予告編を映画館で見て気になっていた、"Kubo and the Two Strings"を映画館で見てきた。
舞台がなんと日本!
レビューを見ていると、ヒットはしなかったが、芸術的に評価の高い作品で、なんと3DCG全盛の今、ストップモーションで作られている。
制作はアメリカの会社ライカ。「コララインとボタンの魔女」や"The Boxtrolls"といったストップモーション作品を作ったところだ。
我が家では、二年前に"Box Trolls"を映画館で見ている。コララインはDVDを借りたものの、怖くて駄目だった。どちらも、とにかく雰囲気が独特で日本のアニメとは対極にある感じ。
今回見たKuboは、コメディも混じっているが、基本はおどろおどろしいスリリングな展開。幼児連れの家族が一組、途中で退散していた(^^;
日本文化をしっかり作り込んであって、折り紙に侍はもちろん、お盆が舞台となって、盆踊りまで出てくる。
キャラクターの振る舞いが一部アメリカ人的なので、日本人の我々には少々違和感が残るが、たいしたことはない。
よくぞここまで異文化を研究したな、と感心するほど。
なおは、実は最近ストップモーション・ムービーの自作に凝っているので、こんな作品が作れるということにびっくりしていた。
最後にメイキングの様子を少し映してくれていて、ごっついロボットを電動で動かしながら撮影していく様子を見せてくれたのが、素敵だった。
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コララインは少し展開が怖すぎるが、The Boxtrollsの方はアクション活劇になっているので気楽に楽しめる(一部映像がキモいが)。
ライカのアニメは、日本のアニメやディズニーアニメだけでなく、もっと幅広い映像表現に触れたい、という方にはお勧めだ。
BOXTROLLS
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