2013年12月13日金曜日

我が家でも「壁」?

親子英語ブログでは、4歳の壁、小学生の壁、小4の壁と色々と話題になってきた。

我が家では、4歳の壁はほぼ気がつかず、小学生になってから今まで何か大きな変化を感じたことはなかった。

だが、この1週間ほど、ちょっとひっかかりを感じる。

つい先日、日本語と英語の切り替えが即座、かつパーフェクトと書いたばかりで、壁を感じるのはスピーキングではない。

感じているのは、ずばりリーディングだ。

リーディングは読む力そのものは学年相応だが、読むこと自体が楽しいという状態には至っておらず、本を見せても、食いつくかどうかはコンテンツに大きく左右される。

一昨日、図書館からこちらを借りてきて見せてみたのだが、手にとってもくれなかった。

Greg's Microscope (I Can Read Book 3)Greg's Microscope (I Can Read Book 3)


そして、割と好きなはずのMagic School Busのこちらも駄目。

Space Explorers (The Magic School Bus Chapter Book, No. 4)Space Explorers (The Magic School Bus Chapter Book, No. 4)


では何を読んでいるかというと、日本語のポケモンの本や図書館で借りてきたこちらの絵本。

伝説の迷路―ヤマタノオロチの世界から神話と物語の旅へ伝説の迷路―ヤマタノオロチの世界から神話と物語の旅へ


これは迷路本で、活字を読んでいるというよりは、隠し絵を探しているだけ。

この2,3ヶ月、ずっと2日おきぐらいに新しい英語・日本語の本を用意してきて、たいていはそのたびに少しは目を通してくれていたのだが、この2,3日は手にとってもくれないということが続いている。

これは我が家にきた小学生の壁だろうか。

父と子の会話も、小学校で学んできた、今はやりの手遊びのようなものが増えてきて、学校という集団生活で毎日7時間ほど過ごす影響力の強さを感じている。

だが同時に、この壁というのは、親が感じている壁に過ぎない、というMarinkoさんのお言葉を思い出した。

なおの現在おかれた状況も、より楽しいもの(学校で話題になり自分も興味を持っているポケモンや本)に関心が向いているだけの話。

もし、英語の本に目を向けてもらいたければ、それ以上のものを用意すれば良い。実際、この前買ったトランスフォーマーのポップアップ絵本は、コストパフォーマンスはさておき、食いつきは最高だった。

「壁」というのは、親のやりたいことに子どもが思ったような反応をしないとき、親が感じるだけであって、必要なのは状況の把握とそれに向けた対処だろう。



そう考えると、はっと気がつくと、このところ日本語の本ばかり補充していたような気がする(実際には英語絵本もたくさん買っているけど)。

なおままに相談したところ、そろそろポケモンの英語版も解禁してもいいのでは、という許可ももらえた!(学校での様子を懇談で聞けたし、家での読書の様子で、十分に日本語にも触れている、という判断だと思う)。

一気に英語の本を増やすということではなく、なおの様子を見ながら、どちらの言語でも楽しいもの、興味のあるものに触れていけるよう、微調整を続けていく、というそれだけのことで、あえて「壁」などと言わなくてもいいのかもしれない。

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5 件のコメント:

マンゴー さんのコメント...

うちの娘と比べたらなおくんに失礼ですが^^; 1年生のこの時期は日本語でもまだまだ絵本の読み聞かせを好み、英語のほうはといえば、自力読みでもせいぜいDr. SeussやP. D. Eastmanくらいでした。MSBチャプターブックは今になってようやく楽しめるようになりました。

日本語でも英語でもワークをコツコツこなしていて、堂々とスピーチもできるなおくんがもし娘と同じ年齢だったら、きっときっと焦っただろうと思います^^; でも、親としては、できるとなるととんどん欲が出てしまう気持ちも分かります〜。ポケモン英語版解禁、いいですね!

Carriexxx さんのコメント...

親が感じている壁・・・深いです。
親のやりたいことに子どもが思ったような
反応をしないときに親が勝手に感じる。
なるほどなぁ。

リーディングって日本語でもそうだけど
読めるけど読まない子が多いんですよね。
ほとんどの子がそう!私もそうでした^^;
本が好きでずーーーっと読んでるなんて子の方が稀で
普通は元気に遊ぶ!ゲームをする!動画を見る!
ってのが大半なんでしょうね^^;
でもなおぱぱ&なおままさんのDNAからすると
なおくんは本好きになる確率が高いはず^^

やっぱり読書って素晴らしいと思うので
本好きになって欲しいけど・・・。
きっかけ(食いつくコンテンツ)を見つけるのが
なかなか難しいですね。

それでも親子英語の園長で読んでいる方だと思います♪

なおぱぱ さんのコメント...

>マンゴーさん

いえいえ、とんでもないです。MSBのチャプターブックは3年生で読めれば充分だと思います。まだ早いんですよね。

文字だけの本は楽しめず、かといって絵本だとすぐ終わっちゃう、という難しい時期なのかなと思います。

コンスタントに読むものを供給してやりたいので、思案のしどころという感じです(^^)

ポケモンは学校でXYが流行っているようなので、本当はXYのガイドブックとかが欲しいんですが、さすがにまだ出ていませんね。ポケモンは北米では下火らしいので、出るのかな?

>Carriexxxさん

そうそう、読める・読めないじゃなくて、読みたい・読みたくないの次元で今詰まっているような気がします。

これは個性の問題だから、無理やり本好きにできるわけはないんですが、ちょっと期待してしまいます。

2,3年生で目覚めることも多そうなので、地道にいきましょう!

ぴゅえる さんのコメント...

親が感じている壁・・・私もCarriexxxさんと同じく、その言葉が深いなあと思いながら何度もうなずきながら読ませていただきました。

私は「4歳の壁」というのは4歳の時にそれほど意識したことがなかったんですが、リンクしてくださっている過去記事を拝見したら、まさにぴったりすぎる4歳の壁ぶち当たってました。

でもおっしゃるように「親である私の壁」だったのかなという気もします。

子どもが壁を乗り越えてすっきりしたのでは
なく私がすっきりしたのかも・・・なんて思うことが多々あったりします。親のやりたいことに子どもが思ったような反応をしないとき、親が感じるだけであってという言葉・・・本当に図星です。

深すぎる~><




なおぱぱ さんのコメント...

>ぴゅえるさん

子どもも独立した1人の人間ですから、なかなか親の思うとおりにはいきませんよね。

うちの場合、「本が好きになって欲しい」と思うのは親の勝手で、現実は難しいものがあります。

とりあえず最低限読む力はつけて、後は環境を整えるだけでしょうか。