2014年7月8日火曜日

英語ができる=賢い、ではない

なおの小学校の同級生の保護者の方と会うと、こんなに幼いときから英語が話せるなんてすごい賢いねえ~的な反応をされることがある。

そのたびに、つい「違うんです!」と説明しそうになるのを飲み込んで、「ん~」とお茶を濁している。

よく英語学習を揶揄するときに使われる表現で「アメリカに行ったら誰でも英語を喋っている」というのがあるが、まさしくその通り。幼児期から英語を始めるメリットは、まさにこの「誰でも習得できる」というところにある。以前、そんなことを「スーパーキッズはどこにいる?」という記事で書いた。

一般的には、中学校や高校での英語の成績は、他の科目と密接に関係している。英語が出来る子は、他のどの科目も良く出来るということだ。英語と国語の関係ほど強くはないけれど、英語が出来る子は数学も出来る傾向にある。

だから、なおが英語が話せるのを知ると「賢いねえ」という反応になるのだろうが、なんともモヤモヤが止まらない。

実際には、むしろ賢くなければ賢くないほど、親子英語で英語をたたき込んでおくことが将来有効になる、という話は「ゲームのルールが変わる!?」という記事で書いた。



最近、テレビアニメ"Spectacular Spider-Man"に親子で夢中になっている。

以前なおのスピーキングが落ちていることにたいして、父子での英語の会話を増やそう、と書いた。

その一環として、朝のビデオを必ず1話分は一緒に見るようにした。しばらく前までPower Ranger SPDだったのが、最近は飽きたらしくてスパイダーマンになっている。

これがまたできがいい!

Wikipediaによると、制作は2008年から2009年で比較的新しい。

スパイダーマンを私が気に入っている理由は、まず主人公のスパイダーマンがパワー一辺倒ではなく、多くの場合知略を駆使して相手を倒すこと。たいてい、物理的なパワーでは圧倒されている敵を、いかに弱点を駆使したり戦略を練って倒すか、というあたりが描かれている。

また、スパイダーマンの中の人、ピーター・パーカー自身も実はおたくタイプの勉強が得意な生徒だというのもポイント。科学者を夢見ていて成績は良いけれど、クラスメイトのアスリートにはちょっと馬鹿にされている。

なおは影響を受けやすいので、自分は「スパイダーマンと同じで」サイエンスが好きだ、というようなことを口にする。身近なヒーローが頭脳派なのは重要だ。

昔、ディズニーXDで放送されていたのを録画したのが我が家にあるのだが、都合で前半のエピソードがあまり録画できていない。

どうせなら全部見たい!と思って調べてみたら、こんなセットがある。このシリーズは2シーズンで終わりなので、このセットで全部揃う。26話収録で、値段も悪くない。

Spectacular Spider-Man: Comp First & Second Season [Blu-ray] [Import]Spectacular Spider-Man: Comp First & Second Season [Blu-ray] [Import]


しかも、テレビ放映ではついていない字幕がある!このレベルになると、私は完全には聞き取れないので、できれば字幕が欲しい…。さらに、高画質なBlu-ray。

ただ、なおはおそらく全部揃ってなくてもそこそこ見られたらたぶん飽きてしまうだろうから、親子英語的には要らない。買うとしたら、完全に私の趣味。悩む。

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3 件のコメント:

cotton さんのコメント...

あ〜、なおくんは英語だけではなく英語で
いろんな知識を得てるので、ただ英語話してる
より賢く見えるかも、、、いや実際、頭の良いお子さんだと思いますよ(笑)
しかし、「中学英語のような勉強の仕方をしない場合」は、わたしも英語は時間をかければかけただけ
返ってくる分かりやすいものだと思っています。
そのかける時間が捻出できなかったり
習慣が続かなかったりで苦労するわけですが^^;

りゅうママ さんのコメント...

うちも賢い、と言われ、そんなことはない・・・と言うと「だって英検取ってるやん」と言われることがあります(;^ω^)
本人は勉強一切してないし、それは賢いとは関係のない話で・・と言ってもピンと来ない様子です。
バカだとは思いませんが、いま見てる限り頭がいいわ~♡と思うことはないので^^;その誤解に戸惑うことが・・(;^ω^)

なおくんは確かに賢い子だと思いますよ~!

なおぱぱ さんのコメント...

>cottonさん

うちの子の知識はビデオや本からの断片的な知識の寄せ集めで、しかも結構間違っている(誤解している)ので正直、あてになりません(^^;

ただ、知りたい!という興味が強いので、それだけは長所だと思います。
親子英語も、もちろんお子さんの個性によって同じ取り組みでも成果に差がでてくることもないわけではないですが、何年か経つと結局、やった分だけ身につくのは間違いないと思います。

もちろん、一日の時間は限られているので、英語にばかり時間を使ってはいられません。各家庭での方針もあると思います。

それぞれの目標にあわせて気負わず取り組んでいけばいいと思います(^^)

>りゅうママさん

世間的には、小さいときに英検をとる=賢い、なんですよね。

さすがに準1級あたりになると、とくに小学生でも中学年でとるには英語ができるだけではなくて、かなりの賢さも必要になってくるような気がします。

うちも我が子を見ていて賢さはあまり感じませんね~。ただ日々楽しそうではあります(笑)