じょあんなTさんのブログに詳しい記述があり、また朝日新聞などでも報道されている。まさか、と思ったが本当のようだ。
大阪府の教育委員会の決定で、2017年度入試(今の小6)から、英検準1級をもっていたら入試科目の英語が100点になるという。
注:3年先なので、今の小6からになる。じょあんなTさんにご指摘いただいて修正した。ありがとうございます。
英検準1級、確かに普通に中学校から英語を学習し始めた生徒には非常に困難な資格だが、親子英語ブログを見ていると、帰国子女じゃなくても中学生で、場合によっては小学生でとってしまうことがある。
本番一発勝負の入試において、一科目必ず100点が取れる、というのは、(大昔だが)受験産業に関わっていた人間として、ちょっと信じられないほどの抜け道だ。
ちらっと調べてみたが、平成26年度入試(今年の中学3年生)の科目と配点について、こちらに公開されている。なんと、理科・社会がない!
3科目のうち、1科目が自動的に100点?
もちろん、準1級がとれる水準の英語力であれば、入試で100点に近い点数はとれるだろうが、常にミスというものはありえる。
なにより、親子英語で鍛えた英語力は高校入試で必要とされる英語力とは方向性が違うので、入試向けに別の勉強(和訳の練習とか)をしなくても良い、ということになる。これは非常に大きい!
各高校の合格最低点は公開されていないようなので、ちょっと推測を交えて考えてみる。
レベルの高い高校で、3科目合計で90%以上とれば良いとすると、英語のプラス10%を数学と国語に回し、それぞれ85%でOKになる。
レベルが低くなればなるほどこの効果が大きくなる。70%で受かる高校なら、数国は55%で良い。
さらに!英語に特化した英語学科や国際系の学科なら英語の配点が倍。80%で合格する高校の場合、数国は60%でOKになる。
しかも、英語の試験勉強は不要で、すべての時間を数学と国語に振り分けることができて、さらに当日、英語でミスを犯す心配がない。
こんな制度が導入されたら、府立高校の入試はがらりと変わるだろう。
入試を設計する、という意味では、個人的にはこの制度は不公平きわまりなく、正直無理があると思うのだが、現在の大阪府の教育委員会は文科省あたりが何を言っても無視をするようなので、このまま導入されてしまうのかもしれない。
*
別に英検をとらせるために親子英語をしているわけではないので、一応マイルストーンとして本人が嫌がらない程度に、ときどき受けさせる方向で本人に水を向けてみるつもりでいた。
一応の想定として、小1~2で3級、小2~3で準2級、小3~4で2級、小5ぐらいから準1級に挑戦させたいな、と思っていた。このペースでいけば、余裕で中学入試に間に合う。
実際にこの通りに制度が導入されるかはまだ分からないと思う。元々のプランの通り、英検に関してはのんびりいってもまったく構わなさそうだ。
*
なおの進路としては、こうなると、中学受験をさせるのではなく、公立中学を経て、英検を武器に公立のレベルの高い高校を狙うのが正しいのかもしれない。
だが、そもそも、理科・社会が入試にないとなると、生徒が勉強しないんじゃないか、とか、この制度を考えたときに全体の公平性やらバランスを考えているのか、とか別の意味での突っ込みどころは山ほどあり、そういう意味では、大阪では教務委員会がトップダウンですべて決めてしまう公立中学・高校に行かせること自体がリスクなのではないか、などとも考えてしまう。
***
昨日は図書館からこちらの絵本を借りてきて一緒に読んだ。
Martha Speaks
これは、アメリカの公共放送PBSでアニメ化もされており、Wild KrattsのDVDでも宣伝が入っていたので、知ってる!となおの反応が良かった。
アニメ化されるほどなので、なかなかに名作だと思う。コミカルな展開が楽しい。CD付のハードカバーもあるが、ちとお高い。
また、夜は久々にApples to Applesをプレイした。
これは3人いないとできないので、なおままを呼んできて3人でやった。なおのケラケラという笑いが絶えない、楽しい時間だった。このゲーム、我が家との相性がとても良いようだ。
以前からからカードに書いてあるキーワードは読めていたが、今回はカードに書いてある説明にも自然と目が行っていたようで、プレイ後は一人でカードをめくりながら読んでいた。これは今までにないことで、変化がないようでいて、やはり少しは読みも進歩しているのかもしれない。
Apples to Apples Junior Mini Card Games りんごにりんごジュニアミニ?カードゲーム♪ハロウィン♪クリスマス♪
日本のアマゾンで買えないかな~と見ていたら、こんな商品が!とても可愛い!"Party Favors"なので、とってもチープで、定価は$5ほどのものなので注意。買うのはお勧めしない。パーティに来てくれた人にプレゼントとして配るためのものだ。米アマゾンのレビューを見ても、カードが小さすぎて字が見づらい、とある。が、ちょっとだけ欲しい。
*
いろいろとご心配をおかけしたようで申し訳ない。いろいろな人から、温かいお言葉をいただいて、非常に勇気づけられた。アニメ化されるほどなので、なかなかに名作だと思う。コミカルな展開が楽しい。CD付のハードカバーもあるが、ちとお高い。
また、夜は久々にApples to Applesをプレイした。
これは3人いないとできないので、なおままを呼んできて3人でやった。なおのケラケラという笑いが絶えない、楽しい時間だった。このゲーム、我が家との相性がとても良いようだ。
以前からからカードに書いてあるキーワードは読めていたが、今回はカードに書いてある説明にも自然と目が行っていたようで、プレイ後は一人でカードをめくりながら読んでいた。これは今までにないことで、変化がないようでいて、やはり少しは読みも進歩しているのかもしれない。
Apples to Apples Junior Mini Card Games りんごにりんごジュニアミニ?カードゲーム♪ハロウィン♪クリスマス♪
日本のアマゾンで買えないかな~と見ていたら、こんな商品が!とても可愛い!"Party Favors"なので、とってもチープで、定価は$5ほどのものなので注意。買うのはお勧めしない。パーティに来てくれた人にプレゼントとして配るためのものだ。米アマゾンのレビューを見ても、カードが小さすぎて字が見づらい、とある。が、ちょっとだけ欲しい。
*
大変なこともあるけれど、ブログを書くことによって得られた素晴らしい方々との絆こそが宝であり、大切にしていきたい。
↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!クリックお願いします。
2 件のコメント:
うちのブログの記事をとりあげていただいたようで恐れ入ります。
あの、朝日新聞と毎日新聞の記事の取り上げ方が違うみたい
ですね。うちの子にとって該当するかしないかの大問題なので
大阪府のホームページで確認しました。
http://www.pref.osaka.jp/kotogakko/eigo_shikaku/index.html
どうやら現在の小6からのようです。
こちらに来られる方は余裕で該当する方が多いんだろうと思いましたが、
一応念のためお知らせしようと思いました。
>じょあんなTさん
こちらこそ、貴重な情報をどうもありがとうございます。
大阪府のページにもこうして載るとかなり変更なくそのまま実施されるような感じですね。
小6からが正しいですね。ご指摘ありがとうございます。修正しておきました。
コメントを投稿