2014年3月18日火曜日

多言語教育の体験談をお聞きした

出張中に、ニュージーランドに20年住んでいるという中国系アメリカ人の方と会った。

この人とは以前何度か会ったことがあるのだが、今回初めてご家族のことについて聞く機会があった。

フィリピン人の奥様と結婚されていて、今12歳の娘さんがいるとか。

本人が台湾を離れたのは4歳の頃。英語が母国語で、中国語はお母様から教育を受けて習得したのだという。

面白いことに、中国語は15歳まで親に教えられた後、本人のやる気がなくなって中断し、その後30歳まで放置したが、もう一度やり直して、今はかなり流ちょうになったそうだ。

今では中国語を教えてくれたお母様に非常に感謝していると言っていた。

ニュージーランドで育った娘さんももちろん英語が母国語になる。

娘さんには、2歳までは中国語で話しかけていたのだけれど、そこから中国語で通すのが難しくなってきたので英語に切り替え、でも中国語のレッスンをしているとか。

中国語を話す相手が自分だけになってしまっているのが現在の悩みだそうだ。

娘さんはお母さんの母語であるタガログ語もしゃべれるという。

この方は私の仕事の専門領域で国際的に活躍している。こうした方が、もちろん生まれ育った環境に影響を受けて、というのはあるのだけれど、すごく積極的に多言語教育を実践されている話を聞くのは、非常に刺激的だ。

***

出張に行っている間も、いつものルーティンである、朝晩のワークと朝のBrainPOP Jrは続けてもらっている。

ワークをやるときは常に教わることを拒否するので、まあ私がいてもいなくてもあまり変わりはない。

私が出張に行っている間、なおはとても良い子だったのだという。だが、私が帰ってくると甘えん坊になる(^^; なおまま曰く、私がいない間は特に頑張っているのだろうとこと。



図書館から借りてきたこちらの絵本がちょっと面白かった。タイトルが"Jack and the Beanstalk"のパロディになっている。題名を聞いただけでクスっと笑ってしまう。

Jack and the MeanstalkJack and the Meanstalk


もうすぐ8歳という今のなおの年齢は、実は絵本を読むのに一番ちょうど良い年齢なのかもしれない、と思う。近所の図書館にある英語の絵本のセレクションを今見ると、だいたいどれも自力読みが可能な難易度、かつ文章量だ。

いわゆるチャプターブックへの移行がまだぜんぜんなので、文字量が少なくて挿絵のふんだんな絵本を楽しんでもらおう、ということで、ここしばらくは、英語絵本を借りまくってみる。

内容的に合う・合わないはあるのだけれど、難易度的にはばっちりだ。

もともと住む場所を選ぶときの基準のひとつに「図書館に近いこと」というのがあった。英語絵本だけでなく、和書もそうだし、CDなども含めて家族3人で図書館を利用しまくっているので、目的は充分達成できたと言えそうだ。

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