2015年1月18日日曜日

アメリカに住んで感じる経済の変化

この前、何かの理由でアメリカの私立小学校について調べていたときに、授業料についての説明をみてびっくりした。

授業料が高くてびっくりということではなくて(いや、高かったけれど)、授業料免除となる親の年収にびっくり。

その小学校のある州の家族人数別世帯年収の中央値を基準にして判断することになり、すると世帯年収が850万円でも場合によっては一部免除になる、ということだった。

一般的な家庭の世帯年収がそんなに高いのか!とびっくりしてたら、ニュージーランドの年収についてこんな記事を見つけた。

2014年のニュージーランドの世帯年収の中央値がNZ$73,944だという。今の為替レートで665万円になる。

ちなみに、日本の世帯年収の中央値は、2012年で432万円だそうだ。

アメリカの一般的な世帯年収は、と調べてみたら、Wikipediaによると2013年に$51,939、だいたい620万円というところだろうか。

いずれにせよ、日本の世帯年収と極端に違う。

まあ世帯年収なので、専業主婦家庭と高齢者が多い日本では低くなるのは当然かもしれない。

そこで、さらに気合を入れて調べたところ、2010年のサラリーマン男性の年収の中央値が約456万円。アメリカの2006年の"Full-time workers, age 25-64"の年収が$39,509で、約474万円。

これでだいたい同じような金額に近づいただろうか。でも、アメリカのデータが少し古いのと、日本を男性だけに限定しているので、もっと公平な条件で比べると、差が広がるはず。



とここまでが前ふり(経済学の専門家ではないので、上の議論にはおかしいところもたくさんあると思うが)。

昔10数年前にいた頃の記憶では、アメリカではいろいろ安かったなあ、という思い出があるのだが、今はこっちはとにかくいろいろと高い!

平均年収に差が出てきているのであれば、それも道理だ。

州によって物価が全然違うというのはあるが、それにしてもこちらで生活して4か月、デフレでずっとやってきた日本の物価はものすごく安いのだな、と実感できる。

今後、1ドル140円とか150円になることを想定している経済学者もいるようだが、実現すると洒落にならない差になる。

ちゃんと稼ぐためには海外に行かないと、というような時代が来るのだろうか。

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