2014年7月13日日曜日

漢字の学習法その1~自分自身の経験から

2年生になってから、普通に宿題で練習するだけでは、学校で学ぶ漢字をそう完璧には覚えられないらしいということがわかってきた。そういえば、私も小学生の頃は漢字が好きではなかった。

いろいろと英語のワークだの通信教育だのをやらせているので、漢字もせっかくだからフォローした方がいいな、と対策を考え始めたのがついこの前。

もうすぐ夏休み、さらにはその後アメリカに行くので、ちょっと系統的に漢字の勉強の仕方(させ方)を考えてみた。

まず、基本的な考え方は、私自身が使ってきた学習法を基本にしよう。特に自分でも効率を考えて能動的に勉強するようになった高校3年生のときのものだ。

私が英単語を覚えるために使った記憶法は、一気に大量に暗記し、大量にテストすることを繰り返すというもの。これが私にとっては一番効率が良かった。

ちなみに私が使ったのはこちら(CDなんてついてなかったが)。

試験にでる英単語―耳から覚える (試験シリーズDX)試験にでる英単語―耳から覚える (試験シリーズDX)


実は、この記憶法は脳科学的に考えても悪くないということを最近読んだ本で知った。

脳には妙なクセがある (扶桑社新書)脳には妙なクセがある (扶桑社新書)


こちらの13章「勉強法にこだわる」の「もっとも効果的な勉強法とは?」(p.166)に、ずばり、「入力を繰り返すより出力を繰り返すほうが、脳への定着率がよい」という研究が紹介されている。

これを漢字についてあてはめると、なんども漢字を書いて覚えるのではなく、なんども繰り返しテストして覚えているかチェックする方が良いということになる。

さらに、人は一度覚えたことでも忘れるので、テストするときは覚えている漢字でもチェックするのが大切。

この基本原則を忘れずに、漢字は毎晩やるように、方向転換した。ただし、一回に使うのは2,3分で、小学校で使っているドリルや、ドラゼミの過去のページをちょっとだけやらせる。

覚えていなかったら、お手本を見ながら一回書かせるだけ。

だいたい一日目であまり良くできなくても、二日目には書けるようになる。どうせきっと忘れるので、1週間後ぐらいに繰り返す。その後は、繰り返しの感覚を空けていく。

実はこれ、私がフランス語の勉強で使っているロゼッタストーンでも同じ原理が用いられている。

ちなみに、せっかく買ったから、というのもあるし、なおが喜ぶので、朝には以前買った1年生向けの「なぞなぞで楽しく学習」という漢字ドリルを使って復習させている。

↓ブログ更新と親子英語のやる気のもと!ランキングのクリックお願いします。
にほんブログ村 英語ブログ 親子英語へ にほんブログ村 子育てブログ 子供の教育へ

2 件のコメント:

cotton さんのコメント...

わたしが読んだAERA with kidsにも池谷さんの
勉強のすすめが書かれてて、無闇やたらにやるより効率良さそう〜と単純なわたしは影響されております。
でもそういうので勉強法を整理すると確かにやりやすいですよね〜。おすすめの本も読んでみたくなりました。

なおぱぱ さんのコメント...

>cottonさん

勉強法については、子どものやる気とか能力、適性の問題とかもあるので、簡単に「こうするのが一番いい」と決めることはできませんが、やり方を工夫するのは必要かな、と思います。

受験勉強のある程度は、どれだけ自分で工夫できるかにかかっている気がするので、最終的には、そのあたりを自分で工夫できる子になって欲しいものです。