Help Your Child With a Foreign Language (Berlitz Kids)
まともに読んだ記憶もなく、改めて読んでみると、まあさほど新しい情報はなく、遊びの一環として外国語を教えましょうとか、親が一番子どものことがわかっているから適役ですとか、ペラペラしゃべれなくても大丈夫、とかごく当然のことが書いてある。
もっとも、今読んで当然だと思えることが、この本が出版された当初、1994年には当然ではなかったということもありそうだ(一部、未だに異を唱える人もいるし)。
全体を通して、外国語を子ども、特に学齢期前の幼い子どもに家庭で教えることにとてもポジティブだ。
また、精神論だけでなく、具体的な活動も書いてある。WKEやDWEといった教材なしに、ゼロから親子英語をやるときには参考になりそう。
せっかくだから紹介しようかなと思って、アマゾンで検索したら面白いものが見つかった。
さあ、始めよう 親子の外国語レッスン―ミセス・ダンのバイリンガル教育
なんと日本語訳が出ている!
そしてそちらを見たら、著者の意外な略歴も(Wikipediaの項目もある)。
英国の外交官夫人で、皇室でも英語を教えた著者が勧める、家庭でできる外国語教育メソッド。たとえ外国語が話せなくても、家庭でも簡単に、かつ自然に子どもに外国語が教えられる、実践的アドバイス。古本が1円で買えるので買ってしまった。
日本にゆかりのある方らしく、この方に教わったというのは秋篠宮さまと紀宮さま。8年間ほど教えていたそうだ。
諸外国で幼児に対する英語教育に携わってきただけでなく、自らの二人の子どもにも7歳と4歳のときにフランス語教育を始めて、見事英語、フランス語、日本語の3言語が使えるようになったそうだ。
面白いのは、英語版だと紹介されている事例が欧米人の家族なのだが、日本語版だと日本人になっていること。いくらでも似たような事例が存在するのだろう。
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2 件のコメント:
なおぱぱさんの記事見てこの本、気になるなあと思ったら
市内の他の図書館から取り寄せができました!
これ系の本はもうさんざん読んだ気にはなってますが
やっぱり改めて読むと気付きがあるんですよね。
で、肝心なことを忘れていたり^^;
いまだからこそ初心に戻って読んでみます。
>cottonさん
今はいろいろな人の取り組みの記録が現在進行形でブログなんかで読めるので、こういう本を読んでもあまり驚きとか発見はないですよね。
とはいえ、実際に自分のお子さんに自分の母国語以外の言葉を習得させた実績があるのは心強いですよね。英語の、とはいえ幼児に外国語を教える先生だったので、ノウハウをたくさん持っていたのだろうと思います。
日本語版を読んだ後で、英語版もお貸しできますよ!
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