最近、「企業が英語力以外も重視する傾向に」と称した記事を読んでちょっとした驚きがあった。
詳しくは上のリンクを読んで欲しいが、転職サービスDODAによる「グローバル採用の実態調査2013」と称した報告で、求人情報を分析した結果だ。
これによると、英語力を求める求人情報の割合は、
初級レベル(簡単な読み書きや会話ができる)は2011年が58.9%、2012年は56.3%、2013年5月末現在は55.6%となっています。上級レベル(ビジネスにおける商談・交渉ができる)は2011年が28.6%、2012年は26.7%、2013年5月末現在は26.9%となっています。
だそうだ。グラフもあるのでわかりやすいが、要は2011年をピークとして、その後微減しているが「高止まり」ということらしい。
個人的には、2005年には初級レベルが5%程度、上級レベルがほぼゼロの状態から数年でここまで上昇したことにびっくりした。すさまじい変化だ。
「英語力以外も重視」なんて実は当たり前のことで、別に去年までも英語さえできれば採用されていたわけではなく(いや、そんなケースもあったかもしれないが)、職種に応じて必要な能力に加えて、英語ができる必要がある、ということだろう。
うちの子の就職が視野に入ってくるのは少なくとも後15年、どんな変化が社会に待ち受けているのか、想像もできないが、英語の重要性が減ることはあり得ないだろう。以前書いた「変化の時代と、これからの教育:Did you know? Shift happens.」という記事も参考にしてほしい。2012年バージョンはこちらだ。
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