこんな本を買ってみた

難しい単語も読めないことはないが、自発的な自力読みがあまり進んでいない今日この頃、定番であるRickey Ricotta's Mighty RobotシリーズやFranny K. Steinシリーズの他に、何かないかなとと思って、思い出したのがこちら。

Captain Awesome to the Rescue!Captain Awesome to the Rescue!


以前、大きな書店に行ったときに見かけたもので、いかにも、という表紙がずっと気になっていた。2012年出版の本で、新しいためか多読リストや親子英語での書評もあまりない。

128ページのペーパーバックで525円。少し前なら400円になったであろう、定価$5の本だ。今の為替レートだとこんなものだろう。

語数は、4,697語でFrannyよりもちょっと多いかな、という程度。

気になる対象年齢だが、書誌情報などを調べると対象年齢5-7歳となっているものの、主人公は小学2年生(8歳)で、舞台も学校になるので、5歳には辛いだろうと思う。

文章のレベル的にはFrannyよりも簡単なのは確か。文章の難易度を示すものにLexile指数というのがあり、それを元にしたアマゾン 英語 難易度別リーディングガイドなるもののあるのだが、残念ながらこの本は登録なし。まあ、ネイティブでも1年生が読むものと思っておけば良さそうだ。

ちなみに、FrannyはLexile指数が800台(YLは2.7)、Mighty Robotは300台(YLは1.0)だ。もっとも、このLexile指数というのは結構あてにならない。

肝心の内容は、特に超能力やスーパーパワーがでてくるわけではない、学校もの。ネタバレをしてしまうと、主人公の男の子がCaptain Awesomeに変身するのも「なりきり」。自分でコスチュームを用意して、名前を叫ぶだけ。対象年齢が7歳までとなっているのも、この「なりきり」のばからしさに耐えられるのがそれぐらいまでだからかもしれない。

まずは読み聞かせだが、いきなり全部は無理なので、最初の1/5ほど(1000語ほどか)。反応はそこそこといったところだ。

全部読み聞かせ終わってから、改めてなおの反応を報告しよう。

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