VISAでもマスターでも、日本発行のクレジットカードはどこでも使えるはずだが、実際には発行会社によって微妙に決済に失敗したりすることもある。VISAなら三井住友のものがおそらく一番問題が少ないはず。
ちなみに、万が一現金が足りなくなった場合は、VISAかMaster Card対応のカードでキャッシングを使う。やはり手数料がかかるが、余計にドルに換えて、また円に戻すよりはまし。そもそも、現金の円をドルに換えるのにも結構手数料がとられている。
為替レートが107円の場合、100万円の現金をドルにすると、9,124ドル(銀行での交換レートは1ドル109.6円を想定)。カードを使ってアメリカの国内で100万円分の買い物をしても、ほぼ同等の金額が請求される。
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観光旅行ではなく、留学などのビザで滞在の場合、こちらの銀行口座を開いて、日本の銀行口座からこちらの銀行口座に送金する方が有利だ。
この場合、100万円をまずドルに換えて9,225ドル(銀行での交換レートは1ドル108円を想定、送金の手数料が2000円、受入れ手数料15ドル)。
100ドル、つまり1%ぐらいお得になる計算だ。大きな金額だが、銀行口座を開く手間や送金の手間、エラーのリスクなどを考えると、微妙なところかもしれない。
こちらで銀行口座を作った場合、すぐにデビットカードを発行してくれる。これはキャッシュカードと兼用で、クレジットカードの代わりにもなるもの。クレジットカードとの違いは、お店などで使うとき決済が瞬時に行われる(借金扱いではない)ので、残高が足りないとはねられること。
基本、カード払いができるところではどこでも使えるので、便利だ。
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ちなみに、銀行口座を開いていないが、小切手払いが必要なときは、Money Order、すなわち為替を作るという手がある。これはコンビニやスーパー、ウォールマートなどで簡単に作れる(ちょっとだけ手数料がかかる)。
カード払いだとものすごい手数料を取られるような場合(1000ドルの家賃を払うのに50ドル取られることも!)、キャッシングしてMoney Orderを作った方が安いこともある。
ちなみに、カード払いだと手数料を取られるケースというのは家賃や公共料金の支払いなどで多い。支払いを受けた側がカード会社に手数料を支払うためだ。
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逆にクレジットカード会社は手数料を稼ぐために、カードの保有者ができるだけカードを使うようなおまけを用意する。
日本でも最近増えてきたが、こちらではもっと露骨で、キャッシュバックが最低1%。2%や3%のところもある。
留学や駐在などでこちらに住み始めたばかりの頃は、アメリカでの信用情報(credit history)がないので、カードを申請しても発行されないかもしれない。
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私の場合、前回の滞在では銀行にソーシャル・セキュリティ・ナンバーを登録しなかったので(カード発行に挑戦しなかったし)、残念ながら信用情報がゼロの状態。
まあ、がんばって信用情報を積み上げても帰国したら関係ないか(^^;
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